アギーレが求める「走り」の変革!走行距離よりも強度とデュエル
新指揮官ハビエル・アギーレ監督が練習場パテルナで選手たちに強く叩き込んでいるのは、単に走行距離を伸ばすことではなく「より速く、より賢く、高い強度で走ること」です。
Sofascoreのデータによると、第7節終了時点でのバレンシアの1試合平均走行距離は90.93kmでリーグ10位となっています。首位のエルチェ(105.61km)やバルセロナ(104.64km)などの上位陣とは10km以上の大きな開きが存在します。しかし、アギーレ監督とコーチ陣が重視しているのは総走行距離ではなく、高強度での移動距離、スプリントの回数と距離、最高速度、急速な加速・減速、手短な時間での連続高負荷運動の反復能力です。
さらに、チームの戦術的アグレシッブさを示すファウル数においても、バレンシアは累計74回でリーグ11位にとどまっており、トップのエスパニョール(120回)やヘタフェ(103回)に比べて大人しい数字となっています。マイボールにした球際の競り合い数も306回でリーグ17位、空中戦デュエル勝利数15位、地上デュエル勝利数12位と、強度の不足がスタッツにも顕著に表れています。アギーレ監督は10月11日のレーシング・サンタンデール戦に向けて、物理的なフィットネス向上と同時に球際での激しさを取り戻す改革を進めています。 (via Superdeporte)