新スタジアムの最新建築スペックと365日稼働の事業計画

ノウ・メスタージャの工事は、2027年8月の完成期日まであと11ヶ月と迫る中で予定通り順調に進行しています。最大の節目となる屋根の引き上げ作業は10月末に予定されており、高さ36メートル、重量30トンにおよぶ50本の巨大な柱が、ピッチやスタンドの視界を遮る支柱を一切置かない先進構造の屋根をしっかりと支える計画となっています。

スタジアムの構造面では、ピッチの高さが地上から9.2メートル下に配置され、観客席はすり鉢状(ボウル型)の立体デザインが採用されます。スタンドの傾斜角は現在のメスタージャ(45度〜46度)よりも緩やかな36度に設定され、観戦の快適性と視認性が大幅に向上します。最上階となる3階席(Grada Alta)だけで30,000人を収容するスケールを誇り、サイドのタワーからアクセスする構造となります。

応援スタンド(Grada de animación)はセクター116から119に配置され、収容人数が従来の1,800席から2,235席へと大幅に拡大されます。一方でアウェイサポーター席は3階席に完全分離して配置されます。さらに、スタジアムを年間365日稼働させる事業計画として、記者会見場を各種イベントに対応できる多目的オーディトリアムとして活用するほか、ピッチを見渡せるテラス付きレストラン2店舗の通年営業、夏季の大型コンサートの誘致などが盛り込まれています。なお、工事中に発掘された貴重な埋蔵文化財は、ベニカラップ・スポーツセンターへと続く歩道スペースに展示される予定です。 (via Superdeporte)