【今回のラインナップ】

 

✅ チャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン戦とチュアメニの代役問題 [第1戦の敗北と、出場停止となるチュアメニの代わりを務める選手の選考について]

 

✅ アルバロ・カレーラスのパフォーマンスへの厳しい評価 [バイエルン戦での低調なプレーにより、メディアやOBから辛辣な批判を浴びる]

 

✅ ラウール・アセンシオとアルベロア監督の確執と和解 [起用法への不満と練習欠席から生じた対立が、チームへの謝罪により決着]

 

✅ マルクス・バッベルによるクラブとヴィニシウスへの痛烈な批判 [元バイエルン選手が、レアル・マドリードのスポーツマンシップに欠ける態度を非難]

 

✅ マルセロが語る過去の対戦相手とロベルト・カルロスへの感謝 [最も守備が困難だったのはメッシであり、カルロスのサポートがキャリアの鍵だったと回顧]

 

✅ 16歳の神童シェリフがカスティージャでデビュー [エンゴロ・カンテに例えられる若き逸材がオールド・トラッフォードで公式戦デビュー]

 

✅ ベルナベウでの全裸ファン乱入とスタンドでの散髪騒動 [試合前後のスタジアムで起きたシュールな出来事と、ファンの怒り]

 

✅ ベルナベウ周辺での人種差別チャントに対するファンの見解 [一部のファンによる人種差別的な行動を、多くのマドリディスタが全会一致で非難]

 

■【チャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン戦とチュアメニの代役問題】

 

サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ準々決勝の第1戦で、レアル・マドリードはコンパニ監督率いるバイエルン・ミュンヘンに1-2で敗北を喫しました。準決勝進出をかけた第2戦は4月15日の水曜日21時からミュンヘンのアリアンツ・アレーナで行われます。この大一番に向けて、アルベロア監督はイエローカードの累積で出場停止となるチュアメニの代役を探す必要に迫られています。ミリトン、ベリンガム、そして回復が間に合えばメンディの先発は確実と見られています。順当に行けばカマヴィンガがチュアメニの代役を務めることになりますが、彼は戦術的な信頼性に欠けており、マジョルカ戦でのパフォーマンスも厳しく指摘されています。別のオプションとして、バルベルデを右サイドから中央へ移してチアゴとダブルボランチを組ませ、両サイドにベリンガムとアルダ・ギュレルを配置する形も検討されています。さらに、ボールの配球に優れ守備面でも大きく貢献できるセンターバックのフイセンをピボテに抜擢するという、少し常軌を逸したとも思える大胆な策も浮上しており、決して除外できない選択肢となっています。(via Mundo Deportivo / MARCA / AS)

 

■【アルバロ・カレーラスのパフォーマンスへの厳しい評価】

 

左サイドバックの強化のために、ベンフィカから5000万ユーロを支払って獲得されたアルバロ・カレーラスですが、そのパフォーマンスは非常に不安定です。メンディとフラン・ガルシアでは納得できなかったクラブが白羽の矢を立てましたが、今季はチームの47試合中35試合に先発しているものの、地位を確立するには至っていません。バイエルンとの第1戦では、マイケル・オリセのスピードに完全に翻弄され続けました。46分にはハリー・ケインのゴールに直結する痛恨のボールロストを犯しています。フランスのL'Equipe紙は『オリセに何度スピードで抜かれ、目を回されたか数え切れない。46分のケインのゴールにつながるボールロストの責任がある』と断じました。元フランス代表のナスリ氏もCanal+で『今夜、彼は寝ている間にオリセの名前を叫ぶだろう。カレーラスはそのことで悪夢を見るはずだ』と語りました。Sky Sportも『すべてを要約する画像は、カレーラスが助けを求めて見回している姿だった。しかし助けは来なかった。彼一人でオリセに対処することはできなかった』と報じています。守備ではメンディに劣り、攻撃ではフラン・ガルシアほどの鋭さがないとされており、クラブ内やアルベロア監督周辺でさえも、来週水曜日の第2戦にメンディの復帰を祈る声が高まっています。フラン・ガルシアの起用を求める声も上がっています。一方で、アルベロア監督は試合後、『彼は世界最高の選手の一人と対峙した。そういう選手と対戦するのは簡単ではない。アルバロへの私の信頼は変わらないし、彼はこの試合から学ぶだろう』と彼を擁護しました。(via SPORT / MARCA)

 

■【ラウール・アセンシオとアルベロア監督の確執と和解】

 

ラウール・アセンシオとアルベロア監督の間に生じた深刻な緊張関係が、一つの結末を迎えました。事の発端は3月11日のチャンピオンズリーグ、マンチェスター・シティ戦でのスタメン落ちです。アセンシオは直前のセルタ戦で、頸部の強い打撲や脛骨の亀裂骨折を抱えながらも、ミリトンやアラバが負傷し、フイセンが出場停止という危機的状況でリュディガーと共にプレーし、無理を押してチームに貢献したと考えていました。しかし、シティ戦でアルベロア監督がフイセンを起用したことに不満を抱き、監督を責めました。さらにその後のエルチェ戦当日、朝の活性化セッションの直前にアセンシオは医師を伴って監督のオフィスを訪れ、軽度の筋肉の違和感を理由にプレーできないと伝えました。この直前の離脱により、シティ戦の第2戦に向けて休養予定だったリュディガーが急遽出場を余儀なくされ、膝に不安を抱え出場時間を管理しているリュディガーも激怒しました。アルベロア監督はアセンシオの態度を重大な規律違反とみなし、エルチェ戦、シティ戦第2戦、マドリードダービーで彼を招集外としました。遅刻したトレントをダービーでベンチに置くなど規律に厳しいアルベロア監督は、アセンシオに対してチーム全体の前での謝罪を要求しました。最初は『誰か何か言いたいことはあるか?』という問いかけに下を向いて謝罪を拒否したアセンシオですが、欠場が続く中で夜遊びの噂まで浮上する事態となり、ついに折れてロッカールームでチームメイトに謝罪しました。これにより、マジョルカ戦とバイエルン戦でリストに復帰しましたが、出場機会は与えられていません。(via MARCA / SPORT)

 

■【マルクス・バッベルによるクラブとヴィニシウスへの痛烈な批判】

 

元バイエルン・ミュンヘンのマルクス・バッベル氏が、Sky Sportのインタビューで近年のレアル・マドリードが放つイメージに対して深い不快感を表明しました。彼は『非常にスポーツマンシップに反する振る舞い』を感じると述べ、『彼らが他の誰よりも上にいると考えているようで、全く共感できない』と厳しく批判しました。特にヴィニシウスJrについては、『彼がサッカーをするのを見ると才能を感じる。しかし、アクションのたびに倒れて14回も転がるのを見ると、全く好きになれない』と強い拒絶反応を示しました。さらに、バロンドールを巡るクラブの対応についても、『もし自分たちの選手がバロンドールを獲れないなら、クラブとしてイベントに行かずボイコットする。それは他のすべての人に対する敬意を欠いていると思う』とフロレンティーノ・ペレス会長の姿勢を非難し、『そのため、クラブは私からの敬意をすっかり失ってしまい、今では信じられないほど嫌な存在になっている』と切り捨てました。(via SPORT)

 

■【マルセロが語る過去の対戦相手とロベルト・カルロスへの感謝】

 

レアル・マドリードで546試合に出場し、ベンゼマに次ぐクラブ史上2番目の外国人選手出場記録を持ち、5度のチャンピオンズリーグ制覇、6度のリーグ優勝、3度のUEFAスーパーカップ、4度のクラブワールドカップ、2度のコパ・デル・レイ、4度のスーペルコパ・デ・エスパーニャなど数々のタイトルを獲得したマルセロが、ロマーリオのYouTubeチャンネルで自身のキャリアを振り返りました。彼が唯一獲得できなかったタイトルはワールドカップであり、2014年のドイツ戦での1-7の敗北をキャリア最悪の試合とし、『ネイマールの負傷は痛手だった。彼らは非常によく組織され、素晴らしいプレーをした。起きたいと願う悪夢のようだった』と回顧しています。彼は数々のスター選手とプレーしてきましたが、最も守備が難しかった相手としてリオネル・メッシの名前を挙げ、チームメイトであったクリスティアーノ・ロナウドよりも守備が困難だったと明かしました。『メッシは信じられない選手だった。今でも彼を探している。彼の方が技術的で、試合のあらゆる局面とポジションを理解していた。ボールが来るときにどこに位置すべきか知っている。チームメイトが近づいてくるときにどこへ動くべきかも知っている』と称賛しています。また、マドリー加入時に親身になってサポートしてくれた同胞のロベルト・カルロスについても言及し、彼が自分と家族の到着を助けてくれたことがプロとしてのキャリアにおいて非常に重要な瞬間だったと感謝を述べています。(via SPORT)

 

■【16歳の神童シェリフがカスティージャでデビュー】

 

わずか16歳の若き才能、シェリフが驚異的なスピードでステップアップを果たしています。1年前にはメキシコのCadete Aに所属していましたが、その後フベニールAでのデビューやU-17スペイン代表への選出を経て、ついにレアル・マドリード・カスティージャでの公式戦デビューを飾りました。舞台はプレミアリーグ・インターナショナルカップのマンチェスター・ユナイテッド戦、会場はアイコニックなオールド・トラッフォードという大舞台でした。同僚や監督からはエンゴロ・カンテにちなんで「ミニ・カンテ」と呼ばれており、豊富な運動量とデュエルの強さ、ビルドアップで常に解決策を提供する能力が光る選手です。試合はイングランドのチームにわずか15分で2点を与えてしまいましたが、シェリフは中盤の底で年齢に似合わない成熟したプレーを見せて120分間フル出場し、延長戦の末にカストレロ、ブルーノ・イグレシアス、メソネロ、バロソのゴールで2-4の逆転勝利を収めました。アルカラ・デ・エナレス生まれの彼は、バルデベバスで大きな注目を集めており、落ち着いた対応が求められていますが、フベニールのカテゴリーはすでに彼には小さすぎるとの評価です。この試合では彼以外にも、オスカル・メサ(19歳)、マテオ・ガリード(16歳)、ルベン・マルティネス(18歳)、そしてゴールを決めたバロソ(18歳)といった若手たちもカスティージャデビューを果たしました。(via SPORT)

 

■【ベルナベウでの全裸ファン乱入とスタンドでの散髪騒動】

 

1-2で敗れたバイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦では、ピッチ外でも信じられないような出来事が発生しました。試合前、レアル・マドリードの選手バスがサンティアゴ・ベルナベウに到着した際、熱狂するファンの中に一人の全裸のサポーターが乱入するというシュールな事態が起きました。ファンの圧力で安全柵の一部が倒れるという混乱も発生し、一時は混沌としましたが幸いにも大事には至りませんでした。さらに試合のロスタイムには、スタンドで一人のファンが別のファンの髪を切り始めるという信じがたい光景が撮影され、SNSで瞬く間に拡散されました。この常軌を逸した行動や、クラブがそのような人々をスタジアムに入れることを許していることに対して、多くのマドリディスタが怒りの声を上げ、理解に苦しむという反応を見せています。(via Mundo Deportivo / MARCA)

 

■【ベルナベウ周辺での人種差別チャントに対するファンの見解】

 

ベルナベウのファンを対象に行われた「スペインは人種差別的な国か?」というアンケートにおいて、世代や国籍、性別を問わず様々な意見が寄せられました。「全くそうではない」という声から「非常に人種差別的」という声まで意見は分かれましたが、「国が人種差別的というよりも、大きな騒ぎを起こす少数の人種差別主義者がいる」という見解が多数を占めました。しかし、火曜日にベルナベウの周辺で繰り返されたエスパニョール戦(RCDEスタジアム)での悲しい人種差別チャントに関しては、アンケートに参加したすべてのファンが全会一致で強く非難する姿勢を示しています。(via MARCA)

 

【本日の総括】

 

チャンピオンズリーグでの手痛い敗戦に加え、主力選手の出場停止やパフォーマンス問題、さらにチーム内外での不協和音や騒動など、多くの課題が浮き彫りになった一日でした。第2戦での逆転に向け、チームの団結力が試されています。