ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の続投が決定的に

コパ・デル・レイ優勝という歴史的なシーズンを終えたレアル・ソシエダは、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の続投に向けて最終調整に入っている。セルヒオ・フランシスコやイマノル・アルグアシルの長期政権による不確実性が漂っていた昨年12月末、アメリカ人指揮官であるマタラッツォが就任し、チームに新たな風を吹き込んだ。休む間もない過密日程の中での初挑戦だったが、見事にチームを立て直し、タイトル獲得という夢のようなシナリオを完結させた。

エリック・ブレトスSDは、夏のバカンス期間中にマタラッツォ監督と会談を行い、メディア向けの朝食会で両者が契約延長に向けた意思を持っていることを明言した。現行契約は2027年6月30日までとなっているが、クラブ側は関係をさらに延長したい考えだ。ブレトスSDは『我々はリノ(マタラッツォ監督)にとても満足している。一緒に仕事をするのが好きな監督であり、我々には未来があると実感しているからこそ、契約延長について話し合っている。彼と仕事を続けたいし、彼も我々と共にここにいたいと伝えてくれている。我々の未来を託す監督はすでに決まっているんだ』と全幅の信頼を語っている。(via ElDesmarque)

新ストライカー候補にウーゴ・カイパースが浮上

来季に向けたセンターフォワード探しにおいて、シカゴ・ファイアーに所属する29歳のベルギー人FWウーゴ・カイパースが有力なターゲットとして浮上している。カイパースは現在進行中のMLS(メジャーリーグサッカー)で、11試合13ゴールという驚異的なペースで得点を量産しており、リオネル・メッシ(12ゴール)やペタル・ムサ(12ゴール)を抑えて得点ランキングのトップを走っている。

今季リーグ戦で15ゴールを挙げたミケル・オヤルサバルの負担を軽減し、得点力を分担できる相棒の獲得はクラブにとって急務である。さらに、コパ・デル・レイ優勝によって来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得しているため、3つのコンペティションを戦い抜くためのターンオーバー要員としても計算されている。カイパースは2024年にヘント(90試合51ゴールを記録)からシカゴ・ファイアーに加入した実績があり、欧州での決定力も折り紙付きだ。(via Mundo Deportivo)

元所属のマルティン・スビメンディ、W杯スペイン代表での批判を一蹴

スペイン代表としてW杯に参加している元レアル・ソシエダで現在アーセナルに所属するマルティン・スビメンディが、初戦のカーボボデ戦(0-0)で出番がなかったものの、第2戦サウジアラビア戦に向けた記者会見に出席し、メディアからの批判に堂々と反論した。スペインの中盤がプレーのテンポを遅くしているという指摘に対し、『その議論には驚いているよ。スペインの持つ中盤がプレーを遅くすることなんてない。僕たちは非常に流動的で、1タッチや2タッチでプレーできる能力を持った選手たちだ』と不満を一蹴した。

さらに、批判の的となった同ポジションのロドリについても『彼がマンチェスター・シティやスペイン代表でどれだけの価値があるかは、すでに彼自身が証明している。彼を責めることなんてできない。もちろん彼にももっと良いプレーができた試合はあったかもしれないが、彼を非難することはできないよ』と擁護している。

チームの現状については『チームの状態は良いし、やる気に満ちている。初戦の後は少し悲しかったけれど、すでに気持ちを切り替えて自信を持っている。素晴らしい試合ではなかったけれど、すごく悪かったわけでもない。これまでの長い道のりを共に歩んできたし、状況を好転させられることはすでに証明している』と前を向いた。

また、ミケル・アルテタ監督の元、アーセナルでチャンピオンズリーグ決勝に進出し、プレミアリーグのタイトル争いを演じた過酷なシーズン疲労についても言及。『試合数が多く、いくつかの瞬間で疲労を感じたことはあった』と認めつつも、『ただ、フィジカル面が問題だったとは言わない。課題はアタッキングサードでの流動性とフレッシュさ、そして正確さと繊細さにある』と冷静に分析した。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督からは絶大な信頼を寄せられていると語りつつ、ロドリのようにバロンドール候補になる可能性を問われると『それを獲るには、まだまだ先の話だね』と謙遜している。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

ミケル・オヤルサバル、サウジアラビア戦で「偽9番」として先発予想

2022年のカタールW杯を大怪我で欠場したミケル・オヤルサバルにとって、今大会はキャリア初のW杯の舞台となっている。しかし、カーボボデとの初戦では最初の30分間ボールに一切触れることができないという、彼らしからぬ厳しい船出となった。それでも、続くサウジアラビア戦では「偽9番」として最前線で先発起用されることが確実視されている。

レアル・ソシエダのレジェンドであり、今季のコパ・デル・レイ優勝キャプテンでもあるオヤルサバルは、決勝戦という大舞台での圧倒的な勝負強さを持っている。これまでプロキャリアでプレーした6つのエリートレベルの決勝戦すべてでゴールを決めており、レアル・ソシエダでの2度のコパ・デル・レイ(2020年、2026年)、スペイン代表での2度のネーションズリーグ(2021年、2025年)、東京オリンピック決勝、そしてスペインに3度目の栄冠をもたらした2024年EURO決勝(ベルリンでの歴史的ゴール)と、その記録は圧巻の一言。代表チームは、彼が本来の得点とアシストの感覚を取り戻すことを強く期待している。(via MARCA / SPORT)

ミケル・メリーノ、コンディションは向上も先発には至らず

スペイン代表のミケル・メリーノは、フィジカルのコンディションを徐々に上げているものの、サウジアラビア戦でスタメンに名を連ねるにはまだ調整が足りていない状態にある。初戦のカーボボデ戦から中盤のテコ入れが噂される中、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督のオプションの1つとしてベンチから出番をうかがうことになりそうだ。(via SPORT)

DF陣の補強にラウタロ・リベロ(リーベル・プレート)と接触

ドゥイェ・チャレタ=ツァルの退団に伴い、最終ラインの補強を目指すレアル・ソシエダは、リーベル・プレートでブレイク中の22歳の若手センターバック、ラウタロ・リベロに関心を示している。アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督からも高く評価されており、W杯の最終メンバー入り目前まで迫った実力者だ。同じくスペインのレアル・ベティスも獲得を狙っており、直接的な話し合いを進めているが、レアル・ソシエダもすでにリベロ側とのコンタクトを開始しており、獲得レースに参戦している。(via Estadio Deportivo)

メキシコ代表GKコーチ、ホセバ・イトゥアルテ氏の「ラ・レアル愛」

ラサルテ出身で、現在W杯でメキシコ代表のGKコーチを務めているホセバ・イトゥアルテ氏が、将来的なレアル・ソシエダでの指導を熱望している。『私の最大の夢はレアル・ソシエダで働くこと。これまでの人生でずっとそう考えてきた。選手になりたかったし、カテゴリーは問わず常に監督になりたいと思ってきた。ラ・レアルのエンブレムを身につけられるなら、それだけで幸せだ』とクラブへの深い愛を告白した。

今季のコパ・デル・レイ優勝も、遠く離れたメキシコの地から熱狂的に見守っていたという。『本当に楽しかった。ここメキシコで、バスク人たちに囲まれてその瞬間を祝ったんだ。ここにはバスク系の人々からなる大きなコミュニティがあるからね』と喜びを語った。さらに、アメリカ滞在中に同じ「イトゥアルテ」という名字を持ち、祖父がムトリク出身だという男性と出会い、遠い親戚かもしれないと笑い合う心温まるエピソードも明かしている。(via Mundo Deportivo)

来季のセグンダ、レアル・ソシエダBがプロリーグに参戦する数少ないBチームに

セルタ・フォルトゥナが昇格プレーオフを勝ち抜き、クラブ史上初となるセグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ・ハイパーモーション)への昇格を決めた。これにより、来シーズンのスペインのプロリーグ(1部および2部)において、2つのチームを送り込むことができるのはセルタとレアル・ソシエダのみとなる。レアル・ソシエダB(サンセ)は、プロリーグという非常に厳しい環境の中で戦う数少ないリザーブチームとして、来季も若手育成と結果の両立に挑む。(via SPORT / MARCA)

【本日の総括】

マタラッツォ監督の続投が決定的となり、カイパースやリベロといった新戦力の噂も具体化するなど、来季の陣容固めが着々と進行中。W杯ではオヤルサバルとスビメンディが中心選手として重圧と戦っており、Bチームのセグンダでの立ち位置も含め、クラブ全体がポジティブな方向へ前進しています!