【今日のラインナップ】
✅ CLニューカッスル戦プレビューと遠征および招集メンバー情報
✅ ラミン・ヤマルの絶好調と歴史的記録、そしてデビューパンツの行方
✅ アタッカー陣の現状と課題、ラッシュフォードの完全移籍決定
✅ 中盤の要マルク・ベルナルの台頭とガビの帯同
✅ バルサ次期会長選挙:フォント陣営のスポーツ・女子部門プロジェクト
✅ 夏の移籍市場に向けた補強ターゲット(シウバ、セネシ、ヴスコヴィッチ)
✅ カンテラ&Bチーム情報(ハムザのデビュー、Bチームの劇的同点劇、元カンテラ選手の証言)
✅ カルレス・ミニャロ医師の逝去から1年
■【CLニューカッスル戦プレビューと遠征および招集メンバー情報】
試合は火曜日の現地時間21時にセント・ジェームズ・パークで開催される。チームはサン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦の後、疲労回復と移動のストレスを軽減するためにバルセロナには戻らず、ビルバオで一泊した。その後、日曜日の11時30分にチャーター機で直接ニューカッスルへと移動した。
滞在先はニューカッスル中心部から約30km離れたゴルフ場併設の豪華施設、マフテン・ホール・ホテル・ゴルフ&スパである。到着時、ガビはホテルの外観を見て『ホグワーツみたいだ。ハリー・ポッターか何かなの?本当にカッコいい』と驚きを口にした。チームは日曜午後にホテル内でアクティベーションとケアを行い、月曜午後にスタジアムで最終調整を行う。
ニューカッスルのエディ・ハウ監督は『クラブの歴史上最も大きな試合がすぐにやってくる。我々はこれまでチャンピオンズリーグでこのような立場に立ったことがない。サポーターにも我々と同じように感じてもらう必要がある。このラウンドを突破するためには、今シーズンまだ見せていないレベルにパフォーマンスを引き上げるエネルギーを見つけなければならない』と意気込みを語っている。
試合の主審はイタリアのマルコ・グイダ、VARはダニエレ・キッフィが担当する。グイダは2023-24シーズンのグループステージ、アントワープ戦で一度だけバルサの試合を裁いており、その試合はセルジ・ロベルトの退場騒動などもあり3-2で敗れている。
招集メンバーは以下の通りである。
ゴールキーパー:ジョアン・ガルシア、ヴォイチェフ・シュチェスニー、ディエゴ・コチェン。
ディフェンダー:ジョアン・カンセロ、ロナルド・アラウホ、パウ・クバルシ、エリック・ガルシア、ジェラール・マルティン、アルバロ・コルテス、シャビ・エスパルト。
ミッドフィールダー:ガビ、ペドリ、マルク・カサド、マルク・ベルナル、フェルミン・ロペス、ダニ・オルモ、トミー・マルケス。
フォワード:ラミン・ヤマル、ハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキ、フェラン・トーレス、マーカス・ラッシュフォード、ルーニー・バルドグジ。
負傷により、ジュール・クンデ、アンドレアス・クリステンセン、アレハンドロ・バルデ、フレンキー・デ・ヨングは引き続き欠場となっている。
(via SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque)
■【ラミン・ヤマルの絶好調と歴史的記録、そしてデビューパンツの行方】
ラミン・ヤマルは18歳にしてキャリア最高の状態でチャンピオンズリーグの決勝トーナメントを迎えている。サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦では、ペドリのパスをエリア内で受け、ウナイ・シモンの手の届かない右上隅へ見事なシュートを決めてチームを勝利に導いた。
この得点は今シーズン19ゴール目であり、昨シーズンの18ゴールを上回り自己ベストを更新した。また、プレベンハミン時代から数えてバルサのユニフォームを着て決めた通算400ゴール目であり、プロ通算50ゴール目(バルサとスペイン代表の合計)という記念すべきゴールとなった。今季は19ゴール14アシストを記録し、MVPも8回獲得してチーム内で圧倒的な存在感を放っている。バルサ公式は「ゴールとは言わない、ラミンと言え」と表現している。
英国メディアのBBCやThe Guardianもこの活躍を絶賛しており、The Guardianは「美しさと競技の重みの理想的なブレンド」と評価している。デンベレの不調やエンバペの負傷離脱もあり、今バロンドールの投票があれば彼がトップに立つと言っても過言ではないと評されている。イングランドの地でのプレー経験はチェルシー戦での1度のみであり、今回のニューカッスル戦は彼の才能を証明する絶好の機会となる。
一方で、彼が2023年4月29日のベティス戦で15歳9ヶ月16日という若さでデビューした際に着用していた背番号41のパンツが、ドイツのケルンに住む親子のファンによって10万ユーロ以上で販売されている。このファンは『これらのパンツは彼のデビュー戦のものだ。彼が15歳の時に履いていたものだ。10万ユーロで売る。それ以下では売らない。ラミンは歴史上最高の選手になる』と語り、彼がメガクラックの最初のカードも所持していることを明かした。
(via SPORT)
■【アタッカー陣の現状と課題、ラッシュフォードの完全移籍決定】
現在、チームのアタッカー陣はそれぞれ異なる状況にある。フェラン・トーレスは1月31日のエルチェ戦を最後にゴールがなく、2026年に入ってからはスーペルコパ、コパ・デル・レイ、リーガで各1ゴールの計3ゴールにとどまっている。今季全体では19ゴールを挙げているものの、深刻なゴール日照りに陥っている。
ハンジ・フリック監督は『センターフォワード、つまり9番の選手はゴールで評価される。現在のフェランは以前持っていたような自信を欠いているが、我々はその点に取り組んでいる。彼がすべてを試すことが重要だ。彼は良いダイナミズムを持っており、スピードもある。少し運に見放されており、自信を失っている。我々は彼を助けなければならない』と擁護し、サポートを約束している。
37歳となったロベルト・レヴァンドフスキも2026年は13試合で4ゴールと苦しんでおり、マスクを着用してプレーしている中で、キャリアで初めてベンチに座る機会が増えている。ダニ・オルモは様々なポジションへの適応に苦労しており、サン・マメスでの交代時には自身への怒りを露わにしていた。ハフィーニャは負傷による2度の離脱で自信を失っている状態だ。
一方で、マーカス・ラッシュフォードは今季10ゴール13アシストを記録し、フリーキックやコーナーキックのキッカーとしても大きな影響力を持っている。彼はニューカッスルを相手に16試合で7ゴールを記録しており、9月にセント・ジェームズ・パークで行われた試合でも2つのゴラッソを決めて勝利に貢献した。クラブは彼を完全移籍させるためにマンチェスター・ユナイテッドに3000万ユーロの買い取りオプションを行使する決定を下している。
(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)
■【中盤の要マルク・ベルナルの台頭とガビの帯同】
フレンキー・デ・ヨングの負傷以降、マルク・ベルナルがチームの中心として確固たる地位を築いている。コパ・デル・レイのアトレティコ・マドリード戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた彼は、ハンジ・フリック監督の信頼を完全に勝ち取った。クンデとバルデの負傷によりエリック・ガルシアを6番に配置する選択肢が難しくなったこともあり、ニューカッスル戦での先発が確実視されている。
ビルバオ戦では胃の不調により45分間のみのプレーとなったが、前半だけで31本中30本のパスを成功させ、そのうち11本は敵陣でのものだった。さらに8回のデュエルのうち5回に勝利し、空中戦は勝率100パーセント、3回のボール奪取も記録した。ニューカッスル戦には万全の状態で臨む予定だ。
また、ニューカッスルへの遠征メンバーにはガビも含まれている。ガビは祖母の訃報により土曜日のビルバオ遠征には同行できず、日曜日の夜に合流する予定だったが、チームのチャーター機で共に移動した。フリック監督は『彼はチームと一緒に旅行するが、まだ出場はしない。彼はさらに一歩前進した。この遠征の後、より早く復帰できるかもしれない』と状況を説明している。
(via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
■【バルサ次期会長選挙:フォント陣営のスポーツ・女子部門プロジェクト】
3月15日に予定されている次期会長選挙に向けて、3月9日の午前9時からGrupo Godóの主催でホアン・ラポルタとビクトル・フォントによる初の討論会が開催される。
ビクトル・フォント率いるNosaltres陣営は、選挙に勝利した場合、デコをスポーツディレクターとしては残さず、カルレス・プランチャルト、アルベルト・プッチ、フランセスク・コスの3人体制でスポーツ部門を統括すると発表した。
アルベルト・プッチは『我々のコンセプトは非常に明確で、ラ・マシアの選手たちを世界最高の選手たちで補完することだ。バルサはすべてのタイトルを争う義務がある。ラ・マシアの選手の数は正確な数字ではなく、世代やポジション、そして世界最高の選手を獲得する能力に依存する。割合の問題ではなく、バランスの問題だ』と説明した。
カルレス・プランチャルトは補強方針について『現在、バルサの9番としてヴラホヴィッチを獲得するという話が出ている。すべての敬意を払って言うが、はるかに優れた記録を持つ選手は他にもたくさんいる。ゴール数、期待ゴール数、出場時間あたりのゴール頻度などのデータを見れば、我々のチームにいるフェラン・トーレスやレヴァンドフスキの方が彼よりもはるかに優れた記録を持っている。それなのになぜ彼と契約するのか。契約が切れてフリーで来るからだ。もしそれがスカッドの計画や選択における優先事項であるなら、我々は間違っている』と厳しく指摘した。陣営は選挙前にファンをワクワクさせるような大型補強のターゲットを発表する準備を進めている。
また、フォント陣営は女子スポーツをクラブの中心的なプロジェクトに据え、全セクションに女子チームを創設し、ラ・マシアの女子部門を強化する計画も発表した。役員会には全体の30パーセントを超える4人の女性(ジェンマ・アマト、ジョアナ・バルバニー、パオラ・マスフロイ、マリア・テレサ・アンドレウ)を起用するとしている。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
■【夏の移籍市場に向けた補強ターゲット】
クラブは来夏の移籍市場に向けて複数の選手をリストアップしている。長年ホアン・ラポルタ会長が熱望しているマンチェスター・シティのベルナルド・シウバ(31歳)は、クラブとの契約を更新する意思がなく、フリーで退団する可能性が高い。ベンフィカやサウジアラビアのクラブも彼を注視しているが、バルサにとっても絶好の機会となる。
ディフェンスラインの補強としては、ボーンマスに所属する左利きのアルゼンチン人センターバック、マルコス・セネシが浮上している。ボーンマスのスポーツディレクターであるティアゴ・ピントは『セネシは来年6月にフリーエージェントとなり、契約満了をもって公式にクラブを離れる。来シーズンのチームの構想から外れる』と明言した。ユベントスが年俸を大幅に引き上げた4年契約を提示しているが、セネシ本人はバルサの動きを待っており、3年か4年の契約で年俸400万から500万ユーロに出来高を加えた条件を望んでいる。
また、トッテナムが保有し、現在はハンブルガーSVにレンタル中の19歳のクロアチア人センターバック、ルカ・ヴスコヴィッチも候補に挙がっている。彼の代理人はハンジ・フリックやレヴァンドフスキと同じピニ・ザハヴィである。ザハヴィは『彼はまだハンブルガーSVと契約しており、そこに集中しているため、現時点ではコメントできない。レンタルが終了し、正式にトッテナムに戻る2ヶ月後には新たな情報を提供できるだろう』と語った。トッテナムは彼を5900万ユーロ以下で手放すつもりはない。クラブはパウ・クバルシとエリック・ガルシアを不可侵の存在としており、ジェラール・マルティンやロナルド・アラウホの状況次第で最終的な判断を下す。
(via ElDesmarque, Mundo Deportivo, SPORT)
■【カンテラ&Bチーム情報】
フベニールA(U-19)では、エジプト人ストライカーのハムザ・アブデルカリム(18歳)がウエスカ戦で待望の公式戦デビューを果たした。労働許可の手続きでエジプトに一時帰国していた彼は、水曜日にバルセロナに戻り、金曜日に遠征へ同行した。身長190cmを超える体格を活かし、背番号9を背負って先発出場。69分にはサイドからのクロスを頭で合わせて初ゴールを記録した。後半には自らの動きでペナルティキックを獲得する活躍も見せたが、アドリアン・ゲレーロがパネンカを試みて失敗した。ハムザは73分に交代し、試合は2-2の引き分けに終わったが、チームはエスパニョールに2ポイント差をつけて首位を維持している。
フリアノ・ベレッチ監督率いるバルサ・アトレティコは、ヨハン・クライフ・スタジアムでアトレティコ・バレアレスと対戦し、1-1で引き分けた。64分に相手のモリージョに先制を許し苦しい展開となったが、後半アディショナルタイムの92分に相手のハンドで得たペナルティキックをキャプテンのブライアン・ファリーニャが確実に沈めて劇的な同点に追いついた。この試合ではウルグアイ人センターバックのパトリシオ・パシフィコが左センターバックとしてデビューを果たした。勝ち点42で現在4位につけ、プレーオフ圏内をキープしている。
また、カンテラ出身で現在はクルトゥラル・レオネサに所属するGKアルナウ・ラフスがインタビューに応じた。彼は『カサドとフェルミンとは同じ年に入団した。フェルミンは大学の同級生でもあり、毎日車で乗せて通っていた。当時彼はまだ小柄で、僕が彼を抱き上げている面白い写真がある。カサドはボールを持っている時だけでなく、持っていない時も非常に優れた選手だ。彼らがトップチームで活躍しているのを見て本当に嬉しい』と、かつてのチームメイトとの絆を語っている。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
■【カルレス・ミニャロ医師の逝去から1年】
3月8日は、FCバルセロナの医療チームの一員であったカルレス・ミニャロ医師が急逝してからちょうど1年の命日である。彼は2025年の3月8日、オサスナ戦の数時間前に亡くなり、その悲報を受けて試合は延期された。
クラブは『今日、3月8日はカルレス・ミニャロ医師が我々のもとを去ってから1年になる。常に我々の記憶の中にいる』と追悼のメッセージを発表した。彼は2017年にフットサル部門の医師としてクラブに加わり、その後男子トップチームの医療スタッフとして、リカルド・プルナ医師と共に選手の日常的なケアや怪我の予防に尽力した。ハンジ・フリック監督も彼について『日々の仕事やチームのバランスにおいて非常に重要なピースだった』とその功績を称えている。
(via SPORT)
【本日の総括】
ラミン・ヤマルの歴史的な活躍に牽引され、トップチームはCLニューカッスル戦という大一番に向けた準備を進めています。一方で会長選挙の討論会や夏の移籍市場を見据えた動き、そしてカンテラでの新星デビューなど、ピッチ内外で重要なニュースが目白押しの1日となりました。
