トップチーム移籍情報

ニューカッスルから25歳のウイング、アンソニー・ゴードンが今季最初の補強としてFCバルセロナに加入することが決定しました。イングランド代表としてニュージーランドとの親善試合に出場した後、彼は『子供の頃からこの場所に立つと言い続けてきた。バルセロナでプレーするだけでは満足しない。すべてを勝ち取りたい。ここから私のキャリアが始まる』と野心を語りました。また、今季マンチェスター・ユナイテッドからバルサにレンタル移籍している同胞のマーカス・ラッシュフォードから、ロッカールームの素晴らしい雰囲気や住む場所についてアドバイスを受けたことも明かしました。なお、バルサがラッシュフォードの3000万ユーロでの買取オプションを行使するかどうかは、6月15日までに決定される予定です。

一方で、マンチェスター・シティを退団しフリーエージェントとなった31歳のベルナルド・シウバの獲得に向けて、激しい争奪戦が展開されています。ポルトガル対チリの親善試合後、本人は『バルサ?それは私が持っている選択肢の1つだが、まだ決定は下していない。特定のクラブにサインしていない以上、そのクラブについて話すつもりはない。自分が本当に求められ、愛されていると感じるチームに行きたい。それが私にとって非常に重要だ。決定を下した日には必ず知らせる』とコメントし、W杯終了後に決断を下す姿勢を示しました。ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督は『彼のサッカーIQと技術なら、どんなシステムにも適応し、バルサに適合するのは間違いない』と太鼓判を押しています。バルサのデコSDとハンジ・フリック監督は獲得を熱望していますが、アトレティコ・マドリードのマテウ・アレマニーSDも彼の獲得を戦略的補強と位置付けて強い関心を示しており、さらにレアル・マドリードの次期監督候補とされるジョゼ・モウリーニョも自身のプロジェクトのために彼の獲得を要求していることが判明しています。バルサは彼に「真の優先事項」であると感じさせる必要があります。(via SPORT / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

ソシオ・アンケート結果

ソシオ300人を対象としたアンケート調査により、就任2年目でリーグ連覇とスーペルコパ優勝を果たしたハンジ・フリック監督に対して、平均8.65点の高評価が与えられました。全体の64%が9点(35.3%)または10点(29%)の「非常に優れている」という評価を下しています。新戦力では、エスパニョールから加入したGKジョアン・ガルシアが平均8.96点(10点が33.6%、9点が41%)と大絶賛されました。ジョアン・カンセロは7.56点、49試合で14ゴール12アシストを記録したマーカス・ラッシュフォードは7.17点を獲得。一方、コペンハーゲンから250万ユーロで加入したルーニー・バルドグジ(20歳)は平均5.9点に留まりました。

今季のチームMVPには、45試合で24ゴール18アシストを記録した18歳のラミン・ヤマルが38%の支持を集めて1位に輝き、2位にペドリ(35.6%)、3位にフェルミン・ロペス(10.33%、48試合13ゴール17アシスト)が続きました。

ロベルト・レバンドフスキ退団後のチームの補強ポイントとして、65.66%がストライカーの獲得を希望しています。新ストライカーの希望候補としては、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス(26歳)が36%の圧倒的な支持を集めてトップに立ちました。次いでジョアン・ペドロ(チェルシー)が30%、アーリング・ハーランドが5.66%、ハリー・ケインが3.66%、ビクター・オシムヘンが1.66%となっています。(via Mundo Deportivo)

トップチーム選手動向

ラミン・ヤマルが自身のYouTubeチャンネルでファンからの質問に答え、素顔を明かしました。試合中に手にしているテーピングの理由について『プレステをしていてテレビを叩いてしまい、指が腫れてしまったからテーピングをしている。ベンゼマのKB9みたいでかっこよくて気に入ったからそのままにしている』と告白しました。X(旧Twitter)のアカウントは持っておらず、TikTokのユーザー名「Ryanbuss19」の由来については、バルセロナのレストランでフランス人に名前を聞かれた際に『ライアン』と答えたパルチースのゲームから来ていると語りました。

デンベレのバロンドール受賞については『自分が獲ると思っていたが、彼が獲ってよかった。自分はまだ子供だったしバロンドールの本当の価値を理解していなかっただろう。彼には落ち込んでいる時に助けてもらい、とても仲が良い』と称賛しました。過小評価されている選手としてはジェラール・マルティン、ファビアン・ルイス、ミケル・メリーノを挙げました(一緒にいた母親はメリーノを選択)。さらに、ワールドカップで優勝した場合の公約として『3週間ひげと口ひげを伸ばし、100個のBeatsをプレゼントする』と宣言しました。ユーロ2024で学んだこととして『落ち着くこと。試合や大会は長いから、最初は悪くても良く終わる』と語り、試合中の言語については『ピッチではスペイン語、審判には「referee, yellow card」と英語とスペイン語を混ぜている』と明かしています。オフの日はパリでのサイクリングやキックボード、友達との飲み会を楽しんでいると語りました。

なお、元フランス代表のパトリス・エヴラは彼について『ラミン、君のことは大好きで申し訳ないが、私が全盛期に1対1で対戦したら彼を生きたまま食っていただろう』と冗談交じりに挑発しています。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque)

トップチーム選手動向

度重なる膝の負傷を乗り越えた23歳のペドリは、ハンジ・フリック監督の下でダブルピボットの一角(エリック・ガルシア、マルク・ベルナル、フレンキー・デ・ヨングらと組む)として全試合に出場し、守備面でも大きな成長を遂げました。スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとってもワールドカップに向けたキーマンであり、彼が第二の星を掴むための鍵を握っていると期待されています。

また、ダニ・オルモが関わる不動産プロジェクト「Perseida Renta Gestión SOCIMI」が、パリ証券取引所のEuronext Access市場に上場しました。アルバロ・ネグレド、コケ・アンドゥハル、マヌ・デル・モラル、ハビ・バラス、フアンホ・カマチョら元選手たちと組み、会社の74.59%の株式をコントロールしています。住宅開発を避け、スペインとポルトガルの商業・工業用不動産に投資する保守的で安定したモデルを採用し、バーガーキングやSupeco、ドイツ銀行、Ocalsurなどをテナントとして長期契約を結んでいます。(via SPORT)

カンテラ情報(Bチーム・フベニル)

トップチームで公式戦6試合(うち1試合先発)に出場し、チャンピオンズリーグのニューカッスル戦(セント・ジェームズ・パーク)でデビューを果たしたシャビ・エスパルトが、SNSで今季の振り返り動画を公開しました。『今シーズンは素晴らしかった。経験できたこと、仕事、共有したすべての経験にとても満足している。この色を常に守るために戦い続け、全力を尽くす時だ。私の人生の色で瞬間を加え続けるために』と語っています。アルバート・サンチェスからは「6番や8番でもプレーできる多才なモダンなサイドバックで、非常にサッカーが上手い」と評価されており、今後はプレシーズンでフリック監督にアピールしてトップチーム定着を目指すとともに、6月11日からのU-19欧州選手権に参加予定です。

また、バルサの下部組織に所属するGKアロン・ヤーコビシュヴィリが、フィンランドとの親善試合でハンガリーA代表史上最年少となる20歳3ヶ月でデビューを果たしました。63分から途中出場し、アディショナルタイムにトピ・ケスキネンのシュートを素晴らしいセーブで防いで2-1の勝利に貢献しヒーローとなりました。試合後には『子供の頃からの夢が叶った。プスカシュ・アレーナでプレーするのはすべての子供の夢だ』と喜びを爆発させました。昨季はアンドラにレンタルされていましたが、再びレンタル移籍する予定であり、すでに2つの重要なオファーが届いています。187cmの身長と足元の技術をフリック監督も高く評価しています。(via SPORT)

カンテラ情報(U-17・U-12)

U-17欧州選手権でスペイン代表は準決勝でイタリアにPK戦の末に敗れましたが、バルサの若き才能たちが躍動しました。特に16歳のエブリマ・トゥンカラはスペインで唯一全試合に先発し、1ゴール4アシストを記録して大会最優秀選手(MVP)に選出されました。圧倒的なフィジカルと打開力を持ち、今季すでに15歳でバルサ・アトレティクでデビューを果たしており、フリック監督率いるトップチームのプレシーズンに参加する予定です。その他、左サイドで深みを作り来季フベニルAに定着予定のジョルディ・ペスケルや、準決勝でプレーしたロベルト・トマスといったラ・マシアの逸材たちも高い評価を受けました。

ビジャレアルで開催されたU-12の大会「LaLiga FC Futures」では、ポル・コンベジェ監督率いるバルサはラウンド16でエルチェにPK戦の末に敗退しました。試合を完全に支配し、ジョエル・カバネスのシュートがポストを直撃するなど猛攻を仕掛けましたが、0-0で迎えたPK戦でエルチェのGKデニスにアルナウ・カサスとデスティニーのシュートをセーブされ、マルク・リベラのみが成功にとどまりました。しかし、大会を通じて最も魔法のようでエキサイティングな選手と称されたウゴ・ガルデアノや、100%ラ・マシアの「6番」と評されたマルク・リベラ、ビエル・チャベス、ペドリト・フアレスなどの活躍が光りました。大会はエルチェがレアル・マドリードを3-2で破り初優勝を飾っています。(via SPORT / Mundo Deportivo)

クラブ経営・インフラ

ジョアン・ラポルタ会長は、SpotifyカンプノウとEspai Barçaの完成に向けて、ゴールドマン・サックスが主導する投資家グループから調達した14億5000万ユーロの融資をさらに拡大する許可を、7月の臨時総会または今季序盤の通常総会でソシオに求める予定です。ウクライナ戦争によるインフレ、材料費の高騰、イランを巡る情勢、バルセロナ市議会による夜間・週末工事の不許可などが影響し、予算の逸脱は3億〜5億ユーロに上る見込みです。現在第3層の工事中で、2027年夏には屋根とテンションリングの設置のために再びモンジュイックのオリンピックスタジアムに移転する必要があります。また、UAEの企業Ohana Developmentとの契約で高級住宅複合施設を建設し約1000万ユーロを得る件(シャツの背面のACNURの代わりにロゴが入る)や、Spotifyとの契約更新についても承認を求める予定です。

一方で、Football Benchmarkの年次報告書によれば、FCバルセロナのクラブ価値は前年比33%増の59億2000万ユーロに達し、ヨーロッパのクラブで2位に大躍進しました。これは評価対象クラブの中で最大の絶対的成長(14億6000万ユーロ増)となっています。(via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA)

OB・レジェンド・その他

ソウル・ワールドカップ競技場で開催されたバルサ・レジェンズ対リバプール・ベテランズの試合で、バルサが8-3という歴代最多得点で大勝しました。アンドレス・イニエスタが1ゴール4アシストの大活躍を見せたほか、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ、ハビエル・マスチェラーノがデビュー。カルレス・ブスケツとセルヒオ・ブスケツによる史上初の親子共演も実現し、デコSDとボージャンもピッチに立ちました。その他の得点者はノリート(3)、テージョ(2)、クライファート、リバウドでした。

また、ルドヴィク・ジュリが2006年のチャンピオンズリーグ決勝(対アーセナル戦)のハーフタイムにおけるサミュエル・エトーの伝説的スピーチを明かしました。0-1で負けて沈黙していたパリのロッカールームで、エトーは『みんな、勝つぞ。一緒にプレーしなければならない。ロニー、俺たちは一緒にプレーするんだ。勝手なプレーはなしだ。俺が点を決める。俺が点を決めたら、俺たちは勝つ』とチームを鼓舞し、見事な逆転勝利(2-1)へと導きました。

かつてバルサで活躍し、カタルーニャ語も習得したヤヤ・トゥーレ(43歳)は、スロバキア王者スロバン・ブラチスラバの監督に就任しました。グアルディオラやペジェグリーニの影響を受け、「厳しく、責任感があり、直接的で規律正しい」指導者として期待されています。

さらに、FCバルセロナのペーニャ(ファンクラブ)主催のトーナメント「Torneig de Penyes」の決勝が、6月14日にヨハン・クライフ・スタジアムで開催されます。インファンティル(58回)、アレビン(45回)、ベンハミン(40回)、そしてインファンティル女子(2回)の各カテゴリーで熱戦が繰り広げられます。(via SPORT / Esport3)

【本日の総括】

ゴードンの加入とシウバを巡る激しい獲得競争が勃発する中、フリック監督とラミン・ヤマルはソシオから絶大な支持を得ています。Espai Barçaの融資拡大など財政面での課題は残るものの、クラブ価値は欧州2位へと大きく躍進。カンテラの若き才能たちも国際舞台で眩い輝きを放っており、バルサの未来は希望に満ち溢れています!