レアル・ソシエダ

本拠地アノエタでのバレンシア戦は、壮絶な打ち合いの末に3-4で劇的な逆転負けを喫した。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督はミケル・オヤルサバル、ルカ・スチッチ、そして久保建英といったワールドカップ出場組をベンチに置き、大幅なターンオーバーを敢行した。前半3分にアイエン・ムニョスが豪快なシュートを決めて先制したが、直後に2失点して逆転を許した。後半にオヤルサバルらを投入すると、セサル・タレガのオウンゴールと、オヤルサバルの見事なアシストからオスカルソンがゴールを決めて3-2と再逆転した。相手に退場者が出て数的優位に立ったが、後半アディショナルタイムにセットプレーとカウンターから立て続けに失点し、まさかの敗北となった。試合後、マタラッツォ監督は「就任以来最も怒っている。これは構造的な問題ではなく、インテンシティ(強度)の問題だ」と選手たちの気の緩みを激しく非難した。試合前のセレモニーでは、今季限りで退団するアリツ・エルストンドがキャプテンマークを巻き、ファンやチームメイトから盛大な拍手と涙で見送られた。また、セルヒオ・ゴメスに第一子となる長女が誕生したことが発表された。チームはコパ・デル・レイ優勝ですでにヨーロッパリーグ出場権を確保している。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)

レアル・オビエド

本拠地カルロス・タルティエレでのアラベス戦は0-1で敗れた。ギジェルモ・アルマダ監督率いるチームは前節で既にセグンダ降格が決定しており、消化試合となったこの日、ポゼッション率66%とボールを支配してサンティ・カソルラを中心に攻め込んだが、決定力不足に泣いた。前半17分にトニ・マルティネスに奪われた1点を最後まで返すことができなかった。試合中、スタンドからはアルマダ監督やフロント陣に対する解任要求のコールが響き渡ったが、監督は試合後に「私に対する叫び声は何も引き起こさない。クラブの決定を尊重する」と冷めた対応を見せた。一方で、今季限りでの引退が囁かれているキャプテンのサンティ・カソルラはフル出場を果たし、ファンから「サンティ、残ってくれ」と大合唱を受けた。試合後、カソルラはピッチを一周してファンに感謝の意を示した。最終節はアウェイでのマジョルカ戦となる。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via SPORT)(via MARCA)

【本日の総括】

ラ・リーガ第37節は、残留と欧州カップ戦出場権を巡る劇的なドラマが各地で繰り広げられた。残留争いでは、エスパニョール、バレンシア、セビージャ、アラベスがそれぞれ勝利や他会場の結果により1部残留を確定させた。一方で、オサスナ、エルチェ、レバンテが勝ち点42で並び、ジローナ(勝ち点40)とマジョルカ(勝ち点39)が降格圏に沈むという大混戦に陥っている。最終節では、ジローナとエルチェの直接対決など、歴史的なサバイバルマッチが待ち受けている。欧州カップ戦争いでは、セルタがカンファレンスリーグ以上の出場権を確保し、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノ、バレンシアらが残る枠を激しく争う展開となった。また、グリーズマン(アトレティコ)、バルベルデ監督(アスレティック)、トレホ(ラージョ)、エルストンド(ソシエダ)、レヴァンドフスキ(バルセロナ)など、各クラブのレジェンドたちの感動的な別れがリーグ全体をエモーショナルに包み込んだ一日となった。