レアル・ベティス
バルセロナとのアウェイ戦は1-3で敗北した。マヌエル・ペジェグリーニ監督はジオバニ・ロ・チェルソを偽9番として起用する奇策に出たが、これが機能せず前半はバルセロナに圧倒された。中盤のネルソン・デ・オッサはボールロストを連発し期待を裏切るパフォーマンスに終始した。後半開始からアルバロ・フィダルゴとロ・チェルソを下げ、イスコとセドリック・バカンブを投入するとチームは息を吹き返した。イスコはガビに倒されて自らPKを獲得してゴールを決め、怪我からの復帰後初得点となる367日ぶりの公式戦ゴールを記録した。イスコは「痛みがなく来季最高のレベルで戻れるよう一歩ずつ進む」と語った。しかし、エクトル・ベジェリンの致命的なパスミスからラフィーニャに追加点を許し、最後はカンセロのゴールで突き放された。アブデのゴールはオフサイドで取り消された。ペジェグリーニ監督はイスコを「チームを機能させるアンバランスな選手」と称賛し、引退・退団するレヴァンドフスキへも賛辞を送った。チリではペジェグリーニ監督の代表監督就任を望む声があるが、本人は2027年までの契約を全うする姿勢を見せている。来季のCLに向けて補強が進む中、アル・ドゥハイルで大怪我を負った元ターゲットのトゥータの市場価値が急落しており、再び獲得のチャンスが浮上している。代表落ちの懸念があったクチョ・エルナンデスはイエローカード累積で欠場した。各選手への評価ではフニオル・フィルポやアブデが及第点を得た一方で、デ・オッサやバカンブ、アントニーには厳しい評価が下された。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via SPORT)(via MARCA)
バレンシアCF
敵地でのレアル・ソシエダ戦は、数的不利を跳ね返す歴史的な4-3の逆転勝利となった。試合開始早々にアイエン・ムニョスに先制を許したが、ハビ・ゲラがコントロールショットですぐさま同点とし、さらにエライ・キュメルトの浮き球パスからウーゴ・ドゥロが合わせて逆転に成功した。しかし後半にセサル・タレガのオウンゴールとオスカルソンのゴールで2-3と再逆転され、さらに69分にはキュメルトが一発退場となる絶体絶命のピンチに陥った。それでもカルロス・コルベラン監督がアタッカーを次々と投入して反撃に出ると、90分にコーナーキックからギド・ロドリゲスがヘディングで同点弾を決めた。さらに94分、ハビ・ゲラがドリブルで相手を翻弄して決勝のゴラッソを叩き込んだ。ハビ・ゲラは「10人でも11人でも同じようにゴールを奪えた」とチームの底力を称賛した。ウーゴ・ドゥロは「37節で残留の話をしているのは許されない。ヨーロッパでプレーすることをもっと語るべきだ」と熱弁した。アルナウト・ダンジュマは背中の痛みで急遽欠場した。この勝利でバレンシアは残留を完全に確定させただけでなく、7位を争って来季のカンファレンスリーグ出場権を獲得する可能性を残し、最終節のバルセロナ戦へ向かう。一方で、ピーター・リム・オーナーの経営に反対するファン団体「Libertad VCF」は、最終節のバルセロナ戦に合わせて大規模な抗議デモを行うと発表した。キアット・リム会長はSNSで勝利を喜ぶ投稿をしたものの、直接現地に姿を見せない姿勢に批判が集まっている。(via SPORT)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
CAオサスナ
本拠地エル・サダルでのエスパニョール戦は、1-2の痛恨の逆転負けを喫して4連敗となった。前半にカルロス・ロメロの強烈なシュートで先制を許すと、後半開始早々にビクトル・ムニョスが豪快なミドルシュートを決めて同点に追いついた。しかし、その直後にキケ・ガルシアに勝ち越しゴールを許し、セルヒオ・エレーラらの奮闘も虚しく敗れた。アレッシオ・リスチ監督は「最大の責任者は私だ。痛いが最大限の自信を持っている。誰も42ポイントでこんな状況になるとは想像していなかっただろう」と沈痛な面持ちで語り、サポーターに謝罪した。疲労を抱えながら強行出場したビクトル・ムニョスについては「ひどく疲れているが、ただの疲労だ」と説明した。ルーベン・ガルシアも「言葉がない。我々にはサポーターの支援が必要だ」と悲痛な叫びを上げた。オサスナは降格の危機に瀕しており、最終節の敵地ヘタフェ戦で自力残留をかけて全力を尽くすしかない。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
RCDエスパニョール
敵地エル・サダルでのオサスナ戦で2-1の勝利を収め、劇的な1部残留を確定させた。前半27分、エドゥ・エスポシトのフリーキックが壁に当たったこぼれ球をカルロス・ロメロがボレーで突き刺し先制した。オサスナの猛攻に遭い後半に同点にされたものの、直後にタイリス・ドーランのクロスを古巣対決となったキケ・ガルシアが冷静に沈めて勝ち越した。GKのマルコ・ドミトロヴィッチはブディミルの決定的なヘディングを神懸かり的なセーブで防ぎ、カルロス・ロメロもゴールライン上でクリアを見せるなど守備陣も奮闘した。18試合未勝利という大スランプから抜け出し、2連勝で残留を決めたマノロ・ゴンサレス監督は、試合後に選手たちから胴上げされ「まるでチャンピオンズリーグで優勝したようだ。精神的な解放だ」と喜びを爆発させた。「私はここに残りたい。契約を全うしたい」と続投への強い意欲を示している。カルロス・ロメロも「後半戦はクソみたいな出来だったが、ファンに感謝したい」と本音を漏らした。さらに、他会場の結果次第では最終節のレアル・ソシエダ戦でカンファレンスリーグ出場権を獲得できるわずかな可能性も残されている。(via SPORT)(via Estadio Deportivo)(via Mundo Deportivo)(via MARCA)
エルチェCF
本拠地マルティネス・バレロでのヘタフェ戦を1-0で制し、残留に向けて非常に大きな一歩を踏み出した。前半19分、ペドロ・ビガスからのスローインを起点に、相手のクリアボールをビクトル・チュストがペナルティエリア外からダイレクトボレーで鮮やかにゴール右隅に突き刺し先制した。その後、前半終盤にヘタフェのジェネが一発退場となり数的優位を得たが、後半は追加点を奪えず、ボール保持の質が低下して押し込まれる場面もあった。それでも最後まで守り切り、勝ち点42に到達して降格圏を脱出した。4試合のベンチ入り禁止処分中でスタンドから試合を見守ったエデル・サラビア監督は、「後半の出来はクソみたいに悪かったが、勝つことが全てだった」と振り返り、最終節の敵地でのジローナとの直接対決に向けて「ペレ・ミジャとパチェタの精神にしがみつく。エルチェらしくやる」と決意を語った。この試合の前に、父を亡くしたアルバロ・ロドリゲスのための黙祷が行われた。(via SPORT)(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
ヘタフェCF
エルチェとのアウェイ戦は0-1で敗れた。ホセ・ボルダラス監督率いるチームは立ち上がりからエルチェの攻勢を受け、前半19分にビクトル・チュストのゴラッソで失点した。さらに前半40分、ヘルマン・バレラへの激しいタックルでジェネがVAR介入の末に一発退場となり、数的不利に陥った。後半はシステムを修正して10人ながらもアグレッシブに攻め込み、エルチェを苦しめたが、最後までゴールを奪えなかった。試合終了後には、判定に抗議したマルティン・サトリアーノがイエローカードを受けて累積警告となり、次節の出場停止が決定した。それでもヘタフェは勝ち点48をキープしており、最終節のオサスナ戦に勝利すればヨーロッパリーグ出場権を獲得できる可能性を残し、またカンファレンスリーグ出場の望みも高く保っている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
ラージョ・バジェカーノ
本拠地バジェカスでのビジャレアル戦は2-0の快勝を飾り、カンファレンスリーグ出場権争いに名乗りを上げた。前半28分、アンドレイ・ラティウの絶妙なスルーパスに抜け出したセルヒオ・カメージョが相手DFを翻弄し、豪快なシュートを叩き込んで先制した。後半開始早々には、オスカル・トレホが前線でボールを奪い、ラストパスを送るとアレマオがGKの頭上を抜くシュートで追加点を挙げた。この日は10シーズンにわたってクラブを支え、今季限りでの退団を発表している主将オスカル・トレホの涙の別れの日となった。8分にはスタジアム全体からコールが送られ、66分に交代する際には両チームの選手が花道を作って見送った。試合後にはスタジアムの8番ゲートが彼の名前に改称されることが発表され、トレホは「これ以上の日は想像できない」と涙ながらに語った。イニゴ・ペレス監督の去就については「熟考中である」と明言を避けたが、チームは5月27日にクリスタル・パレスとのカンファレンスリーグ決勝というクラブ史上最大のビッグマッチを控えており、リーグ戦最終節のアラベス戦とともに欧州への夢に沸いている。イシ・パラソンの処分に関してクラブはスポーツ仲裁裁判所(TAD)の遅れに激怒している。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
ビジャレアルCF
ラージョ・バジェカーノとのアウェイ戦は0-2で完敗した。すでにチャンピオンズリーグ出場権を確保しているチームだが、この日はモチベーションの低さが露呈した。前半にセルヒオ・カメージョに先制を許し、後半早々にもビルドアップのミスからオスカル・トレホにボールを奪われアレマオに追加点を献上した。終盤にダニ・パレホやジェラール・モレノらを投入したものの、枠内シュートは82分まで打てないという低調な内容だった。マルセリーノ監督は「目標を達成した後、選手がアクセルを緩めるのは理解できるが、今の私たちは以前とは全く別のチームになっている」と苦言を呈した。それでもビジャレアルは勝ち点69で3位をキープしており、最終節のホームでのアトレティコ・マドリード戦で3位を確定させることを目指す。また、アレックス・バエナではなくアルベルト・モレイロが先発出場し、ワールドカップへの選出が期待されている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)
RCDマジョルカ
敵地でのレバンテとの残留直接対決に0-2で敗れ、自力残留の可能性が事実上消滅した。前半32分、ダビド・ロペスが自陣深くでのパス出しを躊躇したところをカルロス・エスピに奪われ、無人のゴールに流し込まれる致命的なミスで先制を許した。ルヴンボの決定的なヘディングも相手GKライアンの好セーブに阻まれ、後半は反撃の糸口を掴めずシュートすら打てない惨状に陥った。終盤の85分、モヒカが相手のブルギの髪を引っ張る蛮行から乱闘騒ぎとなり、両者が一発退場となった。その直後にコーナーキックからケビン・アリアガにトドメの2点目を奪われた。ムリキやダルデルらも不発に終わった。マルティン・デミチェリス監督は「Getafe戦での重大なミスを今日も繰り返した。ファンに謝罪する。ダビド・ロペスの交代はミスへの罰ではなく感情的にプレーを続ける準備ができていないと判断したからだ」と語り、チームの再建について「何が起きてもここに残って指揮を執りたい」と残留・降格にかかわらずクラブに残る意志を示した。試合後にはスタジアム外で約500人のファンから「傭兵」「俺たちを笑っているのか」と激しい怒号が飛び交い、アントニオ・ライージョ、パブロ・マフェオ、セルジ・ダルデルらが直接ファンに謝罪する事態となった。降格圏に沈むチームは、最終節の本拠地オビエド戦に勝利し、さらにオサスナとエルチェの結果による奇跡の「勝ち点42での3チーム同点」を待つしか生き残る道はなくなった。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
レバンテUD
マジョルカとの残留をかけた大一番を2-0で制し、降格圏を脱出して残留に王手をかけた。大雨のシウダ・デ・バレンシアで行われた一戦は、前半32分、相手DFのパスミスをカルロス・エスピが見逃さず、ボールを奪って無人のゴールへ流し込み先制した。守護神マシュー・ライアンが相手の決定的なヘディングを片手で防ぐスーパーセーブを見せ、後半も堅い守備で主導権を握った。85分にブルギが相手のモヒカと揉み合いになり両者退場となるアクシデントはあったが、直後の87分にコーナーキックからケビン・アリアガが追加点を奪って勝負を決めた。後半アディショナルタイムにはデラがPKをクロスバーに当てて失敗したが、大勢に影響はなかった。ルイス・カストロ監督は「終わったと思ったら死ぬ。来週はとても厳しい試合になる」と気を引き締めた。ナチョ・ペレスの緊急出場での好プレーも光った。レバンテは勝ち点42に到達し、最終節のアウェイでのベティス戦で勝ち点1を獲得すれば自力での1部残留が確定する。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
アトレティコ・マドリード
本拠地メトロポリターノでのジローナ戦を1-0で制した。この試合はアントワーヌ・グリーズマンのアトレティコでのホーム最終戦(通算500試合目)となり、スタジアムは彼への感謝と感動の涙に包まれた。試合は前半20分、グリーズマンの完璧な折り返しからアデモラ・ルックマンが押し込んで先制した。ヤン・オブラクが相手の決定機を何度も防ぐ神懸かり的なセーブを見せ、ル・ノルマンら守備陣も奮闘して1点を守り切った。試合後のセレモニーでグリーズマンは「チャンピオンズリーグやリーガのタイトルはもたらせなかったが、皆からの愛情はそれ以上に価値があり一生の宝物だ」と語り、過去にバルセロナへ移籍したことについて「若かった。間違いだった」と改めてファンに謝罪した。ディエゴ・シメオネ監督は「天才だった。皆が君を愛している」と彼を抱きしめ、コケ、フェルナンド・トーレス、ディエゴ・ゴディンらレジェンドたちも賛辞を送った。さらに来季(26/27シーズン)のソシオカードの顔にグリーズマンが採用されることが発表された。グリーズマンはMLSのオーランドへ移籍することが確実視されている。アトレティコは最終節のビジャレアル戦へ向かう。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
ジローナFC
敵地でのアトレティコ・マドリード戦は0-1で敗れ、降格圏の18位(勝ち点40)に転落する痛恨の結果となった。前半にアレックス・モレノの空中戦での対応ミスからグリーズマンに抜け出され、ルックマンに先制ゴールを許した。その後はウナヒを中心に猛攻を仕掛け、ツィガンコフやブライアン・ヒルらが何度も決定機を迎えたが、相手GKオブラクの好セーブと決定力不足に泣いた。さらにストゥアーニが膝の負傷を押して強行出場するも不発に終わり、後半にはアレハンドロ・フランセスが膝を痛めて涙ながらに負傷退場するアクシデントも重なり、交代枠を使い切っていたため10人で戦う羽目になった。ミチェル監督は「同点でも意味はなかった。引き分けを狙うような準備はしない」と強気の姿勢を崩さず、「エルチェとの最終節で勝てば1部にとどまれる。我々は全てを自力で決められる」と、本拠地モンティリビでの大一番に向けた決意を語った。(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
セビージャFC
本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンでレアル・マドリードに0-1で敗北したものの、他会場の結果(マジョルカとジローナの敗戦)により、1試合を残して1部残留を確定させた。前半15分にヴィニシウスにゴールを許したが、この直前にエムバペがホセ・アンヘル・カルモナの顔面に肘打ちをしたようなファウルがあり、サンチェス・マルティネス主審やVARがこれを見逃したことに対してスタジアムは猛烈なブーイングに包まれた。ルイス・ガルシア・プラサ監督は「VARが見ていてなぜファウルにならないのか理解できない」と激怒した。一方で就任からの数週間を「サッカー人生で最も激しい6週間だった。アルメイダ前監督が稼いだ31ポイントにも感謝したい」と振り返り、来季の続投にも強い意欲を見せた。ネマニャ・グデリは「パンプローナで我々は死んだと言った者もいたが、このクラブが諦めないことを証明した」と熱く語った。試合後、ファンからはフロント陣(デル・ニド・カラスコ会長ら)に対する強烈な批判の横断幕が掲げられ、「ディレクターはエンブレムを売り、ファンは血で買う」との抗議の声が飛んだ。ヘスス・ナバスはセルヒオ・ラモスが率いる投資グループによるクラブ買収について「美しいことだ」と期待を寄せた。また、ニール・マウペイ、アレクシス・サンチェス、オディッセアス・ヴラホディモスらがファンへ別れを告げるような仕草を見せた。来季に向け、ピサからマリウス・マリンの獲得が迫っているとの報道がある。下部組織ではセビージャ・アトレティコとセビージャCが降格したものの、フベニルBがリーグ優勝を果たした。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
アスレティック・クラブ
本拠地サン・マメスでのセルタ戦は1-1の引き分けに終わり、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場の夢が完全に絶たれた。試合前のセレモニーでは、今季限りでの退団と引退を発表したエルネスト・バルベルデ監督とイニゴ・レクエに盛大な拍手が送られた。また、前十字靭帯を断裂したウナイ・エギルスへの励ましのメッセージも掲げられた。試合は開始早々の前半4分にミケル・ハウレギサルのボールロストからスウェドベリに先制を許す苦しい展開となった。後半開始からロベルト・ナバーロを投入し、後半7分にユーリ・ベルチチェの折り返しからイニャキ・ウィリアムズが同点ゴールを押し込んだ。イニャキは「チームとしてゴールを決めるのが難しかった」と振り返った。その後も猛攻を仕掛けたが、相手GKラドゥの好セーブに阻まれ逆転には至らなかった。バルベルデ監督は「ここで素晴らしい経験をした。4度目の就任はあり得ない」と別れを告げた。ユーリ・ベルチチェはこの試合でイエローカードを受け、最終節のレアル・マドリード戦は累積警告で欠場となる。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
RCセルタ
敵地サン・マメスでのアスレティック・クラブ戦は1-1で引き分け、カンファレンスリーグ出場権(7位以上)を確定させた。前半4分、イライクス・モリバが中盤で相手ボールを奪い、そのパスを受けたウィリオット・スウェドベリが見事なシュートを決めて先制した。後半にイニャキ・ウィリアムズに同点弾を許したものの、GKアンドレイ・ラドゥのファインセーブ連発やヨエル・ラゴ、マルコス・アロンソらの身体を張った守備で勝ち点1をもぎ取った。クラウディオ・ヒラルデス監督は「自分たちの能力以上のプレーをしてくれるロッカールームがある。ヨーロッパリーグ出場を狙う」と選手たちを称賛した。また、マルコ・ガルセスSDは今季で契約が切れるイアゴ・アスパスとマルコス・アロンソについて「契約延長に関して非常に楽観的だ」と明言した。イアゴ・アスパス自身も「今週クラブと話し合って決める。まだ楽しめている」と現役続行と残留に前向きな姿勢を見せた。最終節のセビージャ戦で引き分け以上ならヨーロッパリーグ出場権を獲得できる可能性がある。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
デポルティーボ・アラベス
敵地カルロス・タルティエレでのオビエド戦を1-0で制し、1部残留を確定させた。前半17分、アブデ・レバシュが左サイドを突破し、その折り返しをトニ・マルティネスが確実に決めて先制した。トニ・マルティネスはこれで今季リーグ戦12ゴール目となった。ボール支配率ではオビエドに圧倒されたものの、守護神アントニオ・シベラを中心とした堅守で相手に枠内シュートを1本も許さない完璧な試合運びを見せた。キケ・サンチェス・フローレス監督の下、バルセロナ戦での勝利に続き、極限のプレッシャーの中で見事な2試合連続の完封勝利を達成した。フェデ・ビニャスやイブラヒム・ディアバテらも奮闘した。最終節はホームにラージョ・バジェカーノを迎えて凱旋試合を行う。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
レアル・ソシエダ
本拠地アノエタでのバレンシア戦は、壮絶な打ち合いの末に3-4で劇的な逆転負けを喫した。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督はミケル・オヤルサバル、ルカ・スチッチ、そして久保建英といったワールドカップ出場組をベンチに置き、大幅なターンオーバーを敢行した。前半3分にアイエン・ムニョスが豪快なシュートを決めて先制したが、直後に2失点して逆転を許した。後半にオヤルサバルらを投入すると、セサル・タレガのオウンゴールと、オヤルサバルの見事なアシストからオスカルソンがゴールを決めて3-2と再逆転した。相手に退場者が出て数的優位に立ったが、後半アディショナルタイムにセットプレーとカウンターから立て続けに失点し、まさかの敗北となった。試合後、マタラッツォ監督は「就任以来最も怒っている。これは構造的な問題ではなく、インテンシティ(強度)の問題だ」と選手たちの気の緩みを激しく非難した。試合前のセレモニーでは、今季限りで退団するアリツ・エルストンドがキャプテンマークを巻き、ファンやチームメイトから盛大な拍手と涙で見送られた。また、セルヒオ・ゴメスに第一子となる長女が誕生したことが発表された。チームはコパ・デル・レイ優勝ですでにヨーロッパリーグ出場権を確保している。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
レアル・オビエド
本拠地カルロス・タルティエレでのアラベス戦は0-1で敗れた。ギジェルモ・アルマダ監督率いるチームは前節で既にセグンダ降格が決定しており、消化試合となったこの日、ポゼッション率66%とボールを支配してサンティ・カソルラを中心に攻め込んだが、決定力不足に泣いた。前半17分にトニ・マルティネスに奪われた1点を最後まで返すことができなかった。試合中、スタンドからはアルマダ監督やフロント陣に対する解任要求のコールが響き渡ったが、監督は試合後に「私に対する叫び声は何も引き起こさない。クラブの決定を尊重する」と冷めた対応を見せた。一方で、今季限りでの引退が囁かれているキャプテンのサンティ・カソルラはフル出場を果たし、ファンから「サンティ、残ってくれ」と大合唱を受けた。試合後、カソルラはピッチを一周してファンに感謝の意を示した。最終節はアウェイでのマジョルカ戦となる。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via SPORT)(via MARCA)
【本日の総括】
ラ・リーガ第37節は、残留と欧州カップ戦出場権を巡る劇的なドラマが各地で繰り広げられた。残留争いでは、エスパニョール、バレンシア、セビージャ、アラベスがそれぞれ勝利や他会場の結果により1部残留を確定させた。一方で、オサスナ、エルチェ、レバンテが勝ち点42で並び、ジローナ(勝ち点40)とマジョルカ(勝ち点39)が降格圏に沈むという大混戦に陥っている。最終節では、ジローナとエルチェの直接対決など、歴史的なサバイバルマッチが待ち受けている。欧州カップ戦争いでは、セルタがカンファレンスリーグ以上の出場権を確保し、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノ、バレンシアらが残る枠を激しく争う展開となった。また、グリーズマン(アトレティコ)、バルベルデ監督(アスレティック)、トレホ(ラージョ)、エルストンド(ソシエダ)、レヴァンドフスキ(バルセロナ)など、各クラブのレジェンドたちの感動的な別れがリーグ全体をエモーショナルに包み込んだ一日となった。












デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
レアル・ベティスはバルセロナ戦でロ・チェルソを偽9番に据える奇策が裏目に出た。ネルソン・デ・オッサのボールロストも目立ち、前半は主導権を握られた。しかし、後半イスコ投入で流れは変わり、彼のPKで一時は希望を見せた。それでも、ベジェリンのミスから失点するなど、個々の局面での判断ミスが響いた。イスコの復帰は明るい材料だが、来季に向けた補強ポイントが浮き彫りになった試合と言えるだろう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
バレンシアの劇的な逆転勝利は、残留争いのプレッシャーを跳ねのける底力を見せつけた。しかし、ピーター・リムオーナーへの抗議デモ計画は、クラブを取り巻く根深い問題を示唆している。キアット・リム会長がSNSで勝利を喜ぶ姿勢は、ファンとの乖離をさらに浮き彫りにするだろう。残留確定は大きいが、クラブの空気は依然として不安定なままだ。最終節のバルセロナ戦は、単なる消化試合以上の意味を持つことになる。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
レアル・ベティスはイスコの復帰という朗報があった一方で、デ・オッサやバカンブへの厳しい評価は、補強の必要性を示唆している。トゥータの市場価値急落は、ベティスにとって獲得のチャンスとなり得るか。契約面では、退団する選手たちの穴埋めと、来季のCL出場権獲得を見据えた編成が急務となる。特に、中盤の安定化と攻撃のバリエーションを増やすための補強が鍵となるだろう。