移籍市場とクラブ方針
レアル・ソシエダのジョキン・アペリバイ会長は月曜日、アノエタ・スタジアム前に建設中の新しいTopo(鉄道)駅の工事現場を視察し、そこで今夏の移籍市場について言及しました。
強化担当のエリック・ブレトスが掲げる課題は多くあるものの、クラブ上層部は非常に慎重な姿勢を崩していません。アペリバイ会長は、ブレトスが金曜日に語った方針から変更は一切ないとした上で、『トップチームにもセカンドチームにも十分な戦力が揃っている。セカンドチームの最大の目的はトップチームのために選手を育成することであり、我々はラ・レアルの哲学を尊重し、スビエタの選手たちが持つ力を信じ、それを自覚しなければならない』と力強く語り、下部組織からの引き上げを最優先するクラブの基本方針を改めて強調しました。 (via ElDesmarque)
選手の去就
夏の移籍市場で飛び交う主力選手の退団の噂について、アペリバイ会長は断固として火消しを図りました。
守護神のアレックス・レミロやアルセン・ザハリャンの退団の可能性について問われた会長は、『我々は100%落ち着いている。どんな選手の退団についても話し合っていないし、どのクラブとも交渉はしていない』と完全否定しています。
特にレミロに関しては、『我々はレミロの退団に向けた動きは何もしていないし、彼自身からもチームを出たいとは言われていない。彼にはこのクラブで多くの未来があると確信している』と絶対的な信頼を口にしました。また、ザハリャンについても『彼を放出する必要性は全くなく、我々は落ち着いている』と述べ、両選手が来季もチームの重要な戦力であることを明言しました。 (via ElDesmarque)
ミケル・オヤルサバル
クラブのキャプテンであるミケル・オヤルサバルは、現在開催中のワールドカップでスペイン代表として眩い輝きを放っています。サウジアラビア戦ではラミネ・ヤマルへのアシストに加え、自身も2ゴールを記録する大活躍を見せました。これで代表通算55試合で27ゴールとなり、エミリオ・ブトラゲーニョを抜き、フェルナンド・モリエンテスと並んでスペイン代表歴代7位の得点者となりました。
この記録的な活躍に対し、アペリバイ会長は賛辞を惜しみません。『彼が素晴らしいプレーをすることは全員が信じていたし、このワールドカップで多くのゴールを決めるだろう。彼はすでに多くの記録を持っている。レアル・ソシエダで2つのタイトルを獲得しているという事実こそが、彼という人間をすべて物語っている』と誇らしげに語りました。
さらに会長は、オヤルサバルが健康を保ち『昨日のような素晴らしい試合を数多くこなし、彼にとってすべてが上手くいくこと』を願っているとし、『すべての選手、代表チーム、そして特にミケル・オヤルサバルに最高の幸運を祈る』とエールを送りました。
そんなオヤルサバルですが、7500万ユーロの契約解除金が設定されているものの、近日中にレアル・ソシエダとの契約を延長する可能性があります。クラブは彼にとっての家であり、チームの象徴である彼が退団することは極めて考えにくい状況です。現在の彼の最大の夢は、スペイン代表をワールドカップの決勝へ導くこととなっています。 (via ElDesmarque / SPORT)
久保建英
日本代表としてワールドカップに参加している久保建英について、具体的な負傷情報とクラブの見解が発表されました。
久保は日本代表のワールドカップ初戦で負傷し、続く第2戦を欠場するという事態に見舞われました。しかし、アペリバイ会長はこの状況に対して過度な心配はしていないことを明らかにしています。
会長は久保の状態について、『我々のメディカルスタッフが代表側と連絡を取り合っている。確かに発表された通りの怪我を負っている状態だが、特別に心配するような異常な懸念はない。彼が一日も早く回復し、可能な限り多くの試合に出場できることを願っている』と述べ、クラブとして冷静に状況を見守りつつ、エースの早期復帰と大会での活躍を祈る姿勢を示しました。 (via ElDesmarque)
元所属選手
アペリバイ会長は、現在の所属選手だけでなく、クラブを巣立っていった元選手たちへの気遣いも忘れていません。インタビューの中で会長は、現在アーセナルでプレーしている元レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディとミケル・メリノの名前を特別に挙げ、彼らに対しても大会での幸運と活躍を祈る言葉を送りました。 (via ElDesmarque)
Bチーム・下部組織関連
来季のセカンドチーム(レアル・ソシエダB、サンセ)の体制や選手の動向についても動きがありました。
まず、指揮官についてはカルレス・マンソ監督が引き続きレアル・ソシエダBのベンチに座り、指揮を執ることが決まっています。
選手の人事では、アラベスへレンタル移籍していたハビ・ロペスが、レンタル期間満了に伴いレアル・ソシエダへ復帰することが確認されました。一方で、レアル・ソシエダBに所属していたエゴイツ・アラナがスポルティング・ヒホンへ完全移籍で加入することが明らかになっています。 (via MARCA / SPORT)
【本日の総括】
アペリバイ会長が自ら移籍市場の噂を否定し、レミロやザハリャンの残留を強調するなど、クラブの安定した方針が浮き彫りになりました。W杯で躍動するオヤルサバルには契約延長の話題が出ており、負傷欠場した久保建英についてもクラブは冷静に見守りつつ早期復帰を期待しています。下部組織の育成を軸としたブレないクラブ運営が続いています。