フリアン・アルバレスが移籍希望を明言、バルサのストライカー獲得戦略

アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表ストライカー、フリアン・アルバレスの去就問題が急展開を迎えています。FCバルセロナは獲得を進めるために選手側からのアクションを必要としていましたが、W杯のオーストリア戦勝利後、アルバレスはESPNのインタビューで『本当のところはわからない。今は話すタイミングではないと思うけれど、隠れることもできない。正直な人間でありたいと思っている。クラブの人たち、話すべき人たちとは話をした。全員にとって移籍がベストだと思うし、僕は自分の夢を叶えたい』と明言しました。これまでアトレティコ・マドリードは移籍の話し合いを断固として拒否していましたが、選手の公の発言により状況は一変し、彼が再びロヒブランコスのユニフォームを着ることは完全に不可能と見られています。バルサのスポーツディレクターであるデコは、すでにホテル・トーレ・メリーナでアルバレスの代理人であるフェルナンド・イダルゴ、フアンマ・ロペス、アンディ・バラと会談し、2030年までアトレティコと契約を残す彼を獲得するための戦略を練っています。バルサはアルバレスに公式な発言を急がせるつもりはありませんでしたが、この発言により獲得への道が開かれることになります。バルサは彼のようなワールドクラスの選手に1億5000万ユーロを投資するか、中堅クラスの選手に5000万から6000万ユーロを投資するかを検討しています。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)

ハリー・ケインの獲得は消滅、代役候補にシェシュコやオヤルサバルら

ロベルト・レヴァンドフスキの退団によりストライカーのポジションが弱体化したFCバルセロナは、バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインの獲得状況も探っていました。しかし、ケインはバイエルンで幸せであり、移籍を望んでいないことが確認されました。トッテナム時代とは異なり、バイエルンではタイトルを獲得できるプロジェクトがあり、ヴァンサン・コンパニ監督のもとでチャンピオンズリーグ制覇を目指しています。ケインの契約は2027年まであり、本人は2030年までの延長を望んでいますが、バイエルンは2年間の延長を提示しており、交渉はW杯後に本格化する見込みです。ケインの獲得が難しくなったため、デコは別の4人の候補をリストアップしています。一人目はボーンマスで33試合13ゴールを記録した19歳のフランス人FWジュニオール・クルピです。彼は昨夏ロリアンから1300万ユーロで移籍し、スピードと俊敏性、連携力に優れた選手ですが、若さゆえのリスクもあります。二人目はレアル・ソシエダのミケル・オヤルサバルです。29歳の彼は今季コパ・デル・レイ制覇に貢献し18ゴールをマーク、スペイン代表でもバルサの選手たちと連携が取れておりラ・リーガも熟知しています。三人目はPSGのゴンサロ・ラモスです。ルイス・エンリケ監督の完全な信頼は得ていないものの45試合で12ゴールを記録しており、ジョルジュ・メンデスのジェスティフチ社が代理人を務めているため交渉が容易になる可能性があります。四人目はマンチェスター・ユナイテッドのベンヤミン・シェシュコです。昨夏ライプツィヒから7650万ユーロで移籍したものの、ルーベン・アモリム監督やマイケル・キャリック監督のもとで定位置を確保できておらず、32試合に出場しています。(via SPORT)

アンソニー・ゴードンをニューカッスルから獲得完了

FCバルセロナは、ニューカッスル・ユナイテッドからアンソニー・ゴードンを移籍金7000万ユーロにボーナスを加えた条件で獲得しました。25歳のイングランド人アタッカーは、左ウイングとしてのプレーだけでなく、9番のポジションもこなすことができます。ハンジ・フリック監督は、チームの守備構造を容易にするためにプレッシングに貢献するフォワードを求めており、ゴードンの獲得はそのサッカースタイルから一切妥協しないというフリック監督の明確なメッセージでもあります。(via Mundo Deportivo)

イニャキ・ペーニャがパナシナイコスへ完全移籍

FCバルセロナのGK陣の整理が進んでおり、イニャキ・ペーニャのパナシナイコスへの完全移籍が決定しました。両クラブ間で移籍の合意に達し、バルサには約300万ユーロの移籍金がもたらされます。27歳のアリカンテ出身のGKは、月曜日にアテネでメディカルチェックを受け、その後3シーズンの契約にサインし、さらに4シーズン目のオプションも付きます。契約締結後、オランダのアペルドールンで行われているパナシナイコスのトレーニングキャンプに合流する予定です。ペーニャはインファンティル時代からラ・マシアで育ち、2021-2022シーズンにトップチームデビューを果たしましたが、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの牙城を崩すことはできず、ガラタサライやエルチェでの期限付き移籍を経験していました。2029年までバルサとの契約を残していましたが、十分な出場機会を求めており、バルサとしても給与総額の削減につながる動きとなります。パナシナイコスの新監督にはデンマーク人のヤコブ・ニストルップが就任しています。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

ディエゴ・コチェンがデンマークのリンビーへ期限付き移籍

バルサ・アトレティクのGKディエゴ・コチェンのデンマークのリンビーへの期限付き移籍が合意に達しました。アメリカ・マイアミ出身の20歳のGKは、火曜日にデンマークの首都コペンハーゲンへ移動し、水曜日からプレシーズンに参加する予定です。この契約は2026-2027シーズンの1年間のレンタルで、リンビーにはシーズン終了後に150万ユーロの買い取りオプションが付随しています。また、FCバルセロナは将来の移籍金から大きな割合を受け取る権利を保持しています。コチェンは過去2シーズン、バルサ・アトレティクの正GKとトップチームの第3GKを兼任してきましたが、公式戦の出場はなく、アメリカでの親善試合に出場したのみでした。トップチームの第2GKとしてシュチェスニーがいるため、より多くの出場時間を求めてデンマークの1部リーグでの挑戦を選択しました。アメリカ代表にも招集歴がありますが、ポチェッティーノ監督のW杯メンバーからは外れていました。彼は2019年に13歳でフンダシオン・マルセからバルサのインファンティルAに加入した選手です。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

テア・シュテーゲンの放出難航と来季のGK陣の陣容

ディエゴ・コチェンとイニャキ・ペーニャの放出によりGK陣の整理が進んでいますが、FCバルセロナにとって最大の懸案事項はマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの去就です。クラブはドイツ人GKの放出先を探していますが、状況は容易ではありません。最大の障壁となっているのは彼の高額な給与で、1シーズンあたり1600万ユーロを超えるグロスの年俸を支払うことができるクラブを見つけるのは非常に困難です。バルサの現在のGK陣は、ジョアン・ガルシアが先発候補として期待されており、ヴォイチェフ・シュチェスニーが第2GKの役割を担い、さらにアストララガとヤアコビシュビリが控える形となっています。(via ElDesmarque)(via SPORT)

ラフィーニャがW杯で負傷、アル・ヒラル移籍の噂は親族が全否定

ブラジル代表としてW杯に参加しているラフィーニャは、グループCのハイチ戦で前半38分に右太もも裏を負傷し交代しました。ブラジルメディアのCazéTVによれば、ラフィーニャは交代後チームメイトに『強い痛みを感じて、怖くなった』と語ったとのことです。ニュージャージーでの検査の結果、今季バルサでも離脱の原因となった同じ箇所の断裂が確認されました。ブラジルサッカー連盟は集中的な治療プログラムに従うと発表しており、最低でも2週間の離脱となり、スコットランド戦と決勝トーナメント1回戦は欠場が確実です。ラフィーニャは7月5日のベスト16での復帰を目標に理学療法を開始しています。

一方で、元ブラジル代表のヴァンペタがポッドキャストでラフィーニャについて「深刻な家族問題と経済的困難を抱えており、状況を打開するためにアル・ヒラルへの移籍を祈っている」と語りました。これに対し、ラフィーニャのいとこであるイゴール・パディーリャはSNSで『この嘘を説明しなければならないよ、友よ』と即座に全否定し、経済的・個人的な問題を完全に否定しました。アル・ヒラルは依然としてラフィーニャを今夏のメインターゲットとして狙っていますが、選手本人はW杯終了まで決断を保留しており、ブラジル代表でのプレーと負傷からの回復に100%集中しています。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

カンテラ出身キム・ジュンイェントがアルメリアへ完全移籍

FCバルセロナとの契約が満了した19歳の守備的MFキム・ジュンイェントは、UDアルメリアへの加入を選択しました。バルセロナは契約延長を拒否した彼を今年1月に現金化しようと試みましたが失敗し、その後は起用機会を減らしていました。しかし、ハンジ・フリック監督はトップチームの監督に就任した際、まだ未成年だった彼をアメリカでのプレシーズンツアーに招集するなど才能を評価していました。彼はユースリーグでの活躍によりバルサ・アトレティクにも定着し、最後はディビシオン・デ・オノールのフベニルチームでチャンピオンズカップを戦って10年間過ごしたバルサを去ることになりました。ユベントス、ドルトムント、ライプツィヒ、マンチェスター・シティ、チェルシー、そしてレアル・ベティスからもオファーがありましたが、ベティスはリザーブチームからのスタートやローン移籍を前提としていたのに対し、アルメリアは1部昇格時や2部残留時でもトップチームのメンバーとして扱うことを約束したため、その保証が決め手となりました。(via Estadio Deportivo)

ホフレ・トレンツの期限付き移籍先としてアヤックスが浮上

FCバルセロナは来季のサイドバックの構成を進めており、その中で19歳のカンテラーノ、ホフレ・トレンツの去就が注目されています。彼は昨季のプレシーズンをトップチームで過ごし、ハンジ・フリック監督のもとでデビューを果たしました。バルサ・アトレティクでも重要な役割を担っていましたが、左足首の負傷によりシーズンの後半戦の大半を欠場することになりました。クラブは彼の継続的な成長を促すため、出場機会を得られるチームへの期限付き移籍を模索しています。その移籍先としてオランダのアヤックスが浮上しています。アヤックスはオスカル・ガルシア監督が退任し、ジローナからミチェル監督が就任し、スポーツディレクターにはジョルディ・クライフが名を連ねています。アヤックスはオーウェン・ワインダルやオレクサンドル・ジンチェンコが負傷で離脱し、ルーカス・ロサが左サイドバックを務めるなど、同ポジションの補強を必要としています。(via Mundo Deportivo)

エジプト代表の逸材ハムザ・アブデルカリムを完全移籍で獲得

FCバルセロナは、今年1月にアル・アハリから期限付き移籍でフベニルチームに加入していた18歳のエジプト人ストライカー、ハムザ・アブデルカリムの買い取りオプションを行使しました。移籍金は150万ユーロにボーナスが加わります。彼は加入当初、事務的な問題で3月までプレーできませんでしたが、フベニルで11試合に出場し8ゴールを記録する活躍を見せました。ハンジ・フリック監督もシーズン終了前にプレシーズンに参加させる可能性があると認めていました。彼は現在エジプトのA代表としてW杯に参加しており、ニュージーランド戦では後半76分から出場し、ヘディングシュートでゴールを脅かすなどベルギー戦に続いて出場時間を確保しています。母国ではモハメド・サラーの後継者とも目されている逸材です。(via MARCA)(via SPORT)

モロッコ代表ニール・エル・アイナウィの父親がバルサ愛を告白

W杯でモロッコ代表のボランチとしてフル出場し大活躍を見せているローマ所属のニール・エル・アイナウィ(24歳)について、父親で元プロテニス選手のユネス・エル・アイナウィが息子のFCバルセロナへの愛を明かしました。父親は『息子はバルサファンだ。0歳から11歳までバルセロナに住んでいたし、いつかそこでプレーできたら世界で一番幸せな男になるだろう』と語りました。ニール自身も過去に『子供の頃バルセロナに住んでいてバルセロナのファンだった。いつもイニエスタを尊敬してきた』と語っており、2008年から2009年にはCFガバでプレーした経験もあります。彼は昨夏にランスから約2300万ユーロでローマに加入し、2030年までの長期契約を結んでいるため獲得は容易ではありません。また、バルサの中盤にはフレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ガビ、マルク・ベルナルが揃っており、ポジションが完全に埋まっているため、中長期的な追跡の対象という位置づけです。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

マルク・カサドが出場機会を求めて退団を受け入れる方針

FCバルセロナの中盤はフレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ガビ、マルク・ベルナルといった実力者たちで完全にカバーされています。この厚い選手層の影響を受け、出場機会を確保することが困難な状況にあるマルク・カサドは、より多くのプレー時間を求めてクラブを離れる決断を受け入れていると報じられています。(via Mundo Deportivo)

ガビがスペイン代表とラミン・ヤマルについて語る、食生活の秘密も

負傷から復活を遂げたガビは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督とハンジ・フリック監督の双方にとって不可欠な存在となっています。彼はスペイン代表について『僕たちならやれると見ている』と語り、チームが団結し、特にバルサのブロックのおかげで完璧な理解ができていると自信を示しました。ラミン・ヤマルについては『彼はとても上手い、僕にとっては彼がベストだ』と絶賛し、トレーニングから違いを生み出し、チームの競争力を高めていると評価しました。また、自身の食生活については『フルーツがとても好きで、一番好きなのは桃。そして試合の前には、パスタをしっかり食べるのが好き。定番だね』と明かしています。彼は近年、負傷を経験したことで筋力トレーニングの重要性を学び、毎日アクティベーションと強化のルーティンをこなしているとのことです。(via SPORT)

ラミン・ヤマルがW杯で活躍、ゴールパフォへの批判と本人メッセージ

18歳のラミン・ヤマルは、W杯のサウジアラビア戦で先発出場し、先制ゴールをマークするとともに、ミケル・オヤルサバルのゴールもアシストしました。彼は最高時速32.3kmを記録し、19回のスプリントと200メートル以上の高強度ランをこなし、試みた7回のドリブルのうち5回を成功、パス成功率も94%と圧倒的なパフォーマンスを見せました。しかし、彼がゴール後に膝をついて頭を芝生につけるイスラム教の祈りのポーズ(サジダ)を行ったことに対し、極右カトリック団体や一部のSNSユーザーから批判が殺到する事態となりました。そのような批判にも動じず、ヤマルは試合後にスペインのファンに向けて動画メッセージを公開し、『スペインの皆さん、ハグを送ります。僕たちはとても幸せです。僕たちが望んでいたのはこれ、勝つことです。次の試合で会いましょう。もっと上を目指していくぞ!ビバ・エスパーニャ!』と力強く語りました。(via Mundo Deportivo)(via Esport3)(via MARCA)

パウ・クバルシがW杯で圧倒的なパススタッツを記録

19歳のパウ・クバルシは、サウジアラビア戦でW杯2試合連続となるフル出場を果たしました。彼はアイメリク・ラポルテとともに最終ラインを統率し、FIFAのデータによると98本のパスを試みて97本を成功させるという驚異のパス成功率99%を記録しました。さらに、相手のラインを破るパスを24本試みて全て成功させています。また、ロングパス4本も全て味方に通しました。守備面でもタックル3回、インターセプト3回、プレッシングでのボール奪取2回、相手のポゼッションの遮断8回を記録し、走行距離は10.7km、最高時速は32kmに達しました。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督も『両センターバックも素晴らしい試合をした』と彼とラポルテのコンビに絶大な信頼を寄せています。(via Mundo Deportivo)(via SPORT)

元カンテラのアドリアン・ギルがラミン・ヤマルとの出会いを回想

現在アメリカのMLS、アトランタ・ユナイテッドのセカンドチームでプレーするアドリアン・ギルが、TV3のインタビューでラ・マシア時代の思い出を語りました。コロラド出身の彼は『最初の練習の後に家に帰って、父親に「すごい奴がいる、メッシみたいだ!」と言ったんだ』と、ラミン・ヤマルとの最初の出会いを振り返りました。『カデテBにはクバルシやラミン・ヤマルが上がってきて、あのチームから6人か7人が今はプリメーラでプレーしている。クレイジーだよ。僕は14歳でとても背が高くて、1対1で抜かれることはなかったから誰のディフェンスにもついていた。でも、ある日ラミン・ヤマルが上がってきて、ミニゲームでフェイントをかけられて…ドーン!僕は置き去りにされたよ』と、ヤマルの圧倒的な才能について語りました。ギルは両膝の怪我と手術により出場機会を失い、3年間プレーできなかったためアメリカへの帰国を決断しています。(via Esport3)

レアル・マドリードの新戦力たちに対するバルサの実際のスタンス

レアル・マドリードはベルナルド・シウバ、マルク・ククレジャ、デンゼル・ダンフリース、イブラヒマ・コナテといった選手たちを次々と獲得しましたが、これらの選手たちがFCバルセロナに横取りされたという意見に対し、バルサ側はそれらの選手が最優先ターゲットではなかったと明確にしています。ベルナルド・シウバ(31歳)はバルサへの移籍を熱望していましたが、クラブ側は彼に『特定の給与枠に適応しなければならないこと、最も緊急な補強ではないこと、そしてラミン・ヤマルの控えとしての役割や中盤の激しい競争によりスタメンは難しいこと』を率直に伝えました。ククレジャ(27歳)についても本人が売り込んできましたが、バルサはジョアン・カンセロの獲得を優先し、アレハンドロ・バルデを放出するつもりもなかったため見送りました。ダンフリース(30歳)に関しては、右サイドバックにはジュール・クンデがおり、エリック・ガルシアやエクトル・フォルトらもいるため2000万ユーロを投じる必要はないと判断されました。コナテ(27歳)についてもプレースタイルが納得できるものではありませんでした。バルサは優先順位が異なる選手たちであったため、マドリードの補強によって顔に泥を塗られたとは考えていません。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

フリアン・アルバレス獲得へ向けた道が開ける一方でケインの線は消滅、若手有望株のアブデルカリム完全移籍やペーニャらの放出など、人員整理と未来を見据えた動きが加速しています。さらにW杯ではヤマルやクバルシら若き才能が圧倒的なパフォーマンスを見せ、バルサの選手層の厚さとカンテラの威力を世界に証明した一日となりました。