26/27シーズンの新アウェイユニフォーム発表

黒を基調とした新セカンドユニフォームがお披露目された。クラブは、Jomaと共にデザインされたこのユニフォームを「Black energy」と名付けている。ペットボトルから得られた100%リサイクルポリエステルで製作されており、従来の生地と比較して大気中へのCO2排出量を75%削減した環境配慮型のモデルとなっている。

技術面でも非常に優れており、ジャカード仕上げの構造が汗の蒸発を促進し、最も汗をかきやすい部分に戦略的に配置された「MICRO-MESH SYSTEM」が湿気を効率的に制御する。また、胸のエンブレムは衣服の柔軟性を損なうことなく摩擦を減らすために透明なシリコンで作られ、首元や袖口は最適なフィット感を提供するリブ仕上げとなっている。丈夫で快適な縫い目により、動きやすさを妥協することなく高い耐久性を保証している。

クラブは『エレガンスと快適さが融合したアバンギャルドな美学を持ち、力強さを伝える印象的なユニフォームだ』と紹介している。発表用の写真には、ポルトガル人のゴンサロ・ゲデスや下部組織出身のアンデル・バレネチェアがモデルとして登場した。なお、近いうちに発表されると見られる第3ユニフォームは、クラブの歴史にも縁のある赤色になる見込みとなっている。 (via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, MARCA)

ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の契約延長

米国人指揮官であるペジェグリーノ・マタラッツォ監督が、クラブとの契約を2028年夏まで1年間延長した。当初の契約は次回の6月30日までとなっていたが、双方の合意により関係がさらに1年続くことが決定した。

契約延長に際し、マタラッツォ監督は『これまでの仕事に満足しており、何よりもこれから起こることに大きな期待を抱いている。ギプスコアの人々、選手たち、そしてクラブの人々と非常にうまくつながることができた。私自身と似たような価値観を持っているので、つながりを築きやすいんだ』と喜びを語った。

また、ジョキン・アペリバイ会長も指揮官への厚い信頼を口にし、『リノ(マタラッツォの愛称)は最初から全力を尽くしてくれた。我々は彼と共に未来を築くことに大きな希望を抱いている。月曜日から金曜日まで最高であり続けることこそが、ラ・レアルを偉大なクラブにするのであり、その道を歩み続けなければならない』と力強くコメントしている。 (via SPORT, Estadio Deportivo)

LaLiga第1節レアル・マドリード戦の延期

北中米ワールドカップの影響により、今季のLaLiga第1節のスケジュールが大幅に変更される。8月14日から16日の週末に予定されていたレアル・マドリードとの開幕戦は、確実に延期となる。

対戦相手のレアル・マドリードには、フランス代表のキリアン・エムバペ、オーレリアン・チュアメニ、イブラヒマ・コナテ、そしてモロッコ代表のブラヒム・ディアスが所属しており、この両国が準々決勝で直接対決するため、少なくとも1人のマドリードの選手が決勝に進むか、もしくは準決勝でプレーすることが確定している。また、レアル・ソシエダからもスペイン代表のミケル・オヤルサバルが準々決勝に勝ち残っており、準決勝に進出する可能性がある。

選手の健康を保護する休養規定により、ワールドカップで準決勝以上に進出した選手を抱えるクラブは第1節の延期を申請できる。ハビエル・テバスLaLiga会長は『AFE(スペインサッカー選手協会)の労働協約で定められている通り、ワールドカップでの最後の試合から3週間の休養と3週間の準備期間がすべての選手に適用される。我々が調査を行った結果、8月14日頃に6試合を行い、8月中の平日の水曜日に残り3、4試合に分けることは非常に容易だと判断した。したがって、第1節は分割されることになる。延期された第1節の試合は、リーグ戦の第2節と第3節の間に組み込まれる可能性がある』と明言した。これにより、レアル・マドリード戦は8月下旬の平日に組み込まれる見込みとなっている。 (via Mundo Deportivo, ElDesmarque, SPORT, Estadio Deportivo)

リザーブチームの日本人選手カズナリ・キタが完全移籍

夏の移籍市場が開幕して1週間が経過した現在、第一チームでの新規獲得は行われておらず、慎重な姿勢を見せている。そんな中、リザーブチームにおいて日本人選手の移籍が決定した。クラブはカズナリ・キタの買い取りオプションを行使し、2030年までの長期契約を結んだ。トップチームの補強が静かな一方で、下部組織での確実な投資が行われている。 (via SPORT)

ミケル・オヤルサバルの去就を巡る議論

ワールドカップで4ゴールを挙げるなどスペイン代表の「9番」として活躍を続けるキャプテンのミケル・オヤルサバル。彼が見せる圧倒的なパフォーマンスからFCバルセロナへの移籍の噂も浮上しているが、彼自身が地元メディアで語った言葉がSNS上で大きな議論を呼んでいる。

オヤルサバルはインタビューで『家族は家から10分のところに住んでいて、義理の両親は30分、友人たちも30分のところに住んでいる。何か必要なことがあれば、2分で助けてくれる親しい友人たちのサークルがあるんだ。だから、私にとっても、家族にとっても、周囲のすべてにとっても、人生とはそうあるべきだと思うし、愛する人たちと楽しい瞬間を共有できることが非常に重要だと考えている。私はそのすべてをここに持っているんだ』と語り、サン・セバスティアンでの生活が完璧であることを強調した。将来については『何が起こるかは決してわからないと常に言っている。でも、両方の面から全てを話しているよ』と含みを持たせた。

この発言に対し、SNSでは「快適な場所に留まることで満足している」という声がある一方で、「より競争力のあるクラブに行くべきだ」と野心の欠如を指摘する意見も出ている。29歳となった彼はこれまでにもアスレティック・クラブやマンチェスター・シティといったクラブへ移籍する機会があったものの、常に自身の人生のクラブであるレアル・ソシエダに留まることを優先してきた。彼はすでにクラブで2度のコパ・デル・レイ優勝を果たし、EURO 2024でも優勝を成し遂げている上、シーズン600万ユーロ以上の給与を得ていることから、スポーツ面と経済面での成功を十分に収めているという反論も多く寄せられている。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

トップチームの補強は静かな立ち上がりを見せているが、マタラッツォ監督の契約延長や新アウェイユニフォームの発表など、新シーズンに向けた土台作りは着実に進行している。W杯の影響でマドリードとの開幕戦は延期となるが、オヤルサバルの活躍と地元への深い愛着がサポーターの熱量を高めている。リザーブチームでは日本人選手カズナリ・キタの完全移籍という明るいニュースも届いた。