ミケル・オヤルサバル、W杯ポルトガル戦で決定機を逃すもアンリらから激励と厳しい評価

⚽️ワールドカップ2026の決勝トーナメント1回戦(ベスト16)、スペイン対ポルトガル戦において、レアル・ソシエダの背番号9を背負うミケル・オヤルサバルはスタメン出場を果たしました。スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督はオーストリア戦と全く同じスタメンを採用し、オヤルサバルは最前線のストライカーとしてプレーしました。

試合序盤の9分、ダニ・オルモからの見事なスルーパスに抜け出したオヤルサバルは、相手GKディオゴ・コスタと1対1になる決定的なチャンスを迎えました。しかし、本人は自分がオフサイドポジションにいると疑い、自信を持てないままシュートを放ってしまい、ボールは枠の左へと大きく外れてしまいました。結果的にこのプレーはオンサイドであり、先制の絶好機を逃す形となりました。

このプレーについて、元フランス代表のティエリ・アンリ氏が厳しいながらも的確なコメントを残しています。アンリ氏は『このレベルでは、ああいう瞬間が全てを定義します。オヤルサバルはこの大会を通じてスペインの最も信頼できるフィニッシャーの一人でしたから、あのチャンスは決めるべきでした』と指摘。さらに『彼は焦ってしまいました。偉大なストライカーは、スタジアム中が息を呑むような時でも冷静さを保ち、フィニッシュを急ぐことはありません』と語りました。また、『良い点は正しい場所にいたことですが、心配なのはポルトガル相手にあれほど明確なチャンスは二度と来ないかもしれないということです。ノックアウト方式のサッカーでは、1つのミスが試合全体の物語を変えてしまいます。スペインが突破できなければ、誰もがあのチャンスを思い出すでしょう。突破できれば、立ち直った警告と呼ばれるだけです。サッカーはそれほど残酷なものなのです』とコメントしています。

試合を通じてオヤルサバルは、前線からのプレスやサポートで献身的な働きを見せたものの、ペナルティエリア内での存在感に欠け、ストライカーとしての役割から外れてサイドに流れすぎる傾向がありました。違いを生み出す決定的な選手にはなれず、最終的にアディショナルタイムの97分にボルハ・イグレシアスと交代し、控えめな評価点5を受ける結果となりました。なお、オヤルサバルは今大会ですでに4ゴール(オーストリア戦での2ゴールを含む)を記録しており、これは2010年南アフリカ大会のダビド・ビジャ以来となるスペイン代表選手の好記録となっています。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

アレックス・レミロの去就問題、バルセロナの関心とクラブの引き留め方針が交錯

🧤守護神アレックス・レミロの退団をめぐる状況は、現在膠着状態に陥っています。数週間前には移籍の扉を開き、FCバルセロナへの好意もほのめかしていましたが、日を追うごとにその移籍実現の可能性は低くなっています。

移籍が難航している理由は主に2つあります。1つ目は、レアル・ソシエダが彼を来季の構想にしっかりと入れていること。2つ目は、FCバルセロナが彼の獲得に多額の資金を投じる気がないことです。

バルセロナはレミロの獲得に最も強い関心を示しており、代理人とも面会を行いました。また、プレミアリーグの複数クラブからの打診もありました。しかし、レアル・ソシエダが移籍のゴーサインを出すための条件として設定している800万から1000万ユーロの移籍金を、バルセロナは支払うつもりがありません。バルセロナには他の補強優先事項があり、イニャキ・ペーニャやマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが退団したものの、現在のGKのポジションはジョアン・ガルシアとベテランのヴォイチェフ・シュチェスニー(2027年6月まで契約)で十分にカバーされていると考えており、現在レミロの獲得を一時保留としています。

その一方で、バルセロナはレミロの契約が2027年6月30日で満了することを見越し、来夏にフリーで獲得することを狙って揺さぶりをかけています。レアル・ソシエダ側は、来シーズンもスタメン出場が見込まれる絶対的守護神が移籍金ゼロで退団することを恐れています。

この状況について、レアル・ソシエダのスポーツディレクターであるエリック・ブレトスは次のように断言しています。『来シーズンもアレックス・レミロを頼りにしていますし、我々の意向は彼が我々と共に残ることです。この件に関してどのクラブとも会話はしていませんし、彼の意向もここラ・レアルに残ることだと感じています。すべてのサッカー選手がそうであるように、いつかは彼も去る日が来るでしょうが、今の我々の考えは共に歩み続けることです。契約の最終年に突入して、そこから話し合いの席に着くということもあり得ます。我々はこれを心配な状況だとは思っていません』。

現在、レミロ自身はスビエタでのプレシーズンに集中し、最高の状態でシーズンを迎えるための準備を行っています。 (via Estadio Deportivo) (via MARCA)

プレシーズンが本格始動!マタラッツォ新監督が3バックシステムをテストへ

🏃‍♂️レアル・ソシエダの2026-27シーズンに向けたプレシーズンが本格的に始動しました。スビエタのスポーツ施設で行われた最初の公開トレーニングには約1000人のファンが集まり、熱気に包まれました。その後は非公開での厳しいセッションへと移行しています。今週は6回のトレーニングと1回のプレシーズンマッチ(土曜日のポー戦)を含む、7日連続の過酷なスケジュールが組まれています。

新しく就任したペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、チームをラ・リーガで6位以内に導き、欧州大会(UEFAヨーロッパリーグ)での躍進を目指して、新たな戦術の導入に乗り出しています。その最大のトピックは、これまでのセンターバック2枚のシステムから、3バックへのシステム変更のテストです。

この新システムの構築を後押しするように、スペイン代表のワールドカップ・サポートメンバーとして活動し、他の選手より少し長い休暇を与えられていた下部組織出身のジョン・マルティンとベニャト・トゥリエンテスがトレーニングに合流しました。マタラッツォ監督にとって、スタメン候補であるこの2人の合流は、新しいメカニズムと戦術のオートマティズムをより早く、効果的にチームに浸透させるための大きな助けとなります。なお、同じくサポートメンバーだったセルヒオ・ゴメスは、休暇を早めて初日からプレシーズンに参加し、チームへの強い献身性を示しています。今後チームはスビエタでの調整を経て、ヨーロッパ各国を巡る親善試合ツアーへと出発します。 (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

負傷者と退団候補の最新状況、カルロス・フェルナンデスは新天地探しへ

🏥プレシーズン序盤の段階で、レアル・ソシエダの医務室はすでに慌ただしくなっています。

現在、ジョン・バルダ、カルロス・フェルナンデス、ジョン・ゴロチャテギ、ジョン・パチェコの4選手がグループ練習から外れ、別メニューでの調整を続けています。さらに、長期離脱からの回復を目指しているアルバロ・オドリオソラも、まだ他のチームメイトと同じペースで練習に参加することはできていません。

ただし、ジョン・パチェコとジョン・ゴロチャテギの2人に関しては回復が順調で、間もなく全体練習に合流できる見込みです。ジョン・バルダは復帰までにもう少し時間がかかるとされています。

一方で、負傷を抱えているカルロス・フェルナンデスについては、クラブの構想外となっており、今シーズンはレアル・ソシエダに残留する予定はありません。現在、新しい所属先を探している状況です。 (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

久保建英と新加入キタ・カズナリら日本人選手の合流スケジュール

🇯🇵ワールドカップ2026や各国の代表活動に参加している選手たちの合流スケジュールも明らかになっています。

注目すべきは、日本人選手の動向です。新しくレアル・ソシエダに加入した注目の日本人選手、キタ・カズナリはバケーションを終え、水曜日にスビエタへ到着し、チームのトレーニングに合流する予定です。

一方、ワールドカップで日本代表として戦っている久保建英については、大会が進行中であるため、復帰にはもう少し時間がかかる見込みです。久保と同様に、現在ワールドカップに参加中、あるいは最近までプレーしていたルカ・スチッチ、ゴンサロ・ゲデス、ミケル・オヤルサバルの合流も遅れる予定です。

その他のインターナショナル選手であるホン・ミケル・アランブル、ヤンヘル・エレーラ、オーリ・オスカールソンについては、新加入のキタ・カズナリと同じく水曜日にチームへ復帰する予定となっています。徐々に主力選手が揃い、マタラッツォ監督のチーム作りが加速していくことになります。 (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

スビエタに元所属選手チョリ・カストロがサプライズ訪問

👀月曜日に行われたスビエタでの非公開トレーニングに、レアル・ソシエダのファンにとって懐かしい顔が姿を見せました。元所属選手であるゴンサロ・チョリ・カストロがサプライズで施設を訪問したのです。

チョリ・カストロは、スポーツディレクターのエリック・ブレトスに案内されながら、マタラッツォ監督率いるチームの激しいトレーニング・セッションを見学しました。クラブのレジェンドの訪問は、プレシーズンの厳しいトレーニングに励む選手やスタッフにとって、ちょっとした嬉しいニュースとなりました。 (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ワールドカップでのオヤルサバルの決定機逸と厳しい評価が話題となる中、クラブではマタラッツォ新監督のもとで3バックを試すなどプレシーズンが本格化。レミロの去就問題がくすぶる一方、新加入のキタ・カズナリらの合流も迫り、久保建英の帰還を待つ新体制の構築が着々と進んでいます。