ジョゼ・モウリーニョ新体制が始動、プレシーズンと過剰戦力の整理

⚽️ 7月13日、ジョゼ・モウリーニョ新監督の第2期政権となるプレシーズンがバルデベバスでスタートする。W杯2026に参加している、あるいは参加していた11人の各国代表選手が不在となるため、指揮官は限られた人数で最初のトレーニングセッションを指導することになる。現在のスカッドは26人で構成されており、複数の選手の整理が急務となっている。特にディフェンスラインは11人と過剰であり、フェルラン・メンディが負傷中で復帰の目処が立っていない状況を考慮しても、4バックを採用するモウリーニョの構想では少なくとも2人の放出が必要となる。左サイドバックのフラン・ガルシアと、第5センターバックの立ち位置となるラウル・アセンシオがその筆頭候補である。アセンシオは契約を延長したばかりだが、去就は不透明なままだ。前線も人員過多であり、大きな期待を背負って加入したフランコ・マスタントゥオーノはカスティージャの登録枠を持てないためトップチーム登録となるが、分厚い選手層に阻まれてレンタル放出が濃厚と見られている。エンドリッキやゴンサロ・ガルシアもベンチ要員として役割が重なっており、モウリーニョはプレシーズン期間中に彼らの将来を決定する方針だ。(via ElDesmarque)

今夏の大型補強と退団選手の全容が判明

💸 今夏の移籍市場において、クラブは積極的な動きを見せている。チェルシーからマルク・ククレジャを5500万ユーロ、インテルからデンゼル・ダンフリースを2000万ユーロで獲得。さらに、マンチェスター・シティからベルナルド・シウバ、リバプールからイブラヒマ・コナテをそれぞれフリートランスファーで迎え入れた。その一方で、長年チームを支えてきたダニ・カルバハル、ダビド・アラバ、ダニ・セバージョスの3選手が退団した。モウリーニョ監督はさらなるセンターバックとミッドフィルダーの補強を要望していたものの、ストライカーについてはゴンサロ・ガルシアが求める9番のプロフィールに合致していると判断した。クラブ側は指揮官に対し、これ以上の選手の放出がない限り、新たな補強は行わないと通達している。(via SPORT)

カンテラーノの売却で1億ユーロ超の巨額収入を獲得

💰 トップチームの戦力整理が進む中、クラブは育成組織出身選手の売却によって莫大な移籍金収入を手にしている。ラツィオで活躍していたマリオ・ヒラがACミランへ3000万ユーロで移籍することが決定し、保有権の50%を持っていたマドリーには1500万ユーロが転がり込んだ。これに加えて、ニコ・パスをコモへ6000万ユーロで売却。ビクトル・ムニョスがオサスナからリバプールへ移籍したことで2000万ユーロの収入を得たほか、アルバロ・ロドリゲスがエルチェからボーンマスへ1250万ユーロ、マリオ・マルティンがヘタフェへ350万ユーロで移籍した。これにより、カンテラーノ関連の取引だけで合計1億1100万ユーロという巨額の資金を調達することに成功している。(via Mundo Deportivo)

ヴィニシウスの契約延長交渉、巨額の広告収入と高額年俸要求で難航

🇧🇷 W杯でブラジル代表が敗退したことを受け、ヴィニシウス・ジュニオールとの契約延長交渉が数日以内に再開される。フロレンティーノ・ペレス会長は彼の残留を強く望んでいるが、いかなる対価を払ってでも引き留めるつもりはないというスタンスを崩していない。ヴィニシウス側は手取りで年俸3000万ユーロを要求しており、これはクラブが設定している給与上限を大きく超過するため、交渉は難航している。現在のヴィニシウスはピッチ外でも絶大な影響力を持っており、Roc Nation Sportsにマネジメントを委託して以来、トラヴィス・スコットやブラッドリー・クーパー、マルーマ、キム・カーダシアンら世界的セレブリティとキャンペーンを行うなど、19の国際ブランドとスポンサー契約を締結している。Instagramのフォロワー数は6200万人を突破し、年間約3000万ユーロもの広告収入を得るなど、スポーツ界で最も市場価値の高い選手の一人となった。現在の契約は2027年6月までとなっており、2027年1月からは移籍金ゼロで他クラブと自由に交渉できるようになる。クラブ側は回答期限を設けて更新を迫る構えであり、もし条件を飲まなければ、かつてのセルヒオ・ラモスのように退団や売却を検討する可能性も指摘されている。(via SPORT)

フラン・ガルシアがレアル・ベティスへ移籍間近

🇪🇸 左サイドバックのフラン・ガルシアは、レアル・ベティスへの移籍が秒読み段階に入っている。ククレジャの加入とアルバロ・カレーラスが2番手として構想に入ったことによって居場所を失い、モウリーニョ監督からも移籍の許可が下りていた。当初、マドリー側は残り1年の契約をフリーで解除することを拒否し、移籍金1000万ユーロを要求していた。しかし、この金額はベティスにとってサラリーキャップの観点から予算オーバーだったため、交渉は長期化。ルカ・モドリッチの強い推薦を受けたACミランも獲得に乗り出していたが、本人はベティスでのチャンピオンズリーグ出場とスタメンの座に魅力を感じてアンダルシア行きを決断した。最終的に、ベティスが保有権の50%を400万ユーロで買い取るという条件でクラブ間合意に近づいており、2030年までの4年契約を結ぶ見通しとなっている。(via SPORT)(via ElDesmarque)

カマヴィンガとチュアメニの去就、プレミアからの巨額オファーを拒否

🇫🇷 エドゥアルド・カマヴィンガとオーレリアン・チュアメニの去就にも注目が集まっている。マドリーは資金調達のために両選手の売却オファーに耳を傾ける姿勢を見せており、放出リストに名を連ねていた。カマヴィンガにはプレミアリーグのクラブから移籍金8000万ユーロの正式オファーが2件届き、クラブ側はこれを受諾したものの、カマヴィンガ自身が移籍を拒否した。提示された契約条件が現在の給与を上回るものではなかったことが理由の一つだが、何よりもサンティアゴ・ベルナベウで自身の価値を証明し、ポジションを勝ち取るという強い意志を持っている。同様に、マンチェスター・ユナイテッドからカゼミロやヴァランの取引で築いた良好な関係を背景に強い関心を寄せられているチュアメニも、モウリーニョの構想に不可欠な存在であるとして移籍を拒否しており、両者ともにマドリー残留を希望している。(via Mundo Deportivo)(via SPORT)

マイケル・オリーセの銀河系獲得構想とバイエルンの抵抗

🌟 フロレンティーノ・ペレス会長は、今夏のビッグターゲットとしてバイエルン・ミュンヘンのフランス代表ウィンガー、マイケル・オリーセに狙いを定めている。新たな銀河系としての獲得を目論み、2億2000万ユーロという天文学的な移籍金を用意していると噂されている。しかし、バイエルン側はどれほどの巨額オファーを提示されても売却する意思はないと固辞しており、実現は極めて困難な状況となっている。(via Mundo Deportivo)

開幕戦の延期と所属選手のW杯決勝進出が確定

📅 現在開催中のW杯2026の影響により、8月14日から16日の週末に予定されているラ・リーガ第1節、レアル・ソシエダ戦が延期されることが確実となった。ラ・リーガには、W杯の準決勝に1人でも進出したクラブは、選手に規定の3週間の休暇と準備期間を与えるため、開幕戦の延期を申請できるルールがある。マドリーはW杯ベスト8の左側ブロックに所属選手が集中している。準々決勝でフランス(ムバッペ、チュアメニ、コナテ)対モロッコ(ブラヒム・ディアス)、スペイン(ククレジャ)対ベルギー(クルトワ)が激突するため、必ずマドリーの選手が準決勝、そして決勝に進出することが保証されている。右側ブロックでもイングランドのジュード・ベリンガムが勝ち残っており、複数の選手が優勝を争う可能性が高い。ムバッペやベリンガムは大会を通じて高いパフォーマンスを維持している。一方で、新戦力のベルナルド・シウバはポルトガル代表としてスペイン戦の後半から出場したものの、ファウルで失点の起点となるなど活躍できずに敗退した。フェデ・バルベルデ(ウルグアイ)やアルダ・ギュレル(トルコ)も期待外れの結果で大会を去っている。延期された第1節は、第2節と第3節の間のミッドウィークに組み込まれる見込みだ。(via ElDesmarque)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

アルバロ・アルベロア前監督がフラムの指揮官に就任

👔 昨季、シャビ・アロンソの電撃解任を受けて緊急でトップチームの監督に就任し、18勝8敗2分で無冠に終わったアルバロ・アルベロアが、プレミアリーグのフラムの監督に就任することが公式発表された。ベンフィカへ去ったマルコ・シウバの後任として、2029年夏までの3年契約を結んだ。アルベロアはクラブの公式メディアを通じて『ロンドンで最も古いクラブであるフラムFCで新しいステージを始められることは、私にとって真の栄誉です。大いなる責任を感じており、プレミアリーグの舞台で私を信頼してくれたカーン氏に深く感謝しています。クレイブン・コテージの素晴らしい雰囲気を肌で感じ、来週から選手たちとプレシーズンを始めるのが待ちきれません。一緒に素晴らしい冒険を楽しめると確信しています。バモス、フラム!』と意気込みを語った。奇しくも、彼のプレミアリーグでの初陣は、昨季の因縁の相手であるシャビ・アロンソ率いるチェルシーとの対戦となる。(via Esport3)(via Estadio Deportivo)(via MARCA)

ホセルがデポルティーボへ復帰、ベルナベウへの帰還が実現へ

🇪🇸 カタールのアル・ガラファとの契約を満了した36歳のホセル・マトが、古巣であるデポルティーボ・ラ・コルーニャへ復帰することが間近に迫っている。アラベスやヘタフェなど、1部の複数クラブからもオファーが届いていたが、スペインへの帰還と、かつて所属したガリシアのクラブへの思い入れからデポルを選択した。ホセルといえば、レアル・マドリードでクラブ史上15回目のチャンピオンズリーグ優勝に貢献した英雄であり、特に準決勝バイエルン・ミュンヘン戦で終盤に決めた劇的な2ゴールは今も語り草となっている。自らを熱狂的なマドリディスタと公言するホセルは、来季のラ・リーガの舞台で、ライバルチームの選手としてサンティアゴ・ベルナベウのピッチに帰還することになる。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)

イケル・カシージャスとホルヘ・バルダーノがW杯番組で激論

🎙 クラブのレジェンドであるイケル・カシージャスとホルヘ・バルダーノが、W杯のテレビ番組エル・カナル・デル・ムンディアルで南米と欧州のサッカーレベルを巡って激論を交わした。カシージャスが『明日アルゼンチンかコロンビアが負ければ、ベスト8はほぼヨーロッパ勢になる』と欧州の優位性を指摘すると、バルダーノは『南米が死んだと見なされている印象だ。しかし、歴史上の最高の選手のほとんどは南米出身だ。ディ・ステファノ、ペレ、マラドーナ、メッシなどだ。ヨーロッパからは、誰か一人入れなければならないからクライフを入れたくらいだ』と猛反発した。これに対しカシージャスが『チャビ、イニエスタ、ジダン、彼らも悪くないだろう』と欧州のレジェンドの名を挙げて応酬したが、バルダーノは『その第2グループのレベルなら、我々南米にも20人はいる』と一歩も引かず厳しい言葉で返し、両者の意見は真っ向から対立した。(via SPORT)

ダニ・セバージョスのベティス復帰は高額年俸がネックに

🔄 今夏クラブとの契約を解消し、フリーエージェントとなったダニ・セバージョスだが、念願のレアル・ベティス復帰は難礁に乗り上げている。当初、アヤックスが移籍金600万ユーロを支払うことでマドリーとクラブ間合意に達していたが、ミチェル監督の存在にもかかわらずセバージョス自身がオランダ行きを拒否して破談となった。他にもユベントス、アトレティコ・マドリード、ビジャレアル、サウジアラビアやトルコのクラブからも関心を持たれているが、本人はベティスでのプレーを最優先としている。しかし、ベティスのアンヘル・アロ会長はラジオ番組のインタビューで『ダニは素晴らしい選手だ。そうでもなければ、あれほど長くレアル・マドリードに在籍することはできなかっただろう』と実力を評価しつつも、『彼を獲得するためには、スポーツディレクターと監督が望むこと、経済的にフィットすること、クラブの哲学に合致することなど、いくつかの条件が揃わなければならない。現在の状況では、それらの条件を満たしていない。状況は日々変化するが、今日現在のところ、ダニはベティスにとって現実的な選択肢ではない』と明言した。セバージョスの要求する年俸が高すぎることが最大の障壁となっている。(via ElDesmarque)

エンソ・フェルナンデスへの関心とマイケル・オリバー主審の小ネタ

🇦🇷 アルゼンチン代表としてW杯で活躍し、エジプト戦の後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めたチェルシーのエンソ・フェルナンデスに対し、クラブが関心を示しているとの噂が浮上している。数日前にレアル・マドリードが彼へのアプローチを否定する公式声明を出したものの、依然として噂が絶えない状況だ。しかし本人は試合後のミックスゾーンで『将来のことは全く考えていない。今はただ、この信じられないような瞬間を生きているだけで、W杯が終わってからどうなるか分かるだろう』と語り、移籍の噂を一蹴した。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 また、W杯のスペイン対ベルギー戦で主審を務めるイングランド人のマイケル・オリバーについての小ネタも話題になっている。彼は2018年のチャンピオンズリーグ準々決勝、レアル・マドリード対ユベントス戦の後半アディショナルタイムにルーカス・バスケスへのPKを与え、猛抗議したジャンルイジ・ブッフォンを退場させたことで知られている。この判定により彼とその家族は殺害の脅迫を受け、警察によって自宅から避難させられる事態にまで発展した。さらに試合後、彼が空港でレアル・マドリードのエンブレムが入った化粧ポーチを持ち歩いている写真が出回り、イタリアメディアやファンの間で大きな物議を醸した因縁のレフェリーである。(via MARCA)(via SPORT)

【本日の総括】

モウリーニョ新体制が始動する中、ククレジャやベルナルド・シウバら大型補強と、カンテラーノ売却による1億ユーロ超の資金調達が完了。ヴィニシウスの契約延長は難航し、フラン・ガルシアのベティス移籍が迫るなど、選手編成が急ピッチで進んでいます。さらに所属選手のW杯躍進によりリーガ開幕戦の延期も決定し、ピッチ内外で激動の1日となりました。