新スタジアム計画とクラブ予算
🏟️アンヘル・アロ会長は、新しいベニト・ビジャマリン・スタジアムの建設費用の上限を1億8000万ユーロに設定したと明言しました。屋根の費用は当初5000万ユーロと見積もられていましたが、変更を加えて1500万から2000万ユーロにコストダウンさせています。プレフェレンシア・スタンドの隣接建物の約80〜85%はホテルが占め、クリニックや小売店も入る予定です。この改修はスタジアムを綺麗にするためではなく経済的な理由であり、経常収益を約1億8000万、予算を2億ユーロに引き上げるという質的な飛躍を遂げるためです。完成とスタジアムへの復帰は2年と1ヶ月後の2028年を予定しています。また、セビージャFCとラ・カルトゥハ・スタジアムを共有する可能性については、近隣住民や環境団体の反対の声があるものの、ベティスの計画を優先して明確に拒否しました。なお、地下鉄3号線の新スタジアム完成時の同時開通については『まだ4〜5年は軽くかかると思います』と悲観的な見方を示しています。 (via SPORT)
26/27シーズン始動とドイツ合宿
✈️レアル・ベティスはメディカルチェックを終え、ドイツのハルゼヴィンケルにあるホテル・レジデンス・クロスタープフォルテでの一次合宿に向けて出発しました。新加入のウルグアイ人MFファクンド・ベルナル(フルミネンセから950万ユーロで獲得)がチームに合流しており、彼をサン・パブロ空港で出迎えたのはアルバロ・ラドロン・デ・ゲバラ(スポーツディレクター部門)でした。一方で、W杯に参加しているクチョ・エルナンデス、ジョバニ・ロ・チェルソ、メキシコ代表として敗退しバカンス中のアルバロ・フィダルゴは欠席しています。また、フランスの専門クリニックで膝靭帯のリハビリを行っているエズ・アブデ、恥骨炎の治療中で個人的な理由により週末から合流予定のアントニーも不参加です。すでに引退したアドリアン・サン・ミゲル、退団したバカンブ、リカルド・ロドリゲス、チミー・アビラ、セルジ・アルティミラの姿もありません。イケル・ロサダ、ゴンサロ・ペティット、そして退団の可能性があるギリェルメ・フェルナンデスといったレンタル復帰組が参加しています。さらに、カンテラーノからはオスカル・マスケ、エマヌエル・エンゴラン、カルロス・デ・ロア、グナンゴロ・ボウアレ、リカ・フネス、イバン・コラレホ、ボルハ・アロンソ、クワメ・ソス、ロドリゴ・マリーナがプレシーズンに招集されました。 (via Estadio Deportivo)
欧州大会復帰の至上命題とペジェグリーニ監督
🌍アロ会長は今季の目標について、再びヨーロッパの舞台で戦うことだと強調しました。クラブ収入の20〜25%を欧州大会に依存しており、出場を逃せば予算を大幅に削減する必要があるためです。『ヨーロッパリーグに出場できれば良い仕事をしたことになりますし、チャンピオンズリーグに入ることができれば素晴らしい仕事をしたと言えます。少なくとも突破の可能性があるリーグフェーズを戦い、コパ・デル・レイでは良い組み合わせに恵まれれば準決勝に到達することが目標です』と語りました。また、チリ代表監督就任の噂があるマヌエル・ペジェグリーニ監督については、『チリの歴史上最高の監督であり、連盟が彼に連絡を取るのは普通のことです。しかし、彼は私たちとの契約を必ず全うしてくれると思いますし、契約終了後にそういった挑戦に取り組む必要はないと思います』と述べ、スポーツディレクターのマヌ・ファハルドと連携して補強を進めていることを強調しました。 (via SPORT)
ダニ・セバージョスの帰還交渉
✍️レアル・マドリードで年間500万ユーロが保証された2027年までの契約を解除しフリーとなったダニ・セバージョスですが、アロ会長は『今日現在、ベティスにとって現実的ではありません。監督とスポーツディレクターが望み、経済的にもクラブの哲学にも合うという条件を満たす必要があります。チャンピオンズリーグに出場できなかった場合のリスクとなるような重荷は背負いたくありません』と慎重な姿勢を崩していません。アヤックスが600万ユーロでマドリードと合意したものの本人がオファーを拒否し、ビジャレアルにも売り込まれましたが優先事項とはされていません。他にもアトレティコ・マドリード、ユベントス、サウジアラビア、トルコのクラブからの関心があります。そんな中、ラモン・アラルコンCEOがマドリードのサンタ・フスタ駅でセバージョスと直接会談し、イスコとアントニーに次ぐ給与階層となる新オファーを提示しました。アラルコンCEOは『多くの選択肢に取り組んでいます』とコメントするに留めています。セバージョス自身はInstagramでジムでのトレーニング動画と共に『これまで以上にハングリーだ。言葉よりも多くの仕事を。これから来るものへの準備はできている。またすぐに会いましょう』と意味深なメッセージを投稿しています。 (via Estadio Deportivo)
移籍市場の動向:左SBとストライカー
🔍アロ会長は左サイドバックと「9番」のストライカー獲得が最優先であると明言しました。左SBについては、レアル・マドリードでモウリーニョ監督の構想外となったフラン・ガルシア(26歳)の獲得を目指しています。マドリードはマルク・ククレジャとアルバロ・カレラスが控えているため移籍を許可していますが、要求額が高いため、移籍金の値下げを粘り強く交渉しています。フラン・ガルシアはマヌ・ファハルドSDとラージョ・バジェカーノ時代に共に仕事をした仲でもあります。一方、攻撃陣のターゲットとしては、ファビオ・シウバ、ケビン・デンキー、フランクリノ・ジュ、アルテム・ドフビク(ローマ)の4選手がリストアップされています。アロ会長は『シャツを売れるような選手もいるかもしれませんが、私たちが心配しているのは、チャンピオンズリーグで戦い慣れた選手と若い選手のバランスをとることです』と語り、厳しい給与制限のなかで買取オプション付きのレンタルも視野に入れていることを明かしました。さらに、ナタンの売却や、フェネルバフチェに復帰したソフィアン・アムラバトの引き留め(給与負担が高額なためW杯終了後に本格交渉)も検討されています。ニューカッスルのターゲットになり違約金が6000万ユーロに設定されているアブデについては、『移籍不可能だと言うのは無意味です』としつつも残留を望む意向を示しています。 (via ElDesmarque)
キャプテン陣の意気込みと負傷者の経過
🏥今季からヘクトル・ベジェリンが新たにキャプテンに加わりました。マルク・バルトラは右足底筋膜の部分断裂から完全に回復してフルメニューをこなしており、『ベティスが最高のチームと競争できることは現実となりました。今シーズンは、私たちがやってきたすべての仕事の成果を刈り取り、絶対に忘れないような一年にしたいです』と意気込んでいます。5月下旬に半月板の手術を受けたアイトール・ルイバルは別メニューでプレシーズンを開始し、開幕から3〜4節は欠場する見込みですが、『歩けるようになったので、今は筋力をつけ、筋肉量を取り戻すトレーニングを始められます』と順調な回復をアピールしています。足首の痛みが完全に消えていないイスコは、『今シーズンはもっと多くの出場時間、もっと多くの試合に出られることを願っています。できれば痛みなしで、今はベストな状態に持っていくために働く時です。サッカーは私の情熱であり、痛みなしでプレーし、クラブに多くの喜びをもたらせたらと思います』と切実な思いを語りました。バカンス中に調整を続けていたアンヘル・オルティスもチームに帯同しています。 (via Mundo Deportivo)
U-19EUROでのカンテラーノの活躍
🌟UEFA U-19欧州選手権でスペイン代表が準決勝(クロアチア戦)に進出しており、ベティス所属のホセ・アントニオ・モランテとGKマヌ・ゴンサレスが大きな存在感を放っています。マヌ・ゴンサレスはウェールズ戦(7-0)とデンマーク戦(3-0)に先発し無失点に抑え、大会最少失点GKとして活躍中です。モランテはウェールズ戦で2得点、デンマーク戦とドイツ戦(4-0)で各1得点し、計4得点1アシストで大会得点王を走っています。昨年のパブロ・ガルシアに続く活躍を見せる2人は、大会終了後にトップチームのプレシーズンに合流する予定です。なお、右SBのオスカル・マスケとMFイバン・コラレホもパコ・ガジャルド監督のU-19代表候補に入っていましたが最終リストからは外れ、すでにペジェグリーニ監督の元でトップチームの練習を開始しています。アロ会長はモランテについて『非常に顕著な成長を見ています。頭がしっかりしており、上に到達できると信じていますが、プレッシャーをかける必要はありません。忍耐を持つ必要があります』と高く評価しています。また、GK陣についてアロ会長は『非常に将来性のあるマヌ・ゴンサレスにチャンスを与えたいと考えています』と期待を寄せました。 (via Estadio Deportivo)
カンテラ有望株の契約延長
🤝セグンダRFEFに所属するベティス・デポルティーボ(Bチーム)の有望株2人、FWルベン・デ・サとMFミゲ・ロメロとの契約が2029年まで延長されました。両選手は共にU-18スペイン代表であり、昨季はコパ・デル・レイ・フベニール優勝に大きく貢献しました。ウエルバ出身の18歳、ルベン・デ・サは『クラブは私にすべてを与えてくれたので、私にできる最低限のことはピッチで全てを出し尽くし、特にこのエンブレムを感じることです。私の夢はトップチームでデビューすることです』と語りました。サンティポンセ出身のミゲ・ロメロも『クラブは私に大きな信頼を寄せてくれており、それは評価すべきことです。いつかトップチームのユニフォームを着てデビューするのが私の夢です』と熱い思いを明かしています。 (via Estadio Deportivo)
昨季ダービーへのアロ会長の苦言
🔥アンヘル・アロ会長は昨季ラ・カルトゥハで行われたセビージャとのダービー(2-0のリードから2-2に追いつかれた試合)について、強い不満を露わにしました。『ホームでのダービーは、言わざるを得ませんが、痛みを伴う試合でした。以前は相手の予算が2億ユーロで私たちが6000万ユーロという時期が多く困難でしたが、今は経済的にもスポーツ面でもはるかに上回っている、あるいは少なくとも上にいると思います。だからこそ、ああいうダービーは勝たなければならないのです。私にとっては非常にネガティブな思い出です。ハーフタイムで2-0で勝っていた時でさえ、チームのプレーが気に入らず、全く満足していませんでした』と、チームへの高い要求を口にしました。 (via SPORT)
【本日の総括】
レアル・ベティスは新スタジアム構想を推し進めながら、CL出場を目指す新シーズンを始動させました。ダニ・セバージョスの帰還やフラン・ガルシア獲得に向けた水面下の交渉が続く中、カンテラーノの台頭や負傷者の復帰など、チームの基盤作りが着々と進行しています。