プレシーズン始動と合流状況

🏃‍♂️ ルイス・ガルシア・プラサ監督率いるセビージャの2026-2027シーズンに向けたプレシーズントレーニングが、シウダ・デポルティーバにて午前と午後の2部練習で本格的にスタートしました。全体練習の最初の15分間はメディアに公開され、新しいシーズンの幕開けを告げています。

チリ代表での活動を終えてバカンスから戻ったガブリエル・スアソは、まだ全体練習には参加していませんが、ピッチ脇からチームメイトに挨拶をして練習を見学しました。彼は数日中には通常練習に復帰する予定です。

また、新戦力のフアン・イグレシアスとホン・グリディは、新しいチームメイトとのコミュニケーションを深めながら適応を進めています。同じく新加入のサンガンテは、ルシアン・アグメの親身なサポートを受けながら、街や日々の練習に馴染もうと努力しています。

一方で、オディッセアス・ヴラホディモス、アコル・アダムス、ジブリル・ソウ、そしてワールドカップに参加しているルベン・バルガスはまだチームに合流していません。チームは土曜日まで連続で練習を続け、土曜日にはエスタディオ・ヘスス・ナバスにて、フベントゥド・トレモリーノスとのプレシーズン最初の親善試合を無観客で行う予定です。(via Estadio Deportivo)

負傷者情報

🏥 メディカルチェックの結果、アルフォンが右大腿四頭筋の筋断裂という重傷を負っていることが判明しました。これにより、彼はプレシーズンを全休するだけでなく、ラ・リーガの開幕から最初の3節をも欠場する見込みであり、離脱期間は7週間から8週間に及ぶと発表されています。

さらに、スイス代表としてワールドカップに参加しているルベン・バルガスも、筋肉の違和感を抱えているため、バンクーバーで行われたコロンビア代表との決勝トーナメント1回戦を欠場する事態となっています。(via Estadio Deportivo)

構想外選手とジョアン・ジョルダンの提訴問題

⚠️ ジョアン・ジョルダン、フェデ・ガットーニ、ファビオ・カルドーソの3選手は、全体練習から外され、別のグループでトレーニングを行っています。クラブ側は、彼らがそれぞれの契約状況が解決するまでの間、別のグループで取り組んでいると公式に説明しています。この3選手はルイス・ガルシア・プラサ監督の構想から完全に外れており、クラブはこの夏の移籍市場での放出を急いでいます。

しかし、この措置に対してジョルダンの代理人事務所であるLeaderbrockは強く反発しています。彼らは、7年間セビージャに貢献し、2度のヨーロッパリーグ制覇にも尽力してきた選手に対する敬意を欠いた扱いであるとし、スペインサッカー選手協会(AFE)への提訴を検討している状態です。

ジョルダンは2027年6月まで契約を残しており、その高額な給与がサラリーキャップの重荷となっています。昨夏もクラブは給与削減を求めたものの、ジョルダン側は拒否しており、両者の関係は実質的に破綻しています。先日32歳の誕生日を迎えたジョルダンは、アラベス時代にルイス・ガルシア・プラサ監督の下でわずか22分間しか起用されなかった過去もあり、監督の構想外であることは自覚しつつも、退団に向けたクラブの強硬手段には全く納得していません。(via Estadio Deportivo)

タンギ・ニアンズの退団交渉

🛫 同じく構想外となっているタンギ・ニアンズは、クラブの特別な許可を得てフランスに留まり、リーグ・アンなどでの新たな移籍先を模索しています。

セビージャは、彼の移籍金による利益を完全に放棄し、フリートランスファーでの退団を認める方針を固めています。ニアンズは2027年までの契約を残しており、移籍金の未償却分と合わせて年間1200万ユーロ(給与単体で800万ユーロ)という非常に重いコストがサラリーキャップを激しく圧迫しているためです。過去4年間でわずか62試合(昨季は12試合)の出場にとどまり、度重なる負傷やパフォーマンスの低迷から、モンチ前スポーツディレクター時代における最も失敗した補強の一つと見なされています。

クラブは彼を放出すべく、契約解除に向けた交渉を進めており、支払いを最小限に抑えたい考えです。ニアンズ自身も、ルイス・ガルシア・プラサ監督の下で出番がないことを理解し、新たな環境を求めて歩み寄る姿勢を見せています。彼の退団が決まれば、新加入選手を登録するためのサラリーキャップに大きな余裕が生まれることになります。(via Estadio Deportivo)

ラファ・ミルの現状

🚫 ラファ・ミルもチームの全体練習には一切参加していません。クラブとの事前の合意に基づき、彼はメディアの目を避けるため、クラブ施設内の別の場所で個別にトレーニングを行っています。

性的暴行事件で有罪判決を受けた彼は、ルイス・ガルシア・プラサ監督の構想には全く含まれておらず、セビージャは彼の放出先を見つけるために急ピッチで作業を進めています。彼の状況もまた、クラブの財政面において解決すべき大きな課題となっています。(via Estadio Deportivo)

オソの移籍の噂と影響

💸 昨シーズン、ラ・リーガで大ブレイクを果たしたホアキン・マルティネス・ガウナ、通称オソは、契約が残り1年となっているため、その去就が大きな注目を集めています。セビージャは彼の契約延長と契約解除金の大幅な引き上げを目指して数ヶ月前から交渉を続けていますが、彼の急成長により要求額が高騰しており、クラブはこの夏での売却も除外していません。

フィオレンティーナやニューカッスルといったクラブが彼に関心を示しており、イタリアからは1000万ユーロを超えるオファーが提示されるとの噂もあります。現在の彼の契約解除金は2000万ユーロに設定されています。

もし彼が移籍することになれば、セビージャは多額の売却益を得ることができ、ジョルダンやニアンズ、ラファ・ミルらの高額な給与負担を相殺し、新たな補強資金に充てることが可能になります。さらに、この移籍の行方はマラガCFも熱視線を送っています。オソはユース時代にマラガの下部組織に在籍していたため、FIFAの連帯貢献金制度により、もし2000万ユーロの契約解除金で移籍した場合、マラガには最大で35万ユーロが支払われることになります。(via ElDesmarque)

チデラ・エジュケの去就

🌍 チデラ・エジュケは事務手続き上の問題でチームへの合流が遅れており、数日中には解決する見込みですが、彼もまた移籍市場で名前が挙がっている選手の一人です。

契約は2027年まで残っていますが、セビージャは400万ユーロから500万ユーロでの売却を目指しています。バイエル・レバークーゼンやアンデルレヒトといったヨーロッパのクラブに加え、カタール、UAE、そして特にサウジアラビアのクラブが強い関心を示しています。ヤヌザイやアレクシス・サンチェスの退団、バルガスの移籍濃厚、アルフォンの負傷により、サイドの選手が大幅に不足している状況ですが、クラブは財政難を解消するためにエジュケの売却を推進しています。(via Estadio Deportivo)

アドリアン・リソ獲得への動き

⚡️ ウイングの深刻な選手不足に直面しているセビージャは、レアル・サラゴサに所属する21歳のウインガー、アドリアン・リソの獲得に動いています。スポーツディレクターのホセ・イグナシオ・ナバロが数週間前から獲得に向けた水面下の動きを見せています。

ヘタフェへのレンタルから復帰したリソには多くのクラブが関心を寄せていますが、セビージャは特に強い関心を示しています。しかし、サラゴサが要求する300万ユーロという移籍金を一括で支払うことはできず、代わりに買い取りオプション(義務ではない形式)付きのレンタル移籍を提案しています。

リソ自身はスペイン国内でのプレー継続を強く望んでおり、セリエAのヴェネツィア、パルマ、ジェノア、トリノや、ベルギー、オランダ、ギリシャ(オリンピアコスなど)からのオファーを拒否しています。国内ではマジョルカ、エルチェ、オサスナ、バレンシアなどが候補から外れ、ラージョ・バジェカーノやレバンテがセビージャのライバルとなっています。サラゴサ側も、彼の給与が負担となっているため放出を急いでおり、7月16日のプレシーズン開始前までに交渉をまとめたい意向を持っています。(via Estadio Deportivo)

その他の補強・放出動向

🔄 アコル・アダムスにはイタリアのヴェネツィアへの移籍の可能性が浮上しています。もし彼が退団した場合、ルイス・ガルシア・プラサ監督は新たなストライカーを2名補強することをクラブに強く希望しています。

また、監督はストライカーだけでなく、ヴラホディモスに代わる新しいゴールキーパー、ディフェンス陣の調整、そして中盤の補強も求めており、スポーツディレクション部門は監督の要望に応えるべく、迅速かつ的確に市場で動く必要があります。(via ElDesmarque)

カンテラ補強と契約更新

👶 セビージャは、下部組織の強化にも積極的に取り組んでいます。ベティスのカンテラから、2010年生まれの有望な右サイドバック、サンティ・ネグロンを引き抜きました。彼はベティスのカデテBで昨季23試合に先発出場し、そのうち17試合でフル出場を果たした逸材であり、今季からフベニールカテゴリーでプレーすることになります。

また、エスパニョールからは、昨季カタルーニャグループのディビシオン・デ・オノールのカデテで28試合15ゴールを挙げ、得点王に輝いたバルセロナ出身のストライカー、マックス・エスパニョールを獲得しました。クラブは彼に大きな期待を寄せており、早期にセグンダRFEFを戦うセビージャ・アトレティコ(Bチーム)へ昇格することを見込んでいます。

さらに、有望な若手ゴールキーパーであるカルロス・アルマンド・トスカーノとの契約を更新しました。彼はアレックス・マルティンが率いるフベニールAへ正式に昇格することが決定しています。(via Estadio Deportivo)

クラブ運営とスタジアム使用に関する他クラブからの言及

🏟️ レアル・ベティスのアンヘル・アロ会長は、セビージャFCが改修工事期間中にエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハを共有する可能性について、これを明確に拒否しました。

アロ会長は『セビージャの状況は理解している。我々がスタジアムを退去した後に、彼らはそれを利用することができるだろう。我々と同じような賃料を支払って利用することになるはずだ』と語り、同時期の使用を認めない姿勢を示しました。

さらに、セルヒオ・ラモスによるクラブ買収が失敗に終わったことなど、セビージャの不安定な機関的状況についても触れ、『セビージャの複数の現役役員や元役員とは論理的に関係があり、彼らが自分たちの道を見つけることを願っている。彼らは非常に不確実で複雑な状況にあり、どのような道を進むべきかを見極めなければならない』と述べ、ライバルクラブの現状を注視していることを明かしました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ルイス・ガルシア・プラサ新監督のもとでプレシーズンが始動したものの、高額給与の構想外選手(ジョルダン、ニアンズ、ミルなど)の放出問題が深刻化しています。特にジョルダン側は法的手続きも辞さない構えを見せており、フロントの対応が急務です。一方で、オソの売却益を見込んだアドリアン・リソの獲得やカンテラの有望株補強など、来季に向けたスカッド再編も同時進行で慌ただしく動いています。