ファクンド・ベルナル獲得完了と入団の喜び
⚽️ ウルグアイ代表ピボーテのファクンド・ベルナルが、フルミネンセFCからの完全移籍でベティスに加入した。契約期間は2031年6月30日までの5年間で、移籍金は850万ユーロに加えてスペインの税務署への税負担分100万ユーロを合わせた総額950万ユーロとなる。フルミネンセは将来の売却益の5%を保持し、契約解除金は5000万ユーロに設定された。背番号はセルジ・アルティミラが空けた「6」を背負う。彼はイタリアのパスポートを所持しているためEU圏内枠として登録され、現在アントニー、ナタン、ネルソン・デオッサで埋まっているEU圏外枠を消費しない点でクラブの編成上大きなメリットとなる。月曜日の16時過ぎにセビージャ空港に到着し、火曜日の朝にシウダード・デポルティーバ・ルイス・デル・ソルでメディカルチェックを受け、正式に契約にサインした。
ベルナルはベティス史上9人目のウルグアイ人選手となる。加入について『歓迎してくれて本当にありがとうございます。とても嬉しいです。この瞬間をずっと待っていましたし、ようやくここに来られました』と語り、さらに『だからこそ、重要なタイトルを争うこのチームに来ることをとても楽しみにしていましたし、最高の結果を求めてここに来ました』と意気込みを示した。チャンピオンズリーグでの戦いについても『本当に全員にとって素晴らしいことが待っています。ベティスにとって非常に重要な歴史的な戦いであり、常に上位で争うことです。私たちはそれを期待していますし、良い結果につながることを願っています』とコメント。移籍の経緯については『タイミングが合いましたし、ベティスのようなビッグクラブに来るチャンスを活かさなければなりませんでした。あとは神の御心のままに、というところです。今ようやくここに来ることができましたし、ファンで満員のスタジアムのピッチに立つのが待ちきれません』と喜びを爆発させた。
ブラジルのアナリストはベルナルについて、潜在能力は高いもののフルミネンセでは期待されたほどの進化を遂げられなかったと指摘しつつも、優れたロングパスと闘争心を持ち、ゴール前にも顔を出せる選手であり、ヨーロッパは彼が成長するために適した場所だと評価している。(via Estadio Deportivo)(via Mundo Deportivo)(via Sport)
新機軸の移籍発表スタイル『Fútbol Salseo』
📱 ベティスのSNSチームは、夏の移籍発表のスタイルを独自のアイスクリームカタログから、ゴシップや噂を扱う『Fútbol Salseo』というコーナーへ一新した。ファクンド・ベルナルの加入発表動画では「ウルグアイのような国はない」というタイトルが付けられ、ベルナル本人がパソコンで自身の移籍に関するニュースを検索している様子が映し出された。動画の中で彼はカメラに向かって『噂は終わりました。バモス、ベティス!』と力強く宣言している。(via Estadio Deportivo)
26/27シーズン始動とドイツキャンプ
✈️ 21年ぶりのチャンピオンズリーグ復帰に向けたベティスの新シーズンが本格的にスタートした。火曜日にシウダード・デポルティーバ・ルイス・デル・ソルでプレシーズン前の恒例のメディカルチェックが行われた後、水曜日の昼食後にマヌエル・ペジェグリーニ監督とコーチングスタッフ、そして選手たちはドイツのハルゼヴィンケルへ向けて出発する。ノルトライン=ヴェストファーレン州の宿泊施設を拠点に、7月18日土曜日まで10日間のトレーニングキャンプ(2部練習を含む)が行われ、キャンプ最終日にはSFロッテとの最初の親善試合が予定されている。その後、チームはセビージャに戻り、プレシーズンの第2段階に入る。
新顔のファクンド・ベルナルは水曜日からドイツへ向かうメンバーに含まれており、レンタルから復帰したイケル・ロサダやゴンサロ・プティ、さらに近日中に退団する可能性が高いギリェルメ・フェルナンデスも参加する。また、ペジェグリーニ監督は多くのカンテラーノ(オスカル・マスケ、エマヌエル・エンゴラン、カルロス・デ・ロア、グナンゴロ・ブアレ、リカ・フネス、イバン・コラレホ、ボルハ・アロンソ、クワメ・ソス、ロドリゴ・マリナ)を帯同させ、U-19欧州選手権に参加しているモランテとGKマヌ・ゴンサレスも後日合流する予定だ。マルク・バルトラは新シーズンに向けて『また忘れられないシーズンにしよう』と力強く語っている。なお、アドリアン・サン・ミゲル、バカンブ、リカルド・ロドリゲス、チミー・アビラは引退や退団によりチームを去っている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)
W杯組や主力選手の不在と合流時期
🌍 プレシーズン初日には複数の主要選手が欠席している。W杯に参加しているクチョ・エルナンデス(コロンビア)、ジオヴァニ・ロ・チェルソ(アルゼンチン)は準々決勝を控えており、アルバロ・フィダルゴ(メキシコ)は大会敗退により休暇に入った。エズ・アブデはW杯直前のノルウェーとの親善試合で右膝の靭帯を負傷し大会を欠場したが、モロッコ代表に帯同したため数日間の追加休暇を与えられている。アメリカから戻った後、エルチェで家族と過ごし、現在はフランスの膝専門クリニックでリハビリの第一段階を開始している。クラブの医療スタッフとの合意のもと、休暇とリハビリを両立させている。
ブラジル人のアントニーは個人的な理由によりクラブから特別許可を得ており、週末にドイツのキャンプ地から直接チームに合流する。フェネルバフチェと復帰交渉を行っているソフィアン・アムラバトの状況は保留中となっている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via ElDesmarque)
負傷者たちの現状とイスコの献身
🏥 負傷を抱えていた選手たちの状況も明らかになっている。5月に右膝外側半月板の手術を受けたアイトール・ルイバルは、セビージャで別メニューでの調整を続けている。順調に回復しているものの、プレシーズンの開始には間に合わず、ラ・リーガの開幕から3〜4試合は欠場する見込みだ。ドイツキャンプに帯同するかセビージャに残るかは直前で決定される。昨季負傷していたアンヘル・オルティスとマルク・バルトラは、休暇を利用してコンディションを整え、万全の状態で合流した。特に注目すべきはイスコ・アラルコンで、彼はシーズン終了後もセビージャに残り、コンディション調整に専念。プレシーズン初日から最高の状態でフル稼働する準備を整えている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via ElDesmarque)
左サイドバックの補強とフラン・ガルシアの思わせぶりな行動
🛡️ マヌ・ファハルドSDは、リカルド・ロドリゲスの退団とジュニオル・フィルポの負傷への懸念から、確固たる左サイドバックの獲得を急務としている。その中で最大のターゲットとなっているのがレアル・マドリードのフラン・ガルシアだ。ガルシアはマドリードとの契約が最終年に入っており、クラブがマルク・ククレジャを獲得したことで自身の将来が不透明になっている。ベティスはチャンピオンズリーグ出場の魅力とスタメンの座を用意して彼を強く希望しているが、マドリードが移籍金として最低1000万ユーロを要求しているため、財政的に即座の獲得は難しい状況にある。マドリードが現在市場に出しているアルバロ・カレーラスが移籍しなければ、移籍市場の終盤に価格が下がるのを待つ戦略を立てている。
こうした中、ガルシアはSNS上でベティスへの関心を匂わせる行動を見せた。休暇の終わりに友人とサッカーをしている写真をInstagramに投稿したが、ガルシア自身はマンチェスター・ユナイテッドのシャツを着ている横で、友人の一人がベティスの18/19シーズンのユニフォームを着てポーズをとっていた。移籍市場が開いている時期だけに、このウインクとも取れる行動はファンの間で話題を呼んでいる。ベティスのリストには彼の他にも、カイキ・ブルーノ、エル・カルアニ、ナジーニョ、ホルヘ・サリナス、アンヘリーニョなどの名前が挙がっている。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)
中盤の再構築:セバージョスとの交渉と他の候補者たち
⚙️ ベティスの中盤は今夏、最も大きな再構築が行われるエリアだ。ダニ・セバージョスの復帰に向けた交渉は継続中で、月曜日にはマドリードでベティスのラモン・アラルコンCEOとセバージョスとの間で直接会談が行われた。セバージョスはレアル・マドリードとの契約を解除してフリーエージェントとなっており、マドリードで保証されていた純額500万ユーロの給与を放棄している。アヤックスが600万ユーロでの獲得合意に至っていたものの本人が拒否し、マルセイユ、アトレティコ、ビジャレアル、ユベントス、サウジアラビアやトルコのクラブからの高額オファーも断り、ベティス復帰を最優先事項としている。
ベティス側はチャンピオンズリーグによる収入があるものの、財政的な枠組みを守る方針であり、イスコとアントニーに次ぐ給与階層を提示し、新たな公式オファーを書面で提出した。アラルコンCEOは『市場の情報を提供することはできません。まだ早すぎますし、私たちは多くの選択肢について取り組んでいます』と慎重な姿勢を崩していない。セバージョス自身は数日前に『愛している人は方法を見つける。愛していない人は言い訳を見つける。ただそれだけのこと』と意味深な投稿をしていたが、月曜日にはInstagramの動画でジムでトレーニングする姿とともに『今まで以上に飢えている。言葉よりも行動。これから来るものへの準備はできている。すぐに会いましょう』と前向きなメッセージを発信し、合意は近いと見られている。
また、ソフィアン・アムラバト(フェネルバフチェ)のレンタル終了に伴い、守備的なピボーテの補強も進められている。アムラバトの再獲得を目指しつつ、ニコラス・ラスキン、エミリアーノ・マルティネス、チェーザレ・カサデイらが候補に挙がっている。さらに、アラベスのアントニオ・ブランコもリスト入りしている。昨季のリーグ戦で最多ボール奪取を記録した彼は契約最終年を迎えたが、アラベスは契約解除金に近い2000万ユーロを要求しており、急いで売却する意思はない。ベティスやビジャレアルが関心を示しているものの、ブランコ自身は決断を急いでおらず、交渉は8月中旬以降まで長引く見込みだ。(via Estadio Deportivo)(via Sport)(via Mundo Deportivo)
新たなストライカー獲得に向けた候補者たち
🎯 前線の得点力不足を解消するため、マヌ・ファハルドSDは信頼できる「9」番の獲得に尽力している。現在テーブルに上がっている候補者としては、ボルシア・ドルトムントでプレシーズンを開始するポルトガル人のファビオ・シルバ、特定の条件下であればローマからの獲得も不可能ではないと判断されているウクライナ人のアルテム・ドフビク、MLSシンシナティでプレーするトーゴ人のケビン・デンキー、そしてデンマークのミッティランに所属する若きフランクリノ・ジュの名前がリストアップされている。(via Estadio Deportivo)
ネルソン・デオッサの退団と不可解なSNS投稿
👋 コロンビア人ミッドフィールダーのネルソン・デオッサは、帳簿のバランスを整えるために6月30日以前に売却される予定だったが、ヴァスコ・ダ・ガマへの移籍が土壇場で頓挫した。昨季は公式戦33試合に出場したものの、90分フル出場はわずか7試合(うち2試合は国王杯の格下相手)にとどまり、クラブの期待に応えることができなかった。プレシーズン開始を数時間後に控える中、デオッサはSNSで自身の休暇の様子を公開。サッカー選手になる前に働いていた鉱山に戻った写真や、ベティスのユニフォームを着て友人とミニゲームをしている写真を投稿した。クラブは依然として彼を放出候補としており、獲得に興味を示す新たなクラブを探している状況だ。(via ElDesmarque)(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ファクンド・ベルナルの正式加入により待望の中盤補強が実現し、ダニ・セバージョス帰還に向けた交渉も大詰めを迎えているベティス。CL復帰という歴史的シーズンに向け、イスコの献身的な調整や若手の躍動など、ペジェグリーニ体制の新たなプロジェクトが力強くドイツで始動する。