【今日のラインナップ】
✅ レアル・サラゴサ [後半戦未勝利で最下位転落、監督とSDの解任が決定的に]
✅ カディスCF [クラブ史上最悪の不振、ガリターノ監督は次節が運命の決勝戦]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [後半ATの劇的弾で大逆転勝利、ファンは監督解任を要求]
✅ UDラス・パルマス [敵地で3発快勝、復帰のサンドロが302日ぶりゴール]
✅ ADセウタ [ミランデスを撃破して破竹の3連勝、プレーオフ圏内争いへ]
✅ CDカステリョン [首位ラシンに敗北しホーム連勝記録がストップ]
✅ マラガCF [好調維持、次節の結果次第で自動昇格圏浮上の可能性]
✅ UDアルメリア [アリバスが得点ランキング首位独走、次節はホーム戦]
✅ ラシン・サンタンデール [カステリョンとの上位対決を制し首位を快走中]
✅ コルドバCF [連敗脱出を懸けて月曜日にFCアンドラと激突]
✅ FCアンドラ [負傷者多数のなか、コルドバとのアウェー戦へ]
✅ スポルティング・ヒホン [観客の急死による悲劇の試合中断、月曜に再開へ]
✅ CDレガネス [スポルティング・ヒホンとのアウェー戦を月曜に再開]
✅ レアル・バジャドリード [ウエスカに勝利、カンテラのガリと2029年まで契約延長]
✅ CDミランデス [ホームでセウタに敗北、シュート10本も無得点に泣く]
✅ クルトゥラル・レオネサ [ホームでラス・パルマスに完敗、守備の連携に課題]
✅ ブルゴスCF [サラゴサに引導を渡す勝利、カンテロがサモラ賞争い首位]
✅ SDエイバル [カディスを撃破、ムグナゴイティアがサモラ賞争い2位]
(以下、詳細本文)
■【レアル・サラゴサ】
ホームのイベルカハ・エスタディオでブルゴスに敗戦を喫し、後半戦はここまで未勝利(7戦連続未勝利)のどん底状態である。チームは最下位(22位)に沈み、残留圏のバジャドリードから勝ち点7〜8差と絶望的な状況に陥った。試合後には激怒したファンがチームバスの窓ガラスを割る暴動も発生している。(via Estadio Deportivo)
クラブはルベン・セジェス監督の解任を決断しており、公式発表を待つのみの状況である。セジェス監督は就任後18試合で4勝13敗と結果を残せず、ボランチの選手をセンターバックやトップ下で起用するなどの不可解な戦術や選手起用が批判の的となっていた。また、スポーツディレクター(SD)のチェマ・インディアスも解任が濃厚である。夏の移籍市場での補強失敗や、冬の市場でのパウ・サンスやバズダールの放出など、若手タレントの流出による戦力ダウンが致命傷となった。後任のSDには、過去に2度のプレーオフ進出に貢献したラロ・アランテギが5年3ヶ月ぶりに復帰する見込みで、すでに基本合意に達している。新監督候補にはフアン・イグナシオ・マルティネス(JIM)、セルヒオ・ガルシア、ルイス・ガルシア・プラサらの名前が挙がっている。さらにフェルナンド・ロペスGMの退任も確実視されており、現在はフラン・グラシアが暫定的に技術部門を担当している。(via SPORT)
■【カディスCF】
アウェーのイプルーアでSDエイバルに1-3で敗北した。前半34分に不可解なエラーからPKを与えて以降、相手にペースを握られて失点を重ねた。後半戦に入ってから7試合で1分け6敗、獲得勝ち点はわずか1。これはカディス史上において、後半戦スタート7試合および新監督就任後7試合の成績として過去最悪の記録である。(via AS)
順位は13位(他会場の結果次第で15位)まで急降下し、降格圏までわずか5ポイント差に迫っている。ガイスカ・ガリターノ監督の進退問題が浮上しているが、クラブ上層部は現時点で続投を支持している。しかし、次節金曜日にホームのヌエボ・ミランディージャで行われるレアル・サラゴサ戦が事実上の「決勝戦」であり、ここで勝利できなければ解任は免れない。指揮官自身は「メンタルの問題ではない。もっと根本的な他の問題がある」とチームの深刻な状況を認めている。3月はサラゴサ、マラガとのホーム戦、ミランデス、セウタとのアウェー戦という過酷なスケジュールが控えている。(via ElDesmarque)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
アウェーのスビエタでレアル・ソシエダBと対戦し、3-2の劇的な逆転勝利を収めた。開始2分で先制するも、アスティアサランとオチエングにゴールを許し一時は逆転される苦しい展開となった。しかし相手が退場者を出して10人になった後、83分にカンテラ出身のビル・ンソンゴが同点弾を記録。さらに94分、マリオ・ソリアーノが土壇場で決勝ゴールを叩き込んだ。
スタンドのデポルファンからは試合中「イダルゴ、出て行け」のチャントが飛んでいたが、アントニオ・イダルゴ監督は劇的勝利の瞬間にスタッフに飛び乗り、ベンチ横の看板を蹴り飛ばして鬱憤を爆発させた。試合後、監督は「私はスペインで最高のクラブにいる」とファンへの感謝を強調しつつ前を向いた。(via ElDesmarque)
この勝利で勝ち点49とし、自動昇格圏(2位)のカステリョン、アルメリアと同勝ち点の4位に浮上した。決勝点のソリアーノは今季28試合全試合に先発出場し、2部リーグ通算93試合連続出場(うち90試合先発)の鉄人ぶりを発揮している。今季は4ゴール7アシストと大車輪の活躍を見せており、チームの昇格の鍵を握る。次節はホームでグラナダと対戦する。(via AS)
■【UDラス・パルマス】
アウェーでクルトゥラル・レオネサを0-3で粉砕した。マヌ・フスターがFKからミカ・マルモルの先制点をアシストし、自らもヘセ・ロドリゲスのパスから2点目を決める大活躍を見せた。フスターは今季26回の先発で2153分プレーし、5ゴール8アシストを記録している。(via AS)
さらに88分にヘセと交代で出場したサンドロ・ラミレスが、エンソのパスを受けて膝の怪我から復帰し302日ぶりとなるダメ押しの3点目をマーク。ヘセも今季6ゴール2アシストと好調を維持しており、元レアル・マドリードと元FCバルセロナのコンビが躍動している。
勝ち点45で6位につけ、自動昇格圏まで勝ち点5差と迫る。次節はホームのエスタディオ・デ・グラン・カナリアでセウタとの直接対決に臨む。ホームでは12月20日の勝利(4-0)以来、78日間も白星から遠ざかっており、平均19,033人(2部5位の動員数)のサポーターの前で復活勝利を目指す。(via SPORT)
■【ADセウタ】
アウェーのアンドゥバでミランデスを0-1で撃破した。グラナダ、コルドバ戦に続く3連勝で、勝ち点44に到達し、プレーオフ圏内争いに名乗りを上げている。シュート数はミランデスの10本に対してセウタは4本と劣勢だったが、勝負強さを発揮した。
ホセ・フアン・ロメロ監督は、昨季のミランデスの躍進を引き合いに出し、自チームの現状を誇っている。開幕3連敗で降格候補と見られていたチームが快進撃を見せている。次節は勝ち点1差で上位につけるラス・パルマスとの大一番。その後もデポルティーボ(第30節)、ラシン・サンタンデール、カステリョン、マラガなど上位陣との過酷な連戦が控えている。(via Estadio Deportivo)
■【CDカステリョン】
本拠地SkyFiカスタリアで首位ラシン・サンタンデールと対戦したが、前半早々に3失点を喫し敗北。ホームでの連勝記録は8でストップした。キャプテンのアルベルト・ヒメネスは「ラシンは強い。我々もチャンスを作ったが及ばなかった」と語るも、今季のチームの戦いぶりには誇りを持っていると明言した。(via SPORT)
直近2試合で勝ち点1にとどまり、勝ち点49で2位をキープしているものの、アルメリアやデポルティーボに勝ち点で並ばれ、マラガも迫るなど自動昇格圏争いは熾烈を極めている。次節はアウェーでレアル・ソシエダBと対戦する。
■【マラガCF】
直近2試合で勝ち点6を獲得し絶好調である。次節はホームのラ・ロサレダでレアル・バジャドリードを迎え撃つ。カステリョン、アルメリア、デポルティーボの結果次第では、一気に自動昇格圏の2位に浮上する可能性がある。平均観客動員数は24,127人で2部トップの熱狂的なサポートがチームの大きなアドバンテージとなっている。(via Estadio Deportivo)
■【UDアルメリア】
ルビ監督率いるチームは勝ち点49で3位に位置する。次節は月曜日にホームでクルトゥラル・レオネサと対戦する。セルヒオ・アリバスが15ゴールを挙げ、現在2部の得点ランキングでトップを独走しており、昇格に向けた最大の武器となっている。(via MARCA)
■【ラシン・サンタンデール】
カステリョンとの上位対決を制し、2位に勝ち点4差をつけて首位を独走している。次節はホームのエル・サルディネロでコルドバと対戦する。アンドレス・マルティンが14ゴールで得点ランキング2位につけており、強力な攻撃陣を牽引している。(via MARCA)
■【コルドバCF】
アルメリアとセウタに連敗し、上位進出への足踏みが続いている。イバン・アニア監督率いるチームは、月曜日にホームのエル・アルカンヘルでFCアンドラと対戦する。フアン・マリア・アルセド、アルベルト・デル・モラル、テオ・ジダン、フランク・フォメジェムが負傷欠場するが、ルベン・アルベスとアルバロ・トリジが怪我から復帰し、戦列に戻る。(via SPORT)
■【FCアンドラ】
カルレス・マンソ監督率いるチームはコルドバと対戦する。コルドバ出身のマヌ・ニエトとアレックス・カルボが負傷で凱旋を果たせない。また、アルメリアから冬に加入したエドガル・ゴンサレス、今季絶望のアルベルト・ソリスも欠場する。一方で、トマス・カリケがサスペンションから復帰し、守備陣の補強となる。(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホン & CDレガネス】
エル・モリノンでの両チームの対戦は、開始わずか3分17秒でスタンドにいた82歳の長年のソシオが急病で倒れ、後に死亡が確認されたため、0-0の状態で試合が即座に中断・延期となった。LaLigaおよび両クラブの合意により、月曜日の20:00から同会場で試合が再開される。現在スポルティングは勝ち点41で8位、レガネスは勝ち点33で15位につけている。(via Mundo Deportivo)
■【レアル・バジャドリード】
ホームでウエスカに勝利し、残留圏をキープしている。クラブはカンテラ出身の21歳、イバン・ガリエル(ガリ)と2029年までの契約延長を正式に発表した。今季すでに12試合に出場し、大怪我を乗り越えて定位置を完全に掴みつつある。次節はアウェーで好調のマラガと対戦する。(via AS)
■【CDミランデス】
アンチョン・ムネタ監督率いるチームは、ホームでセウタに0-1で敗北した。試合を通してシュート10本を放つもゴールを奪えず、決定力不足に泣く結果となった。今後は残留を確実なものにするための戦いが続く。(via Estadio Deportivo)
■【クルトゥラル・レオネサ】
ホームのレイノ・デ・レオンでラス・パルマスに0-3の完敗を喫した。ルベン・デ・ラ・バレラ監督は新たなシステムを試したものの、後半にセットプレーから完全に崩れた。GKバディアは孤立し、守備陣ではバルジッチが奮闘したものの、イノホのマークミスが失点に直結した。攻撃陣もカレロのミドルシュート以外に見せ場は少なく、ブラジル人リベイロも機能しなかった。次節はアウェーで強力な攻撃陣を誇るアルメリアと対戦する。(via AS)
■【ブルゴスCF & SDエイバル】
ブルゴスはアウェーでサラゴサに勝利し、相手監督に引導を渡した。守護神カンテロは2部のサモラ賞(最優秀GK)争いで堂々の首位に立っている。エイバルはホームでカディスに3-1で勝利し、チームの復調を印象付けた。こちらの守護神ムグナゴイティアもサモラ賞争いで2位につけており、両チームともにGKの活躍が光っている。(via MARCA)
■【レアル・ソシエダB】
ホームのスビエタでデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦し、アスティアサランとオチエングのゴールで一時は逆転に成功したものの、退場者を出したことで数的不利に陥り、終盤に2失点して2-3で敗戦した。次節はホームで2位カステリョンと対戦する厳しい日程が組まれている。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
首位ラシン・サンタンデールが独走態勢に入る一方で、その後ろを追う自動昇格圏(2位)争いは極めてカオスな状況となっている。カステリョン、アルメリア、デポルティーボが勝ち点49で並び、すぐ背後には絶好調のマラガが迫るなど、わずかな勝ち点差に複数のチームがひしめき合っている。また、下位に目を向けるとレアル・サラゴサやカディスCFといった伝統あるクラブが極度の不振に陥っており、サラゴサは監督とSDのダブル解任が確実、カディスは次節が監督の命運を分ける最終決戦となっている。昇格争いも残留争いも、1つの勝利がクラブの未来を大きく左右するヒリヒリとした展開が続いている。