新体制のコーチングスタッフ発表
👔エルネスト・バルベルデ監督の後任として就任したエディン・テルジッチ新監督のコーチングスタッフの陣容が公式に発表されました。最大のニュースは、現役引退からわずか1年でオスカル・デ・マルコスがスタッフとして復帰することです。デ・マルコスはテルジッチ監督からの直接の要請を受け、選手育成の戦略的責任者、そして何よりもロッカールームと新コーチ陣をつなぐ架け橋としての役割を担います。彼は引退後の1年間を家族と過ごし、最近ではローレウスのキャンペーンでメキシコを訪れた際に自らを『サッカーのロマンチスト』と語るなど、クラブとの関わりを保ち続けていました。ホセ・アンヘル・イリバルに次ぐクラブ歴代2位の公式戦573試合出場を誇る37歳のレジェンドにとって、これがコーチングスタッフとしての初の経験となります。
その他のスタッフとして、テルジッチの絶対的な右腕である42歳のセバスティアン・ジェッペルトが第一アシスタント兼分析責任者として加入します。彼はボルシア・ドルトムントの下部組織で8年間働き、テルジッチとは10年以上共に仕事をしてきた仲です。さらに、育成のスペシャリストとして35歳のピーター・ガイダロフが加わります。彼はニュルンベルクの下部組織で指導を始め、直近の6年間はバイエルン・ミュンヘンのU-19やユースリーグのチームを率いていました。彼はレサマの育成組織とトップチーム間の選手の移行やトレーニングを担当します。新体制でのプレシーズンは7月6日にレサマの施設でスタートします。(via ElDesmarque) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
ニコ・ウィリアムスの未来と苦悩
🗣️スペイン代表としてW杯を戦っているニコ・ウィリアムスが、自身の未来や昨季の苦難について赤裸々に語りました。彼はカデナSERの番組やMarcaのインタビューに応じ、2035年まで結んだ契約を全うしたいという強い意志を公言しました。『アスレティック・クラブとの契約を最後まで全うしたい。サッカー界では何が起こるか分からない。もし会長が「ニコ、君を売りたい」と言ってきたら、あるいはクラブがAやBの理由で私を手放したいと思ったら、出て行くことになる。でも、私個人の考えとしては、一生あそこにいるという契約書にサインするよ』と語りました。バルセロナなどが契約解除金の約9000万ユーロを支払うという噂について問われると、笑顔を見せた後に『うーん、ないね。僕はあそこでとても居心地が良いんだ。本当に居心地が良い。まずやりたいことは、今年1年間、あるいはここ数年間でもらった愛情をクラブに返し、最大限楽しむことだ』と残留を明言しました。
また、昨季彼を苦しめた恥骨炎とハムストリングの怪我についても振り返りました。『泣いた日があったかって?1日だけだったら良かったのに!本当に辛かった。とても厳しい数ヶ月で、クソみたいな1年だった。最悪の敵にすらこんな思いはさせたくない。練習も試合もしたかったけど、怪我が許してくれなかった。続けるために痛み止めの注射を打って練習や試合に出たこともあった。幸い、その時期はもう過ぎ去ったし、自分をより労わり、途中で投げ出さないことを学ぶ助けになった。若いうちは試合に出続けて調子がいいとすべて順調だと思いがちだけど、1シーズンには多くの試合が蓄積される。必要な時に休むことや、自分の意見を持つことも学んだ。結局のところ、打撃を受けるのは選手自身だからね』と辛い胸の内を明かしました。
さらに、兄のイニャキ・ウィリアムスからの教えとして『静かにしている方がいい、2024年のEUROを見てみなよ。誰も僕らに期待していなかったけど、家に小さなメダルがある。母にあげたんだ。落ち着いて、兄が言うように目立たずに、でも楽しんでやるのが一番だよ』と語りました。W杯で優勝したらルイス・デ・ラ・フエンテ監督のタトゥーを入れるかという質問には『いやいや!母に殺されてしまうよ。それに、そういう約束をするのは好きじゃない。空に向かってツバを吐くような約束はしないよ』と否定しました。
なお、代表のロッカールームではラミネ・ヤマルが音楽を担当しているそうで、彼については『ラミネはすごく変わったね。今はもっとずっと大人に見える。ここでも彼は子供だけど、あの写真の時は16歳だった。この2年での彼の進化はすごい。僕たちはとても仲が良くて、彼は僕の兄弟のような存在だ。ピッチ上でも彼を見る必要はないし、彼がどんな動きをするか分かっている。ずっと会っていなかった友達のようなもので、時間が経っていないみたいだ』と絶賛し、W杯での活躍にも期待を寄せています。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
ウナイ・シモンの痛烈な反論
🧤アスレティックの守護神であり、スペイン代表のウナイ・シモンが、チャタヌーガでの合宿中にEl Chiringuitoのフアンフェ・サンス記者のインタビューに応じ、自身に向けられた批判に対して毅然とした態度を示しました。同番組はW杯での彼の招集やスタメン起用について連日疑問を投げかけており、彼が番組に対して冷たいと指摘されたことについて、シモンは『あなたたちは意見を持ち、私とは違うサッカーの解釈をしている。特定のテーマで意見が合わない時、私はあなたたちを説得したくないし、あなたたちも私を説得する必要はない』と真っ向から反論しました。さらに、番組について皮肉を込めて『あなたたちが私やアスレティックについて話していない時は、番組を見てとても笑っているよ』と付け加え、自身のプレースタイルや代表への献身を疑う声には耳を貸さない確固たる姿勢を見せつけました。(via SPORT)
来季のトレーニングウェア発表
👕アスレティック・クラブは、2026-27シーズンに向けたCastore社製の新しいトレーニングウェアを発表しました。シャツはライムグリーン色を基調とし、肩の高さには第1ユニフォームのデザインを踏襲した2本のストライプがあしらわれています。また、トレーニングパンツは青色で、白いディテールが施されています。この新しいウェアは、7月6日にレサマの施設でスタートする夏休み明けのプレシーズン初日から選手たちによって着用される予定です。(via Mundo Deportivo)
イバン・マルティン獲得の再燃
🎯ミケル・ゴンサレスSDが率いるスポーツ部門は、昨季課題を残した中盤の補強として、ジローナに所属するビルバオ出身の27歳、イバン・マルティンの獲得を再び本格化させています。マルティンは過去数年間レサマの獲得リストに名を連ねており、昨夏もレンタルの形で交渉が行われましたが、最終的に合意には至りませんでした。クラブは彼を、ゲームメイクやプレス下でのポゼッション保持、パスコースを見つける能力に優れた選手として評価しており、インテリオール、ゲームメーカー、さらにはトップ下としても機能するその多様性を魅力と感じています。将来的なルイス・デ・ガラレタの後継者としても期待されており、中盤の補強候補としてウナイ・ロペスやウルコ・ゴンサレス・デ・サラテといった名前と共にリストアップされています。
マルティンはジローナと2028年6月までの契約を結んでおり、契約解除金は2000万ユーロに設定されています。しかし、ジローナが降格したことにより、この金額は大幅に引き下げられる見通しです。移籍金は約600万ユーロ、あるいはそれ以下になる可能性があり、この額はかつてビジャレアルが保有していた買い戻しオプションと同等です。なお、ビジャレアルはジローナへ彼を売却した際、将来の移籍金の30%を受け取る権利を保持しているため、この移籍交渉の行方を注視しています。マルティンはジローナで公式戦152試合に出場し、9ゴール11アシストを記録してチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したシーズンでも5ゴール4アシストをマークしました。ミチェル監督からは『チームの偉大な無名選手』と称賛されていました。現在、ギリシャのパナシナイコスやオリンピアコス、メキシコのトルーカも彼の獲得に関心を示しており、争奪戦が予想されます。(via Estadio Deportivo)
ボルハ・サインスへの関心
⚽アスレティックは攻撃陣の入れ替えも計画しており、ウルコ・イセタの退団に加え、エルネスト・バルベルデ前監督の下で出場機会が限られていたニコ・セラーノもプレシーズンでアピールする必要があります。そうした中、左ウイングの補強ターゲットとしてレイオア出身のボルハ・サインスの名前が再び浮上しています。昨夏もアスレティック加入に近づいたサインスですが、最終的には約1400万ユーロの移籍金でイングランドのノリッジからポルトガルのポルトへ移籍しました。
ポルトではリーグ優勝を果たしたものの、個人的には母親を亡くすという非常に困難なシーズンを過ごしました。また、シーズン序盤はスタメンとして出場していたものの、冬の移籍市場で加入したポーランド人アタッカー、Oskar Pietuszewskiにポジションを奪われ、出場機会を失ってしまいました。ポルトガルのA Bola紙の報道によると、アスレティックは選手本人の地元へ戻りたいという感情的なアドバンテージを持っているものの、ポルト側は獲得に投資した1400万ユーロ以上の金額を要求しているとのことです。現状では高額な移籍金がネックとなっていますが、クラブからの退団選手が出れば、この熱望する補強への動きが加速する可能性があります。(via ElDesmarque)
アレックス・パディージャの去就
🧤メキシコ代表のW杯メンバーから惜しくも落選したGKアレックス・パディージャについて、メキシコ代表のGKコーチであるホセバ・イトゥアルテが言及しました。彼はパディージャについて『彼は技術があり、成長中でとても良いGKだ。我々としては、彼が成長を続けるためには試合に出るべきだと考えている』と語り、より多くの出場機会を得る必要性を指摘しました。これはアスレティックに対する直接的なメッセージとも受け取れ、現在の移籍市場におけるパディージャの動向に影響を与える可能性があります。
エディン・テルジッチ新監督は来季のトップチームに3人のGKを置く方針を示しており、ビルバオ・アスレティックで素晴らしいシーズンを送ったミケル・サンティのトップ昇格が予定されています。これにより、フレン・アギレサバラかパディージャのどちらかがクラブを離れる可能性が高まっています。アギレサバラは昨季バレンシアへレンタル移籍していましたが、パディージャは望んでいたほどの出場機会を得られておらず、今後の去就が注目されます。(via ElDesmarque)
ユーリ・ベルチチェの契約延長合意と右サイドバックの行方
🛡️6月30日で契約満了を迎える予定だったベテラン左サイドバックのユーリ・ベルチチェとの契約延長交渉が、ついに合意に達しました。現在は公式発表を待つのみの状況です。テルジッチ新監督も彼の残留を強く望んでおり、新チームにおいても重要な役割を与える意向です。これにより、左サイドバックはユーリとアダマ・ボイロの2人体制で確定しました。一方、右サイドバックはヘスス・アレソとアンドニ・ゴロサベルがポジションを争うことになります。ヘスス・アレソのフルシーズン1年目には疑問符が付く部分もありましたが、彼の自己批判的な姿勢がクラブの信頼を保っています。
来季はリーグ戦と国王杯の2大会のみを戦うため、4人のサイドバックで十分と判断されており、残る懸案事項はウゴ・リンコンの去就です。ジローナへのレンタルから復帰したリンコンですが、昨季はチームとして不本意な結果に終わった中で多くの機会を与えられたものの、十分なアピールができませんでした。2028年6月までの契約を残していますが、クラブは移籍金を得る最後の機会と考え、再度のレンタルは除外して完全移籍での売却をテーブルに載せています。最終的な判断はプレシーズンでのテルジッチ監督の評価に委ねられます。(via ElDesmarque)
ベニャト・ゲレナバレナのレンタル復帰
🔄CDカステリョンへレンタル移籍していたミッドフィールダーのベニャト・ゲレナバレナが、レンタル期間を満了しアスレティックへ復帰しました。彼はカステリョンで公式戦39試合に出場し、約3000分間プレーして2ゴール2アシストを記録するなど、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。ゲレナバレナはSNSを通じて、カステリョンのクラブ、ファン、そしてチームメイトへの深い感謝のメッセージを発信しました。
これに対し、カステリョンの会長であるハララボス・ブルガリスも公に返答し、シーズンを通して見せた彼の献身性とプロ意識を称賛しました。そして『いつかまた白黒のユニフォームを着た彼を見られることを嬉しく思う』と、将来的な再会を望むコメントを残しました。ゲレナバレナはカステリョンで得た経験を胸に、今後はアスレティックのトップチームで居場所を勝ち取るという大きな挑戦に臨むことになります。(via SPORT)
【本日の総括】
エディン・テルジッチ新監督を支えるコーチ陣にデ・マルコスが復帰するという嬉しいニュースが飛び込んできました。選手編成ではニコの残留宣言やユーリの契約延長など明るい話題がある一方で、イバン・マルティンやボルハ・サインスの獲得動向、そして出場機会を求めるパディージャやウゴ・リンコンの去就など、プレシーズンに向けてフロントの慌ただしい動きが続いています。