テルジッチ新体制のプレシーズンと戦術方針

⚽️ エディン・テルジッチ新監督の下でプレシーズンを進めているアスレティック・ビルバオは、デリオ、レイオア、そして直近のセスタオ・リバーを0-2で破るなど、バスク地方の下部リーグのチームとのミニツアーを実施しています。指揮官はこれらの親善試合について『フィジカルと戦術の基盤を築くのに役立っている。特にセットプレーや攻撃的なコーナーキック、スローインの部分でね。我々は非常にハードに練習しており、とても激しい時期だが、これらの試合もトレーニングの一部と考えている』と語りました。また、ベニャト・プラドスは新監督について『新しいアイデアをもたらしてくれていて、その意図は非常に明確だ。たくさん練習しているし、少しずつ彼の求めていることが分かってきた』と述べています。過去4年間のバルベルデ体制からの変化はあるものの、アスレティックのエッセンスは変わらない模様です。開幕戦となるバルサ戦はW杯の影響で1週間延期となりましたが、プラドスは『何も変わらない。もう1週間準備期間が増えるだけだ』と自信を見せ、欧州の舞台で戦うという目標に向けて意気込んでいます。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

アギレサバラとベスガの去就についてテルジッチが言及

🗣️ プレシーズンマッチにおいて、怪我がないにもかかわらず全く出場機会を与えられていないフレン・アギレサバラとミケル・ベスガの去就に注目が集まっています。クラブでの将来が不透明となっているこの2人について、テルジッチ監督はセスタオ・リバー戦後の会見で口を開きました。監督は『初日にも言ったように、個人の名前について話すつもりはない。我々がしているのは選手たちと話し合うことであり、最も重要なのは状況を明確にすることだ』と説明しています。また、若手選手にプレー時間を確保させるための措置であることも示唆し、『若手にチャンスを与えたいなら、そのためのスペースが必要になる。各選手はクラブでの自分の状況を理解している。最も重要なのは、それが公になることではなく、選手自身が知っていることだ』と語り、チーム内の入れ替えが進んでいることを暗に認めました。(via ElDesmarque)

ラポルテのバルサ移籍の噂とクラブの強硬姿勢

🛡️ スペイン代表としてW杯優勝に大きく貢献したアイメリク・ラポルテに対し、FCバルセロナが今夏の獲得に興味を示しています。ラポルテの代理人からバルサ側に逆オファーがあったとされており、バルサはかつてのイニゴ・マルティネスのような役割を期待しているようです。しかし、1年前にアル・ナスルから1000万ユーロで復帰し、2028年6月30日まで契約を残しているラポルテの放出について、アスレティック側は全く考えていません。ニコ・ウィリアムズの件ですでにバルサに対して強い不満を抱いているサン・マメスのクラブは、今回の動きにも警戒を強めており、『バルサがW杯王者を獲得したいなら、契約解除金を支払わなければならない』という強硬なメッセージを発信しています。一部で契約解除金は1200万から1500万ユーロと報じられていますが、バスクのクラブはこれを否定し、実際に支払うべき額はその約2倍になると主張しています。なお、テルジッチ監督はこの移籍の噂について『それは新しい話ではなく、おそらく過去にも別の名前の選手であったことだろう』と一蹴しています。(via SPORT / ElDesmarque)

W杯優勝トリオへのテルジッチの思い

🏆 スペイン代表としてW杯を制覇したウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズの3選手に対し、テルジッチ監督が労いと期待の言葉を送りました。監督は『彼らがロッカールームにいることを誇りに思うし、個人的にも彼らが戻ってきて一緒に働き始めるのをとても楽しみにしている。これはクラブの歴史の一部だ』と称賛しています。また、すでに3人とは連絡を取り合っていることを明かし、『遠く離れていても繋がりを築くことが非常に重要だ。8月になって初めて私の声を聞くようなことがあってはならないからね。今はただ、彼らにこの特別な瞬間を楽しんでほしい。彼ら自身、家族、そして我々監督やチームにとっても非常に特別な瞬間なのだから』と語り、大舞台を終えた選手たちへの配慮を見せました。(via ElDesmarque)

ベニャト・プラドスが前十字靭帯断裂から完全復活

💪 昨季の2025年9月に左膝前十字靭帯断裂という重傷を負い、長いリハビリ生活を送っていたベニャト・プラドスが、ついに完全復活を果たしました。セスタオ・リバーのスポーツディレクターを務めるアイトール・ララサバルが『今年の最高の補強はベニャト・プラドスだ』と絶賛するほど、その復帰は大きな意味を持っています。プラドスは『調子は良い。練習でも試合でも良い感触を得られていて嬉しいし、少しずつリズムを掴めている』と喜びを語りました。昨季、スタンドから試合を見守るしかなかった辛い時期については『サン・マメスに行ってチームメイトを助けられないのを見るのはとても辛かった。チームメイトが落ち込んでいるのを見ると、助けられなかった自分はもっと落ち込むんだ』と振り返っています。現在は新監督の下でプレシーズンの全メニューをこなし、親善試合でもスタメン出場を果たすなど順調にステップを踏んでおり、『長期の怪我の後はいつも少し恐怖が残るものだが、そのためにこの親善試合がある。少しずつ全てが良くなっていくと確信している』と力強く語りました。(via Mundo Deportivo)

アンドニ・イラオラが語るバルベルデへの敬意とクラブ愛

❤️ 現在リヴァプールを指揮する元アスレティックのアンドニ・イラオラが、イギリスメディアのインタビューで自身のキャリアに影響を与えた指導者やアスレティックへの思いを語りました。自身に影響を与えた監督について問われると『みんなビエルサについて聞いてくるし、デル・ボスケの下で代表戦も戦い、ビエラの下でもプレーしたが、一人選ぶなら常にエルネスト・バルベルデを選ぶ。彼から多くのことを学んだ』と、元アスレティック監督への深い敬意を表しました。また、2013/14シーズンの冬にリヴァプールから選手としてオファーを受けていた事実についても言及し、『アスレティック・クラブを離れたくなかったので、移籍に近づくことすらなかった。アスレティックは理想の場所だったんだ。MLSに行った時は状況が違った。クラブの足手まといになる前に去ったんだ』と語り、古巣への変わらぬ愛情を強調しています。(via ElDesmarque)

リーグ開幕戦でのカルメロ・セドルン追悼とW杯王者表彰

🏟️ 8月22日にサン・マメスで行われるリーグ開幕のセビージャ戦において、アスレティックは特別なセレモニーを実施する予定です。まず、クラブのレジェンドであり名誉ソシオでもあった元GKのカルメロ・セドルンを追悼し、キックオフ前に1分間の黙祷が捧げられ、選手たちは喪章を着用してプレーします。カルメロはリーグ優勝1回、コパ優勝3回を誇り、オンセ・アルデアノスのレアル・マドリード戦やマンチェスター・ユナイテッドとの雪の試合など、クラブの歴史的瞬間に立ち会った偉大な守護神です。さらに、この試合ではW杯を制したウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズの3選手がピッチに登場し、ファンからの祝福を受ける予定となっています。また、元アスレティックの選手であり、スペイン代表を優勝に導いたルイス・デ・ラ・フエンテ監督もVIP席で称えられることになっています。(via Mundo Deportivo)

元所属選手ガイスカ・ララサバルがイングランドへ移籍

✈️ アスレティックの歴史的選手であるアイトール・ララサバルの息子であり、自身も2017年から2020年にかけてビルバオ・アスレティックおよびトップチームでプレーしたガイスカ・ララサバルが、イングランドのボルトン・ワンダラーズへ移籍することが決定しました。28歳となった右サイドバック兼ウインガーは、過去3シーズンをポルトガルのカーザ・ピアで過ごし、109試合で12ゴールを記録するなど活躍を見せていました。ボルトンとは2年契約(3年目のオプション付き)を結び、新たな挑戦に臨むことになります。(via AS)

【本日の総括】

テルジッチ新監督の下でプレシーズンが本格化する中、アギレサバラやベスガの去就、そしてラポルテのバルサ移籍の噂など、ピッチ外でも多くの動きが見られます。一方で、大怪我を乗り越えたプラドスの復活や、W杯優勝トリオの帰還を待つクラブの誇らしい雰囲気など、新シーズンに向けたポジティブな要素も揃っており、チームの変革と伝統の継承が同時に進行しています。