UDアルメリア

最終節を前に3試合未勝利(ブルゴス戦0-0、ラス・パルマス戦1-2、スポルティング戦1-3)と足踏みが続くアルメリアは、いまだプレーオフ進出を確定できていない。本拠地エスタディオ・デ・ロス・フエゴス・メディテラネオスで行われるレアル・バジャドリード戦(18時30分)に勝利すれば3位が確定するが、引き分けた場合はトップ6から転落して昇格の望みを絶たれる恐れがある。ルビ監督は先発メンバーの入れ替えを計画しており、右サイドバックのマルコス・ルナとセンターバックのフェデリコ・ボニーニの復帰が大きな朗報となる一方、ヒホン戦で非難を浴びたダイジロ・チリノとネルソン・モンテがスタメンから外れる見込みだ。中盤ではパフォーマンスが著しく低下しているセネガル人MFディオン・ロピに代わり、ケガから復帰したイドリス・ババや、後半戦で出番を減らしているものの安定感のあるギ・ゲデスの起用が予想される。前線ではジョン・モルシージョへの信頼が薄く、右サイドにレオ・バプティスタオ、左サイドにアドリアン・エンバルバが回る布陣が有力視されている。全41試合に出場しているセルヒオ・アリバスは4試合無得点と沈黙しているが、この大一番でベンチに下がることはない。また、ミゲル・デ・ラ・フエンテ、ロドリゴ・エリー、アレックス・ムニョス、アンドレス・フェルナンデスらも不動のレギュラーとして起用される見通しだ `(via AS)`。

UDラス・パルマス

最終節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(リアソール、17時30分)に向けて、1年でのプリメーラ復帰とプレーオフ進出の希望が最高潮に達している。第41節までのうち35節でトップ6に入りながら、ラシン・サンタンデールと共に冬の王者に輝いた時期から調子を落としたが、勝てば文句なしでプレーオフに進出できる。負けた場合でも、エイバルがカステリョンに勝利するなどの他会場の結果次第で進出の可能性が残されている。さらに、結果次第では3位に浮上してプレーオフ準決勝の第2戦をホームで戦える可能性もある。前半戦21試合でわずか13失点と「黄色い壁」と称された堅守を誇ったチームは、ジョナタン・ビエラ、キリアン・ロドリゲス、アレックス・スアレス、ヘセ・ロドリゲスといった昇格のプレッシャーを知り尽くしたベテランたちが牽引する。1部昇格を果たせばクラブには4000万ユーロの莫大な収入がもたらされ、冬に獲得した日本人選手のタイセイ・ミヤシロやベネデッティの買い取り義務を支払う資金にも充てられる。6月11日にはローマ教皇レオ14世がエスタディオ・デ・グラン・カナリアでミサを行う予定があり、ファンからは「教皇プレーオフ」として奇跡の昇格に期待が集まっている。アウェー席のチケットはわずか1時間で完売し、ファンも熱狂的に後押ししている `(via SPORT)`。

現役を引退した元スペイン代表でラス・パルマスOBのビトロも、チームのプレーオフ進出に太鼓判を押している。『サッカーでは何が起こるか分からないが、プレーオフを戦うモチベーションは高いはずだ。死ぬ気でいかなければならない』と語り、親友のジョナタン・ビエラについては『自分よりコンディションが良い。ラス・パルマスの伝説であり、彼が望むまでプレーを続けられる能力がある。昇格すれば3度目となり歴史的だ』と絶賛した。将来ビエラと共にラス・パルマスを指揮する可能性については『今は指導者になるつもりはないが、絶対にないとは言えない』と含みを持たせている `(via SPORT)`。

ブルゴスCF

第42節、ブルゴスは本拠地エル・プランティオでFCアンドラと対戦する(日曜18時30分キックオフ)。ブルゴスは勝利を収めた上で、上位4チームのいずれかが勝てないという条件を満たせば、悲願のプレーオフ進出を果たすことができるため、何としても勝ち点3が必要な状況だ `(via AS)`。

FCアンドラ

最終節はアウェーでブルゴスCFと対戦する。すでに中位でのフィニッシュが確定しており、順位や昇格争いに直接的な影響はないものの、ブルゴスのプレーオフ進出を阻む壁として立ちはだかることになる `(via AS)`。

エルチェCF

過去最高の勝ち点でプリメーラ残留を達成した直後、エデル・サラビア監督が個人的な理由で退任を発表し、クラブは新たな指揮官探しに動いている。後任候補にはイバン・アニアやシャビ・ガルシア・ピミエンタの名前が挙がっている。ポゼッションを重視し、ボールを支配する現在のプレースタイルを継続する方針であり、アニアであればより縦に速くリスクを負うスタイル、ガルシア・ピミエンタであればサラビアに近い忍耐強いパスサッカーになると見られている `(via SPORT)`。

新監督が未定の状況下で、クラブはディナモ・ザグレブから冬にレンタル加入していた28歳のMFゴンサロ・ビジャールの完全移籍での買い取りオプションを行使し、2029年6月までの3年契約を結んだことを公式発表した。ビジャールは終盤戦の8試合でスタメン出場し、1ゴールを記録。中盤でゲームをコントロールし、経験と落ち着きをもたらしたことが高く評価された。アレイシ・フェバスやマルク・アグアドらと共に中盤の要として、来季のプリメーラでの戦いにおいても不可欠な選手として期待されている `(via Estadio Deportivo)` `(via MARCA)` `(via SPORT)`。

レアル・サラゴサ

14年間にわたるセグンダでの戦いの末、ついにプリメーラRFEF(3部)への降格が決定した。そんな危機的状況の中、ピッチ外でも深刻な問題が発生している。昨夏にFCアンドラで12ゴールを挙げた実績を引っ提げて加入したものの結果を残せなかったFWシナン・バキシュが、ポーランドのグールニク・ザブジェへのレンタル移籍に際して結ばれた契約条項を不当だとしてクラブを提訴した。バキシュはポーランドで25試合以上に出場できなければ、サラゴサでの3年目の給与が約70万ユーロから約35万ユーロへ半減するという条項に同意していたが、出場機会を得られず減給の対象となった。選手側は出場試合数は自身のパフォーマンスだけでなく監督の采配や負傷など不可抗力に左右されるため、この条項は不当だと主張している。一方のサラゴサ側は財政的なリスクを回避するための正当な条項だと反論しており、クラブの再建に水を差す新たな火種となっている `(via Estadio Deportivo)`。

来季のプリメーラRFEFに向けた編成も進んでいる。ダビド・ナバーロ暫定監督は最終節のマラガ戦を前に会見を開き、来季からイバイ・ゴメスが新監督に就任することを歓迎した。『彼が2部からカテゴリーを下げて来てくれることに大きな情熱を感じる。レアル・サラゴサというビッグクラブに来るという輝きを彼の目に見た』と語った。また、降格によってクラブが悲観的な空気に包まれていることに対し、『14年も2部にいて、さらに3部に落ちたのに、ソシオのキャンセル待ちが出るクラブが他にあるか? この圧倒的なファンの熱量こそが我々の最大の武器だ。1年ですぐに昇格しなければならないというプレッシャーは危険だが、目標は昇格ただ一つだ』とファンに団結を呼びかけた `(via ElDesmarque)`。

補強資金の面では思わぬ臨時収入が舞い込んだ。4シーズン前にラージョ・バジェカーノに売却したDFペップ・チャバリアが、今季公式戦44試合(リーグ戦、コパ・デル・レイ、カンファレンスリーグ)に出場し、3500分以上のプレータイムと1ゴール3アシストを記録して一定の出場試合数条件をクリアした。これによりサラゴサは追加で25万ユーロを受け取ることになった。チャバリアの移籍金総額は350万ユーロに達し、プリメーラRFEFでの選手獲得において貴重な資金源となる `(via ElDesmarque)`。

一方、今季の買い取りオプションを行使して完全移籍で獲得した20歳のガーナ人MFユシフ・サイードは、負傷の影響もあって期待された活躍ができず、移籍の可能性が浮上している。契約は2030年まで残っているが、スペイン国内やイングランドのチャンピオンシップ、アメリカ、UAE、カタールのクラブから関心が寄せられている。本人は降格の責任を感じてチームへの残留を希望しているものの、クラブの財政事情によっては移籍を受け入れる構えだ `(via ElDesmarque)`。

マラガCF

すでにプリメーラRFEFへの降格が決定しているマラガだが、最終節の第42節はアウェーのラ・ロマレーダでレアル・サラゴサと対戦する(日曜18時30分)。すでに降格が決まっているにも関わらず、プリメーラ昇格プレーオフへの切符を懸けた大一番という矛盾した状況に直面しており、消化試合とはならない熱戦が予想される `(via SPORT)`。

グラナダCF

グラナダのMFマヌ・トリゲロスが34歳で現役引退を発表した。ビジャレアルでクラブ史上最多の公式戦477試合に出場し、38ゴール39アシストを記録してヨーロッパリーグ制覇にも貢献したレジェンドは、過去2シーズンをグラナダで過ごした。今季はセグンダで31試合に出場して4アシストを記録し、グラナダでの通算出場数は73試合(3ゴール7アシスト)となった。自身のSNSで『15年間のプロ生活に終止符を打つ時が来た。偉大な選手としてだけでなく、何よりも良い人間として記憶されたい』とファンに別れを告げた。土曜日にロス・カルメネスで行われる最終節のスポルティング・ヒホン戦が、彼のプロ生活最後の試合となる `(via Estadio Deportivo)` `(via MARCA)` `(via Mundo Deportivo)`。

スポルティング・ヒホン

グラナダとの最終戦を前に、Bチーム(スポルティング・アトレティコ)のサムエル・バニョス監督を解任したと発表。セグンダRFEFへの昇格プレーオフでの早期敗退が原因とされている。後任候補には、FCバルセロナのカンテラでラミン・ヤマルやパウ・クバルシ、ガビらを指導し、直近ではカステリョンBを率いていたオスカル・ロペスの名前が挙がっており、現フベニルA監督のマルコス・ランデイラも候補の一人となっている `(via SPORT)`。

SDエイバル

最終節で激突するエイバルとカステリョン。エイバルのベニャト・サン・ホセ監督は試合前の会見で、カステリョンを『外国人選手が多く、多様なプロフィールを持つ選手たちが一つの完成されたプレースタイルの中でよく機能している。スペースへの飛び出しはおそらくリーグ最高で、非常に完成された厄介なチームだ』と高く評価した。エイバルはペルとグルゼタが負傷欠場し、アルバロ・ロドリゲスが累積警告で出場停止となる苦しい台所事情だが、勝利すれば他会場の結果次第でプレーオフ進出の可能性がある。『彼らの方がホームで戦うプレッシャーは大きい。我々は勝つことだけに集中する』と意気込みを語った `(via SPORT)`。

CDカステリョン

エイバルとの最終節をホームで迎える。エイバルのサン・ホセ監督も認める通り、多様な外国人選手を擁し、背後への抜け出しを最大の武器とする非常に完成されたチームとして仕上がっている。ホームの大観衆のプレッシャーを背負いながら、エイバルのプレーオフ進出を阻むことができるか注目が集まる `(via SPORT)`。

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

見事にプリメーラ(1部)への昇格を確定させ、街は歓喜に包まれている。カンテラ出身のダビド・メジャは昇格を祝して髪を青と白に染め上げた。アントニオ・イダルゴ監督は最終節のラス・パルマス戦に向けた会見で、『A・コルーニャの街の愛情は想像を超えている。どこへ行っても感謝される』と喜びを語った。フェルナンド・ソリアーノSDは、来季の1部での戦いに向けて7〜8人の補強を行う戦略を明かした。豊富な資金力を背景に、他クラブからの引き抜きを防ぐため、エレマイ・エルナンデスの契約解除金を1億ユーロ超に倍増させたほか、ダビド・メジャ、ルーカス・ノウビ、ザカリア・エダシュリの契約解除金も大幅に引き上げた。マリオ・ソリアーノやビル・ンソンゴとの契約延長も進めている。一方で、FWクリスティアン・エレーラは今季限りでの退団を発表。『デポルは1部だ。このユニフォームを守れたことは名誉であり特権だった』とファンに別れを告げた `(via ElDesmarque)` `(via SPORT)`。

また、カンテラの至宝である15歳の左ウイング、ラウル・レマ(U-16スペイン代表)に対してレアル・マドリードが熱視線を送っている。圧倒的なテクニックと得点力を誇るレマは、12月に16歳を迎えるためプロ契約が可能になる。クラブは残留に向けて懸命の交渉を続けている `(via MARCA)` `(via SPORT)`。

補強の第一号として、オランダ2部のデ・フラーフスハップに所属するMFテウン・ハイセルハルトの獲得が濃厚となっている。今季39試合に出場したオランダの年代別代表経験を持つ有望株で、すでにメディカルチェックのためにガリシアへ向かっていると報じられている `(via ElDesmarque)` `(via MARCA)`。

RCDマジョルカ

セグンダへの降格が決定したマジョルカは、主力の大量流出が不可避な状況となっている。今季23ゴールを挙げてリーグ得点ランキング2位(エンバペに次ぐ)に輝いた大エースのヴェダト・ムリキは、古巣であるトルコのフェネルバフチェと2029年までの契約で合意に達したと報じられている。移籍金は約1800万ユーロが見込まれており、マジョルカが前所属のラツィオに支払う売却益の45%(約400万ユーロ)を差し引いても大きな収入となる。また、今季7ゴールを挙げてポルトガル代表としてW杯に出場するMFサム・コスタにはベンフィカが関心を示しており、マジョルカは移籍金2500万ユーロを要求している。前所属のアルメリアに売却益の20%を支払う契約となっているが、クラブの財政再建には不可欠な売却となる `(via ElDesmarque)` `(via MARCA)` `(via SPORT)`。

CDテネリフェ

プリメーラRFEFグループ1で優勝し、セグンダへの自動昇格を果たした。今季はリーグ最多の62ゴールを記録し、そのうち53%をエンリク・ガジェゴ(19ゴール)、ヘスス・デ・ミゲル(11ゴール)、ガストン・バジェス(3ゴール)の3人で叩き出した。来季のセグンダでこの得点力をいかに維持するかが最大の課題となっている。39歳のベテラン、エンリク・ガジェゴは契約更新が確実視されているが、デ・ミゲルは複数の1部RFEFクラブから関心を集めている。冬にウニオニスタスから加入したバジェスは構想外となる見込みで、同じく昇格組のエルデンセやエルクレスが獲得を狙っている。また、カンテラ出身のFWフラン・サビナのトップチーム昇格やレンタル移籍の動向も注目される `(via SPORT)`。

一方で、テネリフェから他クラブへレンタル移籍していたサリフォ・カロピチェ、ババカル・ディオク、ジョセプ・カラベラ、アンデル・ソイロ、セルヒオ・アラゴネセスら5選手の去就も不透明だ。特にナスティックで出場機会を得たソイロや、エルクレスでレギュラーを掴んだカラベラが来季のセグンダでどのような役割を担うかが注目されている `(via SPORT)`。

CDエルデンセ

テネリフェと共にグループチャンピオンとして自動昇格を果たしたエルデンセは、早速来季の戦力補強に動いている。テネリフェで構想外となる見込みのFWガストン・バジェスの獲得に興味を示しており、エルクレスとの争奪戦になりそうだ `(via SPORT)`。

Bチーム動向

来季のセグンダには最大で3つのBチーム(リザーブチーム)が参戦する可能性がある。レアル・ソシエダB(サンセ)はすでにセグンダでの残留を確定させている。さらに、プリメーラRFEFからの昇格プレーオフには、セルタ・フォルトゥナ、レアル・マドリード・カスティージャ、アトレティコ・マドリレーニョ、ビジャレアルBの4つのBチームが進出している。

レアル・マドリード・カスティージャは、ホームのアルフレド・ディ・ステファノで行われたサバデルとの昇格プレーオフ準決勝第1戦に2-0で先勝した。フロレンティーノ・ペレス会長も見守る中、前半はサバデルの堅守とGKフオリの好セーブに苦しんだが、後半にポル・フォルトゥニ(71分)とパラシオス(79分)の鮮やかなミドルシュートでゴールをこじ開けた。サバデルはリーグ最少失点の堅守を見せたものの、攻撃で脅威を作れなかった。第2戦は6月5日(金)21時にサバデルの本拠地ノバ・クレウ・アルタで行われる。カスティージャが勝利すれば、決勝でビジャレアルB対サモラの勝者とセグンダ昇格を懸けて激突する `(via AS)` `(via Estadio Deportivo)` `(via MARCA)` `(via Mundo Deportivo)`。

【本日の総括】

デポルティーボ・ラ・コルーニャの1部復帰決定や、マジョルカの2部降格によるエース流出危機など、各クラブの来季に向けた激しい動きが表面化している。特にセグンダ昇格プレーオフでは、カスティージャが先勝し、来季のセグンダに複数のBチームが参入する可能性が高まっている。また、エルチェの監督交代やサラゴサの泥沼の契約トラブルなど、ピッチ外の動向も激しさを増しており、セグンダの勢力図は来季に向けて劇的な変化の過渡期にある。