コルドバCF

レアル・ベティスからポルトガル人GKギリェルメ・フェルナンデス(25歳)を獲得することが決定的となっている。移籍金は発生しないが、ベティスと以前の所属元であるエストレラ・アマドーラが将来の売却益の約50%を保持する条件で合意に至る見込みである。ギリェルメはベティスのマヌエル・ペレグリーニ監督の構想から外れており、アルバセテ、FCアンドラ、ポルトガルのマリティモやジル・ヴィセンテからも関心を集めていたが、最終的に元ベティスのフアニートがスポーツディレクターを務めるコルドバを選択した。コルドバのゴールマウスには現在イケル・アルバレスがおり、アルメリアやグラナダからの関心が噂されるカルロス・マリンは退団候補となっているため、GK補強は急務であった (via Estadio Deportivo)。

クラブの経営面では、セサル・サンチェス(元レアル・サラゴサGK)がバーレーン王室も出資する投資ファンド『Infinity Sports Ventura WWL』の代表として外部アドバイザーを務めている。このファンドは以前のずさんな経営による消滅の危機からクラブを救い、セグンダ・ディビシオン復帰と定着に大きく貢献している (via SPORT)。

マラガCF

プリメーラ復帰に向けた守備陣の最初の補強として、RCDエスパニョールを退団しフリーとなったDFフェルナンド・カレロ(30歳)の獲得をほぼまとめた。マラガの下部組織(フベニルやアトレティコ・マラゲーニョ)出身であるカレロにとって10年ぶりの古巣復帰となる。ハビ・モンテロの退団で空いた穴を埋める存在であり、右利きながら左足も難なく扱い、左サイドバックでもプレー可能。フアンフラン・フネス監督のサッカースタイルに完璧にフィットするボール出しの能力が高く評価されている。プリメーラで143試合の出場経験を持つベテランの加入により、センターバックは6人体制となる予定である (via ElDesmarque)。

また、中盤の補強としてセルタ・デ・ビーゴのカルロス・ドトールの獲得を熱望している。クラウディオ・ヒラルデス監督の構想外となっているドトールは、マラガのロッカールームにすぐに馴染むと見られており、選手自身もセルタでの居場所がない場合はマラガでのプレーを第一希望としている。クラブは新たなレンタルか完全移籍での正式オファーを検討中である (via ElDesmarque)。

さらに、U-19スペイン代表として欧州制覇を果たしたレアル・マドリードの若手MFティアゴ・ピタルチ(18歳)にも関心を示している。ロレン・フアロスSDとフアンフラン・フネス監督が中盤のピースとして求めているが、選手本人はチャンピオンズリーグでのプレーを優先しており、昇格組であるマラガの条件とは合致せず、現時点では交渉はストップしている (via SPORT)。

レアル・オビエド

ダビド・フェルナンデスSDの下、LALIGA HYPERMOTIONに向けたプロジェクトの一環としてFCアンドラのMFダニ・ビジャエルモサの獲得を狙っている。昨季8ゴール7アシストを記録したビジャエルモサには1部クラブも関心を寄せており、ダビド・フェルナンデスSDはエスパニョール時代から彼を知る最大の理解者である。しかし、アンドラとの契約は2027年6月30日まで残っており、アンドラ側は完全移籍以外の放出を拒否しているため、獲得交渉の大きな障壁となっている (via ElDesmarque)。

攻撃陣の補強としては、ブラジルのボタフォゴで出場機会が減少しているクリス・ラモスの獲得を目指している。ヘスス・マルティネス会長自らが獲得に動いており、LALIGA HYPERMOTIONでの経験も豊富な彼がメインターゲットに据えられている (via ElDesmarque)。

CEサバデル

歴史的なセグンダ・ディビシオン昇格を果たしたサバデルは、フェラン・コスタ監督の下でプレシーズンをスタートさせた。最も注目される補強として、キプロス1部AEKラルナカで4シーズンにわたり167試合に出場し、欧州大会の経験も持つMFペレ・ポンス(33歳)と1年契約を結んだ。ジローナで1部昇格を経験したポンスは、カタルーニャへの帰還を選び、その経験とクオリティをチームにもたらす (via Esport3)。

その他の新加入選手として、オスカル・サンス、ヤニス・ラフマニ、ミキ・コディナ、アラン・リベイロを迎え入れ、リュイス・エステベとキム・ウトヘスもレンタルから復帰した (via Esport3)。

また、ベテランGKホセ・オルテガ(34歳)との契約を1年延長した。昨季は健康問題に苦しんだものの、第38節で復帰しクリーンシートを達成するなど、ピッチ内外でチームの模範となっている。ディエゴ・フオーリのバックアップとして、セグンダの舞台でもチームを支える存在となる (via Mundo Deportivo)。

プレシーズンは7月15日からサロウで10日間の合宿を行い、CDカステリョン、RCDエスパニョール、UEオロトとの親善試合が組まれている (via Esport3)。

ジローナFC

サバデルと同様にセグンダ・ディビシオンで戦うジローナは、セグンダ降格という厳しい打撃を受けた後、キケ・アルバレス新監督の下でプレシーズンを開始した。シティ・フットボール・グループのフェラン・ソリアーノCEOとペレ・グアルディオラ会長は『できるだけ早くプリメーラ・ディビシオンに戻りたい』と1部リーグへの早期復帰を明確な目標に掲げている (via SPORT)。

新加入選手として、イザン・ゴンサレス、オレクサンドル・ピシュチュル、イバン・モランテの3名が加わり、レンタル組のアンタル、ジャスティン、ミンス、ダウダ、アスプリージャも復帰した (via SPORT)。

さらに、バルセロナ・アトレティックでジュリアーノ・ベレッチ監督の欠かせない選手であったMFブリアン・ファリーニャス(2006年生まれ)の獲得を急いでいる。150万ユーロで保有権の50%を獲得する条件でバルセロナと交渉が大詰めを迎えている。ファリーニャスは昨季33試合に出場し5ゴール7アシストを記録。豊富な運動量、技術、ミドルシュートを備えたリーダーシップのある選手であり、セグンダの舞台でさらなる成長が期待されている (via SPORT)。

プレシーズンマッチはアル・カディシーヤ戦を皮切りに、モンティリビでの第49回コスタ・ブラバ杯でアーセナルを迎え撃ち、ジムナスティック・タラゴナ戦で締めくくるなど、計6試合が予定されている (via Esport3)。

【本日の総括】

各クラブが昇格・復帰に向けたスカッドの再構築を急ピッチで進めている。1部からの降格組であるジローナは、シティ・グループの強力なバックアップを受けながら若手有望株の獲得で即時復帰を狙う。一方、悲願の昇格を果たしたサバデルやコルドバは、1部や欧州大会経験を持つ実力者を迎え入れ、セグンダ定着以上の結果を目論む。マラガやオビエドも的確な補強ポイントを定め、タフなLALIGA Hypermotionを勝ち抜くための陣容整理に余念がない。熾烈な昇格・降格争いに向けた各チームの動向から目が離せない。