ノーベル・メンディのハル・シティ移籍合意 2000万ユーロの巨額取引
21歳のセネガル人センターバック、ノーベル・メンディのハル・シティへの完全移籍がほぼ合意に達しました。移籍金は2000万ユーロで、さらに条件を満たすことで最大500万ユーロの変動ボーナスが追加される大型取引となっています。
この移籍は古巣であるレアル・ベティスにも大きな利益をもたらします。ベティスはメンディのパスの20%を保有し続けており、今回の移籍により400万ユーロを受け取る権利があります。さらに、設定された全ての変動ボーナスが達成されれば、追加で100万ユーロが支払われることになります。
メンディは2023年9月にパリFCからベティス・デポルティーボへレンタルで加入しました。翌シーズンには、ベティスが100万ユーロ未満で設定されていた買い取りオプションを行使して完全移籍させています。ベティス時代にはBチームで34試合(2499分)に出場したほか、トップチームでも6試合(439分)でプレーしました。
その後、昨シーズンはラージョ・バジェカーノにレンタル移籍し、シーズン終了後にはラージョが280万ユーロでパスの80%を買い取るオプションを行使していました。ラージョでのメンディは28試合(1932分)に出場し、アトレティコ・マドリードを3-0で破ったリーグ戦でのゴールを含む2得点を記録しました。一方で、イエローカードを8枚受け、ベティスBチーム時代と同数となる2回の退場処分も経験しています。
(via Mundo Deportivo)
マドリード州政府との全面対立 スタジアム使用ライセンス取り消しの危機
マドリード州政府とラージョ・バジェカーノの間で、スタジアムを巡る争いが全面戦争の様相を呈しています。マドリード州政府は、スタジアムの惨憺たる状態を理由に、ラージョ・バジェカーノに付与していたスタジアムの使用ライセンスを取り消す措置に踏み切りました。
これに対し、クラブ側は強硬な態度に出ています。必要な改修工事を実施するためにマドリード州政府の作業員がスタジアムに立ち入ることを拒否し、対立がさらに激化しています。ラウル・マルティン・プレサ会長とそのスタッフたちは現在、スタジアムが安全基準を満たしており、何の問題もなく試合を開催できることを証明するための報告書を作成し、証拠集めに奔走しています。
(via Mundo Deportivo)
浮上した3つの代替スタジアム候補とソシオへの影響
ラウル・マルティン・プレサ会長らが作成している安全報告書によってマドリード州のイサベル・ディアス・アユソ首相を説得できなかった場合に備え、クラブはすでに他の3つのスタジアムで試合を開催する可能性について打診を始めています。
代替地の候補として挙がっているのは、アルバセテの本拠地であるカルロス・ベルモンテ、ブルゴスの本拠地エル・プランティオ、そしてバジャドリードのホームである歴史的なホセ・ソリージャです。これらの代替スタジアムを使用するのは多くても数試合に留まると見られていますが、バジェカスのファンにとっては移動の負担が非常に大きくなります。
バジェカスのスタジアムからの距離を見ると、ホセ・ソリージャまでは215キロメートル、エル・プランティオまでは243キロメートル、そしてカルロス・ベルモンテまでは252キロメートルも離れています。
この危機的状況は、クラブが年間シートの更新キャンペーンを大々的に行っている真っ只中に発生しました。リーグ開幕までわずか20日という逼迫した状況の中で、チームがどこでホームゲームを戦うのかすら定まっていないという現実は、ファンをさらに怒らせ、クラブ運営への不安を増幅させる深刻な問題となっています。
(via Mundo Deportivo)
ミチェル元監督がクラブの運営を痛烈に批判
スタジアム問題によってファンからラウル・マルティン・プレサ会長への批判と辞任要求が高まる中、元ラージョ・バジェカーノ監督で現在はアヤックスを率いるミチェル・ゴンサレスが、この異常事態について苦言を呈しました。
ミチェルはラジオ番組のインタビューで、ホームゲームを別の場所で戦わなければならない可能性について触れ、『ホームゲームを別の場所で戦わなければならないなんて、信じられないほどの惨状だ』と語りました。
さらに、『バジェカス出身者として、そして一人のラージョファンとして、我々はこんな仕打ちを受けるべきではない。クラブの運営は本当に、本当に酷いものだ。カンファレンスリーグの決勝でパレスに敗れはしたものの、ヨーロッパのタイトルを夢見るような素晴らしい結果を残した直後だというのに、リーグ開幕を目前にしてファンが自分たちのスタジアムでチームを応援できない状況に陥っている。我々が望んでいるのはバジェカスでプレーすることなのに』と続け、クラブの無策を嘆きました。
また、会長の責任についても『これは非常に辛いことであり、バジェカスの人々はこんな目に遭う筋合いはない。無責任極まりなく、運営能力の欠如は明らかだ。マルティン・プレサについて? 誰もがこの状況を見ている。我々は非常に心配している。私には現地でこの状況に苦しんでいる友人がたくさんいる。ラージョがバジェカスだけでなく、マドリードの他の場所でもプレーできないかもしれないと考えるのは、誰にとっても辛いことだ。全てのファンにとって大きな混乱を招いている』と述べ、ラージョの現状に対する強い危機感を露わにしました。
(via Mundo Deportivo)
新シーズン開幕戦はアウェイでのセビージャ戦
ピッチ外での混乱が続く中、ラージョ・バジェカーノは8月25日の土曜日に迫った新シーズンのラ・リーガ開幕戦に臨みます。初戦の相手はセビージャで、アウェイのネルビオンに乗り込んでの一戦となります。
(via MARCA)
【本日の総括】
メンディの巨額移籍というポジティブなニュースの一方で、スタジアムの使用ライセンス取り消し問題がクラブを大きく揺るがしています。ミチェル元監督からも厳しい批判の声が上がる中、開幕までに本拠地問題を解決できるか、経営陣の手腕が問われています。