元ベティス新星アサン・ディアオのCL大爆発と臨時収入期待

セネガル代表FWアサン・ディアオが移籍先のコモ1907で圧巻のパフォーマンスを披露しており、かつて同選手の権利を保持したレアル・ベティスに巨額の臨時収入がもたらされる期待が高まっています。

アサン・ディアオはUEFAチャンピオンズリーグのデビュー戦となったRBライプツィヒ戦で4-1の快勝に貢献する素晴らしいゴールを記録しました。今シーズンのセリエAでも、ナポリ戦(1-2勝利)での1アシスト、ジェノア戦(1-4勝利)での2ゴールと目覚ましい活躍を続けています。昨シーズンは相次ぐ負傷に苦しみ、2026年ワールドカップでもセネガル代表としてイラク戦のわずか9分間の出場にとどまるなど不完全燃焼に終わっていましたが、見事な復活を果たしました。

コモは2025年1月にベティスから移籍金1150万ユーロとCL出場権獲得に伴うインセンティブ50万ユーロの計1200万ユーロでアサン・ディアオを獲得しました。その際、ベティスは将来の転売時に発生する移籍金のパーセンテージ権利を保持する契約を結んでいました。今夏、エヴァートンが初期の4500万ユーロから6000万ユーロまでオファーを引き上げ、アタランタも強い関心を示して獲得に動きましたが、コモはこれをことごとく拒否しました。

コモのミラワン・スワルソ会長は今回の移籍劇について次のように説明しています。

『私たちは1200万ユーロでアサン・ディアオを獲得し、今夏には6000万ユーロのオファーを受け取りましたが拒否しました。なぜなら、選手を長く手元にとどめるほど、将来的に得られる利益はより大きくなると確信しているからです』

また、コモを率いるセスク・ファブレガス監督も熱弁を振るっています。

『アサンはまだ21歳であり、これからさらに飛躍的な成長を遂げる例外的な能力を持ったプレーヤーです』

移籍当時900万ユーロと評価されていたアサン・ディアオの市場価値は、現在Transfermarktで3000万ユーロにまで急上昇しています。コモは7500万ユーロ未満での売却交渉に応じない構えを見せており、もし7500万ユーロで移籍が成立した場合、ベティスには1500万ユーロが支払われます。ベティスがすでに手にした1200万ユーロと合わせると、移籍ビジネスによる総利益は2700万ユーロに達する計算になります。

ライプツィヒ戦でのアサン・ディアオのスタッツは完璧そのものでした。2本のシュートで1ゴールを奪ったほか、ショートパス成功率は79パーセント(23本中19本)、ロングパス成功率は100パーセント(2本中2本)を記録しました。さらに9回のドリブル挑戦中6回を成功させ、15回の個人デュエルのうち11回で勝利。4回の守備貢献、5回のボール回収、2回のタックル成功、そして22回に及ぶボール持ち出しランを達成しました。

試合後、スカイスポーツの取材に応じたディアオ本人は喜びを噛み締めて語っています。

『これ以上は何も望めないほどの出来事です。チャンピオンズリーグ出場権を勝ち取り、その初戦でピッチに立ち、ゴールを決めて勝利でスタートすることができました。ファンと共にこの勝利を味わえることが本当に幸せですし、CLでの初ゴールはサッカー選手なら誰もが描く夢でした。昨シーズンは非常に厳しい時期を過ごしましたが、再びチームの役に立てて本当にうれしいです。幼い頃からテレビで観ていた憧れのテーマ曲をピッチで聴けた瞬間は最高でした。誰もが夢を見るべきです。今日、私の夢が現実になりました』

なお、コモは12月9日のCLリーグフェーズ第6節でベティスのホーム「ラ・カルトゥハ」に乗り込む予定であり、かつての本拠地で成長した姿を見せることになります。

(via Estadio デポルティーボ・ラ・コルーニャ)