ロ・チェルソのW杯決勝進出による開幕戦延期とインテル戦の追加
アルゼンチン代表のジオヴァニ・ロ・チェルソがW杯決勝に進出した影響で、ラ・リーガ第1節のバレンシア戦(メスタージャ)が8月25日に延期されました。これにより、公式戦の初戦は第2節、8月21日21:00にカルトゥハ・スタジアムで行われるレアル・ソシエダ戦となります。
この開幕延期によってスケジュールに空きができたため、クラブはプレシーズン期間を延長し、新たにチャンピオンズリーグレベルのテストマッチを追加しました。同じくセリエAで開幕が遅れているインテル・ミラノと、8月15日19:30からイタリア・バーリのサン・ニコラ・スタジアムで対戦することが決定しています。 (via Estadio Deportivo) / (via MARCA) / (via ElDesmarque)
今後のプレシーズン日程とここまでの結果
現在、チームはマルベージャで2度目のトレーニングキャンプを行っています。これまでのプレシーズンマッチ4試合の成績は3勝1敗。シュポルトフロインデ・ロッテに3-0、レクレアティーボ・ウエルバに1-0、そして直近のオリンピック・リヨン戦には4-0で快勝しましたが、グラナダには0-1で敗れています。
今後の予定としては、本日8月1日20:00からラ・リネアのシウダ・デ・ラ・リネア・スタジアムでUDアルメリアと対戦します。その後、8月5日にダブリンでアーセナル、8月8日にカルトゥハ・スタジアムでボーンマスと対戦し、15日のインテル戦へと続きます。リヨン戦の快勝後、パブロ・フォルナルスは『これからはもっとタフな相手との試合になります。ヨーロッパの舞台で当たるようなチームと戦い、最高の状態でリーグ戦のスタートを切りたいです』と意気込みを語っています。 (via Estadio Deportivo) / (via MARCA)
アントニーが全体練習に合流、CLでの旋風を誓う
昨シーズンから恥骨炎(スポーツヘルニア)に悩まされていたブラジル人ウインガーのアントニーですが、クラブの公式メディアで自身のコンディションについて言える不安はないと明言しました。
『チームとのトレーニングに合流して3、4日経ちます。少し落ち着いて進める必要がありますが、チームメイトと一緒にプレーできるまであと少しです。来週には試合に出られると思います』と復帰が近いことを示唆。昨シーズンについては『12月のヘタフェ戦から痛みが始まり、かなり制限された状態でプレーしていましたが、ベティスのシャツを着る時は常に自己犠牲を払うと言い聞かせてやってきました』と振り返りました。
そしてベティスへの深い愛情も表現しています。『今はピッチ内外で最高の瞬間を生きています。ベティスのファンには心を動かされましたし、深く共感しています。ベティスは私に自分自身を取り戻させてくれ、最高のバージョンを引き出してくれました。すべてに感謝していますし、できることはすべてベティスのためにやります』。
また、20年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場に向けては『ベティスと契約した時、今年は絶対にCLに行かなければならないと心に決めていました。出場が決まった時のイスコの涙を見れば、これがどれほど特別な感情かわかるでしょう。CLの試合はすべてが難しく複雑ですが、私たちは多くのクラブを驚かせると確信しています』と力強く宣言しました。 (via SPORT) / (via Estadio Deportivo) / (via ElDesmarque)
イスコが待望のボールを使った全体練習に復帰
プレシーズンマッチを欠場し、別メニュー調整が続いていたイスコ・アラルコンが、リヨン戦後の木曜日のトレーニングでついにボールを使った全体練習に合流しました。医療スタッフが作成した計画に沿って負荷をコントロールしながら回復プロセスを歩んでおり、順調にステップアップしています。マヌ・ファハルドSDも『彼はスケジュール通りに進んでおり、昨日は練習を200%でこなしました』と順調さをアピールしています。
次の親善試合で彼がピッチに立てるかどうかは、ペジェグリーニ監督と医療チームの判断に委ねられていますが、本人は痛みなくプレーすることを最大の目標に掲げており、焦らず調整を続けています。 (via ElDesmarque)
新戦力フラン・ガルシアが加入の喜びとチームの雰囲気を語る
レアル・マドリードから加入し、左サイドバックのレギュラー候補として期待されるフラン・ガルシアがインタビューに応じました。
移籍の経緯について『海外からのオファーもありましたが、スペインに残ることが優先でした。マヌ・ファハルドSDとはラージョ時代から知り合いで、彼らも本気で私を欲しがってくれました。ベティスの近年の成長と魅力的なプロジェクトを見て、ここに来るのは素晴らしい決断だと思いました』と明かしました。
マドリードでチームメイトだったイスコについては『彼からは、ここに来るように力を与えてくれるメッセージをもらいました。彼がみんなが快適に過ごせるように気遣ってくれるのは本当に美しいことです』と感謝を口にし、ペジェグリーニ監督についても『とても品格があり、優れた管理者です。スタッフも信じられないほど素晴らしいグループです』とチームの雰囲気を絶賛。『ここでタイトルを掲げられるなら、今すぐサインしますよ』と野心を燃やしています。 (via ElDesmarque)
エズ・アブデのローマ移籍を代理人が完全否定
イタリアのASローマがエズ・アブデに4000万ユーロ以上のオファーを準備しているとの噂が駆け巡りましたが、彼の代理人であるアレハンドロ・カマーニョがこれを完全に否定しました。
カマーニョ氏は『ローマとは何もありません。アブデはスペインに残ります』と断言。ベティス側も彼の契約解除金6000万ユーロに対し、5000万ユーロ以下では売却しないという強気の姿勢を崩していません。また、アブデ本人もセビージャでの生活に満足しており、経済的・スポーツ的に断れないオファーがない限り移籍は考えていないとのことです。
昨シーズンは公式戦43試合に出場し15ゴール13アシストとキャリア最高の成績を残したアブデですが、現在はW杯直前のメキシコでの試合で負傷した右膝靱帯の回復のため、マルベージャ合宿で別メニュー調整を続けています。 (via SPORT) / (via ElDesmarque)
ソフィアン・アムラバトの復帰作戦は困難も継続中
マヌエル・ペジェグリーニ監督が守備的ミッドフィルダーの補強として強く希望しているのが、フェネルバフチェのソフィアン・アムラバトです。選手本人もベティスのCLプロジェクトに魅力を感じており、復帰に前向きな姿勢を見せています。
しかし、トルコでの報道とは裏腹に、クラブ関係者は個人合意には至っていないと否定。フェネルバフチェが1200万ユーロの移籍金回収を望んでいることや、彼がトルコで受け取っている約800万ユーロ(グロス)という高額な年俸がネックとなっており、オペレーションは「非常に困難」とされています。ベティスの計画としては、アムラバト自身にフェネルバフチェへ減額の圧力をかけてもらうことや、長期契約を結ぶことで年俸の負担を分散させる方法を模索しています。
クラブは並行して、ニコラス・ラスキン(レンジャーズ)やエミ・マルティネス(パルメイラス)といった別の候補者のリストアップも進めています。 (via ElDesmarque)
新たなストライカー候補にフランニョ・イヴァノヴィッチが浮上
バカンブとチミー・アビラの退団により、クチョ・エルナンデスとポジションを争う新たなストライカーの獲得が急務となっています。アルテム・ドフビクの獲得が難しくなった中、ケビン・デンキー(FCシンシナティ)へのオファーも検討されていますが、ここに来てベンフィカのクロアチア人FWフランニョ・イヴァノヴィッチ(22歳)の名前が急浮上しました。
イタリアやポルトガルのメディアによると、ベティスはすでにベンフィカと交渉を行っており、一定の条件を満たした場合の「買い取り義務付きレンタル」を提案しています。一方のベンフィカは完全移籍での売却を望んでおり、ラツィオやガラタサライ、ハル・シティなども興味を示しているものの、CLに出場できるベティスが争奪戦を一歩リードしているとみられています。また、ベティスはロドリゴ・マリーナの売却交渉も並行して進めているようです。 (via Estadio Deportivo)
ネルソン・デオッサの去就とチームメイトの異例の引き留め
ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの移籍が間近に迫っていると報じられ、長らく退団の噂が絶えないネルソン・デオッサですが、チームメイトから異例の引き留め工作が行われています。
アントニーが自身のSNSストーリーで彼にベティス残留を懇願するメッセージを投稿(直後に削除)。さらに新加入のファクンド・ベルナルもリヨン戦後に『彼は本来MFなのに今は9番でプレーして、素晴らしい仕事をしている。移籍の噂は別として、彼はレアル・ベティスに完全に集中しているよ』とコメント。退団が既定路線と思われていた選手に対し、チーム内から強い慰留の声が上がっており、今後の展開に注目が集まっています。 (via ElDesmarque)
GK陣の大幅再編とマヌ・ゴンサレスのトップチーム昇格
トップチームのGK陣に大きな変化が起きています。まずはビジャレアルからディエゴ・コンデが買い取りオプション付きのレンタルで加入しました。一方で、個人的な理由から退団を志願していたパウ・ロペスはFCアンドラへの移籍が決定。ただし、アンドラと前監督エデル・サラビアとの法的問題により、彼の選手登録は現在宙に浮いた状態となっています。
そして、引退したアドリアン・サン・ミゲルの穴を埋める第3GKとして、U-19欧州選手権でスペイン代表の優勝に貢献し、大会最少失点GKにも輝いた下部組織のマヌ・ゴンサレスがトップチームに昇格することが決まりました。 (via Estadio Deportivo)
ベティス・デポルティーボの守護神候補にアレックス・ポスティゴ
マヌ・ゴンサレスのトップ昇格や、ヘルマン・ガルシア(カセレーニョへ移籍)、ヴラド・ラファイラ(ルーマニアのファルルへ復帰)の退団により、セグンダRFEFを戦うベティス・デポルティーボもGKの補強に動いています。
ターゲットとなっているのは、ヒムナスティカ・セゴビアナに所属する19歳のアレックス・ポスティゴです。彼の契約解除金は10万ユーロ以下と安価ですが、ベティスが提示したオファーはセゴビアナ側の希望額に遠く及んでおらず、セゴビアナの会長は『価値に見合った評価をしてほしい』と牽制しています。
なお、コンデが負傷した際には、シャフタール・ドネツク出身でU-19ウクライナ代表のヤン・ジュラフスキー(17歳)が急遽マルベージャ合宿に招集されました。また、ポーランド系アメリカ人のブルーノ・クリメク(19歳)はテルセーラRFEFに昇格したベティスCに組み込まれる予定です。 (via Estadio Deportivo)
ノベル・メンディの連帯貢献で思わぬ臨時収入
セネガル人センターバックのノベル・メンディに関連し、ベティスに思わぬ臨時収入が入りそうです。イングランドのハル・シティが彼の所属元クラブに対して、移籍金2000万ユーロ+ボーナス500万ユーロでの獲得オファーを提示し、合意に至ったと報じられています。
ベティスは過去の取引によりメンディの権利の20%を保持しているため、この移籍が成立すれば約400万ユーロの収入を手にすることになります。移籍市場での資金繰りに苦心するクラブにとって、非常にありがたい後押しとなります。 (via MARCA)
ロドリ・サンチェスがカタールでの大活躍とベティスへの愛を語る
現在、カタールのアル・アラビでプレーするロドリ・サンチェスがスペイン紙のインタビューに応じました。中東の地で54試合に出場し14ゴール31アシストという驚異的な成績を残している彼は、先日クラブとの契約を2030年まで延長。現地では「エル・マタドール」の愛称で親しまれており、5年の居住条件を満たした暁にはカタールに帰化し、2030年ワールドカップに出場する計画も進行中です。
ベティス時代については『ペジェグリーニ監督は計り知れないほど偉大ですが、彼からの信頼を勝ち取るのは簡単ではありませんでした』と回顧。それでも『ベティスは私にすべてを与えてくれたクラブ。私は死ぬまでベティコです。昨シーズンは少し苦しんだ時期もあったようですが、CL出場権を獲得できたことを心から嬉しく思います。何年もCLに出続けて、いつか優勝してほしいですね』と古巣への変わらぬ愛情を語っています。 (via Estadio Deportivo)
契約満了のリカルド・ロドリゲス、新天地はイタリアか
6月にベティスとの契約を満了して退団したリカルド・ロドリゲスですが、33歳となった現在も新天地が決まっていません。ベティスは左サイドバックの若返りを図るためにフラン・ガルシアを獲得し、ロドリゲスとの契約延長を行いませんでした。
スイス代表としてW杯で全試合に先発出場し、アルゼンチン戦ではアシストも記録するなど健在ぶりをアピールしましたが、現在はカテゴリーを下げてイタリア・セリエBのサンプドリアへの移籍が有力視されています。サンプドリアのSDが、彼のポリバレントな能力を高く評価し、獲得を真剣に検討しているとのことです。 (via Estadio Deportivo)
カンテラーノのカルロス・レイナがポルトガルへ移籍
ベティス・デポルティーボ(Bチーム)で将来を嘱望されていたカンテラーノのカルロス・レイナが、ポルトガル2部のSCUトレエンセに移籍することが決まりました。トレエンセはスペイン人ディレクターが主導し、スペインの若手タレントを積極的に獲得して成長させるプロジェクトを進めており、レイナもその哲学に合致した形での加入となります。 (via AS)
26/27シーズン用の斬新なサードユニフォームを発表
クラブは公式メディアを通じて、2026/27シーズンのサードユニフォームを発表しました。この新ユニフォームは、サードキットの定番カラーであるブルーとブラックの縦縞を基調としつつ、蛍光グリーンの筆で力強く塗ったようなグラフィックが全面に施された、非常にダイナミックで斬新なデザインとなっています。
首の内側には、ベティスのファンが歌う有名なチャントのフレーズ「Siempre estuve a tu lado(いつも君のそばにいた)」が刻まれており、サポーターとの強い絆を象徴しています。このユニフォームは本日8月1日に行われるアルメリアとの親善試合で選手たちが初めて着用してピッチに立ちます。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
W杯の影響による開幕延期でインテル戦という強豪とのテストが追加され、チームはCLに向けた準備をさらに加速させています。アントニーやイスコといったキーマンの復帰、フラン・ガルシアの合流など明るい話題が多い一方、ストライカーや守備的MFの補強交渉は一筋縄ではいかない状況です。デオッサの去就やGK陣の再編も含め、開幕に向けたスカッドの最終調整から目が離せません!