中盤崩壊に直面するモウリーニョ監督が画策する、CLインテル戦に向けた「5つの奇策」

レアル・マドリードは今週火曜日にサンティアゴ・ベルナベウでインテル・ミランを迎え、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦という非常に重要な一戦に臨みます。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督にとって最大の悩みは、中盤の要となるセントラルミッドフィルダーの極端な人材不足です。

この深刻な事態の背景には、昨シーズンから持ち越された主力3選手の出場停止処分があります。エドゥアルド・カマヴィンガは、昨季のCLバイエルン・ミュンヘン戦で物議を醸した2枚目のイエローカードにより退場処分を受けました。アルダ・ギュレルは、同試合の終了後に主審のスラブコ・ビンチッチに対して猛抗議を行ったことで一発退場となっています。さらに今夏加入したベルナルド・シウバは、前所属のマンチェスター・シティにおける最後の欧州の試合において、エティハド・スタジアムでハンドにより相手の決定的なゴールを防いだために出場停止が適用されています。

現在、本職として起用可能な中盤のトップチーム選手はフェデ・バルベルデただ一人という、信じがたい非常事態に直面しています。オーレリアン・チュアメニやチアゴ・ピタルチは負傷から戻りつつあるものの、まだ先発できるコンディションではありません。

この危機を乗り越え、モウリーニョ監督がかつて2010年にチャンピオンズリーグを制覇した古巣インテルを迎え撃つために、4-2-3-1のダブルボランチを形成するための5つの奇策(代替案)を練り上げています。

1つ目は、ジュード・ベリンガムのポジションを一時的に一列下げることです。今シーズンはトップ下など自由な高い位置でその才能を爆発させているベリンガムですが、背に腹は代えられないためボランチの底でバルベルデとコンビを組ませる可能性があります。

2つ目は、DF登録のディーン・ハイセンを一列上げるボランチ起用です。ハイセンはこれまで中盤でプレーした経験はありませんが、その卓越したテクニックやビルドアップ能力から、ボランチの役割をこなせると評価されています。

3つ目は、トレント・アレクサンダー=アーノルドのボランチコンバートです。リヴァプールやイングランド代表でも中盤を経験していますが、本人はこのポジションでプレーすることに一度も快適さを感じたことがないとされています。しかし、例外的な緊急措置として彼を底に配置する可能性は排除できません。

4つ目は、カスティージャ(Bチーム)に所属するホルヘ・セステロの抜擢です。今夏に他クラブからの熱心なオファーを拒んでチームに残留したセステロは、チーム戦術を熟知しています。

5つ目は、同じくカスティージャの新星セルヒオ・マルティネスの電撃先発です。今夏の移籍市場の最終盤にラシン・サンタンデールから獲得されたばかりの19歳のカンタブリア出身MFは、すでに1部リーグでの出場経験があり、土曜日に行われたJuventud de Torremolinos戦でのカスティージャデビュー戦でも圧倒的な活躍を見せ、周囲を驚かせました。

知将モウリーニョがどのカードを切るのか、欧州を揺るがす采配に注目が集まります。(via ElDesmarque)