ケイラー・ナバスの告白

かつてレアル・マドリードの守護神としてゴールマウスを守ったケイラー・ナバスが、2015年の夏の移籍市場最終日に起きた伝説的な「FAXトラブル」によるデ・ヘアとのトレード破談劇について語りました。当時、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が取り沙汰されていたナバスは、書類の到着が間に合わずマドリード残留が決まった瞬間の様子を明かしています。

ナバスは『デ・ヘアの書類が時間内に届かず、自分がレアル・マドリードに残ると知らされた時、妻と一緒に一晩中泣き明かしました』と振り返りました。クラブ側が出国の交渉を進めていたものの、本人の意志は全く異なっていたと言います。『世界最大のクラブを離れたくなんて決してありませんでした。レアル・マドリードでプレーすることは私の幼い頃からの夢だったのです。8歳の時のインタビューでもすでにマドリードの選手になると答えていました。神様が下さったこのチャンスを絶対に手放したくなかった』と熱い想いを語っています。この運命の悪戯とも言える残留劇を経て、ナバスは前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇の立役者となりました。(via SPORT)

カナレスが明かすジョゼ・モウリーニョ

かつてレアル・マドリードに若くして加入し、現在は35歳で古巣ラシン・サンタンデールに復帰したセルヒオ・カナレスが、モウリーニョ監督の下で過ごした過酷な日々を回想しました。カナレスは若い選手に対して敢えて厳しく接することで精神的に鍛え上げようとしていた指揮官の姿勢に理解を示しつつも、当時の絶望感を吐露しています。

『ジョゼ・モウリーニョの距離感には気をつけないといけません(笑)。ただ、若い選手を強くするために厳しく接してくれたことには感謝しています』と前置きしながらも、試合直前に突然招集外にされるなど精神的に追い詰められていたことを明かしました。冬の移籍市場でチャンピオンズリーグ出場クラブからのレンタル打診があり退団を希望したものの、市場閉幕後に3試合連続で招集外になった際は大きなショックを受けたと言います。『あの時は本当に打ちのめされていました。とにかくサッカーがしたかった。家に帰って部屋の電気を全て消し、暗闇のソファでずっと泣いていたのを覚えています。見かねた妻のクリスから「どうしたの?」と聞かれても「わからない」としか答えられませんでした』と、若き日の苦悩を打ち明けています。(via Estadio Deportivo)