アブドゥライ・ファイとバインディル加入に伴う25名枠の完全飽和と選手登録問題

💼セルタのトップチームは現在、深刻な登録選手過多(選手登録の飽和)に頭を抱えています。今夏の移籍市場において、中盤の戦力補強としてアブドゥライ・ファイ、さらにマンチェスター・ユナイテッドからトルコ代表GKアルタイ・バインディルを正式に獲得したことで、ラ・リーガのトップチーム登録上限である25名枠が完全に埋まる形となりました。バインディルはリーグ規定に準じて背番号25を着用することが決定しています。

この完全飽和状態により、クラブは現在、23歳を超えておりBチームとの掛け持ち登録(交互出場)がルール上認められないジョエル・ロペスやウーゴ・ゴンサレスをトップ登録することができず、また、攻撃陣のラストピースとして交渉を続けている新しいアタッカーの補強手続きも完全にストップしています。

現在登録されている25選手リストは以下の通りです。

イバン・ビジャール、カール・スターフェルト、マルコス・アロンソ、アブドゥライ・ファイ、セルヒオ・カレイラ、イライクス・モリバ、ボルハ・イグレシアス、ミゲル・ロマン、フェラン・ジュグラ、イアゴ・アスパス、パブロ・ドゥラン、マヌ・フェルナンデス、イオヌツ・ラド、アレイクス・フェバス、アルバロ・ヌニェス、カルレス・ペレス、ハビ・ルエダ、J・ガラン、ウィリオット・スウェドベリ、ハビ・ロドリゲス、マティアス・ベシーノ、ウナイ・ヌニェス、ウーゴ・アルバレス、カルロス・ドミンゲス、アルタイ・バインディル。

なお、カルレス・ペレスとウナイ・ヌニェスについてはまだ正式な背番号が割り当てられていませんが、現在空き番号となっている16番と22番が用意されています。また、ヨエル・ラーゴ(背番号29)とジョーンズ・エル・アブデラウイ(背番号38)の2名はトップチームに帯同しているものの、Bチームであるフォルトゥナの登録ライセンスを保持しているため、25名制限枠のカウントからは除外されています。この2名を含め、ヒラルデス監督の手元には現在27名のファーストチーム帯同選手がいます。

さらに、イタリア遠征などのプレシーズンに帯同していた若手のオスカル・マルコス、アンヘル・アルコス、フォルトゥナの守護神コケ・カリージョの3名は、本来のBチームの練習に戻されました。代わりに、ウーゴ・ゴンサレス、ジョエル・ロペス、ウーゴ・ブルシオの3名が引き続きトップチームの練習に帯同してアピールを続けています。

クラウディオ・ヒラルデス監督はこの過密問題を解消するため、ウナイ・ヌニェス、カルレス・ペレス、マヌ・フェルナンデス、カルロス・ドミンゲスの4選手を放出候補として優先的にリストアップしており、彼らの退団によって最大4枠のスペースを空け、新たなアタッカーの追加や若手の正式登録をアンロックしたい構えです。(via SPORT)

クラウディオ・ヒラルデス監督が描く26/27シーズンの理想スタメンと3-4-3システム

⚽️クラウディオ・ヒラルデス監督率いるセルタは、新シーズンのリーグ開幕を見据え、戦術テストと仕上がりのデータをもとに3-4-3システムの理想的な基本スタメンの構想を完全に固めています。

正守護神には、W杯でも素晴らしいパフォーマンスを見せたイオヌツ・ラドが決定。一時はコロコロへと移籍したヴォジーニャ獲得の噂もありましたが、実力通りラドがゴールマウスを守る主役に落ち着きました。

3バックには、右に今季から正式にトップチームへ昇格して背番号20を着用することが決まった若きハビ・ロドリゲス、中央にカール・スターフェルト、左に豊富な経験を誇るマルコス・アロンソの3名が並び、強固な守備壁を形成します。

中盤の4人には、右サイドハーフにセルヒオ・カレイラ、左サイドハーフに新加入のハビ・ガランを配置。中央のダブルボランチには、今夏獲得したばかりのアレイクス・フェバスとイライクス・モリバのコンビを指名し、攻守のバランスを保ちます。

最前線の3トップは極めて攻撃的な陣形となります。左ウイングには驚異的な成長をみせるウィリオット・スウェドベリ、右ウイングには新戦力のフェラン・ジュグラ、そして中央の1トップには、W杯優勝の興奮が冷めやらぬ絶対的エースのボルハ・イグレシアスが構え、イアゴ・アスパスやパブロ・ドゥランらがこれをベンチから脅かす強力な攻撃ユニットが構築されています。(via ElDesmarque)

エースのボルハ・イグレシアスを襲った理不尽なSNS脅迫と冷静な問題提起

📱スペイン代表としてW杯を制し、マドリードでの祝勝パレードでもサポーターと大いに喜びを分かち合っていたセルタのストライカー、ボルハ・イグレシアスですが、ピッチ外で極めて理不尽かつ悲惨なネット中傷の標的となりました。

ここ数日、モロッコから数万人が不法に国境を越えて侵入したセウタの未曾有の移民危機を巡り、国粋主義的な一部の過激なユーザーから、SNS上で以下のような猛烈な脅迫メッセージを受け取りました。

『セウタの問題について何も語らないなんて、お前は本当に人間のクズでネズミ野郎だ。殺されてしまえばいい。1週間前はスペイン代表のユニフォームを着て、音楽をかけながらお祭り騒ぎをしていたくせに、その翌週に自分の国が「侵略」に直面している時には何も語らず、マリオカートで遊んでいるストーリーを投稿するなんて、恥を知れ、このクズ野郎』

これに対し、イグレシアスは感情的に反論して炎上させるのではなく、届いたメッセージのスクリーンショットをそのまま自身のSNS上で一般に公開。その上で、

『そして、このようなメッセージが1日中、毎日毎日届き続けるのだ』

と冷静に自虐を交えて返答し、フットボール界における深刻なSNSいじめや誹謗中傷の実態を世間に晒して大きな問題提起を行いました。(via Mundo Deportivo)

DFカール・スターフェルトの去就に伴う守備陣の再編と3選手の放出条件

🛡️セルタのディフェンスラインの再編を巡り、スウェーデン代表DFカール・スターフェルトの去就がにわかに注目を集めています。

スターフェルトは現行契約が残り1年となっていますが、クラブとの更新交渉は進んでいません。W杯の開催によって去就問題は一時的に保留されていたものの、移籍市場の終盤である8月に入り、他クラブが彼を引き抜くためにオファーを準備して接近してくる可能性が囁かれています。さらに、スターフェルト自身のフィジカルコンディションのデリケートさや怪我の多さも、クラブがディフェンスラインの補強に動き出す大きな要因となっています。

セルタのスポーツディレクターであるマルコ・ガルセス氏は、スターフェルトの退団に備え、給与負担の少ない実力派センターバックをレンタル(期限付き移籍)で緊急補強するプランを温めています。しかし、この獲得が実現するためには、登録枠を空けるために既存のディフェンダーであるマヌ・フェルナンデス、カルロス・ドミンゲス、ウナイ・ヌニェスの3選手全員を今夏の市場で確実に売却、あるいは他クラブへと放出することが絶対的な必須条件となっており、人員整理と新規補強を両立させるシビアな交渉が進められています。(via ElDesmarque)

バルサの至宝アレクシス・オルメド獲得に「ミングエサ・メソッド」を採用しBチームへ補強

💎セルタは、バルセロナの下部組織ラ・マシア出身の非常に将来有望な20歳のDFアレクシス・オルメドの完全移籍による獲得を完了させました。

オルメドはセンターバックを本職としながら、抜群のビルドアップ能力を活かして右サイドバックや守備的ミッドフィールダーも高い次元でこなすことができる大器です。187センチの恵まれた体躯を持ち、空中戦での圧倒的な強さを誇ります。ユースA時代にはキャプテンとしてチームを牽引し、UEFAユースリーグ準決勝進出にも貢献しました。バルセロナのトップチームでハンジ・フリック新監督の練習にも度々参加してアピールしていたものの、トップチームの戦力外となっていました。

セルタの強化部はこの才能を獲得するため、かつてバルセロナから Óscar Mingueza(オスカル・ミングエサ)を獲得した際と同様の取引手法、いわゆる「ミングエサ方式」を適用しました。これにより、セルタはオルメドの100%の所有権利を移籍金ゼロ(フリー)で獲得する代わりに、将来的に彼を他クラブへ売却した際にその移籍金の一部をバルセロナ側へ支払うマージン(譲渡パーセンテージ)を設定することで合意に至りました。

オルメドはサインを交わすためにすでにヴィゴに到着しており、新シーズンはセグンダ(2部相当)を戦うセカンドチーム「Celta Fortuna」に組み込まれます。彼はそこでキケ・リベス、パブロ・メイシュス、セインジ・ンディアイェ、ジョエル・ロペスら実力のあるディフェンダーたちと非常に激しいレギュラー争いに身を投じることになります。(via ElDesmarque / SPORT / Esport3)

パソス・デ・フェレイラから17歳の快速ウインガー、ウラジミール・シルバをフォルトゥナへ期限付き移籍で獲得

⚽️今シーズンから初めてセグンダ(2部リーグ)の舞台で戦うことになった「Celta Fortuna」にとって、今夏初の記念すべき新補強第1号が決定しました。

ポルトガルのパソス・デ・フェレイラから、17歳のギニアビサウ出身(あるいはギニアビサウ代表)の快速ウインガー、ウラジミール・シルバを1年間の期限付き移籍(レンタル)で獲得。この契約には将来の完全移籍へ移行できる買い取りオプションが付帯しています。

シルバは左ウイングを主戦場としながら、前線のあらゆるポジションを高次元でカバーできる非常に高い柔軟性を備えています。圧倒的なスピードと1対1での鋭い突破力、さらにはスペースへの深い戦術的理解度を持っており、将来トップチームへとステップアップできる素晴らしい可能性を秘めた素材として、クラブの将来に向けた英才教育プログラムに組み込まれました。彼はパソス・デ・フェレイラで公式戦26試合に出場し、1ゴール1アシストを記録しています。(via Mundo Deportivo / SPORT)

ジェノアから21歳のパラグアイ人アタッカー、ウーゴ・クエンカの獲得に合意

🤝Celta Fortunaは、ウラジミール・シルバに続く強力なアタッカーの補強として、イタリアのジェノアから21歳のパラグアイ人アタッカー、ウーゴ・クエンカを買い取りオプション付きのレンタル移籍(期限付き移籍)で獲得することで正式にクラブ間合意に達しました。なお、設定された将来の買い取りオプション費用は約1000万ユーロとなっています。

クエンカはパラグアイ代表としてのキャリアも持ち、かつてACミランの下部組織で育ったため、イタリアの地で確かなタクティカル・フィジカルの基礎を培ってきました。昨シーズンの冬の市場で Burgos CF にレンタル移籍した際には、セカンドチーム(セグンダ・フェデラシオン)を主戦場に9試合に出場。コルフショ戦では決勝ゴールを決めるなど高いクオリティを示しました。(via SPORT)

中盤のアゼディン・ウナヒ獲得調査とW杯での大活躍による金銭的ハードル高騰

🎯セルタの移籍市場における「幻のターゲット」の裏話が届きました。

クラブは中盤のクリエイティビティを向上させるため、ジローナから放出が確実視されていたモロッコ代表ミッドフィールダー、アゼディン・ウナヒの獲得可能性を今夏の非常に早い段階から真剣に調査していました。ウナヒは非常に高い技術と推進力を持ち、セルタの攻撃システムに完璧に適合すると評価されていました。

しかし、ウナヒが先のW杯2026においてモロッコ代表として出場し、6試合で2ゴールを挙げるなど大ブレイク。世界中にその名が轟いたことで彼の市場価値は一気に2500万ユーロ(約40億円)前後にまで急騰しました。バルセロナやレアル・ベティス、アヤックスといった国内外の財政的・プロジェクト的に優れたライバルクラブも獲得に名乗りを上げたことでマネーゲームが勃発し、現在のセルタの財政状況ではこの巨額な取引条件や年俸要求に太刀打ちできないため、事実上獲得交渉はストップしています。(via SPORT)

Celta Fortunaにおける守護神コケ・カリージョの完全固定と若手GK2名のレンタル放出計画

🧤セルタのセカンドチーム「Celta Fortuna」は、悲願のセグンダでの開幕を前に、ゴールキーパー陣の余剰人員整理(登録過密の整理)を急いでいます。

トップチームで第3キーパーとして構想外になっていたイバン・ビジャールが、今夏セルタを退団する意思を完全に拒否し、そのまま契約残り1年を満了して残留する姿勢を崩していません。そのため、フィールドプレーヤーの貴重な1枠を余計に消費してサードキーパーを抱えざるを得なくなりました。この余波を受け、 Fortunaで昨季素晴らしい大活躍を見せた絶対的守護神コケ・カリージョを1部と掛け持ちでサードキーパーに据えるという初期プランが完全に白紙となり、コケはFortunaの正守護神に完全専念することが確定しました。

しかしこれにより、Fortunaのキーパー登録数が一気に過密となり、飽和状態が発生。コケ・カリージョが正キーパーを務めるなか、フォルトゥナにはブラジル人GKのカイオ・バローネ(2028年契約)、地元下部組織出身のマルコス・ゴンサレス「ペイシェ」(2030年契約)、そしてカナダU-20代表のコパ・コンカカフから戻る予定のイザン・サーバー(2029年までプロ契約延長)の3名の若手キーパーが控えています。

コケの出場時間が不変であることを考慮し、クラブは若手の成長のためにマルコスとイザンの2名に対し、出場機会が確保できる下部リーグのチームへのレンタル移籍を急ぎ打診、合意模索を開始しています。(via SPORT / ElDesmarque)

【本日の総括】

セルタは、ファイやバインディルの加入によりトップチームの登録上限25名が完全に埋まり、新しいアタッカーの補強や若手の登録を進めるためにヌニェスやカルレス・ペレスら4選手の放出が急務となっています。プレシーズンを通して描かれた3-4-3のシステムに新加入のハビ・ガランやジュグラが融合しつつ、ピッチ外ではエースのボルハ・イグレシアスがセウタ危機を巡る理不尽なネット脅迫メッセージを公開して冷静な問題提起を行うなど話題を呼びました。下部組織では「ミングエサ・メソッド」を採用したオルメドの完全移籍獲得やクエンカ、シルバらの新星加入など、Bチームの戦力強化にも非常に精力的な動きをみせています。