バレンシア
アスレティック・ビルバオの難所サン・マメスで0-1の劇的な勝利を収め、勝ち点を42に伸ばして1部残留をほぼ手中に収めた。決勝点を挙げたのは途中出場のウマル・サディクで、ルイス・リオハのクロスに頭で合わせてファーストタッチでネットを揺らした。サディクは直近4試合で3ゴールと、シーズン終盤の救世主となっている `(via Estadio Deportivo)`。
守護神のストーレ・ディミトリエフスキは4度の決定的なセーブを見せて無失点勝利に大きく貢献し、試合後にはマルコス・アバドGKコーチとアンドニ・オチョトレナの熱心な指導に感謝を捧げた。次節のラージョ・バジェカーノ戦に向けて「メスタージャでファンと歌って勝利を祝いたい」と意気込んでいる `(via Estadio Deportivo)`。
一方で、PKの失敗が深刻な問題となっている。この試合でもウーゴ・ドゥロがPKをクロスバーに当てて失敗し、今季のバレンシアは9本のPK中4本を外す(ペペル2本、ダンジュマ1本、ドゥロ1本)というリーグワーストの成功率(44%)を記録している。これにより、勝ち点2〜9ポイントを損しているとの指摘もある `(via SPORT)`。
キャプテンのホセ・ルイス・ガヤは「PKを外さなければ今頃どこにいたか」と悔やみつつも、「PKは蹴る人間が外すものだ。ウーゴはピッチで全てを出してくれている」とチームメイトを擁護した。また、時間稼ぎを疑われてサン・マメスの観客からブーイングを浴びたディミトリエフスキについても「本当に違和感があったのだ」と庇っている `(via Estadio Deportivo)`。
カルロス・コルベラン監督は「42ポイントでは誰も救われない」と手綱を締め直しており、ファンコミュニティ『Curva Nord』は次節ラージョ戦でスタジアムを白く染め上げる「¡Todo al blanco!」キャンペーンを立ち上げ、勝利を後押しする構えを見せている `(via ElDesmarque)`。
セルタ・デ・ビーゴ
アトレティコ・マドリードのメトロポリターノでボルハ・イグレシアスのゴールにより0-1の勝利を収め、勝ち点を50に伸ばして7位ヘタフェとの差を5ポイントに広げた。この勝利により、クラウディオ・ヒラルデス監督率いるチームはアウェーでの勝ち点を30(8勝6分4敗)とし、エドゥアルド・ベリッソ時代を抜いてクラブの1部におけるアウェー歴代最高勝ち点記録を更新した。アウェーでの19失点という堅守もレアル・マドリードに並ぶリーグ最少記録である `(via ElDesmarque)`。
また、守備陣ではヨエル・ラゴが目覚ましい成長を見せている。バルセロナ戦やビジャレアル戦でPKを献上するミスがあったものの、カール・スタルフェルトが負傷離脱する中で4試合連続で先発出場し、アルバロ・ロドリゲス、アンドレ・シウバ、アレクサンデル・セルロートといった強力なストライカーを相手に見事な対応を見せた。ヒラルデス監督も「彼が勢いをコントロールできれば、さらに成長する」と高く評価している `(via ElDesmarque)`。
ボルハ・イグレシアスはヤン・オブラクとの1対1で、安全なシュートではなくリスクを伴う見事なフィニッシュを選択し、チームにヨーロッパの舞台を引き寄せる決勝点をもたらした `(via SPORT)`。
アスレティック・ビルバオ
クラブ一筋を貫いたイニゴ・レクエ(33歳)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。スポーツ部門から契約を更新しない旨を伝えられ、他クラブでのプレーは模索せずスパイクを脱ぐ決断を下した。ダノク・バトから加入し、11シーズンで281試合に出場(今季は18試合)。2015年のバルセロナ戦での4-0の勝利でトップチームデビューを果たし、コパ・デル・レイ1回、スーペルコパ2回のタイトル獲得に貢献した「ワン・クラブ・マン」として、サン・マメスでのセルタ戦が最後の勇姿となる `(via MARCA)`。
また、エルネスト・バルベルデ監督が退任し、ジョン・ウリアルテ会長が後任としてエディン・テルジッチの就任を公式に発表した。「来季の計画を進めるために早く発表した。テルジッチも家探しを心配していた」と明かし、バルベルデの功績を称えつつ、クラブの診断と今後の大きな方針を1ヶ月以内に発表すると語った `(via ElDesmarque)`。
ピッチ内では悲報が続いている。バレンシア戦の前半で、ニコ・ウィリアムズが左太もも(ハムストリング)に痛みを訴え、「あり得ない」とつぶやきながら自ら交代を要求してピッチを退いた。今季は恥骨炎などで既に17試合を欠場しており、今回の筋肉の負傷により残りのリーグ戦2試合の欠場が確実となり今季絶望となった。MRI検査の結果次第では、1ヶ月後に開幕するW杯への出場も極めて厳しい状況となっている。兄のイニャキ・ウィリアムズも「彼が元の姿を取り戻しつつあっただけに残念だ」と肩を落としている `(via Estadio Deportivo)`。
さらに、直近の試合でゴラッソを決めていたオイアン・サンセトが3試合連続でベンチスタートとなったことについて、バルベルデ監督は「彼は重要な選手だが、ベンチに座ることで多くを反省できるからだ」と厳しいメッセージを送った。サンセトは軽い違和感も抱えており、次節エスパニョール戦の出場も危ぶまれている `(via ElDesmarque)`。
SNS上では、アスレティック公式がFCバルセロナのリーグ優勝をいち早く祝福したことに対し、昨夏のニコ・ウィリアムズ移籍騒動で関係が悪化しているバルサファンから「プロジェクトはどうなった?」と今季の成績を嘲笑する心無いコメントが殺到している `(via ElDesmarque)`。