バレンシアCF
本拠地メスタージャでレアル・マドリードを迎え撃った一戦は0-3の大敗に終わり、チームは今季リーグ戦12節を消化してホーム未勝利のまま単独最下位へと転落した (via ElDesmarque)。
試合後、主将のホセ・ルイス Gayàは審判のジャッジに対して憤りを隠さなかった。前半にパブロ・マフェオと相手FWが接触した場面について『肩を入れた対戦であり、決してファールではない』と激しく抗議。この判定から先制フリーキックとイエローカードが生まれ、試合の流れが一変したと分析した。さらに自身の退場処分についても『足裏を見せておらず、危険なプレーではない。テレビで見た人間も赤紙ではないと言っている』と不満を露わにした。その上で『メスタージャで勝てず苦しい時期だが、口先ではなくピッチ上の結果で示すしかない。次はコパとバジェカスでのラージョ戦に向けて切り替える』と強い姿勢を示した (via ElDesmarque)。
一方、渦中のパブロ・マフェオは前半25分に警告を受け、63分間の出場でデュエル勝利わずか3回(11回中)、5回のファールを記録するなど終始荒れたプレーに終始した。ハーフタイムのDAZNによるフラッシュインタビューでは興奮を抑えきれず『このインタビューはクソだ。こんなところで話す意味がない。審判がもっと公平であるべきだ。最初の失点の場面はファールではない』と吐き捨てる場面があった(※試合終了後に記者へ握手で謝罪)。これに対し、元バレンシア守護神のSantiago Cañizaresは『自分を強く見せて強がるのはいいが、チームを危険に晒してどうするのか』と厳しく叱責。また元マドリーのMarceloはSNS上で『パブロ・マフェオはどれだけマドリーに怒っているんだ』『そしてゴール』と投稿し、Masfeoと呼んであざ笑った (via Estadio Deportivo)。
さらに、試合中の混乱はピッチ外へも波及した。ハーフタイムに控室へと続くトンネル内で大乱闘が発生し、バレンシアのスポーツダイレクターを務めるBraulio Vázquezが審判団へ猛烈に抗議。事態を重くみた警察官が介入して引き離す騒ぎとなり、審判報告書にもBraulioの違反行為が記録されることとなった (via MARCA)。
就任から3試合で勝ち星がないハビエル・アギーレ監督は『マドリードを相手にどのような総括をしても良いものにはならない。審判にはパブロ・マフェオの場面について確認しただけだ。カードをもらったため後半途中で彼を下げざるを得なかった』と落胆の色を隠せなかった。なお、敵将のジョゼ・モウリーニョ監督はAguirreに対し『僕の選手たちの方が遥かに優れているのだから落ち込むな』と声をかけたという (via Estadio Deportivo)。
チームの現状に対し、MF ギド・ロドリゲスは『この無様な状況に僕たちは激怒しているが、誰一人として諦めるつもりはない』と前を向いて戦うことを誓った (via Superdeporte)。
アトレティコ・マドリード
本拠地リヤド・エア・メトロポリターノにて、首位FCバルセロナを勝ち点2差で追う2位アトレティコ・マドリードが首位天王山に挑む (via Estadio Deportivo)。
この大一番で、主将のKoke Resurrecciónが前人未到の大記録を打ち立てる。Kokeがこの試合に出場すると、バルセロナとの直接対決が通算43試合となり、リオネル・メッシが保持する両クラブ間の最多対戦出場記録に並ぶ。Kokeがアトレティコでトップチームデビューを果たした2009年の相手もカンプ・ノウでのバルセロナ戦であり、まさに運命的なカードで歴史に名を刻むこととなる (via Mundo Deportivo)。
チームは直近のチャンピオンズリーグバイエルン・ミュンヘン戦(0-2)での手痛い黒星からのバウンドバックを狙う。クティ・ロメロの離脱は代表ウィーク明けまで続くものの、バイエルン戦で足首を痛めていたパブロ・バリオスは先発復帰が見込まれている。前線はアレックス・バエナ、ジュリアーノ、フリアン・アルバレスらが攻撃陣を形成する見込みだ (via Estadio Deportivo)。
相手の強力な攻撃陣を迎え撃つにあたり、アトレティコは今季リーグ屈指の堅守とホームの圧倒的な熱狂を武器に、首位奪還を目指して全力を注ぐ (via MARCA)。
