クラブ売却交渉の危機
💼 セルヒオ・ラモスとマルティン・インクが主導するホールディング会社、Five Eleven CapitalによるセビージャFCの買収計画が深刻な危機に直面しています。主な資金源となるはずだったメキシコの投資家グループが撤退したため、買い手側は資金を確保できていない状況に陥っています。
期限は5月31日(実質的な銀行営業日は5月29日の金曜日)に設定されており、買い手側は代替の資金調達を急いでいますが、売り手が要求する支払保証を裏付ける一流銀行をまだ見つけられていません。クラブの企業価値は4億5000万ユーロと評価され、純金融負債の8800万ユーロを差し引いた資本価値は3億6200万ユーロとなります。売却対象は資本の84.5%(約3億5000万ユーロ)であり、さらに8000万ユーロの増資義務が含まれるため、約4億ユーロの資金証明の提出が必須となっています。
今期の損失の大部分を売り手が引き受けることで、1株あたりの価格は約3,200ユーロに設定されました。支払い条件は、全体の60%を初回に、1年目に30%、2年目に10%を支払う内容となっています。しかし、水曜日に予定されていた公証人役場での署名手続きには誰も現れませんでした。
セルヒオ・ラモスの弁護士であるフリオ・セン氏が確認したところ、売却対象となる86,000株以上のうち、73,000株以上は負担がないクリーンな状態です。差し押さえや質権の対象となっている12,000から13,000株についても、債権者が売却時の解除に同意しており、取引の妨げにはなりません。問題は純粋に買い手側の資金不足にあります。
この制度的かつ社会的な不確実性により、来季のスポーツ面の計画は完全に麻痺しています。アントニオ・コルドンGDはすでに退団し、Five ElevenのCEOであるマルク・ボイシャサ氏が実質的な後任となる予定でしたが、宙に浮いた状態です。5月31日までに資金証明が提示されず合意が白紙になった場合、売り手側はアメリカの新たな投資家など4から5社の別の購入希望者と交渉を始める準備を進めています。(via ESTADIO DEPORTIVO / ElDesmarque / MARCA / SPORT)
トイレットペーパー投げ込みで罰金処分
🚨 反暴力委員会は、ラ・リーガのレアル・ソシエダ戦で大量のトイレットペーパーのロールを投げ込んだ行為に対し、セビージャFCに2万ユーロの罰金を科す提案を行いました。
投げ込まれた紙の残骸がラモン・サンチェス・ピスフアンのスタンドに蓄積し、フラッシュ型の発煙筒が原因で火災が発生したため、ファンの安全を重大な危険にさらしたと判断されています。また、クラブの公式アカウントが数千のロールが投げ込まれる様子を拡散したことも問題視されました。ラ・リーガからの警告を受けたクラブとファンは、同じ週に行われたエスパニョール戦でこの応援方法を直ちに自粛しています。(via ESTADIO DEPORTIVO)
スイス代表W杯メンバーに2選手選出
🇨🇭 スイス代表のムラト・ヤキン監督が発表した北米ワールドカップのメンバーに、ルベン・バルガスとジブリル・ソウの2選手が選出されました。スイスはグループBに入り、6月13日にカタール、18日にボスニア・ヘルツェゴビナ、24日にカナダと対戦します。
クラブは深刻な財政難から全選手を売却対象としており、両選手のW杯出場はショーケースとして大いに歓迎されています。現在の市場価値はバルガスが1200万ユーロ、ソウが750万ユーロで、両者とも2029年までの契約を結んでいます。
バルガスは昨夏ビジャレアル移籍の可能性がありましたが、当時のマティアス・アルメイダ監督の説得で残留し、代わりにルケバキオが放出されました。しかし、今季は怪我で約3ヶ月半離脱し、終盤のパフォーマンスには批判の声も上がっています。一方のソウは、8月に短い離脱があったもののシーズンを通して安定して起用され、試合を重ねるごとに確かな成長を見せています。(via ElDesmarque)
トップチーム練習レポートと負傷者情報
🏥 ルイス・ガルシア・プラサ監督は、残留を確定させた日曜日のレアル・マドリード戦(0-1敗戦)の後に2日間のオフを与え、水曜日の朝から練習を再開しました。
この日の練習では、18歳のカンテラーノであるニコ・ギジェンがトップチームに復帰しました。彼はアルメイダ前監督のプレシーズンで活躍しゴールも決めた逸材で、土曜日のセルタ戦でプロデビューを果たす可能性が高まっています。さらに、1月に左足舟状骨の骨折で手術を受けたマルカオがグループ練習に復帰する嬉しいニュースもありました。
一方で、懸念材料も出ています。プラサ監督就任後、退場者が出たオビエド戦での途中出場を皮切りに全試合でほぼフル出場を続けてきた22歳のCBアンドレス・カストリンは、数週間前から違和感を抱えており、水曜の練習を途中で切り上げました。また、右膝の骨挫傷で3週間離脱しているマヌ・ブエノも室内での調整にとどまっています。チームは木曜と金曜の朝10時から練習を行い、金曜日はサンチェス・ピスフアンで最終調整を行います。
その他、アルゼンチン代表に選出されているゴンサロ・モンティエルは大腿四頭筋の断裂から回復中であり、6月の親善試合に間に合うかギリギリの状況で調整を続けています。(via ESTADIO DEPORTIVO / ElDesmarque)
ジェフェルソン・レルマへの関心
🇨🇴 セビージャは、クリスタル・パレスとの契約延長を拒否しフリーとなる予定のコロンビア代表MFジェフェルソン・レルマ(31歳)の獲得に関心を示しています。中盤にフィジカルと経験をもたらす存在として評価されていますが、バレンシアのほか、イタリア、トルコ、ギリシャ、MLSのクラブも興味を持っており、争奪戦が予想されています。(via ESTADIO DEPORTIVO)
最終節セルタ戦の見通し
⚽️ チームは今週土曜日にアウェイのバライードスでセルタ・デ・ビーゴと対戦し、シーズンを締めくくります。すでにプリメーラ残留を確定させており、プレッシャーのない状態で試合に臨みます。(via ElDesmarque / ESTADIO DEPORTIVO)
ウナイ・エメリ監督を祝福
🏆 クラブは、アストン・ヴィラを率いてヨーロッパリーグ優勝を果たしたウナイ・エメリ元監督に対し、公式SNSを通じて『私たちの愛するウナイ・エメリとアストン・ヴィラ、ヨーロッパリーグ優勝おめでとう』と祝福のメッセージを送りました。エメリ監督はセビージャで2014年から2016年にかけてEL3連覇という偉業を成し遂げており、今回の優勝で自身5度目のEL制覇となりました。(via ElDesmarque)
第19回移民ワールドカップのプレゼンテーション
🌍 セビージャFC財団が推進する第19回移民ワールドカップのプレゼンテーションが行われました。大会はホセ・ラモン・シスネロス・パラシオス・スポーツシティで開催され、様々な国籍のコミュニティや難民チームが参加します。
ホアキン・カパロス名誉会長はイベントの冒頭で『セビージャは多元的で、豊かで、多様性に富んでいる。フットボールは私たちに、社会で必要な価値観、すなわちリスペクト、寛容、機会均等、フェアプレー、そして向上心を広める機会を与えてくれる。すべての人が、社会的地位や宗教的・政治的思想に関係なく、楽しみ、競争できるべきだ。最も優れたチームが勝つことを願うが、何よりも共存が勝利することを願う』と語り、サッカーを通じた社会統合の重要性を強く訴えかけました。(via SPORT)
【本日の総括】
クラブの売却問題は資金調達の難航により破談の危機に直面しており、スポーツ面の計画にも多大な影響を与えています。一方でチームは残留を決め、若手の台頭や負傷者の復帰など来季に向けた明るい兆しも見え隠れする状況で、週末のシーズン最終戦を迎えます。





