レアル・マドリード戦の敗北と一部残留の確定
セビージャFCは本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンにレアル・マドリードを迎え、0-1で敗北を喫した。しかし、他会場で残留を争うマジョルカとジローナが敗れたため、勝ち点43のセビージャは降格圏との勝ち点差により、最終節を残してプリメーラ・ディビシオン(一部リーグ)残留を数学的に確定させた。最終節のセルタ・デ・ビーゴ戦は消化試合となる。
ルイス・ガルシア・プラサ監督はいつもの4-4-2のシステムを採用し、センターバックにはアスピリクエタに代えてカストリンを、中盤にはアグメに代えてグデリを起用した。試合開始直後から、残留に向けてモチベーションの高いセビージャは強烈なプレッシングを見せ、オソやモペイを中心に相手ゴールを脅かした。オソのミドルシュートはクルトワの素晴らしいセーブに阻まれ、アコル・アダムスはファーサイドでの絶好のクロスに合わせることができなかった。
試合が動いたのは前半15分。キリアン・エムバペがホセ・アンヘル・カルモナとの競り合いでボールをコントロールし、ビニシウス・ジュニオールに落とした。ブラジル人アタッカーのシュートはポストをかすめてネットを揺らしたが、エムバペが腕を広げた際にカルモナの顔面に明確な肘打ちを入れていた。カルモナはピッチに倒れ込んだものの、主審のホセ・マリア・サンチェス・マルティネスはファウルをとらず、VAR担当のダニエル・トゥルヒージョ・スアレスも介入せず、物議を醸すゴールが認められた。その後も前半23分にはリュディガーのヘディングシュートがカルモナの腕に当たったとしてレアル・マドリード側がPKを主張する場面もあったが、これは意図的ではないと判断された。
後半に入り、ガルシア・プラサ監督はアグメ、アレクシス・サンチェス、エジュケを同時に投入して試合をオープンな展開に持ち込んだ。エジュケの右サイドからの崩しや、オソのクロスからアレクシスがゴール前で決定機を迎える場面もあったが、得点には至らなかった。守備陣ではカストリンとキケ・サラスが奮闘し、広大なスペースでエムバペやビニシウスと1対1になる場面でも見事な対応を見せ、特にキケ・サラスはシュート体勢に入ったエムバペから完璧なタックルでボールを奪い取る見せ場を作った。終盤にはキケ・サラスが同点ゴールを狙って強烈なシュートを放つも、これもクルトワのセーブに阻まれた。チームは最後までゴールを奪えず敗れたものの、残留という最大の目的は達成された。(via Estadio Deportivo)