フリアン・アルバレス急遽先発の舞台裏とファンの信頼回復への道

アンフィールドでのリヴァプール戦で、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスが今季初の先発出場を果たし、チームの攻撃を大きく牽引した。

試合前日の記者会見でシメオネ監督は、フリアン・アルバレスについて『彼は現在成長プロセスにあり、スタートから起用する段階にはないと考えている。試合の途中でチームを助けてくれるはずだ』と語っていた。さらにマドリード市のアルメイダ市長も『彼が発した言葉は気に入らなかった』と述べるなど、今夏のバルセロナ移籍を巡る騒動による波紋が残っていた。

しかし、試合当日に状況は急展開を迎えた。シメオネ監督は試合後の会見で先発起用の真相を告白している。『当日の朝に目が覚めてから彼と少し話をした。非常に素晴らしい状態であると確認できたため、最終的に彼をスタートから使う選択をした。幸運にも、まさに私が期待していた通りのパフォーマンスをピッチで見せてくれた』。

実際にフリアン・アルバレスは1分から90分まで非常にアクティブに動き回り、マルコス・ジョレンテの先制ゴールをアシストするなど、アトレティコの攻撃を一人で背負って展開した。シメオネ監督も『フリアンは本当に良い試合をした。試合開始から終了までずっとボールを引き受けてチャンスを作り出してくれた。この姿勢には非常に満足している』と絶賛を贈った。

バルセロナ移籍問題で一時は揺れたものの、ピッチ上での圧倒的な献身性とパフォーマンスによってアトレティコファンとの信頼関係を修復するための大きな第一歩を記した。チームは9月13日にアウェーでのレアル・ソシエダ戦を控えており、続く9月16日のオサスナ戦でいよいよホームの本拠地シビタス・メトロポリターノのサポーターと再会を果たすことになる。(via Estadio Deportivo)