新戦力グリマルドへの厳しい批判

アトレティコ・マドリードの周囲で、早くも今夏の新戦力に対する疑問の声が上がり始めています。第4節のアスレティック・クラブ戦で0-3と完敗を喫したことで、サポーターの間ではクラブの補強計画に潜む大きな歪みが指摘されるようになり、その批判の矢面に立たされているのがアレハンドロ・グリマルドです。

グリマルドのボール保持時の卓越した技術や高い攻撃センスについては、疑う余地はありません。しかし、ここ数週間の試合で彼の守備面の脆さが露呈しています。

問題は大きく分けて2つあります。まず1つ目は、彼がファーストチームの中で「本職の左サイドバックとして控えが存在しない唯一の選手」であるという点です。クラブは夏の移籍市場の最終盤までニコラス・タグリアフィコの獲得を試み、一時は決定寸前と報じられましたが、最終的に破談に終わりました。その結果、スペイン代表としてワールドカップ優勝を経験したグリマルドが、今シーズン想定される60試合以上の過酷なスケジュールを、たった一人で乗り切らなければならないという物理的・戦術的に非常に厳しい状況に置かれています。

2つ目の問題は、シメオネ監督が採用する、守備時に5-4-1へと可変する独特な4-4-2システムへの適応に苦しんでいる点です。アスレティック戦の2失点目では対応の遅れから失点シーンに関与してしまい、その前のセビージャ戦でも守備対応で何度もためらいを見せていました。攻撃では積極的に高い位置を取るものの、最後の局面での精度を欠いており、サポーターからはSNS上で、

『シメオネ監督がタグリアフィコの獲得を熱望した理由が今になってよくわかる』

『今夏の補強における大きな失望と言わざるを得ない』

『これまでの彼のパフォーマンスは本当に恐ろしいほど酷い出来だ』

といった非常に厳しいコメントが寄せられており、逆風が強まっています。

(via ElDesmarque)