新たな仲間たちとの手応えとマヌエル・ペジェグリーニ監督が求める移籍市場での「最後の微調整」
レアル・ベティスを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は、公式監督就任から異例の7シーズン目を迎え、クラブの歴史を塗り替える開幕戦で見事な勝利を飾りました。
この試合では、今夏の新戦力が早くもチームに馴染んでいる姿が非常に印象的でした。特に、ブラジルのフルミネンセから獲得されたウルグアイ人MFファクンド・ベルナルは先発デビューを飾り、その卓越した守備力とインテリジェンスで中盤を掌握。また、レアル・マドリードから加入した左サイドバックのフラン・ガルシアも、プレシーズン同様の凄まじい走力でサイドの活性化に大きく寄与しました。
ただ、このフラン・ガルシアをめぐっては、2026/27シーズンから正式に適用された新ルール「スローイン5秒ルール」の適用第一号となる珍事も発生しました。前半35分過ぎ、彼がスローインの動作で時間をかけすぎたため、審判から即座に相手ボールへと権利を移される事態となり、新規則の厳格な運用に会場は騒然としました。
後半57分には、ファンが待ちに望んだ絶対的エース、イスコ・アラルコンが負傷から復帰し、スタジアムに地響きのような大歓声が響きました。イスコの登場によって攻撃のギアが一気に上がり、惜しくも相手キーパーにセーブされたものの、決定的なシーンを作り出しました。
ペジェグリーニ監督は試合後、選手たちのコンディションと移籍市場の今後について以下のように極めて明確に語っています。
『非常に高い技術を持つ素晴らしいライバルを相手に勝利を収めることができ、チームの試合に対する姿勢とキックオフ直後からのインテンシティを高く評価している。前半はエリア周辺での冷静さとラストパスの精度を少し欠いてしまい、チャンスを作りながらもゴールで終わらせることができなかった。しかし、後半にしっかりとゴールを奪って試合をコントロールした。ソシエダは終盤に2回の好機があったが、1つはオフサイドだったため実質的にはアルバロ・バジェスのあの素晴らしいセーブがすべてだった。全体としてチームがプレシーズンから見せてきた良い機能美がそのまま公式戦に現れており、非常に満足している。何より、ヨーロッパの出場権を直接争うライバルに対してホームで初戦を白星で飾れたことは非常に重要だ。チームには優れたポテンシャルを持つ選手たちが揃っており、全員が役割を果たす準備をしておかなければならない。特に得点を挙げたリケルメには素晴らしい才能があるが、ゴール前では時としてもう一歩ブレーキをかけ、冷静な判断を下す「間」を覚える必要があるだろう。デビューしたファクンド・ベルナルとフラン・ガルシアのパフォーマンスも素晴らしかった。ベルナルは試合が進むにつれて疲労から動きが重くなったが、それも当たり前のことだ。クチョ・エルナンデスも、前半は少し相手の守備スペースに消されてしまう場面もあったが、後半は非常にクリエイティブで決定的なアシストを含む見事なプレーを見せてくれた。新しい戦力であるパロットはすでに十分なプレシーズンをこなして合流しているため、火曜日のバレンシア戦には帯同する予定だ。ただ、ロチェルソに関しては、まだチーム全体とのトレーニングを行っていないため、火曜日の起用は難しいだろう。移籍市場はまだ10日間残っており、この時期には想定外の選択肢や新たなチャンスが生まれるものだ。我々はチャンピオンズリーグという極めて重要な大会を戦うため、チームの層をさらに厚くする必要がある。非常によく整備されたスカッドだが、最後に1、2箇所の微調整を加えてより高い戦闘力を整えたい』
アブデが筋肉トラブルで離脱、ロチェルソが開幕に間に合わず、ディエゴ・コンデ、アイトール・ルイバル、ゴンサロ・プティなどの主力を欠きながらも、ペジェグリーニ監督はヨーロッパ最高峰の舞台で暴れるための最後のピース獲得に向けて、フロントへの要求を緩めていません。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
レアル・ベティスは、ラ・リーガ開幕戦においてレアル・ソシエダを1-0で破り、最高の一歩を踏み出しました。ロドリゴ・リケルメの魂のダイレクトボレー弾に、守護神アルバロ・バジェスの驚異的なビッグセーブが融合し、スタジアムに詰めかけた約6万人のサポーターに大きな感動をもたらしました。今夏の大型補強であるトロイ・パロットの獲得発表や、中盤の新星ファクンド・ベルナルの見事な先発デビューなど、明るい話題が続く一方で、パブロ・ガルシアの去就問題も緊迫感を帯びています。ペジェグリーニ監督率いるチームは、さらなる「最後の微調整」を市場終盤に要求しつつ、次節の敵地バレンシア戦へ向けて準備を進めています。