バレンシアとの開幕戦に挑む!イアゴ・アスパス現役ラストイヤーの幕開けとメスタージャでの雪辱戦
セルタ・デ・ヴィーゴの新たなシーズンが、大きな期待とともに幕を開けます。このシーズンは、クラブの絶対的な象徴であり唯一無二の存在であるイアゴ・アスパスにとって、現役ラストイヤーとなる特別な1年です。
記念すべき開幕戦の相手は、敵地メスタージャでのバレンシア戦。バライドスの芝生の状態不良により第1節(オサスナ戦)が延期となったため、1週間遅れてのリーグデビューとなりますが、チームの闘志は非常に高まっています。
セルタが目指すのは、昨シーズンにメスタージャで見せた劇的な2-3の逆転勝利の再現です。この勝利は、過去にわずか6勝しか挙げていない極めて相性の悪いスタジアムでの9戦未勝利という不名誉な記録を打ち破るものでした。クラウディオ・ジラルデス監督は、ほぼ全ての戦力を整え、この過酷な開幕アウェイ戦に並々ならぬ覚悟で挑みます。 (via SPORT)
元下部組織の神童バイチェティッチが電撃復帰か!リヴァプール退団から古巣での復活計画
かつてセルタの下部組織で育ち、わずか16歳でリヴァプールへ引き抜かれたステファン・バイチェティッチ(21歳、10月に22歳)に、電撃的な古巣復帰の可能性が浮上しています。
リヴァプールとの契約をあと1年残すバイチェティッチは、現在イングランドのクラブからの退団を模索しており、生まれ故郷のクラブであるセルタへの帰還は非常に現実的な選択肢となっています。15ヶ月前にラス・パルマスでの試合(ザルツブルクへのレンタルやプレミアリーグでのデビューを経て、ラ・リーガデビューを飾った地)で負傷して以来、公式戦から遠ざかっている彼は、まずは2部リーグに所属するBチーム「セルタ・フォルトゥーナ」でコンディションを取り戻す計画です。
年齢的なアドバンテージから、Bチームとトップチームを自由に行き来することが可能であり、中長期的には彼の特徴を熟知するクラウディオ・ジラルデス監督率いるトップチームでプレーすることが期待されています。家族が今もヴィーゴに住んでいることもあり、バイチェティッチ本人にとっても、この計画はトップレベルへの復帰に向けた最善のステップとして非常に魅力的なものとなっています。 (via MARCA)
バレンシアMFアンドレ・アルメイダ獲得へ合意!さらにDFネルソンら新戦力確保への攻勢
セルタのスポーツディレクターを務めるマルコ・ガルセスは、移籍市場の閉幕を前に積極的な補強を進めています。
その筆頭が、バレンシアに所属するポルトガル人ミッドフィールダー、アンドレ・アルメイダの獲得です。選手本人とはすでに個人合意に達しており、移籍金300万ユーロにボーナスを加えた条件で、来週にも交渉が正式に妥結する見通しです。ただし、対戦相手であるバレンシア側は、土曜日の試合前に移籍を完了させるつもりはなく、カルロス・コルベラン監督は彼を今節の招集メンバーに含めています。
さらに、セルタはカディスへ移籍したマヌ・フェルナンデスの穴を埋めるべく、ガラタサライに所属する27歳のデンマーク代表ディフェンダー、ビクトル・ネルソンの獲得に動いています。昨季エラス・ヴェローナにレンタル移籍していたネルソンに対し、ガラタサライは契約解除を容易にする姿勢を示しており、セルタにとって非常に有利な条件で交渉を進められる状況です。
また、クラブはジローナのウクライナ代表アタッカー、ヴィクトル・ツィガンコフの獲得という困難な交渉にも挑んでいるほか、ゴールキーパーにはトルコ代表のアルタイ・バインディルを新たに確保。これにより現在の守護神ラドゥとの間で激しいポジション争いが発生しており、ジラルデス監督も先発の座はまだ決まっていないと言及しています。 (via ElDesmarque)
功労者ベシーノが負傷により電撃合意解除!生え抜きDFマヌ・フェルナンデスはカディスへ完全移籍
ピッチ外では、選手の退団劇が相次いでいます。
まず、昨冬に中盤の補強として加入したウルグアイ代表のベテラン、マティアス・ベシーノが、契約を1年残した状態で、クラブとの双方合意のもと電撃退団となりました。プレシーズン中に発生した身体的問題が長引き、開幕からすぐに戦力となれないことが決定的になったため、契約解除という決断に至りました。
ベシーノは公式発表に先立ち、SNS上で次のような心のこもったメッセージを発信しました。『短期間ではありましたが、非常に濃密で、多くの学びに満ちた素晴らしい経験でした。ヴィーゴに到着した最初の日からとても居心地がよく、快適に過ごすことができました。この間いただいたすべての人からのサポートと愛情に、心から感謝します。今シーズン、チームに同行できないことが本当に心苦しいです。残念ながら、プレシーズン中に発生した小さな身体的問題を解決しなければならず、すぐにプレーできる状態ではなくなってしまいました。皆さん、本当にありがとうございました』。これに対し、クラブ側も公式に『セルタとマティアス・ベシーノは、それぞれの道を歩むことになりました。初日から示してくれた貢献とプロフェッショナリズムに感謝します、マティ。あなたの新たな章での幸運を祈っています!』と、感謝の意を表明しました。
また、2016年からマドロアの下部組織で育ち、生え抜きとして愛された25歳のセンターバック、マヌ・フェルナンデスがカディスCFへ完全移籍しました。契約は2029年6月まで。国内クラブへのレンタル移籍枠が上限に達していたため完全移籍の形をとりましたが、セルタは最初の2シーズンにおける買い戻しオプションと、将来の売却時に得られる移籍金の一定割合を確保しています。マヌは昨季、14試合(うち9先発)に出場し、ヨーロッパリーグでもデビューを飾るなど存在感を示していましたが、ジラルデス監督の今季の構想からは外れていました。カディスでは、同様にセルタから移籍したダミアン・ロドリゲスと再会することになります。クラブは『10年間にわたり青とエンジのユニフォームを身にまとったマヌの貢献に感謝し、新たな挑戦での成功を祈っています』と温かい送別の言葉を贈りました。 (via Estadio Deportivo)
108通りのスタメン候補!ジラルデス監督の布陣予想とプレミアからミリオンオファーが届いた右SBの去就
クラウディオ・ジラルデス監督は、ファーストチームの指揮を執り始めて以来、一度も同じ先発メンバーを起用したことがありません。これまでに107通りの布陣を試しており、今回のメスタージャでの戦いは「108通り目」の全く新しい先発メンバーとなることが確実です。
今回の招集メンバーには、フィジカルコンディションの不安からイタリア遠征を外れていたイライクス・モリバが復帰。ジラルデス監督は『彼は私たちにとって非常に重要な選手であり、今回もチームを助けてくれると確信しているからこそ招集しました。彼のトレーニングへの取り組みや現在の調子には本当に満足しています』と信頼を口にしました。また、太ももの負傷から回復した新加入のハビ・ガランや、肩の手術から復帰したパブロ・デュランもメンバーに名を連ねた一方、カルレス・ペレスは戦術的判断により招集外となっています。
注目は右サイドバックのハビ・ルエダです。彼は先発の最有力候補ですが、現在プレミアリーグのノッティンガム・フォレストから、現在の給与を倍増させるという破格のオファーを受け、去就が揺れています。ただ、ルエダの保有権の50%は古巣レアル・マドリードが保持しているため、セルタ側は非常に高額なオファーでなければ放出しない方針を明確にしています。
バレンシア戦の予想布陣は以下の通りです。
GKにはラドゥが先発する見込みで、3バックにはハビ・ロドリゲス、そして新加入の若手ファイェの適応を助けるための精神的支柱としてマルコス・アロンソが確実視されています。中央のポジションは、背中の負傷明けでコンディションに不安を残すカール・スターフェルトと、プレシーズンに好パフォーマンスを披露した若手ヨエル・ラーゴが争っています。
中盤には、プレシーズンで圧倒的な輝きを放ったミゲル・ロマンとアレイシュ・フェバスのコンビが並び、右ウイングバックにはハビ・ルエダ、左にはセルヒオ・カレイラが濃厚です。
攻撃陣では、エースのイアゴ・アスパスに代わってプレシーズンの得点王であり超新星のウーゴ・ゴンサレスが、古巣バレンシアを相手にスタメンで抜擢される可能性があります。最前線には、ボルハ・イグレシアスやパブロ・デュランの準備不足を補うためフェラン・ジュグラが入り、左ウイングはウィリオット・スウェドベリがウーゴ・アルバレスを抑えて先発する見込みです。 (via SPORT)
【本日の総括】
イアゴ・アスパスの現役ラストイヤーとなる特別なシーズンがついに幕を開けます。ベシーノの電撃退団やマヌ・フェルナンデスの移籍といった激しい人の出入りがあり、さらにはハビ・ルエダに対するプレミアリーグからの引き抜き攻勢などピッチ外での話題は尽きません。しかし、ジラルデス監督が提唱する「108通り目」の新布陣と若手の台頭、そしてアルメイダやバイチェティッチといった新戦力獲得への野心的なアプローチは、新生セルタの明るい未来を予感させるに十分な熱気を帯びています。
