アトレティコとの開幕戦は敗戦スタート!不十分なプレシーズンに苦しむフネス監督

マラガCFは、8年ぶりに復帰したラ・リーガの開幕戦において、アウェイのメトロポリターノでアトレティコ・マドリードと対戦し、敗戦という悔しいスタートを切りました。この初陣では、チームが抱える戦術的な課題や準備不足が浮き彫りになる形となりました。試合は、相手のアトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督が交代策を巧みに用い、素晴らしいゴールによってマラガの守備を崩して勝利を収めました。

新シーズンへの準備段階を振り返り、フネス監督はプレシーズンの調整期間に対して以下のように正直な不満を語っていました。『1部復帰に向けたプレシーズンとして、自分が選びたかったようなものではありませんでした。選べないこともあるのです。私たちが手にしていた時間について批判的だったとき、これまでに何度もそのことを話してきました』。

それでもフネス監督は、多くの欠場者(bajas)を抱えていた状況に触れ、『多くの離脱者がいた中で、メトロポリターノという素晴らしいスタジアムで選手たちが見せてくれた全ての働きや努力の価値を、しっかりと評価する必要があります』とコメントし、選手たちの姿勢を称えました。なお、アトレティコ側で去就が注目されているメキシコ代表ミッドフィールダーのオベド・バルガスは、このマラガ戦で招集メンバーから外されていました。(via Estadio Deportivo)

5人目の新戦力パブロ・マルティネスを獲得!セビージャら他クラブとの争奪戦を制す

マラガCFは、中盤の要として活躍が期待される28歳のミッドフィールダー、パブロ・マルティネスの獲得を正式に発表しました。彼は前所属クラブであるレバンテとの契約が満了し、完全なフリーエージェントとして移籍金なしで加入します。契約期間は1シーズン(さらに1年間の延長オプション付き)です。

パブロ・マルティネスの獲得を巡っては、ラ・リーガ1部のセビージャFC、ヘタフェCF、さらにはレイヨ・バジェカーノといった国内の名だたるクラブが獲得に乗り出し、激しい争奪戦が繰り広げられていました。しかし、最終的に彼はマラガCFの提示したプロジェクトを自ら選択し、サインを交わしました。

28歳という円熟期にあるパブロ・マルティネスは、スペインプロリーグで非常に豊富なキャリアを持っています。これまでにラ・リーガ1部(LALIGA EA SPORTS)で45試合、2部(LALIGA HYPERMOTION)で155試合に出場し、キャリア通算で24ゴール19アシストという優れたスタッツを誇ります。

ユース時代はマドリード市内のED Moratalaz(2007-16)やAD Alcorcón(2016/17)で育ち、19歳の時にアルコルコンで2部デビューを果たしました。その後、UD San Sebastián de los Reyesへのレンタルを挟み、2019年からレバンテUDでプレーしました。24/25シーズンにはレバンテで2部リーグ優勝を果たし1部に昇格、さらに昨季25/26シーズンには1部で27試合に出場して1ゴール5アシストを記録し、キャプテンとしてチームを劇的な残留へと導きました。

ポジションはミッドフィールダーで、ピッチ全体をカバーする運動量、決定的なチャンスを作るラストサードでの品質、大気のボール回収能力を兼ね備えた万能なプレーヤーです。クラブは彼を『ピッチ上での圧倒的な運動量、確固たるキャプテンシー、そしてゲームを支配するリーダーシップを備えた、まさに選手としての成熟期にある最高のミッドフィールダーです』と絶賛しています。今後は、イザン・メリーノ、カルロス・ドトール、ダニ・ロレンソら既存の中盤プレーヤーとの間で、さらに高いレベルでの激しい先発争いが期待されます。(via Estadio Deportivo)

移籍市場閉幕直前の補強加速!ゼネラルマネージャーのキケ・ペレスとロレンSDの電撃戦

1部への復帰を果たしたものの、初陣での敗戦や相次ぐ主力選手の離脱を目の当たりにしたマラガCFのフロント陣は、移籍市場の最終盤に向けてさらなる補強に乗り出しています。

クラブのゼネラルマネージャーを務めるキケ・ペレスは、市場が閉まる直前の数日間において、さらなる新戦力の獲得を目指して積極的に動いていることを明かしました。スポーツディレクターを務めるロレン・ジュアロスも、限られた時間の中で最大の成果を出すべく、時間との戦いの中で熱心に交渉を進めています。

パブロ・マルティネスの加入は、エスパニョールからフリーで獲得したフェルナンド・カレロ、およびレンタルで加入したホセ・サリナス、フアン・クルス、カルロス・ドトールに続く5人目の新戦力となります。チーム全体の戦力を厚くするため、フロント陣の電撃戦は市場が閉まる最後の瞬間まで続く見込みです。

マラガCFは今夏の市場において、過度な財政的負担を避けつつ、昨季の昇格を勝ち取った中核メンバーをベースに的確な実力者を補強する堅実なアプローチを徹底しています。(via Estadio Deportivo)

相次ぐ離脱者と深刻な負傷者リスト!チームを襲う急務の戦力整理

輝かしい復帰シーズンを戦い抜くための最大の懸念材料となっているのが、主要選手たちを襲っている深刻な離脱と怪我の連鎖です。

現在、マラガCFの離脱者リストには、オチョア、フェルナンド・カレロ、ディエゴ・ムリージョ、アドリアン・ニーニョ、そしてムサ・ディアラといった極めて重要な主力プレーヤーたちの名前がずらりと並んでいます。彼らの不在は、開幕直後のチーム編成に多大な影響を及ぼしています。

この緊急事態を受け、スポーツ部門のトップであるロレン・ジュアロスSDは、さらなる負傷の連鎖による戦力ダウンを防ぎ、チームを立て直すために補強のスピードを最大限に加速させる決断を迫られています。過酷な1部リーグで確実に残留を果たし、その先の挑戦へと進むためには、一刻も早く実戦に耐えうる厚みのある選手層を再構築することが最重要課題となっています。(via Estadio Deportivo)

次節はラ・ロサレダでデポルティーボを迎え撃つ!昇格組対決に漂う緊迫感

第2節、マラガCFはホームのラ・ロサレダスタジアムにデポルティーボ・ラ・コルーニャを迎え、注目の大一番に臨みます。この試合は、昨シーズンにともに昇格を勝ち取り、1部リーグの激しいスピードと強度に適応しようともがいている新生同士の極めて重要な直接対決となります。

対戦相手であるデポルティーボを率いるアントニオ・イダルゴ監督も、スタメン構成において大きな悩みを抱えています。金曜日にアベゴンドで行われたトレーニングでは、キャプテンのディエゴ・ビジャレスとウイングのダビド・メジャの2名が、メディカルスタッフの判断による負荷管理プログラムに従い、全体練習から外れてジムでの個別調整に終始しました。これにより、彼ら2名の先発出場には不透明な部分が残されています。

ラ・ロサレダで行われるこの一戦は、スタジアム全体に極めて要求の高い激しい雰囲気が満ち溢れることが予想されます。ともに早い段階で勝ち点を積み上げたい昇格組同士の戦いは、肉体的にも戦術的にも極めて高い強度の激しい死闘となることが確実視されています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

8年ぶりとなる待望のラ・リーガ復帰を果たしたものの、開幕戦ではアトレティコ・マドリードを相手に苦杯をなめ、さらに多くの主力が怪我で離脱するという非常に苦しい現実に直面しているマラガCF。しかし、移籍市場ではセビージャらとの激しい争奪戦を制して実力者パブロ・マルティネスの獲得に成功し、フロントも閉幕直前までさらなる補強に執念を見せています。次節、ホームの大声援に沸くラ・ロサレダで迎えるデポルティーボとの昇格組直接対決は、新生マラガCFが今季の残留と躍進への道を切り拓くための極めて重要な試金石となるでしょう。