【バレンシアCF

今季限りでの退去が決まっている歴史的スタジアム「メスタジャ」にて、バレンシアCFがクラブの歴史に刻まれる壮大な公式記念撮影を行いました。クラブ経営陣、各部署の従業員約350名、そして男子トップチームと女子トップチームの全選手・スタッフがピッチに結集し、上空のドローンから感動的な集合写真を撮影しました。

この取り組みは、メスタジャが単なるスタジアムを超えてクラブの記憶とアイデンティティそのものであることを示すために企画されたものです。撮影に先立ち、ピッチ上では全員で火曜日に亡くなったヘスス・デ・ミゲルへ深い追悼の意を込めた黙祷が捧げられました。

撮影終了後、第一線の選手たちとコーチングスタッフは地元の有名レストランへ移動し、結束を高める決起集会ランチを開催しました。今週末に控えるレアル・マドリードとの大一番、そして代表中断期間を前に、クラブ全体が一体となって困難に立ち向かう姿勢を強く示しています。(via Superdeporte)

【レアル・ソシエダ周辺

ヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ対オリンピック・リヨン戦を控え、サン・セバスティアン(ドノスティア)市と現地警察が街全体に大規模な警戒態勢を敷いています。遠征してくる約900人のリヨンサポーターのうち、約175名から250名が極めて危険度の高いウルトラ(過激派)と指定されているためです。

サン・セバスティアン市には、2013年の対戦時にリヨンのウルトラが旧市街の店舗やラ・コンチャ海岸近くのホテル周辺でイスやビンを投げ合い、激しい街頭格闘を展開して街を破壊した苦い記憶があります。今回もアノエタ周辺の道路通行止めや大規模な警察隊の配置が決定されました。

インサウスティ市長は治安会議にて『サッカーに必要なのはフェアプレーだけだ。街の調和を乱すような過激派行為をするウルトラは、ドノスティアに来ずにリヨンの自宅におとなしく留まっていろ』と厳しい口調で牽制しました。ソシエダのアペリバイ会長もフランス側警察と連携し、街の平和と試合の安全確保に万全を期すと表明しています。(via DiarioVasco)

【本日の総括】

今節のスペインサッカー界は、ヘスス・デ・ミゲルの悲劇に対するクラブや選手の絆がピッチ内外で大きく示された一日となりました。カナリア出身ニコ・パスのCLでの追悼ゴールや、宿敵ラス・パルマスがライバルの青白ユニフォームを着用して追悼する決断、アルメリアによる全チケット収入の寄付など、勝敗を超えた感動的な連帯が広がっています。また、ソシエダによる審判委員会へのテクノロジー同期ズレ追及や、ラファ・ナダルのレアル理事会入りを巡る牽制、イニエスタやダニ・オルモの過去の極限秘話など、ピッチ外でも非常に読み応えのある動向が続いています。