【FCバルセロナ
バルセロナの黄金期を築き上げたレジェンド、アンドレス・イニエスタの父ホセ・アントニオがラジオ番組の取材に応じ、息子が12歳でラ・マシアへ入寮した初夜の切なくも感動的な秘話を明かしました。
ホセ・アントニオは『自分自身が息子のバルサ入りを強く説得した張本人だった。しかし、夕方に手続きを終えて息子をラ・マシアに残し、妻とホテルへ戻った夜は息苦しくて子供のように泣き明かした。息子の泣き顔を見て、もし妻が隣にいなければその場で連れて帰っていた。人生で最も長い夜だった』と振り返りました。
幼少期のイニエスタは非常に口数が少なかったものの、周囲の様子を観察して吸収する聡明さを持っていたと語ります。入寮当時はバスケットボールチームのユース選手たちと同じ部屋で寝起きし、その後プジョルやホフレらのいる部屋へ移っていきました。偉大な32タイトルを獲得した伝説の裏には、家族が耐え忍んだ深い葛藤と強い絆があったことが改めて浮き彫りになりました。(via SPORT)
【FCバルセロナ
今季バルセロナで通算100試合出場を達成したダニ・オルモが、雑誌ICONのインタビューに応じ、自身のキャリアを決定づけた16歳当時の衝撃的な移籍について胸中を明かしました。
2014年、カデーテおよびジュベニール世代で順調だったダニ・オルモは、ラ・マシアの快適な環境を捨ててクロアチアのディナモ・ザグレブへ移籍するという異例の決断を下しました。ダニ・オルモは『バルセロナに残るよりも遥かに早いスピードで成熟せざるを得なかった。安全地帯を飛び出し、母親と二人きりで馴染みのない文化や言語に飛び込んだ』と振り返りました。
クロアチアでは言葉を猛勉強してチームに馴染むと同時に、かつての紛争の傷痕が残る現地の人々の姿に触れ、歴史や社会への関心を深めていったといいます。『母親と二人で苦労した時期を振り返ると、今でも母の目に涙が浮かぶ。あの過酷な環境での挑戦があったからこそ、欧州選手権での活躍やバルサへの復帰という今の自分がある』と誇らしげに語りました。(via SPORT)