エルチェCF

性的暴行と傷害の罪で第一審において懲役8年半の判決を受けたラファ・ミルに対し、エルチェはセビージャおよび選手本人と合意していたレンタル契約と労働契約の即時解除を断行しました。クラブが発表した声明はわずか49文字という異例の短さであり、暴力行為に対する断固たる非難と司法手続きへの絶対的な尊重が綴られています。シーズン中は無罪推定の原則に基づいて選手を擁護し、買い取りオプションの行使も検討していましたが、厳しい判決を受けて方針を180度転換しました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via AS) (via ElDesmarque)

セビージャFC

守備陣の再構築を進めるセビージャは、ル・アーヴルを退団したセネガル人DFアルナ・サンガンテをフリーで獲得し、5年契約を結びました。ホン・グリディ、フアン・イグレシアスに続く今夏3人目の補強となります。一方でGKの補強は資金面の問題で難航しており、オディッセアス・ヴラホディモス(ニューカッスル)の再獲得やディエゴ・コンデ(ビジャレアル)を狙っているものの、決定には至っていません。また、サラゴサの若手ウインガーであるアドリアン・リソの獲得にも動いていますが、サラゴサ側が300万ユーロを要求しているのに対し、セビージャは買い取りオプション付きのレンタルを提示しており、交渉が続いています。契約満了が迫るアレクシス・サンチェスとは、減俸を受け入れた上での1年間の契約延長に向けて話し合いが行われています。なお、ファンの間では現経営陣に対する大規模な抗議デモが予定されており、クラブの売却プロセスと合わせて不穏な空気が漂っています。(via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

ヘタフェCF

中盤の要として8シーズンで267試合に出場し、ヨーロッパリーグ進出などクラブの歴史的な瞬間に貢献してきたマウロ・アランバリが、アルゼンチンの名門リーベル・プレートへ完全移籍しました。エドゥアルド・コウデ監督の強い要望によるもので、移籍金は約300万ユーロ(保有権の50%分)とみられ、2028年12月までの契約を結んでいます。長きにわたりクラブを支えたアイコンの退団に、ファンからは惜しむ声が上がっています。(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via AS)

アトレティコ・マドリード

クラブが公式SNSでクレマン・ラングレの31歳の誕生日を祝う投稿をしたところ、ファンから『早く退団をプレゼントしてくれ』『レアル・ソシエダに行けばフランスに近くなるぞ』といった批判的なコメントが100件以上殺到しました。一方、エンリケ・セレソ会長は、フリアン・アルバレスに対してレアル・マドリードから1億5000万ユーロのオファーがあったことを認めつつも、『フリアン・ロペスは我々の選手だ』とエースの名前を4度も間違えながら激怒して放出を完全否定しました。補強面では、PSGで出番を失っている韓国代表イ・ガンインの獲得に興味を示しており、本人が移籍に前向きな姿勢を見せている中で、PSGが要求する3000万ユーロの移籍金を引き下げるための交渉が行われています。(via ElDesmarque) (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

レアル・ベティス

ダニ・セバージョスがレアル・マドリードとの残りの契約を解除することで合意に達し、フリーでのベティス復帰が確実視されています。アブデはモロッコ代表戦で負傷した右膝(全治5〜6週間)からの復帰を目指し、すでに個別でのリハビリを開始しました。他クラブから6000万ユーロの契約解除金を支払っての獲得の噂もありますが、本人はチャンピオンズリーグ出場を優先しており残留が濃厚です。セドリック・バカンブはW杯でコンゴ民主共和国代表としてポルトガル戦に先発出場し、歴史的な引き分け(1-1)に大きく貢献しました。カンテラーノのマテオ・フローレスはポルトガルのアロウカへフリーで完全移籍しますが、クラブは将来の売却益の50%を保持する契約を結んでいます。若手アタッカーのパブロ・ガルシアにはクラブ・ブルッヘやアヤックス、インテル・マイアミなどが関心を示しており、クラブは1000万ユーロ前後の移籍金を求めています。また、クルゼイロの左SBカイキ・ブルーノ獲得について、コモとの交渉が難航していることから再びベティスにチャンスが巡ってきています。プレシーズンマッチとして、7月25日にロス・カルメネスでグラナダと対戦することも決定しました。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via MARCA) (via ElDesmarque)

レアル・ソシエダ

久保建英は、W杯の日本代表対オランダ戦(2-2の引き分け)に先発出場したものの、71分に相手との接触で左膝を負傷し、車椅子でスタジアムを後にするアクシデントに見舞われました。現在も全体練習には参加しておらず、独自の回復プログラムを消化しており、次戦のチュニジア戦の欠場は確実となっています。日本代表スタッフは重傷であることを否定し、W杯からの離脱はないとしていますが、今夏の移籍市場での高額売却を見込んでいたソシエダにとっては大きな懸念材料となっています。残留した場合でも、来季4つのコンペティションを戦うチームにおいて極めて重要な役割を担うことになります。また、ポルトガル代表のゴンサロ・ゲデスは初戦で出番がなく、厳しいスタートを切りました。前線の補強として、レアル・マドリードの若手ゴンサロ・ガルシアや、サムスンスポルの長身FWマリウス・ムアンディルマジをリストアップしています。中盤にはバルセロナからの退団が濃厚なマルク・カサドの獲得を検討していますが、2000万ユーロの移籍金がネックとなっています。さらに、GKアレックス・レミロに対してアストン・ヴィラなどが興味を示しており、万が一の退団に備えてマジョルカのレオ・ロマン(契約解除金1200万ユーロ)を後釜として注視しています。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

UDラス・パルマス

ルイス・ガルシア監督のもとでチームはプレーオフ進出を果たしたものの、消極的な采配や交代策に対するファンからの批判が爆発しています。特にヘセ・ロドリゲスを不可解なタイミングで下げる采配に不満が集中しており、シーズン終盤の重要な試合でもスタジアムにはブーイングが鳴り響き、試合終了を待たずに帰宅するファンが続出しました。クラブは契約更新のオファーを提示していますが、監督はサインを保留しており、両者の関係には亀裂が生じています。(via SPORT)

セルタ・デ・ビーゴ

ジローナのモロッコ代表MFアゼディン・ウナヒの獲得に関心を寄せています。同選手の契約解除金は1000万ユーロに設定されていますが、セルタは経済的なバランスを保つため、アストン・ヴィラへのイライクス・モリバの売却(移籍金2000万ユーロを想定)を成立させることが獲得の必須条件となっています。(via ElDesmarque)

UDアルメリア

FIFAのレンタル移籍に関する規定変更により、レンタル組の整理を余儀なくされています。その一環として、左SBのブルーノ・ランガをアゼルバイジャンのカラバフへ100万ユーロで(3年契約)、ウルグアイ人FWフアン・マヌエル・グティエレスをアルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアへ180万ユーロでそれぞれ完全移籍させました。週末にはマラガとのプレーオフ決勝第2戦を控えています。(via AS)

ラージョ・バジェカーノ

新監督として、エイバルで指揮を執っていたベニャト・サン・ホセの就任が決定的な状況となっています。金銭面での細かな調整を残すのみで、間もなく正式発表される見込みです。一方で、カンファレンスリーグ出場権獲得に大きく貢献したGKアウグスト・バタージャに対し、トルコのベシクタシュが約700万ユーロでの獲得に動いています。クラブは資金確保の魅力と、新監督のプランが固まる前に守護神を放出するリスクの間で決断を迫られています。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

ビジャレアルCF

マルセリーノ監督の後任となるイニゴ・ペレス新監督の要望を受け、前線の補強として全く異なるプロファイルを持つ2選手をリストアップしました。1人目はローマで出番を失っている長身のターゲットマン、アルテム・ドフビク。2人目はワトフォードでブレイクした20歳のオーストラリア代表アタッカー、ネストリー・イランクンダです。また、ビジャレアルBに途中加入して18試合で6ゴールを挙げた若手FWアイマン・アルギゲとの契約を2029年まで延長し、将来への投資も怠っていません。(via ElDesmarque) (via SPORT)

RCDマジョルカ

2部降格の影響でチームの解体が急速に進んでいます。パブロ・マフェオはオリンピアコスへの移籍に向けてすでにギリシャへ渡り、ヴェダト・ムリキもフェネルバフチェへの移籍が濃厚となっています。さらにクラブに追い打ちをかけているのが指揮官の去就で、先日契約を更新してチーム再建を誓ったばかりのマルティン・デミチェリス監督が、来季のチャンピオンズリーグに出場するライプツィヒへ引き抜かれることが確実視されています。クラブはルイス・カリオンやパブロ・エルナンデスらを後任候補として急遽リストアップしています。(via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

レアル・バジャドリード

アマト・エンディアイエが深刻な経済的困窮に陥っています。直近6年間で約400万ユーロ、今季も67万5000ユーロの総年俸を得ているにもかかわらず、以前の代理人とのトラブルが原因で銀行口座の残高がゼロになっており、知人からの200ユーロの送金で日々の食料を買っている状況です。家賃の支払いも滞っており、選手側は消えた資金の行方を追及すべく法的措置を検討しています。(via MARCA)

レバンテUD

11ゴールを挙げてチームの1部残留に大きく貢献したカルロス・エスピは、シーズン終了後も休みなく大学の試験勉強とトレーニングに励むという真面目な姿勢を見せています。その実力とポテンシャルにより、イングランド、ドイツ、イタリアなど欧州中のクラブから20人以上のスカウトが視察に訪れており、移籍金は2500万ユーロに達するとの見方も出ています。(via SPORT)

【本日の総括】

各チームは夏の移籍市場に向けて本格的に動き出しており、特に監督人事や主力の売却・契約解除に関するニュースが目立ちます。エルチェのラファ・ミル契約解除のような司法絡みの厳格な対応や、マジョルカの降格に伴う主力と監督の連鎖的な流出など、ピッチ外でのドラマが加速しています。また、W杯が開催中ということもあり、代表戦での負傷(久保建英など)や活躍が、今後の移籍市場の価値や各クラブのプレシーズンの計画に大きな影響を与えることが予想されます。