葛藤を乗り越え肉体改造とメンタル改革を敢行したロロ・リケルメの独占激白

今シーズン3試合で2ゴールをマークし、これまでにない最高のスタートを切ったロロことロドリゴ・リケルメ。昨シーズンは新しい環境への適応に苦しみ、ピッチ上でサッカーを心から楽しむことができない長いトンネルに入っていたが、信頼を寄せるマヌエル・ペレグリーニ監督との徹底的な個人面談を経て、完全に意識を切り替えることに成功した。

この夏には並々ならぬ覚悟で肉体改造に挑み、オフ期間中も毎日2回の厳しいトレーニングを欠かさず実施。体脂肪を削ぎ落としながら、純粋な筋肉量だけを2キログラム増加させることに成功した。体脂肪を減らして体を研ぎ澄ますことで、ピッチ上でよりアグレッシブに、かつ爆発的なスピードを持ってプレーできるようになり、自分自身への絶対的な自信を取り戻している。

さらに肉体だけでなく、メンタル面でのケアにも大きな投資を行っている。18歳の頃から一貫して同じプロのカウンセラーに精神面の管理を委ねており、ピッチ内でのパフォーマンスの良し悪しに左右されず、常に精神的な安定を維持するためのトレーニングを続けている。このメンタルの安定こそが、今シーズンの好スタートの最大の要因であり、将来有望な若手選手たちに対しても、早い段階でメンタルケアを取り入れるべきだと強く勧めている。

指揮官のペレグリーニ監督との間には深い信頼関係が構築されている。監督はただサッカーの戦術を教えるだけでなく、人の心やロッカールームの管理に長けた人生の先達であり、リケルメがピッチ上で改善すべき点を明確に示してくれた。指揮官からは、攻撃陣のキーマンとしてゴールに直結するプレーを増やし、果敢にエリアへ侵入すること、重点的に守備でもチームに貢献することを強く要求されており、それを見事に体現している。

また、長期離脱から復活を目指しているイスコについても言及し、『非常に素晴らしい状態に見える。動きはスムーズで、トレーニングでのリズムも以前よりはるかに滑らかだ。彼の回復に向けた不屈の精神と忍耐力には、チーム全体が学ぶべきところがある。表情にも笑顔と明るさが戻おり、チーム全員で彼を温かく支えていきたい』と語り、エースの完全復活が間近に迫っていることを喜んでいる。

今夜対戦するレアル・マドリードは、アトレティコ・マドリードの下部組織で育ったリケルメにとって、今でも魂が燃える特別な相手だ。過去にコパ・デル・レイの延長119分にマークした、4-2での勝利を決定づける劇的なゴールは、これまでのキャリアの中でも最も興奮した極上の記憶として心に刻まれている。

今夏ベティスに加わった新戦力については、ファクンド・ベルナルは合流直後からチームのやり方に完璧にフィットしており、トロイ・パロットもわずか1週間の合流期間でありながら自信に満ちた動きを見せ、前節では幻のゴールを奪うなど素晴らしい適応を見せていると絶賛。左サイドでコンビを組むフラン・ガルシアとの連係もプレシーズンから確かな手応えを感じており、抜群の突破力を持つ彼とのコンビネーションで相手の脅威になることを確信している。

最後に、マドリード・ダービーとセビージャ・ダービーの違いについて、セビージャは街のサイズがコンパクトである分、住民がベティスかセビージャかのどちらかに完全に二分されており、スタジアム内外で注がれる熱量はさらに強烈であると感じている。ベティスのスタッフや選手、サポーターが持つ人間的な温かさに深く感謝しており、その大きな愛をピッチ上のパフォーマンスで恩返ししていくつもりだ。 (via MARCA)