レアル・オビエド
グラナダからパブロ・サエンスを獲得したのに続き、セウタから27歳のMFユネス・ラチャブをフリートランスファーで獲得した。契約期間は2028年6月までで、ボランチの補強となる。エルデンセで2部昇格を経験したユネスは、今季セウタでリーグ戦37試合(うち31試合先発)に出場し、2500分以上プレーして2ゴール2アシストを記録した。一方で、シボ、コロンバット、フォンセカ、デンドンケルは退団が見込まれている。(via SPORT)
Bチームのベトゥスタは、守備陣の競争力を高めるためイケル・ナバロを獲得した。また、契約満了を迎えるディエゴ・テホンとは契約を延長する方針である。(via SPORT)
新監督人事については、レバンテを解任されたフリアン・カレロが最有力候補となっている。パルラでの自著発表会に出席したカレロは『オビエドでの経験があり、クラブの意味を理解しているし、感謝している。ただ、サッカー界では何が起こるかわからない』と慎重な姿勢を見せた。オーナーのヘスス・マルティネスが最終決定を下す予定だが、ADセウタのホセ・フアン・ロメロ監督(違約金200万ユーロ)ら複数の候補と交渉が行われている。(via SPORT)
また、来季のシーズンチケットキャンペーン「私たちを偉大にするもの」が開始された。1部だった昨季から大幅に値下げされ(例:アニージョ・アスル・オエステは568ユーロから390ユーロ、フォンド・ノルテは416ユーロから240ユーロ)、240ユーロから490ユーロに設定された結果、開始からわずか48時間で6,512人が更新手続きを済ませた。(via SPORT)
メキシコ資本であるパチューカ・グループの経営に対し、2部降格を受けて一部から批判の声が上がっているが、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は『昨年はヒーローだったのに今年は悪者なんてありえない。忍耐が必要だ』と擁護している。(via SPORT)
さらに、ハコボ・ゴンサレスがコルドバから加入し、2028年6月までの契約を結んだ。(via MARCA)
UDアルメリア
カステリョンとの1部昇格プレーオフを控える中、移籍市場での動きに注目が集まっている。スポルティングCPで今季53試合38ゴール8アシストと大活躍したルイス・スアレスが、フェネルバフチェの会長候補ハカン・サフィのプロジェクトに賛同し個人合意に達した。アルメリアは同選手を売却した際に将来の移籍金の10%を受け取る権利を保持している。スポルティングの契約解除金は8000万ユーロに設定されているが、現在の市場価値3000万ユーロで移籍が成立した場合、アルメリアは労せずして300万ユーロの臨時収入を得ることになる。(via Estadio Deportivo)
アルメリアはリーグ3位で昇格の最有力候補としてプレーオフに臨む。昨季のプレーオフでは「FIFAウイルス」によりルイス・スアレスとマルク・プビルを欠く事態に陥ったが、今回は対戦相手のカステリョンが同様の被害を受けている。(via Estadio Deportivo)
スポルティング・デ・ヒホン
シント=トロイデンに対し、23歳のウルグアイ人FWアンドレス・フェラーリの再レンタルを正式に要請した。冬の市場で加入して好印象を残したが、腓骨骨折により離脱していたため、万全の状態でのフルシーズンの活躍が期待されている。また、コモからレンタル中で好パフォーマンスを見せたCBアンドレス・クエンカについても、レンタル期間の延長に向けて交渉を行う予定である。(via SPORT)
クラブの株主としてアレハンドロ・イララゴリ(Orlegi)の存在が言及されている。(via SPORT)
CDカステリョン
35年ぶりの1部復帰を懸け、スカイファイ・カスタリアでアルメリアとのプレーオフ初戦に臨む。クラブはサポーターに対し、エイバル戦を上回る熱狂的な出迎えを呼びかけている。なお、この試合は高リスクに指定されており、周辺の警備が強化される。(via SPORT)
しかし、この大一番を前に「FIFAウイルス」の直撃を受けた。今季30試合に出場し3ゴール6アシストを記録したオーストラリア代表のアウェル・マビルと、6ゴール9アシストで攻撃の要となっていたDRコンゴ代表のブリアン・シペンガが、ワールドカップに向けた代表合宿のためにチームを離脱。サイドの突破力とスピードを失うことは、昇格を争う上で極めて大きな痛手となる。FIFAからの補償金は得られるものの、戦力ダウンは避けられない。(via Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ
3部(Primera Federación)への降格という歴史的屈辱を受け、クラブは前例のない規模の大刷新と資本増強を敢行している。この惨状の責任を取り、フェルナンド・ロペスDGは『目標を達成できず、皆様を失望させてしまった。全力を尽くしたものの、結果が伴わなかったことを謝罪する』との公開書簡を残して退任した。(via ElDesmarque)
ラロ・アランテギSDは来季に向けた戦力再編に奔走している。ADセウタを退団したルベン・ディエスの獲得を確実にした一方で、エイバルのジャイル・アマドールの獲得には失敗した。エイバルが契約延長オプションを行使したためである。(via ElDesmarque)
今季限りで契約満了や解除により26選手が退団する見込みであり、その最初の1人として左SBのフアン・ラリオスが退団を発表した。冬の移籍市場最終日にサウサンプトンから買取オプション付きでレンタル加入し、17試合(1352分)に出場して主力としてプレーしたが、高額な買取オプションは行使されず、サウサンプトンへ復帰する。本人は『この偉大なクラブのユニフォームを着られたことは特権だったが、目標を達成できず責任を感じている』とSNSでファンに別れを告げた。(via SPORT)
また、右SBの補強としてレアル・ソシエダ出身の3選手をリストアップしている。ソシエダを退団してフリーとなったアルベルト・ダディエ(23歳)、マラガとの契約が満了するホキン・ガビロンド(27歳)、そしてアンドラへのレンタルを終えてデポルティーボが放出先を探しているアレックス・ペチャロマンの3名である。(via ElDesmarque)
カディスCF
4月に1部RFEFのデポルティーボからPSVを経て復帰し、レガネス戦で残留決定のゴールを決めるなどセグンダ残留に貢献したルーカス・ペレスが退団を決定した。7試合に出場したが、9月に38歳を迎えることもあり、現役引退の可能性も浮上している。(via ElDesmarque)
来季の補強として、レアル・ソシエダB(来季2部)から2選手を狙っている。1人は今季33試合に出場し2ゴール2アシストを記録した24歳のMFミケル・ロドリゲスで、レンタルの可能性を探っている。もう1人は今季35試合に出場した23歳の右SBアルベルト・ダディエで、契約満了によるフリートランスファーでの獲得を目指している。(via Estadio Deportivo)
コルドバCF
冬の移籍市場でレンタル加入したミケル・ゴティの退団が正式に発表された。クラブはSNSで感謝の意を表明している。16試合(825分)に出場して1ゴールを記録したものの、シーズン終盤はイバン・アニア監督の構想外となり、買い取りオプションも設定されていなかったため、保有元のレアル・ソシエダへ復帰する。また、来季に向けたプロジェクトとして既に7選手の退団を発表している。(via Estadio Deportivo)
マラガCF
1部昇格を懸けたプレーオフでラス・パルマスと激突する。この試合は高リスクに指定された。攻撃の要であるダビド・ラルビア(背番号10)は『これはプレッシャーではなく、シーズンへのご褒美だ。2019年のデポルティーボとのプレーオフの時は家で泣いていた。もし昇格できたらパラシュートで飛び降りる』と熱い決意を語っている。(via MARCA)
CDテネリフェ
2部昇格を果たして歓喜に沸くクラブに、衝撃的な事件が冷や水を浴びせた。MFのマイケル・メサがラ・ラグーナの路上で現役の裁判官を『クソハゲ』と侮辱したうえで暴行を加え、携帯電話を奪ったとして逮捕された。即決裁判の結果、懲役8ヶ月と罰金1200ユーロの有罪判決が下された。クラブは事態を重く見ており、懲戒処分の適用や契約解除の可能性を含めて対応を検討している。テネリフェは過去にも選手の不祥事が相次いでおり、再びピッチ外のトラブルでメディアを騒がせることになった。(via Estadio Deportivo)
RCDエスパニョール
新たにモンチがスポーツディレクターに就任し、大規模なチーム改革に着手している。市場ではGK、CB、左SB、ボランチ、ウイング2人、FWの計7人の獲得を基本線とし、資金が許せばボランチとCBをさらに1人ずつ追加する最大9人の補強を計画している。また、レンタルから復帰する9選手(ウゴ・ペレス、パブロ・ラモン、イノホ、グラゲラ、ジャスティン・スミス、バウザ、ハビ・エルナンデス、マルコス・フェルナンデス、オマル・サディク)の処遇についても決断を下す。(via ElDesmarque)
その中でも、ベティスBから獲得し、今季は昇格組のセウタにレンタルされて14ゴールを挙げた23歳のFWマルコス・フェルナンデスは、マノロ・ゴンサレス監督のプレシーズンに帯同する予定である。グラナダのマヌ・ラマも『小柄だが強く、速くてDFにとっては厄介な選手。非常に驚かされた』と高く評価している。契約は2028年までで、違約金は200万から最大800万ユーロに上昇する。(via Mundo Deportivo)
プレシーズンは7月7日からシウタ・エスポルティバ・ダニ・ハルケで始動し、7月29日にはイギリスのターフ・ムーアでバーンリーと親善試合を行う。新オーナーのアラン・ペイスがバーンリーの会長も兼任しているため、両クラブは『兄弟』対決となる。(via Mundo Deportivo)
SDエイバル
レアル・サラゴサが獲得を狙っていたジャイル・アマドールについて、クラブが契約延長オプションを行使したため、来季もチームに残留することが決定した。(via ElDesmarque)
レーシング・フェロル
来季に向けた新監督として、ハビ・バスケスの就任を公式に発表した。(via MARCA)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
長きにわたる低迷を抜け出し、ついに1部リーグへの昇格を果たした。フェルナンド・ソリアーノSDのもと、新シーズンに向けた編成が急ピッチで進んでいる。(via Mundo Deportivo)
攻撃陣の再編が急務となっており、サッスオーロからのレンタルだったサムエレ・ムラッティエリの退団が決定した。昇格に伴う買取義務はない。一方で、今季チーム得点王のザカリア・エダチョウリ(2028年まで契約)には冬に続いて他クラブからの関心が寄せられており、条件次第では売却の可能性がある。昇格の立役者となったンソンゴ・ビルについては、契約延長と違約金引き上げの交渉を行っている。ムラッティエリの穴埋めとして、1部のレベルに相応しい長身のセンターフォワードの獲得を予定している。(via ElDesmarque)
また、レンタル組の処遇も課題となっている。アンドラで出番を失ったペチャロマン(2028年まで契約)と、14試合の出場にとどまったボウルディニ(契約残り2年)は構想外であり、放出先を探している。一方、1部RFEFに降格したクルトゥラル・レオネサで孤軍奮闘したルイス・チャコンは、プレシーズンでトップチーム定着のチャンスを与えられる見込みである。(via ElDesmarque)
最大の注目は、今季38試合で11ゴール10アシストを記録した絶対的エース、ジェレマイ・エルナンデス(23歳)の去就である。スポルティングCPなど欧州の複数クラブから関心を集めているが、マッシモ・ベナッシCEOは『彼の契約解除金は1億から1億5000万ユーロに設定されている。本人は残留を希望しており、市場がどう動くか次第だが、簡単に退団することはない』と強気の姿勢を見せている。(via Mundo Deportivo)
UDラス・パルマス
昇格プレーオフでマラガと激突する。この試合は高リスクに指定されている。契約満了を迎えるミカ・マルモルの退団が確実となっており、セルタ、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノなどが獲得に関心を示している。また、セルタからレンタル中のセルヒオ・バルシアについては、150万ユーロの買い取りオプションを保持している。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
本日のセグンダ関連ニュースは、昇格プレーオフに向けた熱気と、すでに来季を見据えた各クラブの明暗がくっきりと分かれた。アルメリアやカステリョン、マラガ、ラス・パルマスが1部昇格を懸けたシビアな戦いに臨む中、カステリョンは代表招集による主力離脱という不条理な壁に直面している。一方で、歴史的な3部降格を喫したレアル・サラゴサは首脳陣の辞任と大幅な血の入れ替えを余儀なくされ、2部昇格に沸くCDテネリフェは選手の逮捕というピッチ外の不祥事に揺れている。1部復帰を果たしたデポルティーボや、モンチ体制で変革を進めるエスパニョール、新監督選びに奔走するオビエドなど、来季の勢力図は早くも激しい再編の波に飲み込まれつつある。各クラブのフロントの決断が、今後の運命を大きく左右するだろう。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
昇格プレーオフを控える各チームの状況を見ると、戦術的な噛み合わせ以上に『不在』が勝敗を分ける予感がします。特にカステリョンの主力離脱は、サイドの突破力を軸とする彼らの攻撃構造を根底から揺るがす事態です。一方で、エスパニョールがモンチ氏を招聘し、最大9人の補強を掲げた点は興味深い。単なる選手入れ替えではなく、マノロ・ゴンサレス監督の戦術に適合するピースを、レンタル復帰組を含めてどう再構築するか。ピッチ上の配置バランスを整えるための、この大規模な編成作業が来季の成否を握るでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
昇格の歓喜と降格の絶望、そしてピッチ外の不祥事と、クラブの明暗が極端に分かれた時期です。特にテネリフェの不祥事は、クラブの管理体制そのものが問われる事態であり、昇格という成果に水を差す残念な出来事です。一方で、オビエドのシーズンチケット値下げと更新率の高さは、ファンとの絆を再確認する好例と言えます。経営陣への批判がある中でも、こうした誠実な歩み寄りがクラブの温度感を安定させる。フロントの判断一つで、サポーターの熱量はこれほどまでに変わるという好例です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今季の編成は、昇格・降格に伴う契約解除条項や買取オプションの行使が焦点です。サラゴサの26選手退団という規模は、3部降格に伴うサラリーキャップ調整の厳しさを物語っています。また、デポルティーボがエースのエルナンデスに対し1億ユーロ超の解除金を盾に残留を強調する姿勢は、1部定着に向けた強気の表れでしょう。移籍市場は単なる補強の場ではなく、クラブの財政規模と将来の競争力を測る指標です。各クラブが限られた枠をどう埋めるか、その優先順位に注目しています。