フリアン・アルバレス獲得交渉の最終期限と代替ストライカー候補
フリアン・アルバレスの移籍交渉は最終局面を迎えている。アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは『我々の意志は明確であり、選手、代理人、そしてバルサの会長にも伝えている。我々は彼を移籍させるつもりはない。1億ユーロのオファーは受け入れないし、1億5000万ユーロや2億ユーロでも受け入れない。フリアンにとってアトレティコが世界で最もふさわしい場所であり、彼がアトレティコにとって完璧なセンターフォワードであることに疑いの余地はない』と述べ、バルサへの移籍を完全に閉ざす姿勢を公にした。
この発言に対し、バルサのジョアン・ラポルタ会長はニューヨークでカタルーニャ・ラジオの取材に応じ、『皆の意見は尊重する。私が知っている唯一のことは、私たちがオファーを出したということであり、オファーはそこにある。ある特定のタイミングで、我々の方からそのオファーの有効期限が終了したと言うだろう。7月末? おそらくそうなるだろう』と答え、無限に交渉を長引かせるつもりはないことを明言した。
フリアン・アルバレス側は、2月にアトレティコから『バルサが提示したような額のオファーがあれば移籍を容易にする』と約束されていたと考えており、今回のヒル・マリンCEOの強硬な発言に対して非常に大きな怒りと不満を抱いている。選手側はW杯終了後に再び退団の意思を公にする可能性もある。バルサのスポーツ部門はアトレティコとの公の争いを避ける方針であり、1億ユーロのオファーが唯一のものであり、新たな金額の引き上げや交渉は行わない。選手自身が状況を打開しない限り、獲得は不可能と見ている。
7月31日の期限までに獲得できなければ、バルサはプランBへ移行する。デコSDとハンジ・フリック監督が注目している代替候補には、ボーンマスでプレミアリーグ初年度に13ゴールを挙げたイーライ・ジュニオール・クルピ(20歳)や、チェルシーで2025年に7000万ユーロで加入し20ゴール9アシストを記録したジョアン・ペドロ(24歳)がいるが、両者ともクラブが1億ユーロを要求しており獲得は困難である。また、インテルのラウタロ・マルティネスも候補に挙がるが本人が残留を明言している。
より現実的なオプションとして、ホッフェンハイムのフィスニク・アスラニ(23歳)がいる。昨季11ゴール8アシストを記録したコソボ人FWは契約解除金が2900万ユーロに設定されており、バルサへの移籍を熱望しているが、ドルトムントやライプツィヒも狙っている。マンチェスター・ユナイテッドが昨夏8500万ユーロで獲得したベンヤミン・シェシュコ(23歳)もリストにいるが高額である。
さらに、ユベントスとの契約が終了しフリーとなっているヴラホヴィッチ(26歳)は、ベシクタシュからの年俸800万ユーロのオファーを保留してバルサからの連絡を待っている状態である。アル・ナスルで構想外となったジョン・デュラン(22歳)や、アル・ヒラルでベンゼマ加入により出番を失ったダルウィン・ヌニェスなども候補となっている。また、市場でストライカーを獲得せず、ダニ・オルモやフェラン・トレス、あるいはラミン・ヤマルを中央で偽9番として起用するプランも検討されている。 (via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)
カリム・アデイェミ獲得完了とルーニー・バルドグジの退団方針
ボルシア・ドルトムントからカリム・アデイェミの獲得が完全に合意に達した。水曜日にバルセロナに到着したドイツ代表ウインガーは、木曜日にバルセロナ病院でメディカルチェックを無事にパスした。バルサは2200万ユーロの固定移籍金に加えて、個人のパフォーマンスやチームのスポーツ目標に応じた最大700万ユーロの変動ボーナスを支払う。さらにドルトムントは将来の売却益の20%を保持する条件で合意している。契約期間は2031年6月30日までの5年間となる。
金曜日にはシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールを訪れ、施設を見学し、将来のチームメイトに挨拶を行い、ハンジ・フリック監督とも言葉を交わした。フリック監督は彼のスピード、プレスへの強さ、前線の複数のポジションをこなせる能力を高く評価している。書類のやり取りと検証により公式発表が遅れているが、来週ラポルタ会長がアメリカから帰国したタイミングで公式発表とプレゼンテーションが行われる予定である。
アデイェミの加入により、ハンジ・フリック監督はラミン・ヤマル、ハフィーニャ、アンソニー・ゴードンと合わせて4人の強力なウイングを擁することになる。この結果、1年前にコペンハーゲンから250万ユーロで獲得したスウェーデン代表のルーニー・バルドグジ(20歳)の居場所が完全になくなり、フリック監督からも今季の構想に入っていないことが直接伝えられた。昨季28試合に出場し2ゴール4アシストを記録したバルドグジだが、期待されたほどの飛躍は見せられず、負傷したラミン・ヤマルの代役としてもラッシュフォードにポジションを奪われていた。
バルサは彼の市場価値(1000万〜1500万ユーロ)を考慮し、20歳という若さから将来の買い戻しオプションや優先交渉権を付けた完全移籍での放出を希望している。一方、バルドグジ本人はいつかバルサでプレーする夢を諦めたくないため、ローン移籍を希望している。ドルトムントがアデイェミの代役として興味を示しているほか、デポルティーボ・ラ・コルーニャからのローン要請もあるが、プレミアリーグやセリエA、フランスのクラブからも関心が寄せられており、イングランドでの評価も高いため、近日中に去就が決定する見込みである。 (via SPORT, MARCA)
フェラン・トレスのPSG移籍交渉とクラブのストライカー構想
フェラン・トレスの去就について、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍交渉がかなり進行している。バルサはロベルト・レヴァンドフスキの退団に伴い、フェラン・トレスを第一候補の9番として考えることは一度もなく、あくまで補完的なセカンドストライカーや伴走者として評価してきた。過去2シーズンで平均20ゴールを挙げ、フリック監督の下でも結果を出してきたフェランは、クラブから契約延長(現在の契約は残り1年)のオファーが一切ないこと、そして自分が9番の主力として扱われないことに驚きと不満を抱いている。
クラブは公にはPSGからの関心について『何も知らない』と主張しているが、水面下ではPSGとの交渉が確実に進められている。PSGのルイス・エンリケ監督は、ミランに移籍したゴンサロ・ラモスの代役として、重要な試合で15〜25分プレーしベンチから試合を変えるスーパーサブとしての役割や、リーグ・アンおよびチャンピオンズリーグでの継続的なローテーションの主力としてフェランを求めており、選手側にもその役割が詳細に伝えられている。現在、バルサとPSGの間で移籍条件の合意に向けた話し合いが行われている。 (via SPORT)
アンソニー・ゴードンの加入とマーカス・ラッシュフォードの退団
イングランド代表としてW杯に参加しているアンソニー・ゴードンがバルセロナに加入している。これに伴い、1年前(2025年夏)にマンチェスター・ユナイテッドからローンで加入していたマーカス・ラッシュフォードの退団が決定した。
ラッシュフォードはバルサで公式戦49試合に出場し、14ゴール14アシストを記録して一定の成績を残したが、バルサは彼に対して設定されていた約3000万ユーロの買い取りオプションを行使しないことを決定した。アンソニー・ゴードンとカリム・アデイェミの加入により、アタッカー陣の枠が埋まったためである。ラッシュフォードはW杯の3位決定戦(フランス対イングランド)を終えた後、マンチェスター・ユナイテッドに戻り、マイケル・キャリック新監督の下でプレシーズンに参加する予定である。トルコのクラブからの関心もあったが本人はこれを拒否しており、ユナイテッド側も再度のローン移籍は考えておらず、チャンピオンズリーグに出場する重要な欧州クラブへの完全移籍のみを希望している。 (via SPORT, Esport3)
ジュール・クンデに対するバイエルンのオファーとクラブの売却ボーダーライン
バイエルン・ミュンヘンがジュール・クンデの動向を注視しているが、本格的な交渉には至っていない。バルサは彼を非売品とはしていないものの、安売りするつもりは全くない。スポーツ部門は彼を世界最高の右サイドバックの一人と評価しており、市場価値に見合った5000万〜6000万ユーロのオファーが提示されれば交渉のテーブルにつく構えである。
しかし、バイエルン側は最大でも4000万ユーロしか支払えないと考えており、バルサはこの金額を低すぎると評価している。そのため、現時点では交渉が成立する見込みは薄い。万が一クンデが退団した場合の代役候補として、トッテナムのペドロ・ポロ(W杯でスペイン代表として活躍中)が挙がっているが、彼は最近トッテナムと契約延長したばかりであり、プレミアリーグの資金力も相まって獲得は極めて困難な状況である。 (via SPORT)
マルク・テア・シュテーゲンのアヤックスへのローン移籍手続きの現状
マルク・テア・シュテーゲンのアヤックスへのローン移籍は、両クラブおよび選手本人の間で実質的に合意に達しているものの、官僚的な手続き、特に税務上の問題により公式発表が遅れている。選手側の関係者は、最適なスキームを見つけるために税務専門家と連日多くの電話や協議を重ねており、すべての細部を解決しようとしている。この遅れのため、テア・シュテーゲンは土曜日の午前中もシウタ・エスポルティバでフリック監督の指導のもとトレーニングに参加した。
アヤックスのミチェル監督は昨季ジローナを率いていた際にも彼を指導しており(シーズン序盤の重傷で短い期間に終わったが)、彼のシュートストップの確実性、リーダーシップ、後方からのビルドアップ能力、エリートでの経験を高く評価し、獲得を強く望んでいる。アヤックスは来週木曜日にカンファレンスリーグ予選のヴォイヴォディナ戦を控えており、テア・シュテーゲンの合流を急いでいる。彼の契約は2028年6月30日まで残っており、バルサはローン期間中の給与の大部分を負担することになる。数日以内にはアムステルダムへ向かい、正式にアヤックスに合流する見込みである。 (via SPORT, Mundo Deportivo)
フレンキー・デ・ヨングの右膝の負傷状況とフリック監督からの厚い信頼
フレンキー・デ・ヨングはW杯期間中から右膝に違和感を抱えており、いくつかの試合ではプロテクターを装着してプレーしていた。大会から戻った金曜日に、シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールで詳細な医療検査を受けた。クラブは性急な判断を避け、すべての検査結果が揃ってから詳細な診断、治療方針、および推定される回復期間を公式に発表する方針であり、現在は最大限の慎重な姿勢をとっている。
彼は7月20日(月曜)まで休暇の許可を得ていたが、自らの意志で予定を早めて施設を訪れ検査を受けた。これは回復プロセスをできるだけ早く開始し、フリック監督の指揮下に入りたいという彼の強い意志の表れである。ハンジ・フリック監督はデ・ヨングをチームのプレースタイルのキープレーヤーと評価しており、ピボットのポジションの絶対的なレギュラーとして考えている。ゲームメイクを彼に委ねるほどの厚い信頼を寄せているため、彼の回復状況を注意深く見守っているが、回復のプロセスを急がせることは一切しない方針である。 (via SPORT)
フェルミン・ロペスの骨折からの回復状況とイングランド合宿参加
フェルミン・ロペスは5月17日のリーガ最終戦(ベティス戦)で右足第5中足骨を骨折し、5月19日にバルセロナ病院で無事に手術を受けた。この負傷によりW杯出場の夢を断たれたが、現在は精神的にも肉体的にも回復を見せている。カディスのサアラ・デ・ロス・アトゥネスでの家族との15日間の休暇中も、クラブが派遣した理学療法士のホセ・マリア・コルテス(フェルミンは彼を『ミ・タト』と呼んでいる)と1日3時間のリハビリをこなした。
昨季は自己最高の13ゴール16アシストを記録し、そのインテンシティ、2列目からの飛び出し、得点力、そして様々なポジションをこなす多様性からフリック監督にとっても不可欠な選手となっている。すでに芝生の上でボールを触る段階に入っており、順調な回復を見せている。彼は7月27日から8月3日にかけてイングランドのセント・ジョージズ・パークで行われる合宿に遠征メンバーとして参加する予定であり、そこで全体練習に復帰することを目指している。彼の復帰は実質的にチームにとって「大きな補強」となる。 (via SPORT)
チャビ・エスパルトの中盤での台頭とトップチームでの役割
19歳のチャビ・エスパルトは、もともと右サイドバックとしてトップチームに昇格したが、ミッドフィルダーとしての資質も非常に高く評価されている。先日開催されたU-19欧州選手権では、チアゴ・ピタルチやキム・ジュニェントと共にスペイン代表の中盤を牽引し、2ゴールを挙げて大会のベストイレブンに選出された。
ハンジ・フリック監督はこの若き才能をフィリップ・ラームに例え、トップチームのミッドフィルダーのバックアップとしても全幅の信頼を置いている。彼にはサイドバックやミッドフィルダーとしてトップクラブから関心が寄せられており、ローン移籍の可能性も浮上しているが(冬にはラシンへのローン移籍の選択肢もあった)、バルサはこの逸材のコントロールを失うことを決して望んでいない。エスパルトの多様性は、フリック監督にとって中盤の緊急時に頼れる確実なリソースとなっている。なお、U-19欧州選手権での長期にわたる合宿と優勝の疲労を考慮し、フリック監督から3日間の特別休暇を与えられたため、木曜日までの練習参加となっている。 (via Mundo Deportivo)
新星アレックス・ゴンサレスとイケル・ロドリゲスのトップチーム大抜擢
フベニルAのウイングであるアレックス・ゴンサレス(ピエラ出身)が、プレシーズン開始から5日間、ハンジ・フリック監督の下でトップチームのトレーニングに参加している。4月にフベニルAでデビューしたばかりだが、シーズン終了後にトップチームのスタッフから直々に招集された。彼はフベニル年代の最終年とバルサ・アトレティックでの2年間をカバーする契約を結んでいる。両サイドでプレーでき、ディビシオン・デ・オノールのグループで最多得点者の一人となるほどの得点力と突破力が持ち味である。金曜日の11対11のトレーニングマッチにも積極的に参加しており、7月24日にシウタ・エスポルティバで行われるCEエウロパとの非公開の親善試合でトップチームデビューを果たす見込みである。
また、同じく18歳のフベニルGKイケル・ロドリゲスも金曜日からトップチームの練習に参加している。テア・シュテーゲンの移籍手続きの遅延と、ジョアン・ガルシアのW杯参加による不在をカバーするため、フリック監督に招集された。彼はまもなくバルサ・アトレティックの選手として契約延長する予定であり、7月27日から8月3日のイングランド合宿(セント・ジョージズ・パーク)にも、シュチェスニー、アーロン・ヤアコビシュヴィリと共に参加する予定である。彼はヤアコビシュヴィリと第3GKの座を争うことになる。 (via SPORT, Mundo Deportivo)
カンテラの至宝ペドロ・ロドリゲスとペドロ・ビジャルの契約延長交渉の現状
フベニルAの最高の才能と称される18歳のペドロ・ロドリゲスとペドロ・ビジャルの2人は、現在2027年までの契約を結んでいる。クラブは数週間前から契約延長の交渉を進めているが、経済的な条件ではなく、将来のプロジェクトにおける彼らの道筋について合意に至っていない。そのため、この2人はフリック監督のトップチームのプレシーズンには招集されていない。
ペドロ・ビジャルはインテリオールやピボットでプレーできる戦術的に極めて優れたMFであり、概念を素早く吸収する能力を持つ。今年はゴールスコアラーとしても開花し、プリメーラ・ディビシオンに到達するポテンシャルがあると評価されている。ペドロ・ロドリゲスも似たポジションでプレーし、卓越したゲームビジョンを持つ。両選手ともに今季はバルサ・アトレティックで重要な役割を果たすことが期待されており、来週月曜日にスタートするジュリアーノ・ベレッチ監督のプレシーズンに参加する。 (via Mundo Deportivo)
アブドゥル・アジズ・イサのバルサ・アトレティック復帰とラポルタ会長の予告
ガーナ人ウイングのアブドゥル・アジズ・イサ(20歳)がバルサ・アトレティックに復帰することが判明した。過去2シーズン、ドリームスFCからローンで加入していた彼は、当初6月30日の契約満了に伴い買い取りオプションを行使せずに退団する予定であった。しかし、ニューヨークを散策中のジョアン・ラポルタ会長がガーナのファンから声をかけられた際、『アジズを知っているよ。彼は私たちのフィリアルのために連れてきた。そして今はトップチームのダイナミクスに入るだろう。素晴らしい青年だ』と発言し、復帰を驚きの形で予告した。
イサは今週末にガーナからバルセロナに到着し、月曜日から始まるジュリアーノ・ベレッチ監督のバルサ・アトレティックのプレシーズンに参加する見込みである。1年目はわずか2試合の出場にとどまったが、昨季は20試合に出場し4ゴール1アシストを記録して大きな成長を見せた。再びローン契約を延長するのか、完全移籍で獲得するのかは現時点では未定となっている。 (via SPORT, Mundo Deportivo)
ブライアン・ファリーニャスのジローナ移籍が土壇場でストップ
バルサのカンテラーノであるブライアン・ファリーニャス(20歳)のジローナへの移籍が土壇場で白紙となった。7月1日の時点で移籍は間近と報じられており、最近の数日間でも手続きが完了する見込みであったが、バルサ側が突如として計画を撤回し、移籍オペレーションをストップさせた。少なくとも現時点では彼のジローナ行きはなくなった。 (via Mundo Deportivo)
W杯参加組10選手の合流計画と過密日程への特別対応
バルサは現在、W杯に10人の選手を残している。当初は15人(退団するラッシュフォードは含めず、契約予定のカンセロは含む)だったが、フレンキー・デ・ヨング、アラウホ、カンセロ、ハフィーニャなどが敗退し、エジプト代表の選手は休暇を返上して月曜日に合流した。スペイン代表やアルゼンチン代表の選手たちは7月19日の決勝まで残る。
スペインサッカー選手協会(AFE)の協定では大会後に3週間の休暇が認められているが、バルサはこれを2週間に短縮し、8月3日の週に合流させる計画を立てている。8月22-23日のリーガ開幕に向けて、3週間休んでしまうとプレシーズンがわずか10日しか取れないためである。短縮した分の休暇日数は、来シーズンの9月と10月が統合された長期間の代表ウィーク中に消化させる方針である。 (via SPORT)
プレシーズン第1週の総括とトレーニング参加全メンバー
ハンジ・フリック監督率いるトップチームは、土曜日の午前9時30分からのトレーニングをもってプレシーズン第1週のスケジュールを終了した。日曜日は完全休養日となり、月曜日から練習を再開する。月曜日のメディカルチェックに始まり、水曜日と金曜日はフィジカルトレーニングとボールを使ったメニューを交互に行う2部練習を実施した。
トップチームの選手は9人が参加した:マルク・テア・シュテーゲン、ヴォイチェフ・シュチェスニー、アレハンドロ・バルデ、アンドレアス・クリステンセン、マルク・カサド、ジェラール・マルティン、マルク・ベルナル、エクトル・フォルト、ルーニー・バルドグジ。フェルミン・ロペスは別メニューでリハビリを続けている。
カンテラからは以下の選手が参加した:ブライアン・ファリーニャス、ジョフレ・トレンツ、アルバロ・コルテス、トミー・マルケス、オリアン・ゴレン、エブリマ・トゥンカラ、イブラヒム・ディアラ、ギジェ・フェルナンデス、アレックス・ゴンサレス、シェーン・クライファート、オスカル・ジスタウ、トニ・フェルナンデス、アーロン・ヤアコビシュヴィリ、ハムザ・アブデルカリム、イケル・ロドリゲス。
ハフィズ・ガリバは発熱のため金曜日と土曜日の練習を欠席した。また、来週から始まるバルサ・アトレティックのプレシーズンには、新加入のDFハビ・カストロ(19)、MFフアン・イバーラ(22)、FWイグナシ・ケール(22)、FWジョニ・エルナンデス(18)が合流し、長期離脱中のパトリシオ・パシフィコ(20)のローン延長も決定している。 (via Mundo Deportivo, SPORT)
プレシーズンの試合日程とイタリアでの変則的トリプルマッチ開催
FCバルセロナはプレシーズンの親善試合スケジュールを正式に発表した。
・7月24日(金): シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールにてCEエウロパとの非公開の親善試合。(CEエウロパは最近アダイ・ベニテスからジョゼップ・マリア・ジェネに監督が交代したばかりである)
・7月27日〜8月3日: イングランドのセント・ジョージズ・パーク(イングランド代表の拠点施設)で合宿を実施。期間中にバーミンガム・シティとの親善試合を予定。
・8月8日(土): イタリアのウディネ(ブルーエナジー・スタジアム)にて、第1回「フリウリ・ベネチア・ジュリア・カップ」に参加。ウディネーゼ、ノッティンガム・フォレストとの3チームによる変則的なトリプルマッチを行う。各試合は45分間で、20:00にウディネーゼ対ノッティンガム、21:00にバルサ対ノッティンガム、23:00にウディネーゼ対バルサの順で行われる。同点の場合はPK戦で勝敗を決定する(通常の勝ちは3点、PK戦での勝ちは2点、PK負けは1点)。バルサがウディネで試合を行うのは、2005年12月7日のチャンピオンズリーグのグループステージ以来、約21年ぶりとなる。
・8月19日(水): 恒例のジョアン・ガンペール杯。エジプトのアル・アハリとの対戦が有力視されており、その前にモロッコかケニアでの親善試合も検討されている。
・8月23日(日)21:30: リーガ開幕戦、アウェーでのエルチェ戦。 (via SPORT, Mundo Deportivo)
アンドレス・クエンカのコモ1907への完全移籍と契約詳細
バルサの左利きセンターバック、アンドレス・クエンカ(19歳)が、セスク・ファブレガスが率いるイタリアのコモ1907へ完全移籍することが公式に発表された。コモ1907は移籍金として70万ユーロを支払い、バルサは将来の売却益の20%を保持する条件が契約に含まれている。
彼は2019年にセビージャの下部組織からインファンティルとしてバルサに加入し、フベニル2年目でバルサ・アトレティックに昇格。昨季前半戦は7試合に出場し、UEFAユースリーグでも3試合でプレーした。昨季後半はセグンダ・ディビシオンのスポルティング・ヒホンにローン移籍していた。スペイン代表としてU-19欧州選手権で優勝した実績も持ち、2024年10月1日のチャンピオンズリーグ・ヤングボーイズ戦(ハンジ・フリック監督下)でトップチーム公式戦デビューを果たしていたが、契約が残り1年となっていたため今回の移籍に至った。 (via ElDesmarque)
トリンコンのサウジアラビア移籍によるクラブへの多額の収入
スポルティングCPに所属していたポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコン(26歳)が、サウジアラビアのアル・アハリへ移籍することが公式に発表された。移籍金は約4500万〜5000万ユーロ(約5000万ドル)の巨額な取引となり、彼は2031年までの4年契約で年間1000万ユーロ以上の純年俸を受け取る。
バルサは昨夏、彼の保有権の残り50%をスポルティングに1100万ユーロで売却していた(その前に700万ユーロでスポルティングへ移籍済み)。ウォルバーハンプトンでのローン料(600万ユーロ)とスポルティングでのローン料(300万ユーロ)を合わせると、バルサは2021年にブラガから彼を獲得した際に支払った3100万ユーロのうち、合計2700万ユーロを回収したことになる。 (via SPORT, MARCA)
パウ・クバルシが語るW杯決勝への意気込みとラポルテとの関係性
パウ・クバルシはW杯決勝で先発出場すれば、イタリアのジュゼッペ・ベルゴミに次ぐ史上2番目に若いディフェンダー(19歳178日)となる。スペインの7試合すべてで可能な全分数をプレーし、失点はわずか1。ゲームメイクで卓越した能力を見せ、デュエル勝率が最も高いセンターバックとして君臨している。
彼はインタビューで自身のメンタリティについて『生まれつきこういう性格。頭の中で落ち着きを保つようにしている。他の人が緊張するような舞台でもリラックスしていることが役立つ。この落ち着きが自分のプレーを出し、自分らしくいられる助けになる』と語った。
アイメリク・ラポルテとのコンビネーションについては『W杯がスタメンで一緒になった最初の重要な大会。お互いに助け合い、自信を与え合い、失点を最小限にするために強くなっている。上手くやれていると思う。彼とはイニゴ(・マルティネス)のようだと言われている。2人ともバスク人で左サイドでプレーし、似たプロフィールでキャラクターがある。バルサでイニゴとプレーしているから、彼が一緒にプレーしているところも想像できる』と述べ、ラポルテのバルサ移籍の噂にも触れた。
対戦するフリアン・アルバレスについては『非常にスキルが高く、スペースにも行けるし足元にも来れる。素晴らしいシュートを持っている。常に注意し、近くにいないといけない』と警戒。そしてメッシについては『ネイマールやピケのシャツを持っていたが、メッシは常にそこにいた私のアイドルの一人。全てのクレが彼に特別な愛情を抱いている。こんなに若くして彼とピッチを共有できるのは夢の実現だ』と語った。 (via Esport3, Mundo Deportivo)
レオ・メッシとラミン・ヤマルの19年前のチャリティーカレンダーの秘話
20歳当時のレオ・メッシが、生後数ヶ月のラミン・ヤマルを抱いて入浴させている19年前の写真が世界中でセンセーションを巻き起こしている。この写真は、2008年シーズンに向けてSPORT、FCバルセロナ財団、UNICEFが共同で制作したチャリティーカレンダーのために2007年秋に撮影されたものである。カレンダーは4.50ユーロで販売され、収益は全額UNICEFの子供支援プログラムに寄付された。バルサの選手たちがUNICEFが選んだ子供たちと撮影を行い、偶然にもメッシとラミン・ヤマルが一緒に撮影されることになった。
メッシはこの写真について『この写真の歴史は狂っている。彼は赤ちゃんで、今は2人ともW杯の決勝にいる。ラミンは素晴らしい選手。私が愛するクラブでプレーしているから、彼のことはよく追っていたし、常に幸運を祈っている。19歳で世界的なリファレンスの一人。これからのキャリアが全てあるし、歴史的偉業を達成する大きなチャンスがある。ただ我々(アルゼンチン)は今回そうさせないように全力を尽くす』と称賛と決意を語った。 (via SPORT, Esport3)
ラポルタ会長のニューヨークでの動向とチャビ前監督の代表監督就任希望
ジョアン・ラポルタ会長はW杯決勝を観戦するためにニューヨークを訪れている。スペインサッカー連盟(RFEF)とラ・リーガからの招待を受けており、『我々は8人の選手をスペイン代表に送り出している。連盟の素晴らしい対応に感謝するための訪問だ』とその意図を説明した。ニューヨーク滞在中には、サミュエル・エトオやアレハンドロ・エチェバリアと夕食を共にし、街中ではアーセナルへの移籍を決めたオナ・バジェやルーシー・ブロンズに偶然出会い、『What a player!』と声をかけて挨拶する場面もあった。
一方、元バルサ監督のチャビ・エルナンデスはRNEのインタビューに応じ、今後のキャリアについて『家族のことを考えると代表チームが合う。クラブチームだと幼い子供たちと一緒にいる時間が取れない。W杯、EURO、アフリカネイションズカップ、アジアカップなどに監督として参加したいと公言しておく』と語り、次なるステップとして代表チームの指揮を希望していることを明かした。 (via Esport3, Mundo Deportivo)
マルク・シリア氏の会長選挙署名に関するTCEの裁定
カタルーニャ・スポーツ裁判所(TCE)は、昨年3月に行われたバルサ会長選挙の署名(アバル)の有効性を巡り、Moviment 42のリーダーであるマルク・シリア氏の訴えを部分的に認めた。シリア氏は2,845人分の署名を提出したが、有効とされたのは2,247人分で、立候補に必要な2,337人に90人足りなかった。TCEは、選挙管理委員会が疑義のある署名を直接無効にするのではなく、クラブ定款48.5条に基づき、修正・確認するための3日間の猶予を与えるべきだったと判断した。
シリア氏はこの裁定を受け、来週木曜日か金曜日に記者会見を開き、無効とされた署名の再確認と封印解除をクラブに正式に要求する予定である。彼は選挙のやり直しを求めるのではなく、署名が再確認されれば正式な候補者として認定されていたことをクラブに公式に認めさせることが目的であると主張している。 (via SPORT)
アブデ・エザルズーリのバルサで記録した唯一のゴールの記憶
現在ベティスに所属するアブデ・エザルズーリは、2021年に19歳でエルクレスからバルサに加入した。トップチームでデビューを果たし先発も務めたが、1年後にオサスナへローン移籍し、その後ベティスへ完全移籍した。彼がバルサのユニフォームを着て記録した唯一のゴールは、2021年12月12日に行われたリーガのオサスナ戦(パンプローナ)である。ウスマン・デンベレのクロスを相手DFがわずかに触ったところをボレーで蹴り込んだ。試合は2-2の引き分けに終わったが、当時のチャビ・エルナンデス監督は彼を『短剣だった』と高く評価していた。 (via Mundo Deportivo)
アイメリク・ラポルテのバルサへの逆オファーの噂
W杯でパウ・クバルシと堅固なセンターバックコンビを組んでいるスペイン代表のアイメリク・ラポルテ(32歳)が、FCバルセロナに逆オファーされたとの情報が報じられている。彼は1年前にサウジアラビアのアル・ナスルから1000万ユーロの移籍金でアスレティック・ビルバオに加入したばかりで、2028年までの契約を結んでいる。高額な給与とアスレティックとバルサの良好とは言えない関係性が障壁となるが、契約解除金はそれほど高く設定されていないとされ、バルサが探している左利きのセンターバックというプロフィールに完全に合致するため、獲得が検討される可能性がある。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
アデイェミの獲得完了やフリアン・アルバレス交渉のリミット設定などストライカー陣の再編が加速しています。一方でデ・ヨングやフェルミンの順調な回復、そしてカンテラの若手抜擢がフリック監督の新体制に期待を抱かせます。W杯決勝でのバルサ勢の活躍にも大いに注目です。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
フリック監督が求める前線の強度は、アデイェミの獲得とゴードンの加入で明確に担保されました。特にアデイェミのスピードとプレス性能は、昨季の課題だった守備の連動性を高める鍵となります。一方で、フェラン・トレスの放出交渉やラッシュフォードの退団は、戦術的な役割の再定義を意味します。偽9番の検討も含め、特定のストライカーに依存しない流動的な攻撃陣を構築しようとする意図が見て取れます。デ・ヨングの復帰とフェルミンの台頭が、中盤の強度をどこまで引き上げられるかが、今季の戦術的完成度を左右するでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
ラポルタ会長のニューヨークでの動きや、チャビ前監督の代表監督転身への言及など、クラブを取り巻く空気は常に変化しています。フリアン・アルバレス獲得を巡るアトレティコとの公の対立を避けつつ、期限を区切る姿勢は、クラブとしての規律と交渉の主導権を維持しようとする意志の表れです。また、カンテラの若手抜擢や契約延長交渉の難航は、育成とトップチームの橋渡しというバルサ特有の課題を浮き彫りにしています。クラブ全体がフリック体制への移行期にある今、フロントと現場の足並みを揃える手腕が問われています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
アデイェミ獲得の条件は、将来の売却益20%付与を含め、リスクを抑えつつ若手を確保する合理的な編成です。一方で、フリアン・アルバレス獲得が難航する中、代替候補の年俸や移籍金は高騰しており、予算の最適化が急務です。テア・シュテーゲンのローン移籍に伴う税務上の調整や、クンデに対するバイエルンのオファーへの対応など、契約の細部が編成のボトルネックとなっています。放出候補の整理と、クバルシら若手の長期的な価値向上を両立させる、極めて緻密な財務・契約戦略が求められる局面です。