アレックス・レミロのW杯代表落選とバルセロナ移籍の噂

レアル・ソシエダの守護神アレックス・レミロは、アメリカ、メキシコ、カナダで開催されるワールドカップに向けたスペイン代表の26名のリストから落選しました。コパ・デル・レイ決勝以降に調子を落とし、チームの平均失点が増加したことが、ウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、ジョアン・ガルシアといったライバルたちとの競争で後れを取った主な原因です。

バカンスへ向かうバルセロナの空港でメディアの取材に応じたレミロは、落ち着いた様子で自身の心境を語りました。

『監督とは話しました。メッセージは常に愛情深いものでした。自分には大きな自信があります。ワールドカップに行けないことは残念で悲しいですが、あれほどの高いレベルを持つゴールキーパーたちの候補リストに入れたことには満足しています。選ばれるために一年間やってきたことには落ち着いていますし、選ばれた3人が非常に高いレベルのGKであることは受け入れていますし、理解しています。それは私たちが持っているチームやGK、スペイン全体について良いことを物語っていますね。自分がどこにいるか、何を望んでいるかはわかっていますし、今はリセットしてバケーションを楽しみ、ワールドカップでスペインを応援してみんなで楽しみたいと思います』

さらに、バルセロナがGK補強のために彼に関心を寄せているという噂についても質問が飛びました。現在2027年までクラブと契約を残すレミロですが、『今はバケーション中です。人生においては常にクリアであるべきで、誰に対してもドアを閉ざすべきではありません』と述べ、将来的な移籍の可能性を完全には否定しませんでした。

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督もレミロの落選について触れており、『彼とは話しましたが、プライベートな会話なので内容は言わせないでください。ただ、彼が私たちと一緒にワールドカップへ行かないことを伝えたと察していただけるでしょう。彼は完全に理解してくれました。私たちのグループ、家族の一員であり、彼がいた時に持っていたすべての敬意をわかっていますし、彼も他のチームメイトがいることを受け入れています』と語っています。

レミロはこれまでにレアル・ソシエダで309試合に出場し、337失点、114回のクリーンシートを記録するなど、確かな実績を残しています。

(via AS)

(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

(via ElDesmarque)

若手ストライカー、ゴルカ・カレーラの来季の選択肢

下部組織出身で現在20歳のストライカー、ゴルカ・カレーラは、今夏の移籍市場で非常に注目を集める存在となっています。今季はセグンダ・ディビシオンで15ゴール3アシストを記録し、その高い得点力を見せつけました。この活躍によりトップチームでのデビューも果たし、これまでに4試合に出場しています。

トップチームにはすでにミケル・オヤルサバルとオーリ・オスカルソンというFWがおり、ペレグリーノ・マタラッツォ監督率いるトップチームでカレーラが十分な出場機会を得るのは難しい状況です。過去のジョン・カリカブルのように、トップチームに昇格したものの出場機会に恵まれず成長が停滞してしまう事態を避けるため、クラブは彼の扱いを慎重に検討しています。

来季に向けた選択肢としては主に2つ挙げられています。1つ目は、今季セグンダ残留を果たしたBチーム(サンセ)に引き続き所属し、マタラッツォ監督が必要とした場合にトップチームと掛け持ちでプレーするという道です。2つ目は、今季の活躍によりすでに関心が寄せられているセグンダの他クラブへレンタル移籍し、さらなる経験を積むという道です。

カレーラは2030年6月30日までの長期契約を結んでおり、クラブが彼に寄せる期待の大きさが伺えます。クラブの基本方針は彼を継続的に成長させることであり、そのために最適な決断を下す方針です。

(via Estadio Deportivo)

アルセン・ザハリャンの不振と放出の可能性

アルセン・ザハリャンは、今季のレアル・ソシエダにおいて最も期待外れだった選手の1人となってしまいました。度重なる怪我により出場機会が制限され、ピッチに立った際も期待されたパフォーマンスを発揮できていません。

今季はペレグリーノ・マタラッツォ監督の構想にほとんど入っておらず、1月にふくらはぎを負傷したこともあり、監督交代後の新体制でポジションを確保できませんでした。最終的な今季の成績は公式戦21試合出場、プレー時間はわずか696分にとどまり、マタラッツォ監督の下ではリーグ戦6試合とコパ・デル・レイ1試合の出場に終わっています。昨季も負傷の影響でわずか4試合18分の出場に終わっており、2シーズン連続で事実上の構想外という厳しい状況です。

23歳のザハリャンは、2023年の夏にディナモ・モスクワから約1300万ユーロで加入しましたが、その投資に見合う結果は残せていません。現状の低いパフォーマンスと少ない出場機会、そしてマタラッツォ監督の好みに合っていないことを考慮すると、クラブにとって彼をスカッドに留めておくことはもはや持続不可能と見られています。

彼の契約は2029年6月30日まで残っていますが、クラブとスポーツディレクションは、7月1日から正式に開く夏の移籍市場で彼を完全移籍で放出する道を模索しています。クラブの目標は、チームの目標達成に貢献できていない選手を手放し、過去の投資資金を少しでも回収して、よりチームに貢献できる選手にその給与枠を充てることです。

(via Estadio Deportivo)

トゥールーズのブラジル人FWエメルソン獲得へ向けた動き

クラブは前線の得点力をさらに強化するため、フランスのトゥールーズに所属するブラジル人ストライカー、エメルソンの獲得を目指してすでにオファーを提示しています。この動きは、攻撃陣の再編を図るマタラッツォ監督の意向を強く反映したものです。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

本日は、W杯代表落選が決まった守護神レミロの心境とバルセロナ移籍の噂、若手FWゴルカ・カレーラのレンタル移籍の可能性、そして期待外れに終わっているザハリャンの今夏での売却方針といったスカッド再編に関する話題が中心となりました。また、新ストライカーとしてトゥールーズのエメルソンへオファーを出していることも判明しています。なお、久保建英選手を含む日本人選手に関する新たな情報(出場状況、負傷、コメント、移籍の噂など)は本日のニュースには含まれていませんでした。