スペイン代表ウナイ・シモンの活躍とエムバペとの衝突
🇪🇸スペイン代表の正GKとしてフランスとのW杯準決勝にフル出場したウナイ・シモンは、失点ゼロでチームの決勝進出に大きく貢献しました。試合を通じて相手の枠内シュート自体が少なく、セーブの機会は限られていましたが、空中戦や足元のボールコントロールで安定したプレーを披露しました。前半41分には、キリアン・エムバペがディフェンスの背後に抜け出しGKと1対1になりかけた決定的な場面で、ペナルティエリア外まで果敢に飛び出してボールをクリアし、絶体絶命のピンチを未然に防ぎました。このプレーは試合の流れを左右する重要な判断として高く評価されています。
後半にはパスの選択でヒヤリとさせる場面や、自らのクリアが相手選手の足元にこぼれてシュートを打たれる場面もありましたが、すぐさまポジションに戻って防ぎ、事なきを得ました。また、試合終了間際にはウスマン・デンベレのシュートを確実にキャッチし、最後までゴールに鍵をかけました。
試合終盤の85分、スペインがリードしウナイ・シモンが足元にボールを置いて時間稼ぎをしていた際、焦りを見せたエムバペが猛プレスをかけ、ボールに届かない状況でウナイ・シモンに肘打ちのような激しいチャージを見舞うというインシデントが発生しました。この醜いプレーによりエムバペにはイエローカードが提示されましたが、スペインのベンチやメディアからは『チームメイトに対する悪質な行為であり、レッドカードが出るべきだ』と一発退場を求める声が上がりました。それでもウナイ・シモンは冷静さを失わず、最後までスペインのゴールマウスを守り抜きました。
(via MARCA / SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
ニコ・ウィリアムズの負傷からの復帰とフランス戦でのプレー
⚡️スペイン代表の左サイドを担うニコ・ウィリアムズは、フランスとの準決勝の84分にアレックス・バエナに代わってピッチに立ちました。試合終盤の限られた出場時間でしたが、得意の左サイドから積極的にドリブルで仕掛け、サイドネットを揺らす惜しいシュートを放つなど、ゴールへの意欲をしっかりと示しました。
彼はグループステージのウルグアイ戦で、相手選手の遅れた悪質なタックルを受けて負傷し、その後の2試合を欠場するという困難を経験していました。大会中に怪我で離脱したことはチームにとっても痛手でしたが、懸命のリハビリを経て準々決勝のベルギー戦で無事に復帰を果たしました。そして今回のフランス戦でも、スペインが逃げ切りを図る重要な局面で投入され、勝利の瞬間にピッチに立つことができました。
(via ElDesmarque / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
アイメリク・ラポルテの完璧な守備とアスレティックでのルーツ
🛡フランス戦でパウ・クバルシと共にセンターバックのコンビを組んだアイメリク・ラポルテは、相手の強力なアタッカー陣を完璧に封じ込める傑出したパフォーマンスを見せました。エムバペに対してスペースを与えず、前半には決定的なパスをカットするなど、ディフェンスラインのリーダーとして君臨しました。足元の技術も高く、ビルドアップの起点としても機能し、評価では満点に近い数字を叩き出しました。メディアからはアスレティックのセンターバックによる素晴らしい試合と称賛されています。
ラポルテはフランスのアジャンで生まれ、10代でレサマに入団し、アスレティック・ビルバオでトップレベルの選手へと成長を遂げたというルーツを持っています。フランスの年代別代表でキャプテンを務めた経験もありながら、2021年にスペイン国籍を取得してスペイン代表デビューを果たしました。今回の準決勝は、自身の生まれ故郷であり育成時代を過ごしたフランス代表との特別な対戦となりましたが、彼は『スペインを代表することは信じられないほど素晴らしいことだ』と語り、その言葉通り、スペインのために完璧な守備を披露しました。現在はクバルシのような若い選手にポジショニングやインターセプトのタイミングをアドバイスするなど、頼れるベテランとしてチームを牽引しています。
(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT / MARCA)
ラ・リーガ開幕戦バルセロナ対アスレティック・ビルバオの延期決定
📅2026-2027シーズンのラ・リーガ開幕戦のスケジュールが公式に発表されましたが、アスレティック・ビルバオの試合日程に大きな変更が生じました。対戦相手であるFCバルセロナが、W杯の準決勝に進出した代表選手を10名も抱えているため、選手の休息期間を確保するというラ・リーガの規定に基づき、開幕戦の延期が決定しました。
これにより、本来第1節に行われる予定だったSpotifyカンプ・ノウでのFCバルセロナ対アスレティック・ビルバオの試合は、第2節と第3節の間にあたる8月27日(木曜日)の21:00に組み込まれることになりました。試合の模様はDAZNで中継されます。この過密日程により、アスレティックはシーズン序盤から変則的なスケジュールへの対応を迫られることになります。
(via SPORT / Esport3 / Mundo Deportivo)
メディカルチーフ会見:代表選手の合流予定と負傷者アップデート
🩺アスレティック・ビルバオのホセアン・レクエ メディカルチーフがレサマで記者会見を開き、新シーズンに向けたチームの負傷者状況と、代表選手の合流プランについて詳細な説明を行いました。エディン・テルジッチ新監督の下でプレシーズンが始まっていますが、W杯に参加しているウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズの3選手については、大会終了後から3週間の休暇が与えられます。この休暇は『完全な休養が1週間、一般的なアクティベーションが1週間、専門的なアクティベーションが1週間』という構成になっており、彼らがチームに合流するのは8月10日頃になる予定です。また、イニャキ・ウィリアムズも同様の3週間の休暇プログラムを消化し、7月27日頃にレサマに復帰する見込みです。
ニコ・ウィリアムズの現在のコンディションについては、スペイン代表のメディカルスタッフと密に連絡を取り合っており、現時点で身体状態は『良好』であることが確認されています。
その他の選手の状況については以下の通りです。
・ベニャト・プラドス:昨シーズンは十字靭帯の手術により全休しましたが、現在は完全に出場可能な状態まで回復しています。
・ニコ・セラノ:大腿直筋に過負荷がかかっているため、現在は大事をとって別メニューで調整を行っています。
・ユーリ・ベルチチェ:症状を抱えており、メディカルスタッフが状態を注視しながら連絡を取り合っています。
・マロアン・サンナディ:右膝の外側半月板の負傷に対し、クラブのスタッフや選手本人と協議を重ねた結果、手術を受ける決断を下しました。現在は順調に回復しており、状態を考慮して個別の練習メニューを組んで対応しています。
・ゴロサベル:休暇期間(移行期間)中に負傷したため、状態を見極めながら調整を行っています。
・アレックス・ベレンゲル:指の状態は良好で出場可能です。特定の動作を繰り返した際にわずかな違和感がある程度に留まっています。
さらに、昨シーズンに負傷者が続出した原因について問われたレクエ氏は『試合の負荷や出場時間が非常に高かったことが最大の要因です。ヨーロッパの大会やコパ・デル・レイなど、高い要求が求められる試合が重なったことが影響しています。選手ごとの背景やプレシーズンを完了できたかどうかなど、多くの要因が絡み合っています』と分析し、今季は負荷の管理を徹底する方針を示しました。
(via Estadio Deportivo)
移籍市場:ウルコ・イセタとウナイ・ゴメスの退団、ミケル・ベスガの去就
✈️エディン・テルジッチ新監督が就任したアスレティック・ビルバオでは、構想から外れた選手たちの整理が進められています。すでにFWのウルコ・イセタがカディスへ移籍し、MFのウナイ・ゴメスがイタリアのカルチョのクラブへ旅立つことが決定しました。
これに続き、中盤の要であったミケル・ベスガも退団の可能性が非常に高まっています。現在33歳のベスガはクラブとの契約を1年残していますが、中盤のポジションが完全に飽和状態となっており、テルジッチ監督のプランには含まれていないと見られています。当初はギリシャのPAOKサロニカが獲得に関心を示していましたが、彼らが別の選手(バティスト・サンタマリア)を獲得したため、この話は消滅しました。
現在は、セグンダ(2部)を戦うマジョルカがベスガの獲得に強い関心を示しています。マジョルカのルイス・ガルシア監督は、1部昇格に向けたプロジェクトの重要な柱として、経験豊富なベスガを高く評価しています。ベスガ自身も現在は単独でトレーニングを続けながら、マジョルカからのオファーを含めた今後の選択肢を慎重に評価しています。
ベスガは昨季の終盤、自身の去就について次のように語っていました。『出場機会が減っていることについてよく考えました。契約は残っていますし、新しい監督が来ますが、クラブが私に何を求めているかは分かりません。私はプレーする状態にありますし、しっかりと準備して臨むつもりです。自分を証明したいという気持ちはありますが、ただクラブに居座るつもりはありません。道を譲ることも厭いませんが、まずは全力で臨んで、どうなるか見てみようと思います』と述べ、クラブの負担にはならないプロフェッショナルな姿勢を示していました。
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ウナイ・シモンやニコ・ウィリアムズらの活躍によりスペイン代表がW杯決勝へ進出する一方、チームはプレシーズンを進行中。メディカルチーフの会見により代表選手の合流スケジュールや怪我人の状況が明確になり、移籍市場ではベスガらの退団の動きが加速しています。ラ・リーガ開幕戦のバルセロナ戦は8月27日に延期されました。