テルジッチ新体制のレサマ革新 巨大モニター設置と新スタッフ合流
エディン・テルジッチ新監督によるアスレティック・ビルバオのプレシーズンが本格始動し、レサマ(練習場)には新たなメソッドが続々と導入されています。クラブの慣例通り練習は基本非公開ですが、メディアに公開された15分間でその変化が確認されました。
最も目を引いたのは、ロッカールーム棟と第1ピッチの間に設置された巨大なテレビモニターです。これは特定のプレーをその場で視覚的に確認し、即座に修正・改善を図るためのものとみられています。また、練習メニューでは2タッチでの攻撃アクションに重点が置かれており、スピーディーな展開を意図しているようです。
さらに、新監督を支えるスタッフ陣もグラウンドに姿を現しました。セットプレー担当として加わったアンディ・ヒューズは、W杯でスコットランド代表に帯同していたため遅れての合流となりました。また、過去4年間バルセロナで働いていたパブロ・リバスが、フィジカルコーチ部門でカサミチャナのアシスタントとして新たにスタッフ入りしたことも判明しました。
(via Mundo Deportivo)
医療責任者がニコ・ウィリアムズの現状を報告 恥骨炎は完治し状態は良好
アスレティック・ビルバオの医療責任者であるホセアン・レクエ氏が記者会見を開き、現在W杯に参加中のニコ・ウィリアムズの状態について詳しく説明しました。昨シーズンは恥骨炎に苦しみ、発熱や嘔吐を伴う辛い時期もあったニコですが、現在は完全に健康を取り戻しているとのことです。
レクエ氏は『ニコは元気で、プレー可能な状態です。現在、恥骨炎に関連する症状は一切ありません。5月のバレンシア戦ではハムストリングを、代表では右内転筋を少し痛めましたが、今は何の問題も抱えていません』と断言しました。
また、代表合流時のプロセスについても明かし、『6月4日の時点ではクラブから医療的な許可は出していませんでした。しかし、その前週にスペイン代表の医療スタッフがレサマを訪れ、リハビリの最終段階をどのように進めるか合意しました。技術的には6月10日から15日の間に許可が下りています。代表の医療チームとは常に連絡を取り合っており、彼の状態は正常で健康です』と説明し、ファンを安心させました。
日曜日に24歳の誕生日を迎えたニコ・ウィリアムズは、代表でのインタビューで『オペラのような見事な試合にしたい』とW杯準決勝への意気込みを語っています。また、先日自身のSNSで悲観的なメッセージを投稿したことについては、デ・ラ・フエンテ監督と『父と子のような深い会話』をしたことを明かしており、精神的にも充実しているようです。
(via Estadio Deportivo)
負傷者アップデート エギルス、ゴロサベルらの回復状況とプラドスの復帰
ホセアン・レクエ医療責任者は、ニコ・ウィリアムズだけでなく、レサマで調整を続ける他の選手の負傷状況についても最新の情報を共有しました。
まず、ウナイ・エギルスについては『6月6日に、昨季終盤に負った再建靭帯の断裂を修復するための再手術を受けました。彼の回復経過は予想通りで、完全に正常に進んでいます』と順調なリハビリを報告しました。
新加入のアンドニ・ゴロサベルはオフ期間中に負傷しており、『シーズン終了からプレシーズン開始までの移行期間に、右の中内転筋を負傷しました。比較的軽度から中程度の怪我であり、約2週間でチームの練習に合流できると考えています。順調です』と説明しました。
また、ニコ・セラーノについては大腿直筋の過負荷のため、月曜日の練習は別メニューで調整したことが明かされました。
一方で朗報もあり、昨シーズンは十字靭帯の手術により全休を余儀なくされたベニャト・プラドスについては『現在はプレー可能な状況にあります。最初の親善試合から出場できるかは分かりませんが、いつでも起用できる状態です』と完全復活を宣言しました。
(via ElDesmarque)
ウナイ・シモンが語るW杯の舞台裏 デンベレへの警戒とスペインの強み
W杯準決勝のフランス戦を控えるスペイン代表の守護神ウナイ・シモンが、ラジオ番組のインタビューに応じ、大一番に向けた自信と警戒心を語りました。
優勝候補同士の対決についてシモンは『スペインもフランスも優勝候補と言えます。フランスには個人の力という強みがあり、それがチームのために機能すれば致命的になります。しかし、我々の強みはグループ、チームそのものです。攻撃でも守備でも何をすべきか明確なチームを打ち負かすのは非常に困難です』と、スペインの組織力に絶対の自信を覗かせました。
相手の警戒すべき選手を問われると、エムバペよりもフランス代表アタッカーのデンベレを挙げ、『最も予測不可能なのはデンベレです。彼は両足を同じように使い、ペナルティエリアのどこからでもクロスを上げたりシュートを打ったりできます。どちらとも1対1になりたくないですが、デンベレの方が予測が難しいです』と独自の視点で分析しました。
シモンは今大会、最終ラインの背後をカバーする積極的な飛び出しで高い評価を得ており、フランスの強烈なアタッカー陣に対しても重要な役割を担うことが期待されています。
(via SPORT)
アンデル・エレーラの退団とサラゴサ復帰が目前に
アスレティック・ビルバオを離れることになったベテランMFアンデル・エレーラの去就が間もなく決着する見込みです。15年ぶりに古巣レアル・サラゴサのトップチームへ復帰することが確実となっており、数時間以内にもサラゴサから公式発表が行われる予定です。
エレーラは2019年と2020年にも投資ファンドを通じてサラゴサの経営に参画する交渉を行っていたほど古巣への愛情が深く、今回は選手としての帰還となります。
(via SPORT)
【本日の総括】
テルジッチ新監督の下で革新的なトレーニングがスタートしたアスレティック。負傷者たちも順調な回復を見せており、プラドスの完全復帰は大きなプラス材料です。W杯で活躍するニコ・ウィリアムズとウナイ・シモンの状態も良好で、クラブと代表の双方でビルバオの選手たちが存在感を放っています。