「サンティアゴ」が消えた!生まれ変ったベルナベウのファサードが示す巨大スポンサー誘致への極秘ロードマップ
レアル・マドリードのアイデンティティの象徴であるホームスタジアム、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの名称を巡り、地元マドリードのソシオたちの間で、クラブの急激な商業化を物語る大きな議論が巻き起こっています。(via SPORT)
現在も外構の最終改修工事が急ピッチで進められているスタジアムですが、パセオ・デ・ラ・カステリャーナ側に設置された最新の金属製ファサードの文字板から、長年親しまれてきた「サンティアゴ(Santiago)」の文字が完全に排除され、ただ「Bernabeu」という文字とクラブの盾マークだけが巨大にライトアップされるデザインへと変更されたのです。(via SPORT)
この変更は、フロレンティーノ・ペレス会長が主導する、将来的なネーミングライツ(命名権)の売却を見据えた、極めて巧妙なマーケティング戦略の一環であると囁かれています。
商業的に「サンティアゴ・ベルナベウ」という長い名称に別のスポンサー名を被せることは極めて困難ですが、「Bernabeu」というシンプルでグローバルなブランドに整理しておくことで、将来的に「IPIC Bernabeu」や「Emirates Bernabeu」といった巨大スポンサー名を冠することが圧倒的に容易になるからです。(via SPORT)
2022年のソシオ総会において、会員からスタジアム名にペレス現会長の名前を加える提案があった際、会長自らが、
『私たちのスタジアムの名前から、サンティアゴ・ベルナベウの文字を変えることは、未来永劫絶対にあり得ない』
と断言し、会場から大きな拍手を浴びた歴史がありました。クラブ側は「制度上の公式な名称は変更していない」と弁明する余地を残していますが、スタジアムの物理的な「顔」から、クラブの基礎を築いた偉大な元会長の名前が消え去った事実は、古参のサポーターたちに一抹の寂しさを与えています。(via SPORT)
夏の風物詩「ベルナベウ杯」が事実上の消滅!過密カレンダーと改修工事がもたらした伝統の喪失
レアル・マドリードのソシオたちにとって、夏の最も美しい伝統であり、新シーズンのチームの公式なお披露目の場として愛され続けてきた「トロフェオ・サンティアゴ・ベルナベウ(ベルナベウ杯)」が、完全にカレンダーから姿を消し、事実上の歴史的消滅の危機を迎えています。(via SPORT)
この大会は、1978年に亡くなった伝説のサンティアゴ・ベルナベウ元会長の功績を称え、翌1979年に当時のルイス・デ・カルロス会長の主導によって創設されました。第1回大会にはマドリーのほか、バイエルン、アヤックス、ミランといったヨーロッパを代表する本物の巨頭たちが集結。その後、1試合制の親善試合へと規模は縮小されたものの、新加入選手のベルナベウでの初お披露目や、2013年にはラウール・ゴンサレス氏がアル・サッドの一員として凱旋し、前半と後半で異なるユニフォームを着用してプレーした伝説的な夜など、数々のドラマをサポーターに提供してきました。(via SPORT)
しかし、2018年8月11日にフレン・ロペテギ監督率いるマドリーがミランを3-1(ベンゼマ、ベイル、マヨラールが得点)で下して28回目の戴冠を果たしたのを最後に、この伝統のトロフィーは一度も開催されていません。(via SPORT)
当初は2019年に始まったスタジアムの大改修工事、それに続くパンデミックによるアルフレド・ディ・ステファノへの一時移転、そして近年のクラブワールドカップをはじめとする天文学的な超過密スケジュールの到来により、開催は見送られ続けてきました。(via SPORT)
クラブ関係者は『ベルナベウ杯の歴史的価値と重要性は理解しており、カレンダーの余裕を見つけて必ず復活させたい』と主張し続けていますが、事実上の放置状態が続いており、グローバルなイベントビジネスを優先する現在のクラブ運営方針のもとで、この美しいローカルな伝統が再び日の目を見る可能性は極めて低いと囁かれています。(via SPORT)
【本日の総括】
新生レアル・マドリードは、エスパニョールとの開幕アウェー戦において、アルダ・ギュレルの極上のFKからベリンガムの豪快なヘディングで先制するも、守備陣の連携ミスから追いつかれ、終始苦しい展開を強いられました。しかし、終了間際の90分に投入された21歳の怪物カルロス・エスピが泥臭く劇的な決勝ゴールを叩き込み、第2次モウリーニョ新体制の初陣を1-2の勝利で飾りました。ピッチ外ではビニシウスを巡るシミュレーション論争や、モウリーニョ監督が語る「組織的イジメ」への告発、さらには若き才能チアゴ・ピタルチへのオファー拒絶やアセンシオの脛骨にまつわる過酷な試練、スタジアム改修に伴う「サンティアゴ」名称の削除疑惑など、白き巨人は常にフットボール界の中心で最大の話題を提供し続けています。過酷なシーズンは始まったばかりですが、エスピという新たな怪物ストライカーの台頭、そしてギュレルやベリンガムの輝きは、さらなる戴冠を目指すマドリーにとってこの上なく心強い灯火となるでしょう。