ガビの右膝負傷の現状と、生まれ故郷での130万ユーロ慈善アパート投資を巡るデマの完全なる真相、およびフェルミン・ロペスが涙したラ・マシア黎明期の秘話
エルチェ戦の大勝の中で、バルサが直面した唯一の懸念材料は、ガビ選手が前半44分にエルチェのアグアド選手と接触した際に右膝を痛め、涙を流してピッチを退いたアクシデントでした。ガビ選手が抑えた右膝は、2023年11月に前十字靭帯および外側半月板の断裂という大怪我を負った箇所と同じであったため、クラブ周辺は一時深刻な緊張感に包まれました。しかし、ハンシ・フリック監督は試合後に『怪我をした瞬間よりは状態が良い。試合中もかなり状態が良くなっていた。MRI検査を行ってから確認する』と語り、チームドクターも深刻な事態ではないとの見解を示しており、安堵感が広がっています。(via SPORT)
一方で、インターネット上で急速に拡散されていた『ガビ選手がホームレスの人々のために自身の生まれ故郷であるロス・パラシオス・イ・ビジャフランカに130万ユーロを投じて150戸の支援アパート(300床)を建設した』という極めて美談のニュースは、完全なデマであることが判明しました。現地の市役所やガビ選手の家族・関係者に確認をとったところ、そのようなプロジェクトは一切存在しないことが確認されています。これは2026年5月にオーストラリアの選手ニック・ダイコス氏を巡って流された偽ニュース(メルボルンのホームレスシェルター建設計画)の数字をそのまま盗用した捏造記事でした。(via SPORT)
また、エルチェ戦で大暴れしたフェルミン・ロペス選手の父親は、息子が13歳の時に地元ウェルバのエル・カンピージョからラ・マシアにやってきた当時を回想しました。初日は家が恋しくて泣きじゃくったフェルミン選手ですが、ラ・マシアのルーベン・ボナストレ氏や当時のカルレス・フォルゲラ氏による信じられないほど素晴らしいサポート、そしてシャビ・シモンズ選手らの温かい仲間に支えられて乗り越えたとのこと。フェルミン選手は18歳の時、リナーレスにレンタル移籍する前にも、アパートを借りるのではなく慣れ親しんだラ・マシアに住み続けることを選んだほど、クラブに強い愛着を抱いていることが明かされています。(via SPORT)
アレハンドロ・バルデの招集外の真相とプレミア移籍の裏舞台、および後釜候補であるラシングの19歳DFホルヘ・サリナス獲得に向けた1600万ポンド極秘交渉
アレハンドロ・バルデ選手がエルチェ戦の招集メンバーから完全に除外されたことは、市場閉幕間際のバルサにおける最大の衝撃となりました。フリック監督は試合前に『今朝アレハンドロと話をした。正直に言って、君は今100パーセントここに集中できていないと思う、だから家にいた方がいいと伝えた。頭をすっきりさせて、明日また話そうと』と説明し、バルデ選手が移籍交渉で頭が混乱しているため自宅に留まらせたことを明かしました。(via SPORT)
バルデ選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏は今週、複数のプレミアリーグおよび欧州クラブからのオファーを携えてバルセロナに到着しました。バルデ選手にはマンチェスター・ユナイテッドが最も熱心に関心を示しているほか、ベンフィカ(2000万ユーロでのオファーを提示したものの、バルサ側の評価額を下回るため保留)、そしてアストン・ヴィラが状況を注視しています。バルデ選手とバルサの契約は2028年まで、解除条項は10億ユーロに設定されていますが、バルサは4000万ユーロ以上の移籍金が支払われるのであれば売却を容認する構えです。(via MARCA)
バルデ選手の売却が成立した場合、バルサの強化担当デコ氏はすぐさま後釜としてラシング・サンタンデールの19歳の超新星DFホルヘ・サリナス選手の獲得に動く計画を立てています。サリナス選手の違約金は1600万ポンド程度ですが、パブロ・トーレ選手の移籍を巡りバルサとラシングのフロントの関係が著しく冷え込んでいるため、ラシング側は『違約金の満額一括払い以外は認めない』と頑なな態度を崩していません。しかしバルデ選手の売却資金があればこの障壁も容易にクリア可能です。バルデ選手不在時にはカステリョンから戻ったジェラール・マルティン選手や、下部組織のジュブニルから抜擢されてエルチェ戦に帯同したジョルディ・ペスケル選手らが控えています。(via SPORT)
マルク・カサドのサウジアラビア移籍を巡る壮絶な葛藤と、エクトル・フォートのボルシア・ドルトムント移籍交渉の全貌
バルサは今夏の市場で、契約が1年残っていたフェラン・トーレス選手をパリ・サンジェルマンに約5000万ユーロで完全移籍させ、ロベルト・レヴァンドフスキ選手のシカゴ・ファイアへの移籍、アンス・ファティ選手のモナコ移籍、テア・シュテーゲン選手のアヤックスへのレンタル移籍など、巨額のサラリーを占めていた選手たちの整理を次々と敢行してきました。さらに、この閉幕直前においてマルク・カサド選手とエクトル・フォート選手の売却も最終段階に入っています。(via SPORT)
22歳のカサド選手には、サウジアラビアのアル・ヒラルとアル・アハリが、バルサの希望額である3000万から4000万ユーロを支払う満額オファーを提示しています。バルサ側はこの取引を完了させたい考えですが、カサド選手自身はヨーロッパの競争力あるトップリーグでの継続を強く希望しており、交渉は緊迫した局面を迎えています。すでにカサド選手は練習から除外されており、ガンペール杯で彼が着用していた背番号17は新加入のゴードン選手に譲渡されています。(via SPORT)
また、20歳の実力派エクトル・フォート選手には、ドイツの名門ボルシア・ドルトムントが約2000万ユーロでの獲得交渉を進めており、取引はほぼ合意に近い状態にあります。フォート選手は昨シーズン、エルチェへの期限付き移籍で活躍したものの負傷で離脱。フリック監督は右サイドバックにエリック・ガルシア選手やジュール・クンデ選手、シャビ・エスパルト選手を想定しているため、フォート選手の売却はクラブの経済的なスペース確保のために不可欠なパズルとなっています。(via SPORT)
