モウリーニョ監督の記者会見

ビジャレアル戦後の会見ボイコットを経て、チャンピオンズリーグASローマ戦の前日記者会見に登登したジョゼ・モウリーニョ監督が、審判問題について独自のメッセージを発信した。前節のビジャレアル戦(1-0で勝利するもヴィニシウス・ジュニオールが一発退場)の判定について問われた指揮官は、『何もコメントしたくない。チャンピオンズリーグの試合だからリーグ戦のことは話さない』と最初は回答を避けたものの、『1つだけ言わせてほしい。ビジャレアル戦の最初の1分間だけを見てほしい。1分見れば、分かる人にはそれで十分だ。土曜日に詳しく話そう』と謎めいた指摘を行った。

実際の映像を検証すると、試合開始1分5秒にフェデ・ヴァルヴェルデからのパスを受けたキリアン・エムバペに対して副審がオフサイドを判定していた。テレビ中継のカメラ角度からは正確な位置関係が判別しづらい非常に際どいタイミングであり、ボールを受けたキリアン・エムバペは後方へ下げてアルダ・ギュレルへ展開していたため、試合展開自体には全く影響のないプレーだった。しかしモウリーニョ監督はこの細かな判定をチームに対する審判団の姿勢の表れと捉えている。さらにその直後、ビジャレアルのアヨゼ・ペレスがセンターバック間でボールを受けた場面ではオフサイドが取られなかった二重基準の存在も浮き彫りとなっている。

また、審判の指名方法についても言及し、『試合の24時間前に審判名が発表されるのが通常であるはずなのに、実際には3週間も前から判明していることが不快だ。それ以外についてはどの審判も信頼している』と不満を口にした。さらにスペインメディアに対しても『スペインの報道陣は物事を直接的に言わず、具体的な意見を避けている。イタリアのメディアの方がはるかに試合そのものに関心を持っている』と批判を展開した。(via ElDesmarque / SPORT / MARCA)