劇的決勝弾!21歳の怪物カルロス・エスピがアウェーのエスパニョール戦で90分に劇的デビューゴールを奪いモウリーニョ新体制を救う
新シーズン開幕から重苦しい雰囲気が漂っていたレアル・マドリードを救ったのは、今夏に電撃的に加入したばかりの21歳の大型ストライカー、カルロス・エスピでした。アウェーのRCDEスタジアムで行われたエスパニョールとの一戦は、お互いが一歩も譲らない緊密な展開となりましたが、途中出場したエスピが終了間際の90分に値千金のデビューゴールをマーク。チームを1-2の劇的な勝利へと導き、第2次モウリーニョ体制の初陣で勝ち点3をもぎ取りました。(via SPORT)
エスピは1.94メートルの屈強なフィジカルを誇り、昨シーズンはレバンテで27試合13ゴール(最後の13試合で10ゴールを量産してクラブを降格から救った)という実績を残した新鋭です。当初はイングランドのハル・シティへの移籍が合意寸前であり、ブライトンも獲得を狙うなどプレミアリーグ行きが濃厚とされていましたが、マドリーはユース出身のゴンサロ・ガルシアをフルハムへ4000万ユーロ(保有権の70%売却)で放出したため、急遽その代替案としてエスピの獲得を7月30日に決断。2500万ユーロの違約金を満額支払う電撃的なスピード交渉で白き巨人への加入が決定しました。(via SPORT / ElDesmarque)
エスピの登場は、チームに極めて強力な「高さ」と「決定力」という選択肢を提供しています。かつて2023-24シーズンに数々の劇的なゴールを挙げてクラブをチャンピオンズリーグ制覇に導いたホセルの姿と重なることから、チームメイトやサポーターからは親しみを込めて『ホセル・ジュニア』や『ビチョ(怪物)』の愛称で呼ばれています。(via MARCA / Mundo Deportivo)
エスピはマドリーの宿舎であるバルデベバスで、指揮官のモウリーニョやそのスタッフ、さらには同じく新加入のマーク・ククレジャらと寝食を共にしており、毎日朝昼晩の食事を一緒にとることで、指導陣との信頼関係を急速に深めています。試合後、モウリーニョ監督は愛弟子の活躍を温かい抱擁で称え、以下のように絶賛しました。
『エスピは非常にユーモアがあり、人間的にも素晴らしい。今はバルデベバスで一緒に生活しており、非常に楽しい毎日を過ごしている。明日は彼の公式発表とお披露目会があるが、会長や家族の前でこれ以上ない最高の自己紹介ができたね。彼は現在夢のような日々を過ごしているが、浮足立つことなく誰よりもハードにトレーニングをこなしているよ』。(via SPORT / MARCA)
ベリンガムの新10番役割とアルダ・ギュレルの極上アシスト!エスパニョール戦で証明された攻撃的コンビネーション
今シーズンのレアル・マドリードにおける最大の戦術的関心事の一つが、昨シーズンに世界を驚かせたジュード・ベリンガムの配置と、そのプレースタイルの変化です。モウリーニョ新監督は、ベリンガムを中盤の低い位置から解放し、キリアン・ムバッペのすぐ背後でトップ下(10番)としての役割に固定するプランを提示。エスパニョール戦ではその新プランが早くも火を吹きました。(via Mundo Deportivo)
試合開始わずか9分、プレシーズンから好調を維持して右サイドハーフとして先発した19歳のアルダ・ギュレルが、右サイドからの正確無比なフリーキックを中央へ送り込むと、走り込んだベリンガムが完璧なヘディングシュートを突き刺して0-1。モウリーニョ監督が待ち望んでいた、ゴールに近い位置で輝くベリンガムの形が見事に結実しました。ベリンガムは後半にも再び高い打点のヘディングでエスパニョール守護神を脅かし、シュートがバーを直撃するなど、圧倒的な存在感を示しました。(via MARCA / ElDesmarque)
一方で、モウリーニョ監督はギュレルが前半最も素晴らしい活躍を見せていたにもかかわらず、後半の早い段階で彼をピッチから下げる決断を下しました。これに対して解説陣からは、最もクリエイティブだったギュレルを下げるべきではなかったとの批判的な声も上がっています。また、試合終了間際には、ベリンガムが足首を痛めるようなジェスチャーを見せており、その負傷の程度について懸念が広がっています。(via SPORT)
ベリンガムを高い位置に置くことで、中盤の底はフェデ・バルベルデとベルナルド・シウバの二人が担当することになりますが、攻撃時にバルベルデが持ち上がるため、守備の強度が低下するというジレンマも露呈しました。モウリーニョ監督はベリンガムの能力を最大限に引き出す一方で、中盤全体のバランスをどう維持するのか、今後の手腕が問われます。(via SPORT / Mundo Deportivo)
