ビニシウスへの「組織的イジメ」をモウリーニョ監督が痛烈告発!かつての挑発批判から一転、100%の擁護へ
エスパニョール戦でのビニシウス・ジュニオールは、ピッチ上での精彩を欠いた一方で、再び試合中の小競り合いやサポーターからの大ブーイングの対象となり、主役に躍り出ました。ビニシウスは前半、相手DFエル・ヒラリとの激しいマッチアップや相手のタックルに不満を募らせ、30分には先制点の起点となったファウルの後にカラトラバと激しい小競り合いを起こし、双方にイエローカードが提示されました。(via SPORT / ElDesmarque)
この事態に対し、モウリーニョ監督は試合後にビニシウスを全面的に擁護する声明を発表しました。かつてモウリーニョがベンフィカの監督としてマドリーと対戦した際、ビニシウスがスタジアムで決勝ゴールを決めてサポーターを挑発するダンスを踊ったことに対し、
『なぜコーナーであのような馬鹿げた行動をするんだ。6万人の前で挑発するべきではない。ディ・ステファノやペレ、エウゼビオのように、チームメイトの肩に乗って堂々と祝えばいい。それ以降の行動はスタジアム全体を敵に回すだけだ』
と厳しく非難していた経緯がありました。しかし、マドリーの指揮官となった今はその見解を180度転換させ、次のようにメディアに訴えかけました。
『以前に私が敵として彼に放った言葉を掘り起こされるリスクは承知している。だが、今はビニシウスは私の大切な選手だ。彼は決して聖人ではないが、対戦相手やファンから受けている扱いはあまりにも度が過ぎている。私たちは反イジメ(アンチ・bullying)のソーシャルな時代を生きているが、ビニシウスに対しては、今も公然とイジメ(bullying)が行われているのだ。対戦相手のチームは、彼を削るために、すでにイエローカードをもらっている選手を下げて、まだ警告のない新しい選手を投入して繰り返しファウルを仕掛けてくる。私たちは彼を守り、ピッチ上で感情を制御できるように教育しなければならない』。(via SPORT / MARCA)
モウリーニョ監督は、ビニシウスを取り巻く劣悪なピッチ上の環境を痛烈に批判し、クラブとして全面的に彼を保護する姿勢を打ち出しました。(via MARCA)
「ピチピチ飛び込むプールはどこだ?」エスパニョールがビニシウスのシミュレーション疑惑にSNSで猛烈な皮肉
エスパニョール戦の後半61分、エリア内に侵入したビニシウスがエドゥ・エスポジトの足が出た瞬間に自らピッチへ倒れ込み、ペナルティキックを要求するシーンがありました。主審はこれを取り合いませんでしたが、すでに前半に警告を受けていたビニシウスに対し、エスパニョールの選手たちやスタジアムのファンは「明確なシミュレーションによる退場」を求めて大合唱しました。(via SPORT / Mundo Deportivo)
この疑惑のプレーに対し、エスパニョールの公式アカウントは試合後にSNSで、
『プールに何回飛び込めば、2枚目のイエローカードが出されるんだ? 友人のために聞いているんだけど』
という、画像付きの極めて辛辣な皮肉を含んだ投稿を行い、これが瞬く間に大炎上しました。(via SPORT)
マドリーの守護神ティボー・クルトワは、この相手クラブによる投稿や一連の批判に対して、ミックスゾーンで不快感を隠すことなく以下のように反論しました。
『他のクラブが僕たちに対して出すSNSの愚痴をすべて確認してみたいものだ。どうしてレアル・マドリードと対戦するときだけ、こういう文句を言うんだ? そもそも相手のカラトラバの僕へのタックルは一発赤紙でもおかしくなかったし、ビニシウスがもらった最初の警告も、カレラスへのタックルに対して僕たち側に提示されたおかしなものだ。彼らは文句を言う前に、まず鏡を見て自分たちの行いを振り返るべきだ。ビニシウスはエリア内で確実に接触を感じたから倒れたに過ぎない』。(via SPORT / ElDesmarque)
判定の正当性を巡り、ピッチ外でも両クラブの感情的な衝突が続いています。(via SPORT)